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Akiko Tsuruga (org) [A (organ)]

* AKIKO TSURUGA TRIO / SWEET AND FUNKY

image795.jpg

akiko tsuruga敦賀明子(org), eric johnson(g), vince ector(ds),
wilson"chenbo"corniel(per)(1,3,5,6,7)
2006/M&I/

1 Meanie Queenie
2 Dig
3 Aweet And Lovely
4 Stormy Weather
5 Saving All My Love For You
6 Where Is The Love
7 Polka Dots And Moonbeams
8 Mushi-Mushi
9 Booga Lou
10 Broadway

敦賀明子(org)さんは初見、日本人女性のオルガン奏者の作品は珍しいと思いました。
私はオルガン好きですが女性オルガニストといえばシャーリー・スコット位しか知りません。
敦賀さんはニューヨークのハーレムから活動の場を広げてきたらしい。
ハーレムはオルガン・ジャズのメッカであり、そこで認められたのならその実力に疑いはないです。

今作は彼女の2枚目のリーダー作になります。
全10曲は自身オリジナル4曲とその他6曲の構成です。
オルガン本来のブルージー、グルービー、粘っこさを期待すると今ひとつかもしれません。
あくまでないものねだりですがね、でも楽しいアルバム、これだけ弾ければ十分だとも言えます。
元々がピアニストとの両刀遣いでもあり、オルガンではスマートさがその持ち味になります。
それを生かすには選曲が決め手になると思いました。
ポップ系のホイットニー・ヒューストンの(5)やフュージョン系のラルフ・マクドナルド(per)の(6)が秀逸です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Akio Sasaki 佐々木昭雄 (org) [A (organ)]

*AKIO SASAKI TRIO & QUINTET / FLY BY NIGHT

sonet112.jpg

佐々木昭雄(org), 岡安芳明(g), 高橋徹(ds)
松島啓之(tp), 岡淳(ts)
2007/What's New Records/

日本のオルガン・ジャズの決定盤です。
去年のSさんのベスト3でしたが遅ればせながら入手しました。
聞きしに優る出来栄えのアルバムです。
佐々木昭雄さんを聴いたことがなかったのでこれほどのオルガン奏者が日本にもいたのかと驚かされました。
オルガンのベーシックなフォーマットはオルガン、ギター、ドラムスのトリオですね。
ここに松島啓之(tp)さんと岡淳(ts)さんのフロント2管を配したジャズの王道クインテットです。
なんといっても素晴らしかったのは自作のブルースの(5)「NIGHTCAP」でした。
全員のソロがピタリと決まって、ブルージー&グルービーな雰囲気がもうたまりません。
正直、この1曲のために買っても惜しくないと思いました。
続く(7)「HAVE YOU MET MISS JONES ?」、(8)「LOVE WALKED IN」はトリオで演奏されますが、
ここでの佐々木さんと岡安芳明(g)さんのコンビネーションが抜群で背筋がゾクゾクっとしました。
しっとりと支える高橋徹(ds)さんもまたいいです。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(くつろぎ系)
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