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Native Son (grp) [N (group)]

* NATIVE SON / NATIVE SON

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本田竹広(key), 峰厚介(ts,ss),
大出元信(elg), 川端民生(elb), 村上寛(ds)
1978/JVC/

Side A
1 Bump Crusing
2 Heat Zone
3 Breezin & Dreamin
4 Wind Surfing
Side B
1 Whispering Eyes
2 wilight Mist
3 Super Safari
4 Whiepering Eyes

日本のフュージョン人気に火を付けたのが先週紹介した渡辺貞夫(as)さんです。
多くのジャズメンがフュージョンに向かっていた、そんな時代もありました。
中でも鬼才本田竹広(p)さんを中心にした「ネイティヴサン」は忘れてはならないグループです。
ジャズ・フィーリングに満ちた切れっ切れのフュージョン・サウンドを聴かせてくれました。
竹広さんと峰厚介(ts)さんのコンビネーションが最大の聴きどころになります。
竹広さん、川端民生(b)さん、大出元信(g)さんは早くに亡くなってしまいました。
現在は峰さんと村上寛(ds)さんが健在で二人共に第一線で活躍中なのが嬉しいです。

ジャケットを見ていて気付いたことがあります。
この頃ジャズメンの間ではむさくるしい髭スタイルが流行っていました。

(くつろぎ系)

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Anna Kolchina (vo) [A (vocal)]

* ANNA KOLCHINA / WILD IS THE WIND

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anna kolchina(vo),
john di martino(p), peter washington(b), willie jones(ds)
2018/Venus/

1 Wild Is The Wind (D.Tiomkin/N.Washington)
2 So In Love (C.Porter)
3 Do You Something To Me (C.porter)
4 Don't Worry 'bout Me (R.Bloom/T.Koehler)
5 You Won't Forget Me (K.Goell/F.Spielman)
6 Don't Look Back (K.Dunham/J.Mandel)
7 Exactly Like You (J.McHugh/D.Fields)
8 I Never Told You (J.Mandel/A.Hamilton)
9 With A Song In My Heart (R.Rodgers/L.Hart)
10 It Never Was You (K.Weill/M.Anderson)
11 A Fine Romance (J.Kern/D.Fields)
12 You Can Have Him (I Berlin)
13 Day By Day (A.Stordahl/P.Weston/S.Cahn)
14 A Sinner Kissed An Angel (L.Shayne/M.David)

先週のアレキサンドラ・シャキナ(vo)に続いてアンナ・コルチナ(vo)を入手しました。
ヴィーナス盤ではアナスタシア・リュトヴァ(vo)を含むロシア出身の歌姫3人を聴いたことになります。
シャキナがしっとりとした深く沈み込む歌声が特徴ならコルチナは耳元で囁くような歌い方が特徴です。
ハスキーなコルチナはロマンティックな演奏に定評があるジョン・ディ・マルティーノ・トリオがよく合います。
シャキナとコルチナの二人の聴き比べは面白かったです。
ベストはやはり表題曲になった「Wild Is The Wind」(邦題:野生の息吹)になるでしょうか。
ピーター・ワシントンのベース1本で歌われる「You Won't Forget Me」も良かったです。
有名スタンダードの「Day By Day」も聴きどころになりました。
今作でのコール・ポーター作品は「So In Love」と「Do You Something To Me」の2曲、ロジャース&ハートの「With A Song In My Heart」はボサノバのアレンジで歌われていました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



* ANNA KOLCHINA / STREET OF DREAMS

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anna kolchina(vo),
Massimo farao(p), aldo zunino(b), marco tolotti(ds)
2014/Venus/

