Max Roach (ds) [M (drums)]
* CLIFFORD BROWN & MAX ROACH QUINTET / STUDY IN BROWN
clifford brown(tp), harold land(ts),
richie powell(p), george morrow(b), max roach(ds)
1955/Emarcy/
Side A
1 Cherokee
2 Jacqui
3 Swingin
4 Lands End
Side B
1 George's Dilemma
2 Sandu
3 Gerkin For Perkin
4 If I Love Again
5 Take The A Train
クリフォード・ブラウン(tp)&マックス・ローチ(ds)・クインテットはモダン・ジャズ史上重要なグループの一つでした。
ブラウニーはマイルス・デイヴィス(tp)とは持ち味もスタイルも違うけれど唯一マイルスに対抗できるトランぺッターだった。
歌うように舞うように流れるように吹く、そのふくよかでまろやかな音色は他の追随を許しません。
ブラウニーはたった25歳の若さでここでも共演しているリッチー・パウエル(p)と共に交通事故で亡くなりました。
将来を嘱望されていたリーチー・パウエルはバド・パウエル(p)の弟でこちらも弱冠24歳の若さでした。
このグループには後にマイルス・コンボ入りを断ったソニー・ロリンズ(ts)が加わっています。
今作を選んだのは先週のトニー・ウィリアムスのアルバム紹介でマックス・ローチの名前が出て来たからです。
ここではマックス・ローチの古典的な名ドラミングが聴けます。
ブラウニーはもちろんのこと、パウエルのピアノや若きハロルド・ランドのテナー・サックスも聴きどころになります。
(中間系)
clifford brown(tp), harold land(ts),
richie powell(p), george morrow(b), max roach(ds)
1955/Emarcy/
Side A
1 Cherokee
2 Jacqui
3 Swingin
4 Lands End
Side B
1 George's Dilemma
2 Sandu
3 Gerkin For Perkin
4 If I Love Again
5 Take The A Train
クリフォード・ブラウン(tp)&マックス・ローチ(ds)・クインテットはモダン・ジャズ史上重要なグループの一つでした。
ブラウニーはマイルス・デイヴィス(tp)とは持ち味もスタイルも違うけれど唯一マイルスに対抗できるトランぺッターだった。
歌うように舞うように流れるように吹く、そのふくよかでまろやかな音色は他の追随を許しません。
ブラウニーはたった25歳の若さでここでも共演しているリッチー・パウエル(p)と共に交通事故で亡くなりました。
将来を嘱望されていたリーチー・パウエルはバド・パウエル(p)の弟でこちらも弱冠24歳の若さでした。
このグループには後にマイルス・コンボ入りを断ったソニー・ロリンズ(ts)が加わっています。
今作を選んだのは先週のトニー・ウィリアムスのアルバム紹介でマックス・ローチの名前が出て来たからです。
ここではマックス・ローチの古典的な名ドラミングが聴けます。
ブラウニーはもちろんのこと、パウエルのピアノや若きハロルド・ランドのテナー・サックスも聴きどころになります。
(中間系)
Matt Kane (ds) [M (drums)]
*MATT KANE & THE KANSAS CITY GENERATION SEXTET / ACKNOWLEDGEMENT
matt kane(ds), ben leifer(b), andrew oullette(p),
michael shults(as), steve lambert(ts), hermon mehari(tp)
2015/Bounce-Step/
1 In Case You Missed It (B.Watson)
2 Timeline (For Elvin) (P.Metheny)
3 The Burning Sand (A.Alaadeen)
4 ASR' (A.Alaadeen)
5 And The Beauty Of It All (A.Alaadeen)
6 Wheel Within A Wheel (B.Watson)
7 Midwestern Nights Dream (P.Metheny)
8 Jewel (B.Watson)
9 Question And Answer (P.Metheny)
マット・ケーン(ds)は初見、メンバーも知られていないのでローカル・ミュージシャンだと思います。
カンサスは東西の融合地で「カンサス・シティ・ジャズ」と呼び名があるほどにジャズの盛んな所です。
全9曲は現存のカンサス出身の3人の名プレイヤーの曲を演奏しています。
キッチリと3曲づつです。
ボビー・ワトソン(as)とパット・メセニー(g)はジャズ・ファンならもちろん知っていますね。
でもアーマッド・アラディーン(ts)は初めて聞いた・・・カンサスからほとんど出なかったと思われます。
地元のジャズ・シーンでは良く知られたミュージシャンで尊敬されている人物。
どんなプレイヤーかと検索したらYouTubeで何曲か聴けました。
コルトレーン派・・・バラード奏法に独特の雰囲気を持ったテナー奏者でした。
けれど作品はほとんど入手不可能のようです。
3管編成のハード・バップ・アルバムです。
内容はやはりこの地方が持つ独特の風土があります。
