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Massimo Farao (p) [M (piano)]

* MASSIMO FARAO TRIO / AUTUMN LEAVES

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massimo farao(p), aldo zunino(b), marco tolotti(ds)
2014/Venus/

1 Corcovado
2 Esate.
3 To Each His Own
4 Chanson De Maxence
5 Someday My Prince Will Come
6 No Problem
7 Cheek To Cheek
8 Alone Together
9 Autumn Leaves
10 I Thought About You

マッシモ・ファラオはイタリア出身でヴィーナス・レーベルの看板ピアニストの一人ですね。
スイング感に溢れ、美しく切れの良い音色の持ち主、実に安定感があるピアニストです。
スタンダードの表現力は出色ではないかと思います。
聴き慣れたスタンダードに新しい息吹を加えて、メロディを大切にストレートに弾いています。
弾き過ぎないのが最大の魅力かな・・・聴いていてとても気持がいいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Mal Waldron (p) [M (piano)]

* MAL WALDRON & STEVE LACY SUPER QUARTET / LIVE AT SWEET BASIL

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mal waldron(p), steve lacy(ss), reggie workman(b), eddie moore(ds)
1987/Padole wheel/

1 What It Is
2 Evidence
3 Snake Out
4 Let's Call This

マル・ウォルドロン(p)とスティーヴ・レイシー(ss)の共演盤は何枚かあると思います。
マルもまた誰にも似ていないユニークなピアニストで独特のテンポとタッチを持っています。
やはりエリック・ドルフィー(as,fl)との共演盤が印象的で一度聴いたら忘れることが出来ません。
* Mal Waldron Quintet / The Quest (1961)
* Eric Dolphy Quintet / At The Five Spot (1961)
レイシーはソプラノ・サックス一本に絞ってフリー・ジャズに走ったモンク信奉者の一人です。
フリーの世界ではよく知られたプレイヤーだと思います。
今作は1987年のライブ盤で一発勝負の緊張感に溢れた演奏が聴けました。

全4曲はマル自身のオリジナルが2曲とセロニアス・モンクが2曲の構成です。
全編にわたってマルとレイシーの世界が広がっていて、共演のレジー・ワークマン(b)も聴きどころになりました。
マルのピアノは本当に気持が良くてずっとその音に浸っていたいと思ってしまう。
マルは50年代には実験的な演奏にアプローチしていたこともありました。
そんなこともあってフリー系ジャズ・メンから好まれるピアニストなんでしょうね。
でも心底には確固とした伝統的なスタイルを持っている。
先進的でありながら伝統的・・・同じようなタイプのピアニストにマッコイ・タイナーやジョン・ヒックスがいます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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Michel Legrand (p) [M (piano)]

* MICHEL LEGRAND TRIO / PARISIAN BLUE

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michel legrand(p), mark michel le bevillon(b), andre ceccarelli(ds)
1991/Alfa/

1 What Are You Doing The Rest Of Your Life
2 The Summer Of '42
3 You Must Believe In Spring
4 Once Upon A Summertime
5 Golden Sun
6 A Yourself Why
7 Brians Song
8 His Eyes - Her Eyes
9 I Was Born In Love With You
10 I Will Wait For You
11 After The Rain
12 Parisian Blue
13 I Will Say Goodbye

フランスのミシェル・ルグラン・トリオの作品はジャケットもお洒落です。
フリー系ピアニストとは対象的でオーソドックスなピアニストも面白いのではと選びました。
両極端を味わう・・・「こんな聴き方もあるか」としばらく続けようかと思っています。
ルグランは作曲家、アレンジャー、コンポーザーとして有名ですがジャズ・ピアニストとしての実力も持っています。
多くの映画音楽を作曲していてスタンダード化している名曲も多いです。