1 Street Of Dreams (A.M.Lewis/V.Young)
2 Just One Of Those Things (C.Porter)
3 I Remember Clifford (J.Hendricks/B.Golson)
4 Imagine My Frustration (D.Ellington/B.Strayhorn/G.Wilson)
5 The Good Life (S.Distel/J.Reardon)
6 Easy Living (L.Robin/R.Rainger)
7 Don't Fence Me In (C.Porter)
8 I Didn't Know About You (B.Russell/D.Ellington)
9 As Long As I Live (T.Koehler/H.Arlen)
10 Strollin' (J.Hendricks/H.Silver)
11 Can't Help Loving Dat Man (O.Hammerstein/J.Kern)
12 I Hear Music (F.Leosser/B.Lane)

アンナ・コルチナ(vo)ももう1枚聴いてみたいと思いました。
今作がデビュー盤でイタリアのマッシモ・ファラオ・トリオがバックを務めています。
前回聴いた「Wild Is The Wind」はジョン・ディ・マルティーノ・トリオがバックでした。
前回も良かったけれど聴き比べてみると今作の方がやや優ったかと思います。
デビュー作ということでコルチナが持つ音楽性が紹介されることになりました。
表題曲の「Street Of Dreams」では深みのあるブルージーな歌声を聴かせてくれています。
声も良く出ているし表現力も豊かでコルチナは歌が上手いと思います。
3や10の幅広い選曲も凝っているし、キッチリとしたピアノ・トリオのジャズ度も高かったです。
「Just One Of Those Things」はコール・ポーターではベスト5に入る好きな曲です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Alexandra Shakina (vo) [A (vocal)]

* ALEXANDRA SHAKINA / MOOD INDIGO

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alexandra shakina(vo),
massimo farao(p), nicola barbon(b), gianni cazzola(ds)
2020/Venus/

1 Estate (J.E.Siegel/B.Martino)
2 I Could Have Told You (C.Sigman/J.V.Heusen)
3 Isn't It Romantic ? (L.Hart/R.Rodgers)
4 Let's Face The Music And Dance (I.Berlin)
5 Love You Madly (L.Henderson/D.Ellington)
6 Mood Indigo (I.Mills/D.Ellington)
7 Only Trust Your Heart (S.Cahn/B.Carter)
8 A Sleepin Bee (T.Capote/H.Arlen)
9 Take Love Easy (J.Latouche/D.Ellington)
10 You Are The Top (C.Porter)
11 Comes Love (L.Brown/S.H.Steps)
12 I'm A Fool To Want You (F.Sinatra)
13 I Thought About You (J.mercer/J.V.heusen)

ロシア出身のアレキサンドラ・シャキナ(vo)は初見です。
ヴィーナス盤ではアンナ・コルチナ、アナスタシア・リュトヴァとロシア歌姫3人が売り出し中です。
特にこのシャキナには声そのものに魅力を感じました。
しっとりとした深く沈み込む声をしています・・・こういうのを好みの声、タイプの声って言うんでしょうね。
もちろん歌手には色んな声の持ち主がいるけれどこれほど声そのものが気になる人は珍しいです。
全13曲のスタンダード作品集です。
表題曲に「Mood Indigo」とあるようにデューク・エリントンが3曲なのでエリントン主体なのは間違いありません。
ただ購入のきっかけは現在マイ・ブームのコール・ポーターとロジャース&ハートの曲が入っていたことです。
今では珍しくなったポーターの「You Are The Top」とロジャース&ハートの「Isn't It Romantic ?」です。
シャキナには魅力的な声と共に独特の感性があるように思います。
それが個性的で面白く、普通の歌い方とはちょっと違う解釈が新鮮でした。
前述の「Isn't It Romantic ?」ではエラ・フィッツジェラルドが決定的ですがここではスロー・テンポで展開します。
マッシモ・ファラオ・トリオの好演もあって雰囲気十分、中々いい感じのジャズ・ヴォーカルが聴けました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



* ALEXANDRA SHAKINA / ALL THE WAY

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alexandra shakina(vo),
massimo farao(p), aldo zunino(b), ruben bellavia(ds)
2018/Venus/

