SSブログ
E (trumpet) ブログトップ

Eric Le Lann (tp) [E (trumpet)]

* ARCHIE SHEPP & ERIC LE LANN QUINTET / LIVE IN PARIS

image660.jpg

archie shepp(ts), neric le lann(tp),
richard clements(p), wayne dockery(b), stephen mccraven(ds)
1996/Arcade/

1 Delicated To Bessie Smith
2 Hope Two
3 The Man I Love
4 Ask Me Now
5 Circle
6 Twins Valse
7 Things Ain't What They Used To Be

アーチー・シェップ(ts)紹介の最後のアルバムです。
シェップとフランスのトランぺッターのエリック・ル・ランの共演盤です。
シェップは管楽器奏者との共演が少ないので貴重な一枚といえます。

全7曲はシェップ2曲、ルラン2曲、その他3曲の構成です。
トランペットとテナー・サックスの王道2管クインテットのハード・バップ・アルバム。
ライブ盤なのでシェップの生の息吹がそのまま伝わってきます。
もちろん若い頃の激しさはないけれど音楽そのものを楽しんでいる気がする。
モンクの(4)「Ask Me Now」のバラード、(1)と(7)ではシェップの歌声も聴けました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

nice!(0)  コメント(0) 

Eduardo Blanco (tp) [E (trumpet)]

* EDUARDO BLANCO QUARTET / CHILDHOOD MEMORIES

image1264.jpg

eduardo blanco(tp),
dirk balthaus(p), jean louis rassinfosse(b), rene de hilster(ds)
2018/CAR BOP SA Records/

1 Larambebere's Message (E.Blanco)
2 The Lamp Is Low (P.Derose)
3 Antigua (A.C.Jobim)
4 For Enternity (E.Blanco)
5 Childhood Memories (E.Blanco)
6 Blues For You (E.Blanco)
7 King Solomon And Princess Isabella (E.Blanco)

またも出ました”チェット・ベイカーの再来”トランぺッターです。
相変わらずのキャッチフレーズで少々食傷気味になってます・・・が、そのフレーズには弱い。
結局、チェット風のジャケットに惹かれて買ってしまいました。
エデュアード・ブランコ(tp)は初見、アルゼンチン出身で現在はオランダで活躍中だそうです。
今CDの録音はギリシャなのでギリシャ盤ということになるのかな。

全7曲は自身のオリジナル5曲にその他2曲の構成です。
聴いてみるとこれが素晴らしかったです。
若かりし頃の溌溂として超クールなチェット・ベイカーを彷彿とさせる演奏でした。
チェット・ファンは必聴だと思いますよ・・・これにはハマる人も多いんじゃないかな。
無名でも時々こういう人が現れてくれるのでCDショップ通いは止められません。
自分の感性で買ったアルバムが大当たりなのは競馬の大穴的中にも通じる。
デローズの名曲、(2)「The Lamp Is Low」は最高です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

nice!(0)  コメント(0) 

Enrico Rava (tp) [E (trumpet)]

*ENRICO RAVA & STEFANO BOLLANI / THE THIRD MAN

sonet662.jpg

enrico rava(tp) stefano bollani(p)
2007/ECM/

イタリアのエンリコ・ラヴァ(tp)とステファノ・ボラーニ(p)のデュオ・アルバムです。
ラヴァとECMなのでほぼ予想は付きますが別の味を聴いてみたいということで購入しました。
予想通りのリリシズム溢れる内容で秋の夜長にじっくりと聴くには最適のアルバムだと思います。
円熟のラヴァと気鋭のボラーニのコラボレーションが最大の聴きどころ。
この二人は気心の知れた旧知の間柄で今年の5月には東京BNで来日公演をしています。

(まじめ系)



*ENRICO RAVA QUARTET / RENAISSANCE

sonet661.jpg

enrico rava(tp,fhn)
srefano bollani(p), rosario bonaccorso(b), roberto gatto(ds)
2002/VENUS/

イタリアの渋いトランペッター、エンリコ・ラバの日本企画盤です。
マイルス・デイヴィスとチェット・ベイカーに捧げた作品だそうです。
つい最近もイタリア盤を紹介したばかりですが中々好調だなあーと思っていました。
やはり、見ている人は見ていますね。
ちょっとくぐもった音色が特徴ですがこれがまた良いのです。
ワン・ホーンになったので前回目立っていなかったステファノ・ボラニ(p)も好演しています。

「It Ain't Necessarily So」、「Dear Old Stockholm」、「My Funny Valentine」、
「Nature Boy」、「There's No You」