全13曲は全て自身のオリジナルで占められていてジャズ・メンが好む曲も多い。
(2)「邦題:思い出の夏」と(10)「邦題:シェルブールの雨傘」が有名ですね。
(3)「You Must Believe In Spring」と(4)「Once Upon A Summertime」もよく演奏されています。
作曲者自身がどんな解釈で弾くのか・・・そこが最大の興味で聴きどころだと思います。
ルグランはなんなくジャズをもこなしてしまう・・・物凄いテクニシャンでそのピアノは流麗、華麗です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Misha Mengelberg (p) [M (piano)]

* MISHA MENGELBERG TRIO / WHO'S BRIDGE

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misha mengelberg(p), brad jones(b), joey baron(ds)
1994Rec/Avant/

1 Rollo Ⅱ.
2 A Bit Nervous
3 Rumbone
4 Romantic Jump Of Hares
5 Gare Guillemans
6 Crocodile Tear
7 Rollo Ⅲ
8 Peer's Counting Song
9 Elevater Ⅲ
10 Who's Bridge
11 Almost,Almost

ミシャ・メンゲルベルク(p)は1935年生まれ、2017年81歳で亡くなっています。
ミシャはオランダのジャズ・ピアニストでヨーロッパ・フリー・ジャズの雄です。
エリック・ドルフィー(as,fl,bcl)の「ラスト・デイト」(1964年)への参加で知られるようになりました。
またミシャは日本が誇るフリー・ジャズ・ドラマーの豊住芳三郎さんとの共演も多かった。

最近ちょっとフリー・ジャズ系に興味が向いています。
でも聴きたいのは60年代のギンギンのフリー・ジャズじゃありません。
70年以降の伝統に根ざした聴き易いフリー系のジャズです。
予測が出来ないフレージングのちょっと違った音が聴きたくなりました。
つまり今の私の心境は王道を行きながらちょっと外れてみたいというところかな。

フリー・ジャズ・ピアニストの流れはどうなっているのか?
セロニアス・モンク~セシル・テイラーはフリー・ジャズ・ピアノ史上の鉄板の流れです。
その後に続くのがアンドリュー・ヒル、ポール・ブレイ、山下洋輔というジャズ・ピアニスト達。
ここのミシャ・メンゲルベルクも当然この中に入ってきますね。
続いてカーラ・ブレイや菊池雅章らがいると思うけど、その後はよく分かりません。

さて今作はミシャがニューヨークに乗り込んで録音した異色作です。
全11曲は全て自身のオリジナルです。
時折フリー・トーンを交えての演奏は十分に刺激的でした。
ちょうどいい案配の外れ具合でスイング感もある。
今の私の心境にはピッタリのアルバムでした。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Makoto Terashita 寺下誠 (p) [M (piano)]

*MAKOTO TERASHITA QUARTET / REAL JAZZ MOMENTS

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寺下誠(p)、高瀬龍一(tp)、澁谷盛良(b)、田鹿雅裕(ds)
2010/What's New Records/

1 Woody's You
2 Dolphin Dance
3 Triste
4 Up Jumped Spring
5 Here That Rainy Day
6 502 Blues
7 It Don't Mean A Thing

ピアノの鬼才、寺下誠が亡き父に捧げたトリビュート・アルバム。
軽井沢1st Call Clubでのライブ盤。
(帯中よりの抜粋)

Mulgrew Miller (p) [M (piano)]

*MULGREW MILLER TRIO / LIVE AT YOSHI'S

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mulgrew miller(p), derrick hodge(b), karriem riggins(ds)
2004/MaxJazz/

1 If I Were A Bell
2 Waltz For Monk
3 O Grande Amor
4 he Organ Grinder
5 Peace
6 Don't You Know I Care
7 What A Difference A Day Makes
8 Pressing The Issue