1 All The Way (J.Van.Heusen)
2 Let Me Love You (H.Bart)
3 Get Out Of Town (C.Porter)
4 Dedicated To You (Cahn,Chaplin,Zaret)
5 I Concentrate On You (C.Porter)
6 Weaver Of Dreams (V.Young)
7 I'm Just Lucky So And So (D.Ellington)
8 That Old Black Magic (H.Arlen)
9 Come Fly With Me (J.Van.Heusen)
10 Where Or When (R.Rodgers)

ロシア出身のアレキサンドラ・シャキナ(vo)を聴くのは2枚目になります。
シャキナの深く沈み込む歌声が魅力的だったのでもう1枚聴いてみたいと思いました。
前回はデューク・エリントンだったけど今回はジミー・ヴァン・ヒューゼンがテーマでした。
「All The Way」と「Come Fly With Me」
表題曲を含むこの2曲は共にフランク・シナトラの大ヒット曲として知られています。
注目のコール・ポーターは「Get Out Of Town」と「I Concentrate On You」、リチャード・ロジャースは「Where Or When」が入っていました。
独特のノリを持つ深みのある歌声はじんわりと心に響いてきます。
この歌の捉え方は素晴らしいんじゃないかと思います。
ちなみに2枚のジャケットの雰囲気が違うので別人かと思ったけど声と歌い方は同じでした。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Champian Fulton (vo,p) [C (vocal)]

* CHAMPIAN FULTON & CORY WEEDS / DREAM A LITTLE...

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champian fulton(p,vo), cory weeds(as)
2019/Cellar Live/

1 Dream A Little Dream Of Me... (W.Schwandt/G.Kahn)
2 Fly Me To The Moon (B.Howard)
3 Lullaby For Art (C.Fulton)
4 Darn That Dream (J.Van Heusen/E.Delange)
5 Pennies From Heaven (S.Johnston/J.burke)
6 Once I Had A Secret Love (S.Fain/P.Webster)
7 I Thought About You (J.Van Heusen/J.Mercer)
8 Tangerine (V.Schertzinger)
9 I'd Give A Dollar For A Dime (A.Razaf/E.Blake)
10 Save Your Love For Me (B.Johnson)

先週、シャンピアン・フルトン(p,vo)の作品をもっと聴いてみたいと言いました。
入手困難なアルバムが多くて驚いたけどそれだけ人気があるということでしょうか。
今作は最新の録音で34歳の時、先週は27歳時の録音でした。
フルトンはキャリアを積み重ねて少しずつ自己の個性を確立しつつありました。
同時にこれは自身の表現方法の構築で原曲を自在に崩すことに繋がります。
底辺に流れるR&B感覚・・・ある種の粘っこさが出てきているのがどうか?
聴く人に崩し方の好みが出るのもこの頃だと思います。
全10曲は自作の1曲を除いてスタンダード作品集です。
デュオの相手のコリー・ウィーズ(as)は「Cellar Live」のオーナーですね。
ジャッキー・マクリーン派のアルト・サックス奏者で鋭角で尖がった音色が特徴です。
じっくりと落ち着いて聴いていられるストレートなジャズ・ライブ盤ではありました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



* CHAMPIAN FULTON / CHAMPIAN SINGS AND SWINGS

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champian fulton(p,vo), hide tanaka(b), fukushi tainaka(ds),
stephen fulton(tp,flh)(2,3,6,9), eric alexander(ts)(2,3,7,10)
2012/Sharp Nine/

1 Tenderly (W.Gross/J.Lawlence)
2 You've Getting To Be A Habit (A.Dubin/H.Warren)
3 It's Alright With Me (C.Poter)
4 I'd Give A Dollar For A Dime (A.Razaf/E.Blake)
5 I Cover The Waterfront (E.Heyman/J.Green)
6 Samba De Orfeu (L.Bonfa)
7 It's Too Late (Baby, Too Late)(G.Brown/H.Johnson)
8 Foolin' Myself (J.Lawrence/J.young)
9 I'm Gonna Sit Right Down (F.E.Ahlert/J.Young)
10 The Shadow Of Your Smile (J.Mandel/P.F.Webster)
11 Celia (B.Powell)
12 Summer Time (G.&I.Gershwin)

