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Ben Paterson (org) [B (organ)]

* BEN PATERSON TRIO / LIVE AT VAN GELDER'S

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ben paterson(org), ed cherry(g), jason tiemann(ds)
2018/Cellar Live/

1 F.S.R (R.Brown)
2 EDDA (W.Shorter)
3 Frame For The Blues (S.Hampton)
4 Green Geans (G.Green)
5 Enchantment (H.Siver)
6 The Vibrator (J.Mcduff)
7 I Remember Clifford (B.Golson)
8 The Hustler (S,Turrentine)
9 Easy Time (L.Bellson)
10 Sweatin' (R.Holmes)

オルガンのベン・パターソンはシカゴ出身でピアノとの二刀流です。
以前、シカゴ・ジャズの大御所のヴォン・フリーマン(ts)との共演盤を聴いたことがあります。
ここはエド・チェリー(g)の参加が決め手になりました。
エド・チェリーはベテラン・ギタリストですが主流派とはちょっと外れたところに位置しています。
そんなこともあって先週のジョシュア・ブレイクストーンと同様にいまひとつ知名度は低いかもしれませんね。
こちらはブラック系のソウルフルなジャズ・ギタリストです。

全10曲は全てジャズ・メンの曲で自身のオリジナルやスタンダードは1曲もありません。
それだけこだわりのある選曲だと思います。
レイ・ブラウン(b)、ウエイン・ショーター(ts)、スライド・ハンプトン(tb)、グラント・グリーン(g)、ホレス・シルバー(p)、ジャック・マクダフ(org)、ベニー・ゴルソン(ts)、スタンリー・タレンティン(ts)、ルイ・ベルソン(ds)、リチャード・ホルムズ(org)と多岐にわたっています。
特にハンプトンやベルソンは珍しいかな・・・それだけに色んなジャズを聴き込んできている。

ベン・パターソンはピアノもオルガンも聴かせる多彩な才能の持ち主だと思います。
オルガン・ジャズ特有のブルージーでファンキー&ソウルなサウンドを醸し出しています。
まとわりつくようなベタベタ感を感じさせないのは好みの分かれるところだと思うけど。
共演者にエド・チェリーを選んだことだけでも好センスを感じました。
近年のオルガン盤としては出色の出来で久々のオルガンのニュースター登場になって欲しいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Brian Charette (org) [B (organ)]

* BRIAN CHARETTE SEXTET / THE QUESTION THAT DRIVES US

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brian charette(org), itai kriss(fl), mike dirubbo(as),
joel frahm(ts), john ellis(bcl), jochen rueckert(ds)
2014/SteepleChase/

1 Blazinec
2 The Question That Drives Us
3 Medium Up
4 Answer Me
5 Labor Day
6 Svichkova
7 5th Base
8 #9
9 Denge Merenge
10 I Came So Far To See You
11 Moose The Mooche (C.Parker)

ブライアン・シャレットは初見、オルガンとピアノの両刀遣いのようです。
セクステットは4管+オルガン+ドラムスの組み合わせで珍しいと思います。
それもフルートとバス・クラリネットが入っているという意外性もありました。
全11曲は(11)を除いて全て自身のオリジナルです。

聴いた途端にこれは面白いと思いました。
アレンジとアンサンブルがキッチリとしていて1曲1曲の構成力が素晴らしいです。
実に魅力的なサウンドなのでギュッと心をつかまれてしまいました。
特にフルートの存在感があります。
同時に以前どこかで聴いたことがあるような気がしたのも事実です。
私はすぐにジョージ・ラッセル(p,comp)の「Ezz-Thetics」を思い浮かべました。

最近のオルガン聴きの一環でそれほど期待していたわけでもありません。
でも思いのほかの好盤で掘り出し物の一枚になりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Baby Face Willette (org) [B (organ)]

*BABY FACE WILLETTE TRIO / STOP AND LISTEN

sonet247.jpg

baby face willette(org), grant green(g), ben dixon(ds)
1961Rec/Blue Note/

グラント・グリーン(g)のデビュー作と同じメンバーによる
ブルーノート60年代オルガン・ヒーローの大人気アルバム。
(帯中よりの抜粋)

ソウル・ミュージック系オルガン奏者のベビー・フェイス・ウィレットにはブルー・ノートに2枚の作品があります。
今作はトリオなので十二分に彼のプレイを楽しむことができました。

スタンダードは「Willow Weep For Me」、「Work Song」
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