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Simone(vo) [S (vocal)]

* SIMONE KOPMAJER / SPOTLIGHT ON JAZZ

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simone kopmajer(vo),
terry myers(ts,cl), martin spitzer(g),
paul urbanek(p), karl sayer(b), reinhardt winkler(ds)
2018/Lucky Mojo/

1 Spotright (S.Kopmajer/K.Tuerk)
2 Pennies From Heaven (A.Johnston/J.Burke)
3 You Don't Call Me (P.Urbanek/K.tuerk)
4 Mighty Tender Love (S.Kopmajer)
5 Poinciana (N.Somom/B.Bernier)
6 Dig That Riff (P.Urbanek/K.tuerk)
7 Remember Jeannie (S.Kopmajer/K.Tuerk)
8 Struttin' With Some Barbecue (L.H.Armstrong/D.Raye)
9 Exactly Like You (J.Mchugh/D.Fields)
10 A Gift From Buddy (T.Meyers/S.Kopmajer)
11 Stompin' At The Savoy (B.Goodman/C.Webb/E.Sampson/A.Razaf)
12 We're Goin' In (T.Meyers/S.Kopmajer)
13 Mood Indigo (D.Ellington/B.Bigard)

ちょっと前に聴いたシモーネ(vo)が良かったので新譜も買ってみました。
まぁ、そうしたら私の好みにピッタリのアルバムなので驚いてしまいました。
ノスタルジックな雰囲気満点でシモーネさんはこんな歌い方も出来るんですね。
もう毎日何回も聴いています。
ジャケットのマイクを見るだけでもその雰囲気が伝わると思います。

全13曲は自身のオリジナル5曲とその他8曲の構成です。
シモーネさんは作曲も作詞もします・・・こんなに才能があるとは思わなかったです。
1曲目の「Spotright」が凄い・・・「あ~、いいなぁ~」・・・一発で魅了されてしまいました。
続く2曲目「Pennies From Heaven」で早くもノックアウトされてしまった。
ラテンの名曲(5)「Poinciana」も美しい曲で大好きです。
古典的な「Exactly Like You」、「Stompin' At Savoy」、「Mood Indigo」なども選曲されています。
抜群のノリのテリー・メイヤーズ・クインテットをバックに素晴らしい歌声を聴かせてくれました。
去年ヴォーカルに目覚めたばかりの私にビギナーズラックがあったような気がします。
大大大好きなアルバムに出会いました。
今年初めて聴いた新譜がいきなりベスト3候補とは「こいつは春から縁起がいいわえ」。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



* SIMONE / ALOMAS OF HAWAII

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simone(vo),
john di martino(p), aaron heick(fl), paul meyers(g),
james genus(b), avin atkinson(ds), chembo corniel(per)
2010/Vinus/

1 I'll Weave A Lei Of Stars For You (R.A.Anderson/J.Owens)
2 Hanalei Moon (B.Nelson)
3 I'll Remember You (K.Lee)
4 The Hawaiian Wedding Song (Ch,E,King/A.Hoffman/D.Marning)
5 Beyond The Reef (J.Pitman)
6 Sweet Leilani (H.Owens)
7 Pagan Love Song (A.Freed/N.H.Brown)
8 Blue Hawaii (L.Robin/R.Rainger)
9 Red Sails In The Sunset (H.Williams)
10 To Tou Sweetheart, Aloha (H.Owens)
11 Silhouette Hula (D.K.Stewart/S.Gaham)
12 The Moon Of Manakoora (A.Newman)
13 On A Tropic Night (N.Washington/A.Lara)

シモーネ(vo)のハワイアン・ジャズ・ボッサ・アルバムです。
ジャズを聴いていると時々面白い企画ものに出会う時があります。
これもそんな中の一枚になりました。
以前、小野リサさんにも同じような作品がありましたがハワイアンとラテンのリズムは合います。
フルートの音色が心地良く、マルティーノのピアノもメイヤーズのギターも最高です。
夏に向かうこれからの季節にはピッタリかな・・・理屈抜きに癒される歌声です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



* SIMONE WITH ROMANTIC JAZZ TRIO / ROMANCE

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simone(vo),
john di martino(p), george mraz(b), tim horner(ds),
eric alexander(ts)(3,4,9)
2004/Venus/

1 How Do You Keep The Music Playing
2 A Blossom Fell
3 We Kiss In A Shadow
4 Calling You
5 Whatever Happens
6 Exactly Like You
7 Someone To Light Up My Life
8 A Time For Love
9 Where Or When
10 Just Squeeze Me
11 Whateve Happens (reprise)

シモーネ(vo)のヴィーナス・レーベル2枚目のアルバムです。
共演はジョン・ディ・マルティーノ・トリオと3曲にエリック・アレキサンダー(ts)が参加しています。
声質はちょっとかすれたセクシーな感じでその歌声は心に沁みます。
前作では息継ぎが気になったのでこちらの方が数段良いと思います。

全10曲は全てスタンダードで占められています。
エリックは(3)、(4)、(9)に参加してますが、やはりサックスが入るとひと味違います。
(7)「Someone To Light Up My Life」と(8)「A Time For Love」のバラードが聴きどころ。
また(6)「Exactly Like You」や(10)「Just Squeeze Me」のスロー・テンポが新鮮でした。
普通は軽快なテンポで歌われることが多いから。
ベストはホリー・コールの歌でヒットした(4)「Calling You」です。
ホリーとはまったく違う雰囲気を持っていて面白かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