シャンピアン・フルトン(p,vo)は初見です。
オクラホマ州ノーマン出身、1985年生まれとあるので収録時は27歳です。
今作はエリック・アレキサンダー(ts)に何かないか?と思って見つけました。
聴いた途端にイメージが狂いました。
なぜならジャケット写真からはもっとやわらかなサウンドを予想したからです。
ところが実に硬派でスイング感溢れる本格的な4ビート・ジャズなので驚きました。
その歌声とピアノには鋭角的なキレがあってグイと鋭く切れ込んでくる感じがしました。
トランぺッターのステフェン・フルトンとは父娘の共演ということになります。
エリックも本気ムードが漂っていて単なるゲスト出演とは違う感じがしました。
ちゃんとプロデューサーも付いているので選曲もよく考えられていると思います。
今作にはもっと他の作品を聴いてみたいと思わせる魅力がありました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Sarah McKenzie (vo,p) [S (vocal)]

* SARAH McKENZIE / PARIS IN THE RAIN

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sarah mckenzie(vo,p,arr),
reuben rogers(b), gregory hutchinson(ds), mark whitfield(g),
dominick farinacci(tp)(1,5,11,13), scott robinson(as)(1,5,13),
ralph moore(ts)(1,3,5,12,13), jamie baum(fl)(1,5,7,11),
romero lubambo(g)(7,9), warren wolf(vib)(1,2,5,6,10,11)
2017/Impulse/

1 Tea For Two (Youmans/Caesar)
2 Paris In The Rain (S.Mckenzie)
3 One Jealous Moon (S.Mckenzie)
4 Little Girl Blue (Rodgers/Hart)
5 I'm Old Fashioned (Kern/Mercer)
6 When In Rome (Coleman/Leigh)
7 Triste (Jobim)
8 Embraceable You (Gershwin)
9 In The Name Of Love (Rankin/Estelle)
10 Don't Be A Fool (S.Mckenzie)
11 Onwards And Upwards ! (S.Mckenzie)
12 Day In Day Out (Bloom/Mercer)
13 Road Chops (S.Mckenzie)

サラ・マッケンジー(vo,p)の今作は発売時に気になったけどそのまま忘れていました。
サラはオーストラリアのメルボルン出身でアメリカのバークリーに通ったとあります。
現在はフランスのパリを中心に活躍中です。
ヴォーカル&ピアノの二刀流でダイアナ・クラールとイリアーヌの中間をイメージしました。

今作はドミニク・ファリナッチ(tp)に何かないか?と探していた時に引っかかりました。
ジャズの名門レーベルのインパルスからのリリースということで共演者の豪華さには驚くばかりです。
サラのピアノとリューベン・ロジャーズ(b)、グレゴリー・ハッチンソン(ds)のトリオを中心にマーク・ホイットフィールド(g)、ドミニク・ファリナッチ(tp)、ラルフ・ムーア(ts)、スコット・ロビンソン(as)、ウォレン・ウルフ(vib)、ロメロ・ルバンボ(g)、ジャミー・バウム(fl)などのシブい名前が見えます。
全13曲は自身のオリジナル5曲とスタンダード8曲とバランスの良い構成です。
作曲能力にも秀でていて表題曲の(2)「Paris In The Rain」を初め聴きどころになっています。
スタンダードの選曲も見事でサラの音楽性の全てを表していると思います。
マーク・ホイットフィールドのギター1本で歌うバラードの(8)「Embraceable You」が素晴らしい。
(4)「Little Girl Blues」、(6)「When In Rome」、(9)「In The Name Of Love」、(12)「Day In Day Out」などが選曲されたのは嬉しかったです。
今作はサラの代表作になるのは間違いなく、今後これだけの作品はむずかしいかも知れません。
なおプロデュースは「Brian Bacchus & Jay Newland」の2人です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Yellow Jackets (grp) [Y (group)]