粘っこく絡みつくというか、土の香りがするブルース色の強い演奏が聴けました。
ベストは音の広がりを持つ曲、メセニーの(7)で分厚いアンサンブルが魅力です。
アラディーンの(4)の曲想も面白かった。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
matt kane(ds), ben leifer(b), andrew oullette(p),
michael shults(as), steve lambert(ts), hermon mehari(tp)
2015/Bounce-Step/
1 In Case You Missed It (B.Watson)
2 Timeline (For Elvin) (P.Metheny)
3 The Burning Sand (A.Alaadeen)
4 ASR' (A.Alaadeen)
5 And The Beauty Of It All (A.Alaadeen)
6 Wheel Within A Wheel (B.Watson)
7 Midwestern Nights Dream (P.Metheny)
8 Jewel (B.Watson)
9 Question And Answer (P.Metheny)
マット・ケーン(ds)は初見、メンバーも知られていないのでローカル・ミュージシャンだと思います。
カンサスは東西の融合地で「カンサス・シティ・ジャズ」と呼び名があるほどにジャズの盛んな所です。
全9曲は現存のカンサス出身の3人の名プレイヤーの曲を演奏しています。
キッチリと3曲づつです。
ボビー・ワトソン(as)とパット・メセニー(g)はジャズ・ファンならもちろん知っていますね。
でもアーマッド・アラディーン(ts)は初めて聞いた・・・カンサスからほとんど出なかったと思われます。
地元のジャズ・シーンでは良く知られたミュージシャンで尊敬されている人物。
どんなプレイヤーかと検索したらYouTubeで何曲か聴けました。
コルトレーン派・・・バラード奏法に独特の雰囲気を持ったテナー奏者でした。
けれど作品はほとんど入手不可能のようです。
3管編成のハード・バップ・アルバムです。
内容はやはりこの地方が持つ独特の風土があります。
粘っこく絡みつくというか、土の香りがするブルース色の強い演奏が聴けました。
ベストは音の広がりを持つ曲、メセニーの(7)で分厚いアンサンブルが魅力です。
アラディーンの(4)の曲想も面白かった。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
Mike Melito (ds) [M (drums)]
*MIKE MELITO QUINTET AND QUARTET / NEW YORK CONNECTIONS
jerry weldon(ts)(except3,9), peter bernstein(g)(1,3,4,6,10,11),
jeb patton(p), neal miner(b), mike melito(ds),
2016/Weebop Records/
1 Jet Stream (P. Bernstein)
2 Theme For Ernie (F.Lacey)
3 Wives And Lovers (B.Bacharach/H.David)
4 Five Will Get You Ten (S.Clark)
5 Up Over And Out (H.Mobley)
6 I Wished I Knew (B.Smith)
7 If Ever I Would Leave You (A.J.Learner/F.Loewe)
8 Indian Summer (V.Herbert)
9 Bolivia (C.Walton)
10 The Knife (O.Roberts)
11 Blues Okura (N.Miner)
ニューヨークで活躍中のマイク・メリト(ds)の新譜作品です。
メリトを聴くのは2枚目です。
前作はグラント・スチュアート(ts)とジョン・スワナ(tp)のフロント2管でした。
オーソドックスなハード・バップをやっていたのでここも手が伸びました。
メリトは特にフィリー・ジョー・ジョーンズ、ビリー・ヒギンス、アート・テイラーに影響を受けたとありました。
狙いが50~60年代のブルー・ノート盤となれば明らかにジャズ・メッセンジャーズのラインだと思います。
今作はテナー・サックスとギターのフロントで新味を出しています。
近年はこのようにピアノとギターの2コード楽器をぶつける編成も多いですね。
ぶつからないようにするのが腕の見せどころにもなりますね。
選曲を見ても分かるようにハード・バップ路線は歴然としています。
ソニー・クラーク(p)、ハンク・モブレイ(ts)、シダー・ウォルトン(p)が選ばれていました。
(2)、(5)、(7)、(8)はテナー・カルテット、(3)はギター・カルテット、(9)はピアノ・トリオです。
安心感のある4ビート・ジャズはリズムもハッキリしているので聴き易いです。
ピーター・バーンステイン(g)とジェブ・パットン(p)は安定感十分です。
テナーのジェリー・ウェルドンは新人かな・・・まだやや甘い所もあるけれど精進を期待しています。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)
*MIKE MELITO QUINTET & SEXTET / IN THE TRADITION
mike melito(ds), grant stewart(ts), john swana(tp),
