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David Friedman (vib) [D (vibraphone)]

* DAVID FRIEDMAN QUARTET / CSHADES OF CHANCE

image570.jpg

david friedman(vib.mar)),
geri allen(p), anthony cox(b), ronnie burrage(ds)
1986/Enja/

1 Shades Of A Labyrinth
2 Out Of A Labyrinth
3 3 + 1 = 5
4 The Search
5 Ibbahim

ヴィブラフォン聴きの15枚目はベテランのデヴィッド・フリードマンの作品です。
フリードマンはキャリヤの割に寡作の人ですがチェット・ベイカー(tp)との共演が一番知られているかな。
スタイルはゲイリー・バートン(vib)系でひとひねりあるヴァイブ奏者だと思います。
ここの注目点は硬派のジャズ・ピアニストのジェリ・アレン・トリオとの共演にありました。

全5曲は全て自身のオリジナルで占められていてフリードマンの世界が広がっています。
(1)は16分を超える長丁場で(2)とは組曲風になっていて凝った作りです。
ジェリ・アレン・トリオはM-ベース派とかブルックリン派とか呼ばれる当時の先進のジャズ・トリオです。
当然ながらフリードマンもそのスタイルを踏襲していて刺激的なヴァイブ演奏を聴かせてくれました。
リズムや音遣いは先進ながらヴァイブ特有の流麗華麗な音の広がりもあって面白かったです。
私的ベストはやはり変化に富んだ(1)「Shades Of A Labyrinth」になりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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Dave Pike (vib) [D (vibraphone)]

*DAVE PIKE & CHARLES McPHERSON / BLUE BIRD

sonet528.jpg

dave pike(vib), charles mcpherson(as)(1,2,3,6)
rein de graaff(p), koos senerse(b), eric ineke(ds)
1988Rec/(TIMELESS)/ABSORD MUSIC JAPAN/

先週もちょっと触れましたがこちらはデイブ・パイク(vib)とチャールス・マクファーソン(as)の共演盤です。
オランダのタイムレス原盤、1988年の録音です。
この組み合わせはありそうでない、意外性があるので興味を引きました。
バックのピアノ・トリオはオランダのミュージシャンですが健闘しています。
マクファーソンがゲストということでチャーリー・パーカー(as)の曲が多くなっていますね。
デイブ・パイクも60年後半からはヨーロッパを中心に活躍、デイブ・パイク・セットは人気がありました。
久し振りに聴くパイクの80年代も一興でしょう。

「Scrapple From The Apple」、「Embraceble You」、「Visa」、
「Old Folks」、「Blue Bird」、「Anthropology」、「Orinithology」

(中間系)



*DAVE PIKE ORCHESTRA / MANHATTAN LATIN

sonet527.jpg

dave pike(vib),etc
1964Rec/Decca/

デイブ・パイク・オーケストラによるラテン・ナンバー。
明るく楽しい演奏です。



*DAVE PIKE QUARTET / PIKE'S SPEAK

sonet526.jpg

dave pike(vib), bill evans(p), herbie lewis(b), walter perkins(ds)
1962Rec/Epic/

ビル・エバンスを迎えて録音されたデイブ・パイクの代表作。
そのリリシズム溢れるピアノに触発されて、デイブのヴァイブが心地良くスイングする。
何といってもエバンスの「ベサメ・ムーチョ」が聴けるのはこのアルバムだけ!
(帯中よりの抜粋)

「In A Sentimental Mood」、「Besame Mucho」
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