* YELLOW JACKETS + WDR BIG BAND / JACKETS XL

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russell ferrante(p,rhodes,synth), bob mintzer(ts,EWI,fl),
dane alderson(elb), william kennedy(ds),
WDR Bic Band
2020/mack avenue/

1 Downtown
2 Dewey
3 Mile High
4 The red Sea
5 Even Song
6 One Day
7 Tokyo Tale
8 Imperial Strut
9 Coherence
10 Revelation

今作はTさんが「今年のベスト3」に上げた一枚です。
私はイエロー・ジャケッツの来日公演も見に行ってるのでこれは聴いてみたいと思いました。
今やドイツのWDRビックバンドとの共演はミュージシャンにとってステイタスになりつつあります。
色んなジャズメンがWDRと共演しています。
やはりクラシックに培われた土地柄、それほどに上品で熟成されたアンサンブルが素晴らしいです。
聴けば一目瞭然ですがアメリカのビックバンドには出せない味です。
イェロー・ジャケッツとWDRの共演もまたハーモニーが素晴らしくてまったく別の味わいになっています。
ラッセル・フェランテ(p)やボブ・ミンツァー(sax)も予想以上の出来栄えで感動したのではないかな。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Helen Merrill (vo) [H (vocal)]

* HELEN MERRILL / THE NEARNESS OF YOU

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helen merrill(vo),
tracks(1,3,4,5,6,8)
mike simpson(fl), fred rundquist(g),
dick mark(p), john frigo(b), jerry slosberg(ds)
tracks(2,7,9,10,11,12)
bobby jasper(fl), george russell(g),
bill evans(p), oscar pettiford(b), jo jones(ds)
1957-58Rec/Emarcy/

1 Bye Bye Blackbird
2 When The Sun Come Out
3 I Remember You
4 Softly As In A Morning Sunrise
5 Dearly Beloved
6 Summertime
7 All Of You
8 I See Your Face Before Me
9 Let Me Love You
10 The Nearness Of You
11 This Time The Dream's On Me
12 Just Imagine

ヘレン・メリル(vo)もまた「ウィズ・クリフォード・ブラウン」の定番以外にほとんど聴いたことがなかったです。
ここでの「You'd Be So Nice To Come Home To」が余りに有名なので損をしたかも知れませんね。
今作はヘレンのやわらかさやしっとり感に焦点を当てていて代表作の一枚になると思います。
ジャケットも優しさに溢れた女性らしい感じがよく出ています。
サウンド作りもフルートをフロントにしてギターとピアノ・トリオを組み合わせる面白さがあります。
2セット目のメンバーが素晴らしいです。
ボビー・ジャズパー(fl)、ジョージ・ラッセル(g)、ビル・エヴァンス(p)、オスカー・ぺティフォード(b)、ジョー・ジョーンズ(ds)ってなんとも豪華で貴重です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Anita O'day (vo) [A (vocal)]

* ANITA O'DAY / TRAV'LIN' LIGHT

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anita o'day(vo),
johnny mandel orchestra, russ garcia orchestra,
ben webster(ts), frank rosolino(tb), jimmy rowles(p),
barney kessel(g), mel lewis(ds), etc
1960-61Rec/Essential Jazz Classics(2012)/

1 Trav'lin Light
2 The Moon Looks Down And Laughs
3 Don't Explain
4 Remember
5 Some Other Spring
6 What A Little Moonlight Can Do
7 Miss Brown To You
8 Got Bress The Child
9 If The Moon Turns Green
10 I Hear Music
11 Lover, Come Back To Me
12 Crazy He Calls Me
13 That Old Feeling
14 Angels Eyes
15 The Thrill Is Gone
16 Detour Ahead
17 Yesterdays
18 Waiter, Make Mine Blues
19 Whatever Happed To You
20 When Sunny Gets Blues
21 Stells By Starlight
22 Mad About The Boy
23 A Blues Serenade
24 Goodbye