マルグリュー・ミラー(p)はデビュー当時から知っています。
マッコイ・タイナー系のピアニストとしては最右翼のプレイヤーですね。
「ジャズ・メッセンジャーズ」と「トニー・ウィリアムス・クインテット」に長らく在籍していました。
今アルバムはトリオでのライブ盤、ヨーロッパの叙情的なピアノに慣れている耳には新鮮に聞こえます。
ミラーのサイドマンとしての実力は定評のあるところです。
しかし、リーダーとしては今ひとつ物足りないと思うのは私だけでしょうか。
もちろん悪くはありませんよ。
悪くはないが、これはというものを出しきっていないような気がするのです。
性格的に地味なんでしょうね。そろそろガツンと一発突き抜けて欲しいです。
ここではバックに若手の二人を起用したのが成功しています。
共演者がなまじ有名人だと自分が引っ込んでしまう傾向にあるからです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*MULGREW MILLER & WINGSPAN / THE SEQUEL

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mulgrew miller(p), steve nelson(vib), steve wilson(as,ss)
duane eubanks(tp), richie goods(b), karriem riggins(ds)
2002/MaxJazz/

1 Go East Young Man
2 The Squel
3 Elation
4 Holding Hands
5 Know Wonder
6 Dreamsville
7 Spectrum
8 It Never Entered My Mind
9 Just A Notion
10 Samba D' Blue

マルグリュー・ミラー(p)のサイドマンとしての力量は定評のあるところです。
性格的なものでしょうか、バックで目立たず、ソロイストを引き立て、強引なところがありません。
逆を言えばリーダーとしてはイマイチだと思っていました。
ところがこのアルバムは意欲的で良かったです。
全10曲中、8曲がミラーのオリジナルで占められています。
彼が「ウィングスパン」というグループを持っていたとはまったく知りませんでした。
全員がリラックスしていて、演奏全体に切れ味が感じられました。
これはマルグリュー・ミラーの代表作になり得る作品だと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Mose Allison (p,vo) [M (piano)]

*MOSE ALLISON TRIO / LIVE IN LONDON, VOL.1

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mose allison(p,vo), roy babbington(b), mark taylor(ds)
2001/BLUE NOTE/

ベテラン・ピアニスト兼ヴォーカリストのモーズ・アリソンのロンドン・ライブ盤です。
ミシシッピー出身の72歳ですが未だに現役バリバリという感じですね。
全22曲、全て彼のオリジナルで占められています。
演奏も歌も手馴れていて余裕すら感じさせます。
ヴォーカルの方は南部のブルース・テイストが強いです。
ジャズというよりブルース・ファンにはたまらない作品だと思いますよ。

(中間系)

Monty Alexander (p) [M (piano)]

*MONTY ALEXANDER TRIO / LOVE ME TENDER

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monty alexander(p), hassan shakur(b), willie jones Ⅲ(ds)
2011/Venus/

通りすがりのCDショップで見つけた1枚です。
モンティ・アレキサンダーのデビュー50周年記念アルバムだそうです。
私にとってのモンティはいつも同じスタイルでそこに居てくれるという感じがします。
凄くもないけど裏切られることもない安心感のあるピアニストです。
だから時々は聴きたくなります。

曲目で引かれたのは(1)「A BEAUTIFUL FRIENDSHIP」と(3)「COME FLY WITH ME」でした。
(5)「I'VE NEVER BEEN IN LOVE BEFORE」や(6)「A HOUSE IN NOT A HOUSE」も素敵な曲だね。
いつものようにスイング感溢れる演奏は相変わらず、バラードは美しく爽やかな趣があります。
リラックスしていて明るく弾んで楽しい・・・手慣れたベテランの味わいです。

(くつろぎ系)



*MONTY ALEXANDER TRIO / ECHOES OF JILLY'S

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monty alexander(p), john patitucci(b), troy davis(ds)
1997/Concord/

モンティ・アレキサンダーのフランク・シナトラ・トリビュート盤です。
シナトラ名唱の曲を取り上げています。

「I've Got You Under My Skin」、「The Summer Wind」、
「You Make Me Feel So Young」、「I'm A Fool To Want You」、
「Just One Of Those Things」、「All The Way」、「Fly Me To The Moon」、
「Angel Eyes」、「Come Fly With Me」、「Here's That Rainy Day」、
「Strangers In The Night」、etc