(中間系)



*ENRICO RAVA & RENATO SELLANI / LE COSE TNUFILI

sonet660.jpg

enrico rava(tp fhn), renato sellani(p)
2001/PHILOLOGY/

このところ意欲的に活躍中のエンリコ・ラヴァ(tp、fhn)の作品です。
このレナト・セラニ(p)とのデュオ・アルバムは今回で2枚目になると思います。
続作が出るというのは前回が好評だったのでしょうね。
今回もしっとりと落ち着いたスタンダード作品集になっています。
これからの秋の夜長に聴くにはぴったりの作品です。
但し、トランペットとピアノのデュオは私の好みなので万人向けとは言えませんよ。

「You Don't Know What Love Is」、「I Love You」、「My Funny Valentine」、
「I Can't Get Started」、「Tenderly」、「No Greater Love」、「It Could Happen To You」、
「Stalla By Starlight」、「You Don't Know What Love Is」、「Goodbye」

(中間系)



*ENRICO RAVA QUINTET / FLASH BACK

sonet659.jpg

enrico rava(tp), gianni basso(ts)
stefano bollani(p), ares tavolazzi(b), massimo manzi(ds)
2001/PHILOLOGY W/

またまたヨーロッパからの一枚、イタリアの名手エンリコ・ラヴァ(tp)の新作です。
イタリア・ジャズ界の重鎮ジャンニ・バッソ(ts)とのフロント・ラインに興味がありました。
私はどうしてもトランペットとテナーサックスの組み合わせに惹かれてしまいます。
チャーリー・パーカー~マイルス・デイヴィスの影響でしょうか。
フラッシュ・バックの題名通り懐かしい感じのサウンドが聴けます。
全体的には50年代のウェスト・コースト・ジャズを思い出させるサウンドですが、
セロニアス・モンクの「ミステリオーソ」ではブルージーな演奏も聴かせてくれました。
オーソドックスで安心感が持てるアルバムです。

(中間系)



*ENRICO RAVA & RENATO SELLANI DUO / RADIO DAYS

sonet658.jpg

enrico rava(tp), renato sellani(p)
2000/PHILOLOGY W/

エンリコ・ラヴァ(tp)とレナト・セラニ(p)のデュオ・アルバムです。
ラヴァはともかくレナト・セラニはほとんど知られていないと思います。イタリア盤です。
1曲を除いては全てイタリアのバラード曲?で全然馴染みがありませんがそれだけに新鮮です。
トランペット系とピアノのデュオは私の個人的な好みでもあります。
特別に収集しているわけではありませんが見つけると必ず買いたくなってしまいます。
ベテランの二人による美しい旋律とシットリとしたインタープレイが魅力です。
まさに大人のジャズというか、一篇の詩を読んでいるような感じがしますよ。

「The Man I Love」

(中間系)



*ENRICO RAVA & STEFANO BOLLANI DUO / RAVA PLAYS RAVA

sonet657.jpg

enrico rava(tp), stefano bollani(p)
1999/PHILOLOGY W/

エンリコ・ラヴァ(tp)とステファノ・ボラニ(p)のデュオ・アルバムです。
全曲ラヴァの作品を演奏する企画。
それもデュオでいうことなので相当思い切った企画ですね。
ラヴァのトランペットはまるで一遍の詩を聞いているようです。
それだけに説得のある演奏と言えます。
対するボラニも才能をあちこちに感じさせるプレイを聴かせてくれました。
ただ変化に乏しいので1枚を通して聞き続けるのはちょっとつらいかもしれません。

(まじめ系)



* ENRICO RAVA QUINTET / ITALIAN BALLADS

image719.jpg

enrico rava(tp), domenico caliri(g), roberto cecchetto(g),
giovanni maier(b), u.t.ghandi(ds,per), barbara casini(vo),
richard galliano(accordion)
1998/Venus/

1 The Song Of Gelsomina
2 Giulietta Degli Spiriti
3 Un Bel Di, Vedremo
4 Il Cielo In Una Stanza
5 Margherita
6 Bella
7 Un Canto
8 Diva
9 Torna A Surriento
10 Senza Fine
11 E Sa Domani
12 Due Note
13 Stringimi Forte I Polsi
14 More
15 O Mio Babbino Caro

エンリコ・ラヴァ(tp)は1939年生まれ、イタリアの大物ジャズ・マンの一人です。
ルーツはマイルス・デイヴィス(tp)でグッと抑制したリリシズム溢れる演奏はクールそのものです。
スタイルは60年代に共演したフリー系のスティーヴ・レイシー(ss)の影響が大きいと思います。
ちょっとくぐもった音色は詩的という表現がピッタリかもしれません。