先週のクリス・コナー同様にアニタ・オディ(vo)を聴くのも超久し振り、半世紀振りです。
当時の定番だった「ジス・イズ・アニタ」と「アニタ・シングス・ザ・モスト」の2枚を聴いただけ。
ずっとインスト専門だったのでしょうがないけど。
こんないいアルバムがあったなんて全然知りませんでした。

今作は「Trav'lin' Light」と「Waiter,Make Mine Blues」をカップリングしたものです。
「Trav'lin' Light」はビリー・ホリディの名唱で知られていてライブに行くと今でもよく歌われます。
つまり1-12までの前者はビリー・ホリディのトリビュート作品だったという位置付けです。
もう1枚もバラードが中心でアニタのしっとりとした歌声に焦点を当てたアルバムになっています。
元々アニタは抜群のスイング感と突っ込み鋭い歌唱力と楽器顔負けのスキャット技術を持っていました。
こういう作品は珍しいんじゃないかな。
改めてアニタ・オデイとクリス・コナーは白人女性ジャス・ヴォーカリストの最高峰だと思いました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Chris Conner (vo) [C (vocal)]

* CHRIS CONNER / FOUR CLASSIC ALBUMS PLUS

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chris conner(vo),
sy oliver orchestra, ellis larkins(p) trio, vinnie burke(b) quartet,
ralph sharon(p) quintet, rulph burns orchestra, etc
2015/Not Now/

Disk 1
1 Blue Silhouette
2 Miser's Serenade
3 Ask Me
4 Chiquita From Chi-Wah-Wah
5 Everytime I Love
6 Indian Summer
7 What Is There To Say
8 I Hear Music
9 Come Back To Sorrento
10 Why Shouldn't
11 Try A Little Tenderness
12 Lullaby Of Birdland
13 All About Ronnie
14 Spring Is Here
15 Out Is This World
16 Lush Life
17 A Cottage For Sale
18 How Long Has This Been Going On
19 Goodbye
20 Stella By Starlight
21 Gone With The Wind
22 He's Coming Home
23 Blame It On My Youth
24 Ridin' High
25 It's All Right With Me
26 All Dressed Up With A Broken Heart
27 Trouble Is A Man
28 All This And Heaven Too

Disk 2
1 From This Moment On
2 The Thrill Is Gone
3 Someone To Watch Over Me
4 I Concentrate On You
5 Don't Wait Up For Me
6 A Good Man Is A Seldom Thing
7 In Other Words
8 I Get A Kick Out Of You
9 Something To Live For
10 Get Out Of Town
11 Where Are You
12 Anything Goes
13 When The Wind Was Green
14 He Was Too Good To Me
15 You Make Me Feel So Young
16 Everytime
17 Way Out There
18 My April Heart
19 Almost Like Being In Love
20 High On A Windy Hill
21 Round About
22 Angel Eyes
23 You Stepped Out Of A Dream
24 Why Can't I
25 Suddenly It's Spring

クリス・コナー(vo)の作品を聴くのも超久し振り、半世紀振り、最後は確か十代だったと思う。
もう一人アニタ・オデイ(vo)と一緒に聴いていますがやっぱり素晴らしかったです。
この二人はポピュラー・テイストが薄いので本格的なジャズ・ヴォーカリストだと再認識しました。
特にクリスはしっとりとした味わい深い歌声を聴かせてくれています。
以前にはこの良さが全然分からなかったので今更ながら古き良きジャズに魅力を感じています。
今作には4枚のアルバムと1枚のアルバムの半分が入っています。
収録時間の関係でそうなったと思うけど色々と一度で聴ける便利な徳用盤です。
オーケストラではサイ・オリバーとラルフ・バーンズ、コンボではエリス・ラーキン(p)、ヴィニー・バーク(b)、ラルフ・シャロン(p)などがバックを固めています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Cole Poter Song Book [C (vocal)]

* THE COLE POTER SONG BOOK / THE VERY BEST OF...

