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Rumer (vo) [R (vocal)]

* RUMER / THIS GIRL'S IN LOVE
a Bacharach & David Song book

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rumer(vo),
rob shirakbari(p,b), jay bellerose(ds,per), grecco buratto(g),
julie wolf(accor), dean parks(g), tollak olstead(hca), etc
2016/East West/

1 The Look Of Love
2 Balance Of Nature
3 One less Bell To Answer
4 Are You There (With Another Girl)
5 (They Long To Be) Close To You
6 You'll Never Get To Heaven (If You Break My Heart)
7 Land Of Make Believe
8 A House Is Not A Home
9 Walk On By
10 The Last One To Be Loved
11 This Girl's In Love With You
12 What The World Needs Now Is Love

ルーマー(vo)は初見です。
パキスタン・イスラマバード出身のイギリスのシンガーソングライターだそうです。
購入のきっかけはバート・バカラック&ハル・デヴィッド作品集だからに決まっています。
ジャズ・ヴォーカルの世界でもバカラックの歌はスタンダード化していてカバーしている歌手も多いですね。
ただバカラック作品集となるとそうは多くないような気がする。
1枚で色々聴けたらいいなと思いました。

全12曲は馴染みのある曲、馴染みのない曲があったけどバカラックの世界が詰まっていました。
ルーマーの歌声はとてもやわらかくてやさしくて美しいです。
バックもギター・ハーモニカ、ストリングスなどアコースティックな味わいで郷愁を誘うというか心に沁みます。
ある意味カーペンターズを彷彿とさせるけどそれはしょうがないですね。
ジャズ度は低いけど究極の癒し系でお勧めします。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Fred Buccini (vo) [F (vocal)]

* FRED BUCCINI / UNUSUAL NAT

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fabrizio fred buccini(vo),
nerio poggi(arr,key), ely bruna(vo),
fabrizio foggia(p)(6,7,10,12), alfredo bochicchio(g)(2,3,5,7,9,11),
pierpaolo ranieri(b)(1,5,6,7,9), alessandro pizzonia(ds)(2,4,7),
federico buccini(per), fabio tullio(ts), massimo guerra(tp), etc
2011/IRMA/

1 I Love You For Sentimental Reasons
2 Unforgettable
3 Marnie
4 Almost Like Being In Love
5 Atraighten Up And Fly Right
6 Let There Be Love
7 You Stepped Out Of A Dream
8 L-O-V-E
9 Smile
10 Don't Get Around Much Anymore
11 Why I Love
12 Answer Me, My Love

先日フラリと入ったスーパーで流れていました。
最近は色んな場所でジャズが聴けるので嬉しいです。
男性ヴォーカルは珍しいので気になりました。
流れていた曲は「I Love You Sentimental Reasons」でした。
早速、スマホの曲目検索アプリで検索すると上記のアルバム名が出てきました。
ホントに便利なアプリがあるもんですね。
フレッド・ブッチーニは初見、イタリアのヴォーカリストでした。
ジャケットは見たことがあるので発売時にチェックしてそのままになったアルバムだと思います。

全12曲はスタンダードで「ナット・キング・コールに捧げる」形になっています。
ナット・コールは多くの男性ヴォーカリストのお手本、古典になっていますね。
フランク・シナトラ同様にほとんどのスタンダードが網羅されているのお手本にするにはピッタリです。
たしかにブッチーニはナット・コールに似ています。
歌声はシブく深く、しっとりと落ち着いた大人の雰囲気で中々良いです。
男性ヴォーカルはあまり聴く機会がないけれど久々にジャズ・ヴォーカルの王道を聴いた感じがします。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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MAISHA (grp) [M (group)]

*MAISHA / THERE IS A PLACE

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jake long(ds), nubya garcia(sax,fl), shirley tetteh(g), amane suganami(p),
twn dylan(b), tim doyle(per), yahael camara-onono(per),
strings, etc
2018/Brownswood/

1 Osiris
2 Azure
3 Eaglehurst / The Palace
4 Kaa
5 There Is A Place

マイシャは新世代UKジャズ・シーンを牽引する今最も注目を集めるグループらしい。
往年のスピリチュアル・ジャズとアフロ・ビートやアフリカン・リズムを融合させるとあった。
期待を持って1曲目を聴いてみました。
ジョン・コルトレーン~ファラオ・サンダースを踏襲しているけどバックのリズムに特徴がありました。
パーカッションが2人とトランペット、ハープを含むストリングスが分厚いリズムを刻みます。
ただジャズの持つフリーな展開は?なので計算されたバック・サウンズと言えるかもしれないです。

全5曲は全てオリジナルで占められています。
リーダーはジェイク・ロング(ds)でバタバタとしたノスタルジックなドラミングが面白いです。
女性サックス&フルート奏者のヌビア・ガルシアとアマネ・スガナミ(p)、シャーリー・テテー(g)にも注目しました。
どの曲も聴きどころですがやはり1曲目の「Osiris」は12分近い長丁場でインパクトがありました。
何重にも絡み合う分厚いアンサンブルがどこまでも広がっていく。
洗練されたアフロ・ビートと激しく煽るストリングスのバッキングが新鮮です。
そういえば今までこういうジャズ・サウンドは聴いたことがなかったかもしれません。
この点でジャズの新しい方向性を表した一枚かも知れません。
これを聴いて遅ればせながらカマシ・ワシントン(ts)も聴いてみようかと思っています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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Sally Night (vo) [S (vocal)]

* SALLY NIGHT / BALLADS FOR YOU

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sally night(vo),
jon davis(p), dezron douglas(b), willie Jones 3(ds),
romero lubambo(g)
2012/Venus/

1 More Than You Know
2 It Amazes Me
3 Everything I've Got Belongs To You
4 In Love In Vain
5 Fascinating Star
6 Everything Happens To Me
7 Good Morning Heartache
8 I Hadn't Anyone Till You
9 London By Night Is A Wonderful Sight
10 Medley : Close To You~The Shadow Of Your Smile
~It's Impossible
11 Prelude To A Kiss
12 Round Midnight
13 Blame It On My Youth
14 Speak Low
15 Yes I Do

今年はヴォーカル・アルバムを多く聴きたいと思っています。
ただ意識的にヴォーカルを聴くといってもいったい誰を聴けばいいんだ?
当然の疑問が湧いてきた。
手当たり次第に聴くという方法もあるけれどもっと絞り切れないものかと考えた。
スタンダード中心の日本製作盤は日本人好みのヴォーカリストが選ばれているのではないか。
元々私にはその傾向があったけど、改めてその辺から聴いてみようと思いました。

サリー・ナイトは初見、「バラード・フォー・ユー」の題名も良かった。
「More Than You Know」、「Everything Happens To Me」、「Good Morning Heartache」、
「Close To You」などの好きな曲も入っていた。
1曲目を聴いてビリー・ホリディ(vo)に似ていると思いました。
多くのヴォーカリスト同様にサリーもまたビリー・ホリディがルーツなんだろうね。
サリーの一番の長所は丁寧にキッチリと歌っているところだと思います。
声質は深く濃い感じでジャズ度が高い歌唱法です。
あんまり馴染みのない曲も聴きどころでシブい歌声に私はけっこうハマりました。
バック・ミュージシャンは地味系ですが名手が揃っていて歌手の良さを引き出しています。
ジョン・デイヴィスの美しくしっとりとしたピアノが心に響く。
またブラジル出身のホメロ・ルバンボのギター・ワークも素晴らしいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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