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Cody Moffett (ds) [C (drums)]

*CODY MOFFETT / MY FAVORITE THINGS

sonet379.jpg

cody moffett(ds)
stanley jordan(g), kenny drew jr(p), charnett moffett(b)
dudi domedi(ts), leonardo suarez paz(vln), mondre moffett(tp)
cherelle shabazz(vo), chris cox(tb)
2002/TCB/

1 Jambalaya Suite
2 Maiden Voyage
3 November In New York
4 Naima
5 Simone
6 Speak No Evil
7 My Favorite Things

モフェット兄弟の長兄、コーディ・モフェット(ds)の作品です。
私の狙いは共演のスタンリー・ジョーダン(g)とケニー・ドリュー・ジュニア(p)でした。
しかしこういう作品に当たると嬉しいですね、掘り出し物の一枚になりました。
オリジナルが3曲、それにハンコックの「処女航海」、コルトレーンの「ネイマ」、ショーターの「スピーク・ノー・イーブル」や名曲「マイ・フェバリット・シングス」を取り上げています。
幅広い音楽性の持ち主なので凝ったアレンジも楽しむことが出来ました。
サウンドも新鮮、何より挑戦的で元気があるのがいいです。
上記二人の超テクプレイも堪能出来ます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Chico Hamilton (ds) [C (drums)]

*CHICO HAMILTON QUINTET / A DEFFERENT JOURNEY

sonet378.jpg

charles lloyd(ts,fl), george bohanon(tb),
gabor szabo(g), albert stinson(b), chico hamilton(ds)
1963Rec/reprise/

1 Sun Yen Sen
2 Voice In The Night
3 A Different Journey
4 The Vulture
5 One Sheridan Square
6 Island Blues

ジャズ再発廉価版シリーズの1枚です。
チコ・ハミルトンといえば西海岸の代表的ドラマーの一人ですね。
大人気ピアノレス・ジェリー・マリガン・カルテットのオリジナル・メンバーでもありました。
映画「真夏の夜のジャズ」の”ブルー・サンズ”の強烈な印象は未だに忘れられません。
チコ・ハミルトン・グループにも魅力的なプレイヤーが在籍していました。
エリック・ドルフィーとここのチャールス・ロイドはその最右翼の人材だと思います。
ギタリストではジム・ホール、ガボール・ザボ、ラリー・コリエルなどがいました。

演目は全てチャールス・ロイドのオリジナルです。
新鮮で瑞々しいキラキラと輝くロイドの才能を感じることができました。
当時の最先端のモード・ジャズ・サウンド。
ロイドの特徴である、くねくるようなサックス奏法もすでに各所に表れています。
やっぱり変わらないですね。
ジョージ・ボハノンも地味なトロンボーン奏者ですがモダンな演奏を聴かせてくれました。
ハンガリー出身のガボール・ザボ(g)も十分に個性的です。
もちろんチコ・ハミルトンの安定感は語るまでもありませんね。
(2)「THE VULTURE」のバラードは最高・・・ロイドのソロとザボのギターがたまりません。
これだけのために買っても惜しくないと思う。
表題曲の(5)「A DEFFERENT JOURNEY」は15分強の長丁場で各人のソロが満喫できます。

ところで、リプリーズはフランク・シナトラが作ったレーベルですね。
ここにこんな良盤が隠れていたなんて驚きました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Carlo Milanese (ds) [C (drums)]

*CARLO MILANESE TRIO / INTERMISSION

sonet377.jpg

carlo milanese(ds), andrea pozza(p), liciano milanese(b) 
cario atti(sax)(1,2)
2005/MUSIC CENTER/

1 Intermission
2 Un Amore Inventato
3 Birds In Spring
4 Elmo's Mood
5 La Canzone Piu Bella
6 Ninna Nanna Per Clara
7 Sturla 1946
8 Old Feelings
9 Blue Velvet
10 Blues for Pippi

一口に言うとハイ・センス、ハイ・クオリティの好盤です。
全10曲は全てメンバーのオリジナルで占められていますが、曲想が良いので安心して聴けます。
スタンダード曲なしでこれだけの演奏を聴かせるアルバムはそうはないでしょうね。
まずは1曲目、出てくるテナーの音色の素晴らしさ、絶妙なスイング感はたまりません。
3曲目以降はトリオ演奏になりますが、これがまた抜群にいいです。
私はグイグイと引き込まれてしまいました。
全体的にちょうどいい案配で居心地が良いというか、適度な刺激と落ち着いた雰囲気が漂っています。
グラスを片手に、あるいはコーヒー・タイムに極上のひと時を演出してくれると思います。
こういうのを聴くとつくづくイタリア・ジャズ界の層の厚さを感じさせられました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Carl Allen (ds) [C (drums)]