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ella fitzgerald(vo), frank sinatora(vo), louis armstrong(vo),
billie holiday(vo), sarah vaughan(vo), bing crosby(vo), and many more
2015/Not Now/

Disk 1
1 Anything Gose (Ella Fitzgerald)
2 My Heart Belongs To Daddy (Peggy Lee)
3 Let's Do It (Eydie Gorme)
4 Night And Day (Frank Sinatra)
5 It's De-Lovely (Anita O'Day)
6 Too Darn Hot (Ann Miller)
7 All Of You (Billie Holiday)
8 Well Did You Evah ? (Bing Crosby)
9 Easy To Love (Shirley Bassey)
10 You're The Top (Sammy Davis Jr & Carmen McRae)
11 What Is This Thing Called Love ? (Frank Cordell)
12 I Concentrate On You (Ella Fitzgerald)
13 Silk Stocking (Don Ameche)
14 It's All Right With Me (Lena Horne)
15 I've Got You Under My Skin (Frank Sinatra)
16 Wunderbar (Howard Keel)
17 I've Still Got My Health (Ethel Merman)
18 Make It Another Old-Fashioned Please (Julie London)
19 High Society Calypso (Louis Armstrong)
20 Always True To You In My Fashion (Eydie Gorme)
21 Let's Be Buddies (Doris Day)
22 Ca c'est I'amour (Taina Elg)
23 Blow, Gabriel, Blow (Michel Legrand)
24 Why Can't You Behve ? (Ella Fitzgerald)
25 Love For Sale (Anita O'Day)

Disk 2
1 You'd Be So Nice To Come Home To (Johnny Mathis)
2 Just One Those Things (Sammy Davis Jr)
3 So In Love (Peggy Lee)
4 I Get A Kick Out Of You (Frank Sinatra)
5 All Through The night (Mary Martin)
6 Miss Otis Regrets (Ella Fitzgerald)
7 Begin the Beguine (Perry Como)
8 Most Gentlemen Don't Like Love (Nancy Walker)
9 True Love (Dean Martin)
10 Tom, dick Or Harry (Athryn Grayson)
11 Paris Loves Lovers (Fred Astaire)
12 Get Out Of Town (Anita O'Day)
13 The Physician (Blossom Dearie)
14 I Love You (Sarah Vaughan)
15 Who Wants To Be A Millionaire ? (Frank Sinatra)
16 I Love You Samansa (Bing Crosby)
17 At Long Last Love (Lena Horne)
18 Down In The Deoths On The Nineteeth Floor (Sylvia Syms)
19 Wxperiment (Mabel Merser)
20 Satin And Silk (Gretchen Wyler)
21 Everything I Love (Dinah Shore)
22 Don't Fence Me In (Bing Croby)
23 Let's Misbehave (Irene Bordori)
24 In The Still Of The night (Billy Eckstine)
25 Every Time We Say Goodbye (Ella Fitzgerald)

”「The Cole Porter Song Book」を聴く”の2枚目です。
こちらはエラ・フィッツジェラルドやフランク・シナトラを始め多くの歌手が収録されています。
このようなコンピレーション・アルバムやオムニバス・アルバムは一度に聴くには便利です。
色々と楽しめるということからこちらを選ぶ人も多いかも知れませんね。
ほぼ馴染みのある顔ぶれですがまったく名前さえ聞いたことがない人も何人かいました。
特に気になったのはサミー・デイヴィス・ジュニアでこの人の才人ぶりには恐れ入ります。
「You're The Top」(& Carmen McRae)と「Just One Of Those Things」で聴けました。

(くつろぎ系)

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