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JPEK (grp) [J (group)]

* JPEK / THE LONG GOODBYE

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tizian jost(vib), bernhard pichl(p), rudi engel(b), michael keul(ds)
2014/Organic Music/

1 A Night In Tunisia
2 The Long Goodbye
3 Eight Four
4 Pra Machucar Meu Coracao
5 I'm Getting Sentimental Over You
6 Refuge
7 Soon
8 For Django-Django
9 Softly As In A Morning Sunrise
10 Warm Valley
11 Santa Claus Is Coming To Town

ヴィブラフォン聴きの10枚目はJPEKのグループ作品です。
メンバーの名前の頭文字がグループ名になっています。
2014年のドイツ盤で比較的新しいアルバムです。

ピアニストとして知られているティチィアン・ヨーストがヴィブラフォンを 演奏している異色作です。
これがまたヴァイブも本職並みの素晴らしさでストレートでオーソドックスな演奏を展開しています。
実に聴き味のいい作品でヴィブラフォン・カルテットの見本みたいな演奏が聴けました。

全11曲はメンバーのオリジナル2曲とその他9曲の構成です。
モダン・ジャズの名曲、ボサノバ、バラード、クリスマス・ソングまでが網羅されています。
表題曲になったオリジナルの(2)「The Long Goodbye」がとても印象に残りました。
レイモンド・チャンドラーの有名小説に同題名があるのでそれから取ったものかも知れませんね。
優しくソフトなヴァイブの音色は心地良いスイング感と相まって癒し系に仕上がっています。
心がウキウキと弾んでくるのはリズム感の良さで昼下がりのティー・タイムにも夜のグラス片手にも合います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Jazz Couriers (grp) [J (group)]

* Jazz Couriers / Some Of My Best Friends
featuring Ronnie Scott & Tubby Hayes

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ronnie scott(ts), tubby Hayes(ts,vib),
terry shannon(p), phil bates(b), bill eydon(ds)
jmmy deuchar(tp)(1,2)
(1957~58Rec/Ember Records)

CD1:

1 Through The Night Roared The Overland Express(Hayes)
2 Royal Ascot(Hayes)
3 On A Misty Night(Dameron)
4 Cheek To Cheek(Berlin)
5 Oh, My(Ganley)
6 Plebus(Hayes)
7 Reunion(Mobley)
8 A Foggy Day(Gershwin)

CD2:

9 What Is This Thing Called Love(Poter)
10 Some Of My Best Friends(Scott)
11 The Serpent(Hayes)
12 Time Was(Prado)
13 Speak Low(Weill)
14 Cheek To Cheek(Berlin)

イギリス発の熱いハードバップ・ジャズが聴けます。
「ジャズ・クーリエーズ」はイギリスが誇るテナー奏者のロニー・スコットとタビー・ヘイズのフロント2管。

CD1はスタジオ録音、CD2はライブ音源になっています。
(9)~(12)で聴ける白熱のライブは聴きどころです。
夜な夜なこんな激しくエキサイティングな演奏を繰り広げていたんですね。

何年か前にイギリス・ジャズのブームがありました。
特にタビー・ヘイズはテナー・サックスとヴァイブラホンを操る名手で人気になったのを覚えています。

John Hicks Legacy Band (Grp) [J (group)]

*THE JOHN HICKS LEGACY BAND / MIND WINE

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elise wood-hicks(fl), graig handy(ts,ss), eddie henderson(tp),
larry willis(p), curtis lundy(b), steve williams(ds)
2008/SAVANT/

2年ほど前に亡くなったジョン・ヒックス(p)のレガシー・バンドの作品です。
ジョン・ヒックスを初めて知ったのは60年代のジャズ・メッセンジャーズの作品です。
当時としてはやや遅咲き、遅れてきたジャズ・ピアニストと言えると思います。
チャールス・トリバー(tp)、ソニー・フォーチュン(as)、チコ・フリーマン(ts)、デビッド・マレイ(ts),
アーサー・ブライス(as)、ファラオ・サンダース(ts)といった一癖あるミュージシャン達と共演。
私はこの頃のヒックスが一番刺激的で好きだったです。
90年代になるとメインストリーマーとしてあちこちに引っ張りだこの人気ピアニストになりました。

これはヒックスの作品を演奏したアルバムでヒックスゆかりのメンバーが集まっています。
グレイグ・ハンディ(as)、エディ・ヘンダーソン(tp)、カーティス・ランディ(b)、
ラリー・ウイリス(p)は言われてみればヒックスに一番近いピアニストかもしれませんね。
ヒックスの奥さんがフルート奏者だったとは知りませんでした。
こういうバンドができること自体がヒックスの人柄を偲ばせるものですね。
やさしいサウンドなのでこれからの秋の夜長に聴くには最適のアルバムかもしれませんよ。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)