paul hofmann(p), neal miner(b), bob sneider(g)(3,5,6,8,9)
2008/Mike Melito/
題名が「IN THE TRADITION」は予想通り、4ビートのホッとする演奏が詰まっていました。
リーダーのマイク・メリト(ds)をはじめ、ピアニスト、ベーシスト、ギタリストは初見です。
ここではグラント・スチュアート(ts)とジョン・スワナ(tp)の組み合わせに興味を持ちました。
私はテナー・サックスとトランペットのフロントが大好きで見かけると大抵買うことになります。
曲目はソニー・クラーク(p)、バリー・ハリス(p)、ハンク・モブレイ(ts)、タッド・ダメロン(p)など、
スタンダードの(6)「SKYLARK」、オリジナルの2曲を含めて嬉しい選曲になっています。
実にやわらかい仕上がりで聴きやすいです。
間違いなく楽しめるアルバムだと思いましたが事実その通りになりました。
ドラマーのリーダー・アルバムにはハズレが少ないですがここでも人選に成功したと思います。
グラント・スチュアート(ts)とジョン・スワナ(tp)がいいです。
二人ともいまひとつ大人しい感じなので、でしゃばることが少なく好センスなプレイヤーですね。
反面、なにか物足りないところがあるのも事実・・・でも、ここではそれが見事に生きました。
ギター入りのセクステットは珍しいけれど、メリトのトータルなサウンド作りが素晴らしい。
ボサノバ好きには(3)「THE DOLPHIN」も入っていてソツがありません。
むずかしいことは何もない、選曲、構成もよく考えられているので安心してお薦めできます。
ただ、自主制作盤だと思えるので入手は困難かもしれませんね。
同じドラマーのジョー・ラ・バーベラが絶賛のコメントを寄せています。
[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]
(くつろぎ系)
jerry weldon(ts)(except3,9), peter bernstein(g)(1,3,4,6,10,11),
jeb patton(p), neal miner(b), mike melito(ds),
2016/Weebop Records/
1 Jet Stream (P. Bernstein)
2 Theme For Ernie (F.Lacey)
3 Wives And Lovers (B.Bacharach/H.David)
4 Five Will Get You Ten (S.Clark)
5 Up Over And Out (H.Mobley)
6 I Wished I Knew (B.Smith)
7 If Ever I Would Leave You (A.J.Learner/F.Loewe)
8 Indian Summer (V.Herbert)
9 Bolivia (C.Walton)
10 The Knife (O.Roberts)
11 Blues Okura (N.Miner)
ニューヨークで活躍中のマイク・メリト(ds)の新譜作品です。
メリトを聴くのは2枚目です。
前作はグラント・スチュアート(ts)とジョン・スワナ(tp)のフロント2管でした。
オーソドックスなハード・バップをやっていたのでここも手が伸びました。
メリトは特にフィリー・ジョー・ジョーンズ、ビリー・ヒギンス、アート・テイラーに影響を受けたとありました。
狙いが50~60年代のブルー・ノート盤となれば明らかにジャズ・メッセンジャーズのラインだと思います。
今作はテナー・サックスとギターのフロントで新味を出しています。
近年はこのようにピアノとギターの2コード楽器をぶつける編成も多いですね。
ぶつからないようにするのが腕の見せどころにもなりますね。
選曲を見ても分かるようにハード・バップ路線は歴然としています。
ソニー・クラーク(p)、ハンク・モブレイ(ts)、シダー・ウォルトン(p)が選ばれていました。
(2)、(5)、(7)、(8)はテナー・カルテット、(3)はギター・カルテット、(9)はピアノ・トリオです。
安心感のある4ビート・ジャズはリズムもハッキリしているので聴き易いです。
ピーター・バーンステイン(g)とジェブ・パットン(p)は安定感十分です。
テナーのジェリー・ウェルドンは新人かな・・・まだやや甘い所もあるけれど精進を期待しています。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)
*MIKE MELITO QUINTET & SEXTET / IN THE TRADITION
mike melito(ds), grant stewart(ts), john swana(tp),
paul hofmann(p), neal miner(b), bob sneider(g)(3,5,6,8,9)
2008/Mike Melito/
題名が「IN THE TRADITION」は予想通り、4ビートのホッとする演奏が詰まっていました。
リーダーのマイク・メリト(ds)をはじめ、ピアニスト、ベーシスト、ギタリストは初見です。
ここではグラント・スチュアート(ts)とジョン・スワナ(tp)の組み合わせに興味を持ちました。
私はテナー・サックスとトランペットのフロントが大好きで見かけると大抵買うことになります。
曲目はソニー・クラーク(p)、バリー・ハリス(p)、ハンク・モブレイ(ts)、タッド・ダメロン(p)など、
スタンダードの(6)「SKYLARK」、オリジナルの2曲を含めて嬉しい選曲になっています。