*TRIO SUPREME / MASQUERADE IS OVER

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monty alexander(p), ron carter(b), ed thigpen(ds)
1996/Meldac Jazz/

最も歌うピアニスト、モンティ・アレキサンダー。
最も知的なベーシスト、ロン・カーター。
センシティヴなドラマー、エド・シグペンの3巨人が本国話題の中、初共演!
ジャズの醍醐味を満喫できることうけあい!
(帯中よりの抜粋)

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

「Caravan」、「Autumn Leaves」、「The Masquerade Is Over」、
「Who Cares」、「Satin Doll」、「Feel Like Making Love」



*MONTY ALEXANDER TRIO / STEAMIN'

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monty alexander(p), ira coleman(b), dion parson(ds)
1995/Concord/

切れ味の良いピアノ・トリオが聴けます。
あまり知られていないスタンダードを取り上げて新鮮です。



*MONTY ALEXANDER & REGGAE BAND / MANY RIVERS TO CROSS

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monty alexander(p), ernest ranglin(g), arturo tappin(sax),
glen brownie(b), desi jones(ds), etc
1995/Meldac Jazz/

モンティ・アレキサンダーのレゲエ・ジャズ・アルバムです。
ジャマイカ出身のモンティなればこその作品。
ジミー・クリフやボブ・マーレーの曲も聴けます。



*MONTY ALEXANDER TRIO / TRIPLE SCOOP

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monty alexander(p), ray brown(b), herb ellis(g)
2002(1989,1988,1982Rec)/Concord/

モンティ・アレキサンダー(p)、レイ・ブラウン(b)、ハーブ・エリス(g)のトリオ。
3枚をCD2枚にまとめたコンピレーション盤です。
5曲が追加収録されています。

「Body And Soul」、「But Not For Me」、「Smile」、「I'll Remember April」、
「Polkadots And Moonbeams」、「Secret Love」、「My One And Lonly Love」、
「The Will Never Be Another You」, etc



*MONTY ALEXANDER TRIO / IN TOKYO

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monty alexander(p), andy simpkins(b), frank gant(ds)
2004(1979Rec)/PABLO/

モンティ・アレキサンダーは好きなピアニストです。
1979年の初来日コンサートを東京芝の郵便貯金ホールに見に行きました。
実はこのアルバムのことをジャズ仲間のNさんから聞いた時は不思議に思いました。
私はこの「In Tokyo」を持っていなかったのです。
ライブ盤ならば「見逃すはずないのになぁー、なぜだろう」とずっと考えていました。

>(「In Tokyo」はスタジオ録音なんですけど、日本でのライヴ録音は残ってるんでしょうか」)
このNさんのコメントで納得しました。
多分その時にはスタジオ盤なので急ぐことはないと思って、そのまま忘れてしまったアルバムだろうと思います。
早速、注文して入手しました。
今作は録音が個性的・・・スイング感溢れる強烈なピアノとゴツゴツとしたベース音が生々しく迫ってきます
スタジオ録音でもすぐ目の前で演奏しているような感じでまるでライブ盤のようです。
それで先日の「新作アンプ試聴会」にも持って行って聴かせてもらいました。
CDには(9)、(10)、(11)がボーナス・トラックとして追加されていて、魅力ある曲目からも見逃せないところです。

コンサートでは モンティの歌も聴きたかったけれどこの時は歌ってくれませんでした。
若い頃はジャズ・クラブで弾き語りをやっていたみたいでキングコールみたいな感じです。
来日記念盤では1曲披露してくれていたのでライブでもてっきり歌ってくれるものと思っていました。
聴けなくてガッカリしたのを今でもよく覚えています。

モンティは「Live! Montreux Alexander」(1976)で大ブレイクして一躍ジャズ・シーンの桧舞台に登場してきました。
モントリューからはミシェル・ペトルチアーニやゴンザロ・ルバルカバも同じ道を通っていますね。
カムバック派ではレイ・ブライアントがつとに有名です。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)

Moncef Genoud (p) [M (piano)]