Jazztimes Superband (grp) [J (group)]

*THE JAZZTIMES SUPERBAND

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bob berg(ts), randy brecker(tp,fln)
joey defrancesco(org), dennis chambers(ds), paul bollenbak(g)
2000/CONCORD/

1 Dirty Dogs
2 Silverado
3 Jones Street
4 Oleo
5 Friday Night At The Cadillac Club
6 Soho Sole
7 The Ada Strut
8 Blue Goo
9 Seven A.M. Special
10 Freedom Jazz Dance

ジャズ・タイムス誌の30周年を記念して結成されたジャズ・タイムス・スーパーバンドの作品です。
これはまさに現代のファンキー・ジャズの決定盤です。ソウルフルな実にカッコ良いアルバムです。
ここでのキー・マンはオルガンのジョーイ・デフランチェスコだと思います。
ボブ・バーグ(ts)、ランディ・ブレッカー(tp)もオリジナルを3曲づつ提供して張り切っています。
デニス・チェンバース(ds)のパワフルなプレイも聴きものです。
むずかしいことは考えずにそれぞれのプレイヤーの激突を楽しんで下さい。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Jazz Networks (grp) [J (group)]

*JAZZ NETWORKS / BEAUTY AND THE BEAST

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roy hargrove(tp), antonio hart(as),
yutaka siina(p), tomo shima(b), masahiko osaka(ds)
1992/BMG/

日米混合編成になるジャズ・ネットワークスの「美女と野獣」作品集です。
「トム・チム・チェリー」、「星に願いを」、「いつか王子様が」などの名曲が演奏されています。

Jazz Mandolin Project (grp) [J (group)]

*JAZZ MANDOLIN PROJECT / XENOBLAST

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jamie masefield(mandolin), chris dahlgren(b), ari hoenig(ds)
2000/Blue Note/

これは珍しいマンドリンを中心にしたトリオです。
ブルー・ノート・レーベルというのも興味を引かれました。

Jazz Crusaders (grp) [J (group)]

* THE JAZZ CRUSADERS / THE FESTIVAL ALBUM

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wilton felder(ts), wayne henderson(tb), joe sample(p), stix hooper(ds),
jimmy bond(b)(1,2,3), herbie lewis(b)(4,5), buster williams(b)(6,7)
1966Rec/Pacific Jazz/

1 Introduction
2 Trance Dance
3 Summer's Madness
4 Young Rabbits
5 Freedom Sound
6 Wilton's Boogaloo*
7 Harf And Half*

ジャズ・クルセイダーズの「THE FESTIVAL ALBUM」が買えました。
入手困難(ヨーロッパ盤)ということで1ヶ月半ほど掛かりましたが待ってて良かったです。
なんと未発売?のボーナス・トラックが2曲含まれていました。
(6)「WILTON'S BOOGALOO」と(7)「HALF AND HALF」でベースがバスター・ウィリアムスです。
トータル20分、1968年の録音でロサンゼルスの「シェリーズ・マン・ホール」となっています。
掛け声も出てファンキー・ムードがいっぱい詰まっていた・・・こんなに嬉しいことはありませんよ。
当時のLP制作時には時間の関係でカットされたものなんでしょうね。
やっぱりCDの効用は大きいと思います。
ジャズ・クルセイダーズの真髄はライブにあります。
私は(2)「TRANCE DANCE」が大好きでした。
ホントにカッコ良かったのよ・・・今でもだけど。


これもまた思い出深いアルバムです。
ウエスト・コースト・ジャズ・シーンにもファンキーでソウルフルでダンサブルなバンドがありました。
ジャズ・クルセイダースはカッコ良かったので大好きでした。
当時はFEN(Far East Network・・・米軍の極東向け放送)をよく聞いていました。
新譜の音楽情報を得るには一番早かったからです。
ここの(2)「Trance Dance」が人気でよくかかっていました。
でも欲しかったけど買えなかったです。
パシフィック・ジャズの版権が日本になくて輸入盤もほとんど入らない状態だったから。
仕方がないのでテープに録音して聴いていました。
LPを入手したのは何年も経ってからです。
3人のベーシストが参加していますが正式なクルセイダースは4人でベーシストは確定していません。

(1)~(3)は1966年のパシフィック・ジャズ・フェスティヴァル。
(4)~(5)は1966年のニューポート・ジャズ・フェスティヴァル。
(6)~(7)はCDに追加収録されたもので1968年のライブです。
録音時間が長いCDにはこういう追加収録があるので見逃せません。