実にやわらかい仕上がりで聴きやすいです。
間違いなく楽しめるアルバムだと思いましたが事実その通りになりました。
ドラマーのリーダー・アルバムにはハズレが少ないですがここでも人選に成功したと思います。
グラント・スチュアート(ts)とジョン・スワナ(tp)がいいです。
二人ともいまひとつ大人しい感じなので、でしゃばることが少なく好センスなプレイヤーですね。
反面、なにか物足りないところがあるのも事実・・・でも、ここではそれが見事に生きました。
ギター入りのセクステットは珍しいけれど、メリトのトータルなサウンド作りが素晴らしい。
ボサノバ好きには(3)「THE DOLPHIN」も入っていてソツがありません。
むずかしいことは何もない、選曲、構成もよく考えられているので安心してお薦めできます。
ただ、自主制作盤だと思えるので入手は困難かもしれませんね。
同じドラマーのジョー・ラ・バーベラが絶賛のコメントを寄せています。
[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]
(くつろぎ系)
Michael Carvin (ds) [M (drums)]
*MICHAEL CARVIN QUARTET / MARSALIS MUSIC HONORS SERIES
michael carvin(ds)
carlton holmes(p), dezron douglas(b), marcus strickland(sax)
branford marsalis(sax)(3)
2006/MARSALIS MUSIC/
1 I'll Remember April
2 The Lamp Is Low
3 Prisoner Of Love / Body And Soul
4 In Walked Bud
5 Forest Flower
6 A Night In Tunisia
7 You Go To My Head
8 Hello, Young Lovers
先週、「最近購入したアルバム」で紹介した”Marsalis Music Honors Series”の1枚です。
よく知られているジミー・コブ(ds)はともかく、このマイケル・カーヴィン(ds)は意外な人選だったです。
知る人ぞ知るのドラマーでほとんど知られていないのではないでしょうか。
私が持っている資料を見ると自己のクインテットの「ザ・キャメル」とジャッキー・マクリーンとの共演盤が載っています。
共に70年代のsteeplechase盤で、前者にはセシル・ブリッジウォーター(tp)、ソニー・フォーチュン(as)が参加。
私としてはまったくのノーマークでしたが、名前を見た時になぜか「これはいいぞ」と直感しました。
サックスは注目のマーカス・ストリックランドを起用、プロデューサーのブランフォード・マルサリスも1曲参加しています。
選曲も変化に富んでいて面白いし、しっとりとしたリズム・セクションに支えられたサックスの響きが心地良いです。
パタパタとしたドラムの音色に意外な存在感があり、アナログ的な現実味を感じました。
(3)の”PRISONER OF LOVE/BODY AND SOUL”、(5)のチャールス・ロイド(ts)の”FOREST FLOWER”、(7)のスロー・バラードが聴きもの、特にこの”YOU GO TO MY HEAD”は素晴らしいです。
マルサリスはもちろん、ストリックランドが好演、全体的に落ち着いた雰囲気を持つ実にいいアルバムだと思います。
ピアニストのカールトン・ホルムズにも注目しました。
さて、このシリーズですが、次に誰が登場してくるのか興味津々、楽しみにしています。
2006年「ベスト3」の一枚です。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
michael carvin(ds)
carlton holmes(p), dezron douglas(b), marcus strickland(sax)
branford marsalis(sax)(3)
2006/MARSALIS MUSIC/
1 I'll Remember April
2 The Lamp Is Low
3 Prisoner Of Love / Body And Soul
4 In Walked Bud
5 Forest Flower
6 A Night In Tunisia
7 You Go To My Head
8 Hello, Young Lovers
先週、「最近購入したアルバム」で紹介した”Marsalis Music Honors Series”の1枚です。
よく知られているジミー・コブ(ds)はともかく、このマイケル・カーヴィン(ds)は意外な人選だったです。
知る人ぞ知るのドラマーでほとんど知られていないのではないでしょうか。
私が持っている資料を見ると自己のクインテットの「ザ・キャメル」とジャッキー・マクリーンとの共演盤が載っています。
共に70年代のsteeplechase盤で、前者にはセシル・ブリッジウォーター(tp)、ソニー・フォーチュン(as)が参加。
私としてはまったくのノーマークでしたが、名前を見た時になぜか「これはいいぞ」と直感しました。
サックスは注目のマーカス・ストリックランドを起用、プロデューサーのブランフォード・マルサリスも1曲参加しています。
選曲も変化に富んでいて面白いし、しっとりとしたリズム・セクションに支えられたサックスの響きが心地良いです。
パタパタとしたドラムの音色に意外な存在感があり、アナログ的な現実味を感じました。