さて今作はラヴァのイタリアン・バラード作品集で日本制作盤としては異色な企画になります。
私にしても馴染みのある曲の方が少なかった。
ギターが2本にアコーディオンが加わる珍しい編成だけどいかにもイタリアらしい雰囲気が出ています。
リチャード・ガリアード(accor)の存在感が光る・・・ラヴァとガリアーノは似た者同士で相性はいいです。
なおバーバラ・カッシーニのヴォーカルは(7)、(10)、(12)、(13)の4曲で聴けます。
(14)「More」はラヴァにピッタリの感じがしました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

El Indio (tp) [E (trumpet)]

*EL INDIO / NUEVOS HORIZONTES

sonet656.jpg

el indio(tp), david alfaro garcia(p)
omar gonzales sanchez(b), lukmit perez herrera(ds), etc
2001/DREYFUS/

注目のアフロ・キューバン・スタイルの新人トランペッターというので興味を持ちました。
そのパワフルで豪快なプレイは若かれし頃のフレディ・ハバードを思い浮かべます。
元気溌剌、グイグイと突っ走るフレッシュなラテン・ジャズには心が晴々します。
まあその分、少々味わいに欠けるのは仕方がありませんね。
ピアノのデヴィッド・アルファロ・ガルシアもスゴイです。
彼にも注目して下さい。

(中間系)

Eddie Henderson (tp) [E (trumpet)]

*EDDIE HENDERSON QUARTET / PRECIOUS MOMENT

sonet655.jpg

eddie henderson(tp)
kevin hays(p), ed howard(b), billy hart(ds)
2006/KIND OF BLUE RECORDS/

1 To Wisdom The Prize
2 Blue In Green
3 Around The World In 3/4
4 Precious Moment
5 Dear Old Stockholm
6 Unforgettable
7 Dance Cadaverous
8 Wild Flower
9 Silent Night

エディ・ヘンダーソン(tp)はモダン・ジャズ黄金期からはちょっと遅れて来たプレイヤーです。
しかし、70年代から現在まで、その幅広い音楽性から息の長い活躍を続けています。
実際これは「渋~い」アルバムです・・・噛めば噛むほど味が出ると言ったら良いでしょうか。
最初は”ちょっと物足りないか”と思っていたのですが、聴いているうちに徐々に心に沁みてきました。
感情をグイと抑えたクールなトランペットの響きとリリカルなケヴィン・ヘイズのピアノがマッチしています。
ここでのヘイズもいいです、なんか、一皮も二皮もむけた感じがします。
伸びる時には一気に伸びるものだなあーと再認識しました・・・これは色々な場面で出くわしますね。
ところで、表題曲の作者の「Natsuko Henderson」はヘンダーソンの奥さんでしょうか。
だとすれば相当の愛妻家、日本通でもあることが想像されます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*EDDIE HENDERSON QUINTET / DREAMS OF GERSHWIN

sonet654.jpg

eddie henderson(tp,flh), joe locke(vib)
kevin hays(p), ed howard(b), billy drummond(ds)
1998/key'stone/

20世紀を代表する作曲家ジョージ・ガーシュインが1998年生誕100周年を迎える。
彼の音楽家としての夢をエディ・ヘンダーソン(tp)がジャズというキャンパスの上に描きあげた、
最高のトリビュート・アルバム誕生。
(帯中よりの抜粋)

作曲家ジョージ・ガーシュウィンへのトリビュートアルバムです。
静かでオーソドックスなモダンジャズが聞けます。
ここのエディー・ヘンダ―ソンは、私にとっておとなし過ぎる感じでしょうか。

「It Ain't Necessarily So」、「I Love You ,Porgy」、「Summertime」、
「The Man I Love」、「Embraceable You」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)



*EDDIE HENDERSON QUINTET / MANHATTAN IN BLUE

sonet653.jpg

eddie henderson(tp,flh), joe locke(vib),
kevin hays(p), ed howard(b), lewis nash(ds),
grover washington jr(ts)
1994/key'stone/

グローバー・ワシントン・ジュニアをフューチャアしたエディ・ヘンダーソン渾身の最新録音盤。
黄昏色に染まるマンハッタンを天賦の感性で描いた、ロマンティックな話題作。
(帯中よりの抜粋)

「Surrey With The Frange On Top 」、「I Remember Clifford」、
「When You Wish Upon A Star」、「On Green Dolphin Street」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]
E (trumpet) ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。