*MONCEF GENOUD TRIO / TIME IN CAROUGE

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moncef genoud(p), larry grenadier(b), bill stewart(ds)
2004/P.J.L/

1 Prelude
2 Waiting For Birth
3 Time In Carouge
4 Reflections
5 Foncef
6 Simple Waltz
7 Giant Steps
8 Lovely Vidj
9 Oppossum

スイスにはティエリー・ラング(p)がいますが、このモンセフ・ジュヌも注目のピアニストです。
私が初めて聴いたのは99年の「THE MEETING」でこれはボブ・バーグ(ts)との共演盤。
ボブ・バーグは惜しくも交通事故で亡くなりましたがこの時のピアノに私は一発で痺れてしまいました。
ジャズは独学で身に付けたようですね。
それでちょっと異質な感性を持っているのかもしれません。
師匠は主にヨーロッパで活躍中のハロルド・ダンコ(p)とありました。
ややスムースさには欠けますが音楽学校出身者とは一線を画す音使いもユニークで面白いです。
切れのあるタッチ、独特の間合い、個性的なスタイルを持つ期待のピアニストと言ってもいいでしょうね。
バックも今が旬のラリー・グレナディア(b)とビル・スチュワート(ds)なら万全の組み合わせです。
全9曲中オリジナルが6曲、セロニアス・モンク(p)とジョン・コルトレーン(ts)が1曲づつ取り上げられています。
しかし、名前の読み方というのは本当にむずかしいものですね、
私はモンセフ・ジェノウドと発音していました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*MONCEF GENOUD TRIO / THE MEETING BOB BERG

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moncef genoud(p), christophe chambet(b), thierry hochstatter(ds,per)
bob berg(sax)(1,6,8,9)
1999/DINEMEC JAZZ/

1 Waiting For Birth
2 It's Alright With Me
3 I Mean You
4 It's You
5 Favourite Godfather
6 Three Faces
7 You Don't Know What Love Is
8 Foncef
9 Easy Living

先頃、交通事故で急逝したボブ・バーグ(ts)を偲びながら聴いています。
モンセフ・ジェノウド・トリオにボブが客演した1999年録音のスイス盤です。
全9曲中、メンバーのオリジナルが5曲、残りがジャズのスタンダードの構成です。
私は初めて聴きましたがモンセフ・ジェノウド(p)が素晴らしいです。
その切れのあるタッチと流麗な演奏で一発でノック・アウトされました。
もちろん、ボブ・バーグも好演していますのでお薦めの1枚ですよ。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Mitsuaki Kishi 岸ミツアキ (p) [M (piano)]

*MITSUAKI KISHI / SWINGIN' ALWAYS

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mitsuaki kishi(p), joel forbes(b), dennis mackrel(ds),
howard alden(g), harry allen(ts), warren vache(cor)
2005/Swing Bros/

1 I'll See You In MyDream
2 I Wish You Love
3 Nature Boy
4 Sunday, Monday, Or Always
5 I Love Paris
6 Gee Baby, Ain't I Good To You
7 A Flooded Road
8 All By Myself
9 Undecided
10 I've Got The World On A Sting
11 A Gost Of A Chance

これがジャズだ!!これを待っていたんだ。
とにもかくにも美しい!!岸ミツアキ、あんたはえらい。
(藤岡琢也)

優雅でゴージャス、大人の時間をコーディネイトする極上サウンド。
(帯中よりの抜粋)



*MITSUAKI KISHI TRIO / THE MAGICAL JAZZ CAFE

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mitsuaki kishi(p), shintaro nakamuras(b), akira igawa(ds),
makoto rikitake(ds), hiroshi tanaka(ds)
2004/Swing Bros/

1 The Magical Jazz Cafe
2 Where Or When
3 I'm Through With Love
4 Smile
5 Cherno Brovyj, Cherno Okij
6 Loss Of Love
7 Fly Me To The Moon
8 What Am I Here For ?
9 I7m A Fool To Want You
10 Blues For Stephanle
11 A Touch Of Melancholy