(3)の”PRISONER OF LOVE/BODY AND SOUL”、(5)のチャールス・ロイド(ts)の”FOREST FLOWER”、(7)のスロー・バラードが聴きもの、特にこの”YOU GO TO MY HEAD”は素晴らしいです。
マルサリスはもちろん、ストリックランドが好演、全体的に落ち着いた雰囲気を持つ実にいいアルバムだと思います。
ピアニストのカールトン・ホルムズにも注目しました。
さて、このシリーズですが、次に誰が登場してくるのか興味津々、楽しみにしています。
2006年「ベスト3」の一枚です。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
Max Roach(ds) [M (drums)]
*MAX ROACH TRIO / THE LEGENDALY HASAAN
max roach(ds), hasaan(p), art davis(b)
1964Rec/Atlantic/
今作も再発廉価盤の一枚です。
マックス・ローチは1924年生まれ、2007年に83歳で亡くなっています。
ビ・バップからフリーまでジャズの黄金時代を飾った天才の一人です。
強烈な個性を持ち、ジャズ・ドラムスの歴史そのものの存在でもあります。
ハサーン・イヴン・アリは1931年、フェラデルフィア生まれですがその情報は極端に少ないです。
これほどのピアニストがなぜほとんど無名で終わってしまったのか・・・謎に包まれています。
ローカルなミュージシャンにはこういう人も多いけど・・・・。
全7曲は全てハサーンのオリジナルです。
表題に「伝説のハサーン」とあるように当時のジャズ・シーンでは有名だったと思います。
聴いてもらえばすぐに分かりますが1曲目からその斬新な音楽性が全開です。
セシル・テイラーのパーカッシブなタッチとセロニアス・モンクの難解な曲想を合わせ持っています。
独特の和音構成と展開は実に刺激的なジャズを聴かせてくれました。
ハサーンに呼応するマックス・ローチのドラミングも聴きどころになります。
根底にあるのはハサーンとローチの対決魂・・・やっぱりローチのドラムスも凄いと思う。
今作も日本初CD化だそうです。
1000円ならずいぶんとお買い得。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(まじめ系)
max roach(ds), hasaan(p), art davis(b)
1964Rec/Atlantic/
今作も再発廉価盤の一枚です。
マックス・ローチは1924年生まれ、2007年に83歳で亡くなっています。
ビ・バップからフリーまでジャズの黄金時代を飾った天才の一人です。
強烈な個性を持ち、ジャズ・ドラムスの歴史そのものの存在でもあります。
ハサーン・イヴン・アリは1931年、フェラデルフィア生まれですがその情報は極端に少ないです。
これほどのピアニストがなぜほとんど無名で終わってしまったのか・・・謎に包まれています。
ローカルなミュージシャンにはこういう人も多いけど・・・・。
全7曲は全てハサーンのオリジナルです。
表題に「伝説のハサーン」とあるように当時のジャズ・シーンでは有名だったと思います。
聴いてもらえばすぐに分かりますが1曲目からその斬新な音楽性が全開です。
セシル・テイラーのパーカッシブなタッチとセロニアス・モンクの難解な曲想を合わせ持っています。
独特の和音構成と展開は実に刺激的なジャズを聴かせてくれました。
ハサーンに呼応するマックス・ローチのドラミングも聴きどころになります。
根底にあるのはハサーンとローチの対決魂・・・やっぱりローチのドラムスも凄いと思う。
今作も日本初CD化だそうです。
1000円ならずいぶんとお買い得。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(まじめ系)
Masayuki Kume 久米雅之 (ds) [M (drums)]
*MASAYUKI KUME QUINTET / 21
久米雅之(ds)、関根敏行(p)、佐瀬正(b)、
井上淑彦(ts,ss)、秋山卓(as)
2009/Nonet/
久米雅之(ds)さんのニュー・アルバムです。
1曲を除いて全て自身のオリジナルで占められています。
ドラマーのリーダー作は数多くありますが全部が自分のオリジナルというのは珍しいと思います。
聴いてもらえば一目瞭然、久米さんにはメロディ・メーカーとしての才能もあります。
このグループの特徴的サウンドは爽やかな南風のイメージでまろやかな感じがします。
そういう意味では(1)「VERDE」が一番のお気に入りになりました。
最近とみに好きな曲の(4)「A FOGGY DAY」が入っていたのも購入のきっかけになりました。
このアレンジがカッコ良かったし、このグループの実力を知る演奏になっています。
バラードの(5)「REQUIEM」も切なく美しかったのでこちらを一番手に取る人が多いかもしれません。
最初から最後まで1曲1曲をじっくりと聴いていくと味のある仕上がりになっています。
さて、メンバーを見てみると関根敏行さんのピアノに注目するファンも多いでしょうね。
私の周りにもこの関根さんと井上淑彦(ts)さんに心酔するジャズ仲間がいます。
佐瀬正さんは太くて温かい音を出すベーシストです。
先日も書きましたが期待の秋山卓(as)さんは体調を崩して休養中とのことです。
一日も早い回復を祈りたいと思います。
--帯中よりの抜粋--
「ドラムが歌う楽器だなんて知らなかった。 久米さんに会うまでは・・・」
--チャカ--
(中間系)
久米雅之(ds)、関根敏行(p)、佐瀬正(b)、