* SIMONE / MOONLIGHT SERENADE

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simone(vo),
john di martino(p), hans glawischnig(b), philipp kopmajerds)
2004/Venus/

1 Tea For Two
2 Fragile
3 Love
4 For No One
5 Save Your Love For Me
6 I've Grown Accustomed To His Face
7 Im Through With Love
8 Autumn Leaves
9 What A Diffrence A Day Made
10 The Nearness Of You
11 Besame Mucho
12 Like Someone In Love
13 Peace
14 Moonlight Serenade
15 Stompin' At The Savoy

シモーネ・コップマイヤー(vo)のデビュー作です。
女性ジャズ・ヴォーカルを意識して聴くようになってからのお気に入りは3人います。
「ニッキ・パロット」、「エミリー・クレア・ バーロウ」とこの「シモーネ」です。
いかにも日本人好みのヴォーカリストなので私もつくづく分かり易い男だと思いますよ。
シモーネさんは1981年生まれ、オーストリア出身、2000年にアメリカに渡りました。
今作の録音時が22歳と聞いて「え~、そうなの」と年齢からみたら驚きの完成度と言えます。
小さい時からジャズに馴染んでないと、とてもこの感覚は出ません。

全15曲はシモーネの音楽性を表していると思います。
スティングやビートルズを含めスタンダードやラテン、ホレス・シルバーまでをカバーしています。
デビュー作が面白いのはその時のプレイヤーの音楽性が全て含まれているからです。
ジョン・ディ・マルティーノのロマンチックなピアノも良かった。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Petra Van Nuis(vo) [P (vocal)]

* PETRA VAN NUIS / BECAUSE WE'RE NIGHT PEOPLE

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petra van nuis(vo), dennis luxion(p)
2018/Muzak/

1 Street Of Dream (V.Young)
2 Night People (T.Wolf)
3 The Piano Player (M.d'ambrosio)
4 Moonlight Saving Time (H.Richman)
5 You And The Night And The Music (A Schwartz)
6 While My Lover Sleeps (B.Kaper)
7 Small Day Tomorrow (B.Dorough)
8 Dreamsville (H.Mancini)
9 No Moon At All (D.Mann)
10 The Night WE Called It A Day (M.Dennis)
11 Shadow Of Paris (H.Mancini)
12 Black Coffee (S Burke)
13 Count Your Blessing Instead Of Sleep (I.Berlin)

ペトラ・ヴァン・ナウスは初見、ジャケ買い、CDショップで目に付いたので手が伸びました。
デニス・ラクション(p)とのデュオ・アルバム・・・その結果は当たりです。
帯中には「真夜中の甘い囁き、アフター・アワーズに聴きたいジャズ・ヴォーカル」とあった。

全13曲のスタンダード作品集です。
選曲がかなり凝っていて何曲かの有名曲もあるけれど馴染みのない曲が多く入っていました。
あんまり聴いたことがない曲が多いというのはとても新鮮に聴こえます。
歌は上手いし声はキレイ、落ち着いていてシットリとしたアルバムに仕上がっています。
ピアノとのデュオだとヴォーカリストの実力がそのまま出てきます。
看板に偽りなし・・・たしかに真夜中にひっそりと聴いたら最高だろうと思いました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Dave O'Higgins [D (sax)]

* DAVE O'HIGGINS TRIO + MAX IONATA / TENORS OF OUR TIME

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dave o'higgins(ts)(right), max ionata(ts)(left)
ross stanley(org), luca santaniello(ds)
2018/Albore/

1 Fourplay (J.Williams)
2 Satosong (M.Ionata)
3 Lady Face (D.O'higgins)
4 Donna (G.Kramer)
5 Medication (D.O'higgins)
6 Song For Cape Town (D.O'higgins)
7 The Eternal Triangle (S.Stitt)
8 The Enigma Of The Day (D.O'higgins)
9 You're Nicked (D.O'higgins)
10 Rainy Day (M.Ionata)

イギリスのデイブ・オ・ヒギンス(ts)は初見、イタリアのマックス・イオナータ(ts)は一時期よく聴いてました。
CDショップで見た時、テナー奏者が率いるオルガン・トリオに興味津々ですぐに購入を決めました。
オルガンをバックにした2テナー・バトルならテナー好きにはたまりませんよ。
ヒギンスが右チャンネル、イオナータが左チャンネルと書いてくれているのも親切ですね。

全10曲は二人のオリジナルが7曲とその他3曲の構成です。
その他の3曲にはジェームス・ウィリアムス(p)(1)とソニー・スティット(as,ts)(7)が選ばれました。
(4)「Donna」はイタリアの古い曲です。
内容は思ったよりずっと大人しくて、オルガン入りとしてはスマートな演奏です。
もう少し激しいバトルを予想していたので迫力はいまひとつ・・・抑えのきいたクールな競演でした。
二人のコンビネーションが良くて各曲におけるテーマの2テナーのユニゾンが心に残ります。
ヒギンス作の(5)「Medication」をベストに上げたいと思います。
アントニオ・カルロス・ジョビンの名曲「Meditation」のパクリみたいな曲だけど・・・。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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