ちなみにFENではビートルズのデビュー時には朝から晩までビートルズの曲が流れていました。
ケネディ大統領暗殺のニュースもここで知りました。
異様な状況だったです・・・アメリカはどうなるのかと思いました。

(くつろぎ系)



*THE JAZZ CRUSADERS / FREEDOM SOUND

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wayne henderson(tb), wilton felder(ts), joe sample(p),"sticks"hooper(ds),
guest:jimmy bond(b),roy gaines(g)(1,4)
1961REC/PACIFIC JAZZ/

先日、あるライブ・ハウスでジャズ・クルセイダーズの話題が出ました。
「ジャズ・クルセイダーズはホントにカッコ良かったねぇ~」みたいな会話で盛り上がりました。
H氏:「FREEDOM SOUND」が聴きたいけれどアルバムを持ってますか?」
私:「持ってるけどLPなんだよね。」
H氏:「懐かしいなぁ~、メチャクチャ聴きたい。」
私:「じゃぁ~、なんとかしましょうか・・・。」
とりあえず探してみたらありました。・・・なんと19年ぶりの復刻だそうです。・・・それも999円なんてね。
ジャズ・クルセイダーズは1961年に西海岸に現れた黒人のファンキー・ジャズ・グループです。
元々はテキサス出身ですがウエスト・コースト・ジャズの流れもあるのでファンキー、ソウルフルでありながら洗練されたスタイルを持っていました。
当時は絶大な人気を誇っていたし私も大好きだったです。
今作はそのジャズ・クルセイダーズのデビュー・アルバムです。
表題曲のジョー・サンプルの(4)「FREEDOM SOUND」は名曲、
(5)「THEME FROM EXODUS」は映画の「栄光への脱出」のテーマ曲です。
オリジナル・メンバーはウェイン・ヘンダーソン(tb)、ウィルトン・フェルダー(ts)、ジョー・サンプル(p)、
スティックス・フーパー(ds)の4人、後にジミー・ボンド(b)が加わりました。
71年にはただの「クルセイダーズ」に変わったので「なんで~」と残念に思ったものです。
でもやはりジャズは取ったほうが良かった・・・その後の活躍はみなさんもよくご存知の通りです。
66年にライブ・アルバムがあります。↓
「*JAZZ CRUSADERS / THE FESTIVAL ALBUM」
当時のジャズ・クルセイダーズの真髄が聴けます。・・・私は長らく愛聴していました。
CD化されていますが入手困難になっているようですね。
見かけたら是非聴いてみて下さい。

(くつろぎ系)

Jazz Ambassadors (grp) [J (group)]

*JAZZ AMBASSADORS / JAZZ AMBASSADORS

pat zimmerli(ts), lisa henry(vo),
ted rosenthal(p), nat reeves(b), harold summey jr(ds)
1995/Jazz City Spirit/

新人ジャズ・ミュージシャンの登竜門「モンク・コンペテイション」の
歴代の優勝者を中心にアメリカの国務省が、文化交流のために
派遣したその名の通りJAZZ親善大使。
95年1月から3月にかけて約6週間にわたり南ア共和国のヨハネスブルグや
マダガスカルなど8カ国10都市でコンサートを行い大成功を収め、
同じメンバーで今回このアルバムをレコーディングした。
(帯中よりの抜粋)

「Blue Monk」、「Easy To Love」、「Sophisticated Lady」、Whisper Not」、
「Sweet Georgia Brown」、「Round Midnight」、「I Mean You」、「Lonely Woman」、etc

J.A.M Trio (grp) [J (group)]

*J. A. M TRIO / JUST A MAESTRO

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丈青(p), 秋田ゴールドマン(b), みどりん(ds)
ゲスト:Jose James(vo)(7)
2008/Victor/

注目している丈青さん率いるJ・A・M・トリオのアルバムです。
このトリオは人気バンドの「SOIL&"PIMP"SESSIONS」からの選抜メンバーになります。
純ジャズ路線ではないですがコンテンポラリーでユニークなサウンドを持つピアノ・トリオです。
私が知る限りでは日本にこういう傾向のピアノ・トリオはないと思います。
2曲を除いてはオリジナルで占められていますが私はジョージ・ケイブルス(p)の(2)「QUIET FIRE」と
これは珍しいロイ・エアーズ(vib)の(9)「ROY'S SCAT」が聴きどころになりました。
異彩を放つ丈青の強力なピアノ・タッチとスピード感はここでも十分に感じることができます。
しかしながら、好みや評価が分かれる作品であることは確かです。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)
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