井上淑彦(ts,ss)、秋山卓(as)
2009/Nonet/
久米雅之(ds)さんのニュー・アルバムです。
1曲を除いて全て自身のオリジナルで占められています。
ドラマーのリーダー作は数多くありますが全部が自分のオリジナルというのは珍しいと思います。
聴いてもらえば一目瞭然、久米さんにはメロディ・メーカーとしての才能もあります。
このグループの特徴的サウンドは爽やかな南風のイメージでまろやかな感じがします。
そういう意味では(1)「VERDE」が一番のお気に入りになりました。
最近とみに好きな曲の(4)「A FOGGY DAY」が入っていたのも購入のきっかけになりました。
このアレンジがカッコ良かったし、このグループの実力を知る演奏になっています。
バラードの(5)「REQUIEM」も切なく美しかったのでこちらを一番手に取る人が多いかもしれません。
最初から最後まで1曲1曲をじっくりと聴いていくと味のある仕上がりになっています。
さて、メンバーを見てみると関根敏行さんのピアノに注目するファンも多いでしょうね。
私の周りにもこの関根さんと井上淑彦(ts)さんに心酔するジャズ仲間がいます。
佐瀬正さんは太くて温かい音を出すベーシストです。
先日も書きましたが期待の秋山卓(as)さんは体調を崩して休養中とのことです。
一日も早い回復を祈りたいと思います。
--帯中よりの抜粋--
「ドラムが歌う楽器だなんて知らなかった。 久米さんに会うまでは・・・」
--チャカ--
(中間系)
Masahiro Yoshida 吉田正広 (ds) [M (drums)]
*MASAHIRO YOSHIDA QUARTET / I LOVE YOU , E
吉田正広(ds)
eddie henderson(tp), allen farnham(p), rey drummond(b)
2000/OSC/
1 Bag's Groove
2 Night In Tunisia
3 Shell Shocked
4 Easy To Remember
5 Mukashibanashi
6 Lost In Zurich
7 Naima
8 For All We Know
吉田正広さん(ds)の新作です。まずはこの組み合わせに興味を持ちました。
フューチャーされるエディ・ヘンダーソンは精神科医の資格を持つ異色のベテラン・トランペッターです。
マイルス派といえるでしょうね。
近年ではケニー・バロン~ビリー・ハ-パー・グループでの活躍が目立ちます。
アラン・ファーナムはコンコード・レーベルからリリースしている中堅のピアニストです。
5曲がスタンダード・ナンバーで残り3曲がアランのオリジナルという構成です。
自主制作に近い作品なのでジャケットがいかにも・・・というところが残念でした。
(中間系)
吉田正広(ds)
eddie henderson(tp), allen farnham(p), rey drummond(b)
2000/OSC/
1 Bag's Groove
2 Night In Tunisia
3 Shell Shocked
4 Easy To Remember
5 Mukashibanashi
6 Lost In Zurich
7 Naima
8 For All We Know
吉田正広さん(ds)の新作です。まずはこの組み合わせに興味を持ちました。
フューチャーされるエディ・ヘンダーソンは精神科医の資格を持つ異色のベテラン・トランペッターです。
マイルス派といえるでしょうね。
近年ではケニー・バロン~ビリー・ハ-パー・グループでの活躍が目立ちます。
アラン・ファーナムはコンコード・レーベルからリリースしている中堅のピアニストです。
5曲がスタンダード・ナンバーで残り3曲がアランのオリジナルという構成です。
自主制作に近い作品なのでジャケットがいかにも・・・というところが残念でした。
(中間系)
Masahiro Tajika 田鹿雅裕 (ds) [M (drums)]
*MASAHIRO TAJIKA QUINTET / TAHJI
田鹿雅裕(ds)
多田誠司(as)、岡崎好朗(tp)、川上さとみ(p)、高道晴久(b)
2011/Forecast/
1 D.T
2 The Cupbearers
3 UGETSU
4 Goodbye
5 Thadrack
6 Funk In Deep Freeze
7 KALENA
8 Queensboro
9 Cheese Cake
10 Ditmars Boulevard
11 Mo' Joe
12 Only Trust Your Heart
田鹿雅裕(ds)さんともライブ・ハウスで時々出会います。
日本のルイス・ナッシュ(ds)と比喩される好センスのドラマーです。
そんな田鹿さんの初リーダー・アルバムが今作です。
ベテランの初リーダー作には「え~、そうだったの?」って驚かされることも多い。
それだけに満を持しての力作になる可能性が高くなります。
自分のことがよく分かっているから自然体というか、安心して聴くことができますね。
作品からはビ・バップの精神がビリビリと伝わってきました。
それは選曲からも明らかです。
オリジナルが4曲、スタンダードが1曲(4)で、あとはジャズ・メンの作品です。
シダー・ウォルトン(p)、サド・ジョーンズ(tp)、ハンク・モブレイ(ts)、デクスター・ゴードン(ts)、
ジョー・ヘンダーソン(ts)、ベニー・カーター(as)、特にトム・マッキントッシュ(as)は珍しいです。
この心地良いスイング感はもうたまりませんよ。
田鹿さんのこだわりのブラッシュ・ワークは抜群の上手さを誇ります。