*CARL ALLEN & RODNEY WHITAKER / WORK TO DO

sonet376.jpg

carl allen(ds), rodney whitaker(b),
vincent chandler(tb), george colligan(p), vincent herring(as),
rodney jones(g), bradon lee(tp), dorsey robinson(org)
kirk whalum(ts,ss)j
2009/Mack Avenue/

1 Work To Do
2 Speak To My Heart
3 For Garrison
4 Giving Thanks
5 What's Going On
6 Elenor Rigby
7 With You I'm Born Again
8 Grahamstown
9 A Time For Love
10 Relativity

「何か面白そうなものはないかなぁ~」と探していて見つけたのがこれです。
カール・アレン(ds)とロドニー・ウィテカー(b)の双頭コンボです。
アレンもウィテカーも共に90年代は大活躍のプレイヤーでした。
この二人なら”真っ黒い”リズムが聴けるのではと思いました。
おまけにスムース・ジャズ・シーンの雄のカーク・ウェイラム(ts)の参加も気になりました。
共演のロドニー・ジョーンズもR&B系を強く感じさせるギタリストです。

演目はアレン&ウィテカーのオリジナルの他にビートルズやマーヴィン・ゲイ、
ソウル・バラードの名曲、ジョニー・マンデルなど全10曲です。
全体を覆うのは70年代を彷彿とさせるフュージョン系サウンドでした。
この狙いで起用したカーク・ウェイラムがやはり主役です。
アレン&ウィテカーの黒いリズムにウェイラムの軽やかなテナーが乗る構図です。
ロドニーのギターがまたいい味を出しています。
(7)「WITH YOU I'M BORN AGAIN」や(5)「WHAT'S GOING ON」が聴きどころになりました。
純ジャズとスムース・ジャズが融合してR&Bを味付けするとこういう感じになるんでしょうね。
ユニークな雰囲気を醸し出しています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



*CARL ALLEN & MANHATTAN PROJECTS / WE REMEMBER CANNONBALL

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carl allen(ds), nicholas payton(tp), vincent herring(as,ss),
mark turner(ts), xavier davis(p), ben wolff(b), nat adderley(cor)
1994/Alfa Record/

ニコラス・ペイトン、ビンセント・ハーリング(as)を中心に繰り広げるキャノンボール・アダレイのヒット・チューンの数々。
ナット・アダレイが2曲に参加し、亡き兄に捧げる最高にホットでファンキーなマンハッタン・プロジェクツの第5作。
(帯中より抜粋)

「This Here」、「Stars Fell On Alabama」、「Dat Dere」、「Limehouse Blues」



*CARL ALLEN & MANHATTAN PROJECTS / ECHOES OF OUR HEROES

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carl allen(ds), nicholas payton(tp), vincent herring(as,ss),
mark turner(ts), kenny drew jr(p), christopher thomas(b)
1994/Alfa Record/

19歳の天才トランペッター、ニコラス・ペイトンを全面にフィーチャーしての話題作。
ビンセント・ハーリング(as)らの強力な3管フロントで超一級のハード・バップ・サウンドを展開。
(帯中より抜粋)

事実、マーク・ターナー(ts)、ケニー・ドリュー・ジュニア(p)が加わった強力な布陣です。

「Cherokee」、「Half Nelson」、「Easy Living」、
「Autumn In New York」、「Lotus Blossom」



*CARL ALLEN & MANHATTAN PROJECTS / THE DARK SIDE OF DEWEY

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carl allen(ds), nicholas payton(tp),
vincent herring(as,ss), mulgrew miller(p), dwayne bumo(b)     1992/Alfa Record/

カール・アレンとマンハッタン・プロジェクツのアルバム。
なんといっても、新人ニコラス・ペイトンのプレイが素晴らしいです。

ウィントン・マルサリスに見出されて彗星の如く現れた驚異のトランペッター、ニコラス・ペイトン、デビュー!/ ウィントンから受け継いだ特別トランペット・モデルから出てくるサウンドはブリリアントでエネルギッシュな魅力に溢れている。
(帯中より抜粋)

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)

「All Blues」、「My Funny Valentine」、「Dear Old Stockholm」、「Just Squeeze Me」
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