華麗な「岸ミツアキの世界」。
この魅力は彼の男としての強さ、優しさから生まれてくる。
(藤岡琢也)

NHKラジオ「ときめきジャズ・喫茶」オープニング&エンディング・テーマ曲収録。
(帯中よりの抜粋)



*MITSUAKI KISHI TRIO / STAR DUST

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mitsuaki kishi(p), peter washington(b), grady tate(ds),
2003/BGM/

1 Stardust
2 I Ain't Got Nobody
3 Tis Autumn
4 A Foggy Day
5 A Portrait Of Jennie
6 Makin' Whoopee
7 Oh, Lady Be Good !
8 Saint James Infirmary
9 There Will Never Be Another You
10 Dear Old Stockholm
11 After I Say I'm Sorry
12 Imagination

このトリオにはただ一言・・・グルーヴィー!!
レッド・ガーランド・トリビュート
(帯中よりの抜粋)



*MITSUAKI KISHI TRIO / ANOTHER BREAK

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mitsuaki kishi(p), john clayton(b), jeff hamilton(ds)
2002/BMG/

1 Ac-Cent-Tchu-Ate The Positive
2 As Long As Live
3 Comes Love
4 In The Wee Small Hours Of The Morning
5 Charade
6 How About You
7 I Surrender Dear
8 I Can't Believe That You're In Love With Me
9 What Is There To Say
10 Don't Get Around Much Anymore
11 Everything Happens To Me
12 Dream

岸ミツアキさんのこのシリーズは3作目になりますか。
前2作はバッキー・ピザレリ(g)、ジョン・ピザレリ(g)の親子二代との共演でした。
今回はドラムスを加えたオーソドックスなトリオ演奏になっています。
バックがギターの時と比べてサウンドがやや重くなりました。

(中間系)



*MITSUAKI KISHI / ALL FOR THE BEST

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岸ミツアキ(p), john pizzarelli(g), dennis erwin(b)
harry allen(ts), ken peplowski(cl)
2001/BMG/

1 Nice "N" Easy
2 I Don't Want To Walk To Walk Without You
3 Love You Madly
4 Lullaby Of Birdland
5 I'm Glad There Is You
6 My Heart Belongs To Daddy
7 The Best Thing For You
8 I Love Being Here With You
9 Where Can I Go Without You ?
10 Let's Call The whole Thing Off
11 The Surrey With The Fringe On Top
12 Also Sprach Zarathustra
13 Etarnally

前作が親父のバッキー・ピザレリ(g)、今回は息子のジョン・ピザレリ(g)との共演です。
それにゲストがハリー・アレン(ts)とくればサウンド的にはほぼ見当がついてしまいます。
ムードがあって聴き易くて典型的なくつろぎ系ジャズに仕上がっています。
GDにするには少々辛い感じがしますがいかがなものでしょうか。

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)



*MITSUAKI KISHI TRIO / STEPPIN' AND SWINGIN'

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岸ミツアキ(p), bucky pizzarelli(g), george mratz(b)
2000/BMG/

1 The Firm Fram Sauce
2 Steppin' Out With my Baby
3 This Can't Be Love
4 The Jiterbug Waltz
5 It Ain't Necessarily So
6 I've Heard That Song Before
7 It's Delovely
8 Guilty
9 Sweet Lorraine
10 Swinging On A Star
11 These Foolish Thing
12 B.M.G. Blues

岸ミツアキさんの新作だそうです、私は初めて聴きました。
オーソドックスなスイング系のピアニストで共演はバッキー・ピザレリとジョージ・ムラツと新味です。
どこか懐かしい感じのピアノが聴けますがカクテル・ピアノの趣もあります。
大人しいので最初はピンとこなくてね、いったいどんな時に聴くんだろうかと考えてしまいました。
ところが風邪を引いて調子が悪くなった時にはこれが良かったんだなあ。
で、愛聴盤入りというわけです。

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)

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