(2)「THE CUPBEARERS」、(5)「THADRACK」などで堪能できます。
ホットな多田誠司(as)さんとクールな岡崎好朗(tp)のフロント2管は絶妙な組み合わせ。
川上さとみ(p)さんの強烈なタッチのピアノも印象に残ります。
高道晴久(b)さんはビ・バップの色濃いベーシストで田鹿さんとのコンビネーションは最高です。
バラードの(4)「GOODBYE」や(12)「ONLY TRUST YOUR HEART」が味わい深いか。
その他にも聴きどころが多く、モダン・ジャズのエッセンスが詰まっています。
ボーナス・トラックで2曲(11)、(12)が追加されていますが田鹿さんの心が動きが読み取れます。
ボツにするにはどうしても惜しいと思ったんでしょうね。
この気持はよく分かります。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)
田鹿雅裕(ds)
多田誠司(as)、岡崎好朗(tp)、川上さとみ(p)、高道晴久(b)
2011/Forecast/
1 D.T
2 The Cupbearers
3 UGETSU
4 Goodbye
5 Thadrack
6 Funk In Deep Freeze
7 KALENA
8 Queensboro
9 Cheese Cake
10 Ditmars Boulevard
11 Mo' Joe
12 Only Trust Your Heart
田鹿雅裕(ds)さんともライブ・ハウスで時々出会います。
日本のルイス・ナッシュ(ds)と比喩される好センスのドラマーです。
そんな田鹿さんの初リーダー・アルバムが今作です。
ベテランの初リーダー作には「え~、そうだったの?」って驚かされることも多い。
それだけに満を持しての力作になる可能性が高くなります。
自分のことがよく分かっているから自然体というか、安心して聴くことができますね。
作品からはビ・バップの精神がビリビリと伝わってきました。
それは選曲からも明らかです。
オリジナルが4曲、スタンダードが1曲(4)で、あとはジャズ・メンの作品です。
シダー・ウォルトン(p)、サド・ジョーンズ(tp)、ハンク・モブレイ(ts)、デクスター・ゴードン(ts)、
ジョー・ヘンダーソン(ts)、ベニー・カーター(as)、特にトム・マッキントッシュ(as)は珍しいです。
この心地良いスイング感はもうたまりませんよ。
田鹿さんのこだわりのブラッシュ・ワークは抜群の上手さを誇ります。
(2)「THE CUPBEARERS」、(5)「THADRACK」などで堪能できます。
ホットな多田誠司(as)さんとクールな岡崎好朗(tp)のフロント2管は絶妙な組み合わせ。
川上さとみ(p)さんの強烈なタッチのピアノも印象に残ります。
高道晴久(b)さんはビ・バップの色濃いベーシストで田鹿さんとのコンビネーションは最高です。
バラードの(4)「GOODBYE」や(12)「ONLY TRUST YOUR HEART」が味わい深いか。
その他にも聴きどころが多く、モダン・ジャズのエッセンスが詰まっています。
ボーナス・トラックで2曲(11)、(12)が追加されていますが田鹿さんの心が動きが読み取れます。
ボツにするにはどうしても惜しいと思ったんでしょうね。
この気持はよく分かります。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(くつろぎ系)
Masahiko Togashi 富樫雅彦 (ds) [M (drums)]
*MASAHIKO TOGASHI BALLAD COLLECTION / MY WONDERFUL LIFE
佐藤允彦(p),
渡辺貞夫(as), 日野皓正(tp), 峰厚介(ts,ss)
山下洋輔(p)
2009/Ratspack Record/
故富樫雅彦(ds)さんのバラードを演奏しようという興味深い企画です。
この曲想、このメンバー、この内容なら話題になることは確実な情勢でしたね。
盟友の佐藤允彦(p)さんを中心に渡辺貞夫(as)さん、日野皓正(tp)さん、峰厚介(ts,ss)さんの組み合わせ。
さらに山下洋輔さんのソロ・ピアノまで加わっています。
こんな贅沢なCDはもう出ないんじゃないかな。
それこそジャズ・ファンなら必携だと思いますよ。
それぞれに聴きどころがあるし、聴く人がそれぞれに感じて好きな曲を聴けばいいと思います。
3人のホーン奏者がどういう思い入れで吹いたかを考えるのも面白いですね。
私が一番しっくりきたのは峰さんだったけど・・・さて、みなさんはどうでしょうか?
[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]
(くつろぎ系)
佐藤允彦(p),
渡辺貞夫(as), 日野皓正(tp), 峰厚介(ts,ss)
山下洋輔(p)
2009/Ratspack Record/
故富樫雅彦(ds)さんのバラードを演奏しようという興味深い企画です。
この曲想、このメンバー、この内容なら話題になることは確実な情勢でしたね。
盟友の佐藤允彦(p)さんを中心に渡辺貞夫(as)さん、日野皓正(tp)さん、峰厚介(ts,ss)さんの組み合わせ。
さらに山下洋輔さんのソロ・ピアノまで加わっています。
こんな贅沢なCDはもう出ないんじゃないかな。
それこそジャズ・ファンなら必携だと思いますよ。
それぞれに聴きどころがあるし、聴く人がそれぞれに感じて好きな曲を聴けばいいと思います。
3人のホーン奏者がどういう思い入れで吹いたかを考えるのも面白いですね。
私が一番しっくりきたのは峰さんだったけど・・・さて、みなさんはどうでしょうか?
[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]
(くつろぎ系)
Masahiko Osaka 大坂昌彦(ds) [M (drums)]
*MASAHIKO OSAKA / CROSSFADE
masahiko osaka(ds), nicholas payton(tp)(3), brian lynch(tp)(2),
antonio hart(as,ss)(4,7,10), mark turner(ts,ss)(1,2,6,8),
david murray(ts,bcl)(9,10), anthony wonsey(p)(1,2,3,6,8),
onaje allen gumbs(p)(4,5,7,10), ruben rogers(b)(1,2,3,6,8),
gary peacock(b)(4,5,7,9,10)
1999/Paddle Wheel Records/
1 Don't Get Upset
2 Last Summer
3 Cold Love
4 Minor Mood
5 Simple Waltz
6 Scarborough Fair
7 Morning Dance
8 Fragment
9 In A Mellow Tone
10 Just Like A Woman
ニューヨークのトップ・クラス・ミュージシャンとの共演による大坂昌彦、第4作。
ふたつの世代をつなぐ非凡な才能を示した傑作。
(帯中よりの抜粋)
メンバーも豪華だけど中味も濃いです。
ニコラス・ペイトン(tp)、ブライアン・リンチ(tp)、アントニオ・ハート(as)、デヴィッド・マレイ(ts)、オナージェ・アラン・ガムス(p)、リューベン・ロジャース(b)、ゲイリー・ピーコック(b)など。
特にマーク・ターナー(ts)、アンソニー・ウォンジー(p)が熱い。
*MASAHIKO OSAKA & TOMONAO HARA QUINTET / STREETS & AVENUES
tomonao hara(tp), tetsuro kawashima(ts,ss),
yuichi inoue(p), shin kamimura(b), masahiko osaka(ds)
1997/Paddle Wheel Records/
1 Take The A Train
2 Drop Me Off At Harlem
3 Upper Manhattan Medical Group
4 Skating IN Central Park
5 Manhattan
6 Central Park West
7 52nd Street Theme
8 Grand Central
9 Scrapple From The Apple
10 Broadway Blues
マンハッタン・ジャズ・サウンド・クルーズ。
本邦最高のジャズ・コンボ、大坂&原クインテットの第4弾。
(帯中よりの抜粋)
本当は第五弾なんだけど川島哲郎さんが加わったものとしては第四弾になります。
日本のジャズ・バンドでコンスタントにCDをリリースしていたのはこのクインテットが最後かもしれませんね。
それほどこのグループには魅力があったんです。
[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]
*MASAHIKO OSAKA & TOMONAO HARA QUINTET / FAVORITES FOR LOVERS
tomonao hara(tp), tetsuro kawashima(ts,ss),
shuhei mizuno(p), shin kamimura(b), masahiko osaka(ds)
1995/Paddle Wheel Records/
1 My Funny Valentine
2 Smoke Gets In Your Eyes
3 I Can't Get Started
4 Falling In Love With Love
5 Sophisticated Lady
6 Sleigh Ride
大坂&原クインテットの第四弾。
全6曲は38分で少ないです。
*MASAHIKO OSAKA & TOMONAO HARA QUINTET / FAVORITES
tomonao hara(tp), tetsuro kawashima(ts,ss),
shuhei mizuno(p), shin kamimura(b), masahiko osaka(ds)
1995/Paddle Wheel Records/
1 A Night In Tunisia
2 Love Dance
3 Take The Coltrane
4 Autumn Leaves
5 Getting Out Of The City
6 I Won't Grow Up
7 A Nightingale Sang In Beakeley Square
8 If I Were A Bell
9 Chal's Tap
10 Catch You Later
スタンダード・ナンバーに新しい生命を吹き込んだ大坂&原クインテットの第三弾。
(帯中よりの抜粋)
masahiko osaka(ds), nicholas payton(tp)(3), brian lynch(tp)(2),
antonio hart(as,ss)(4,7,10), mark turner(ts,ss)(1,2,6,8),
david murray(ts,bcl)(9,10), anthony wonsey(p)(1,2,3,6,8),
onaje allen gumbs(p)(4,5,7,10), ruben rogers(b)(1,2,3,6,8),
gary peacock(b)(4,5,7,9,10)
1999/Paddle Wheel Records/
1 Don't Get Upset
2 Last Summer
3 Cold Love
4 Minor Mood
5 Simple Waltz
6 Scarborough Fair
7 Morning Dance
8 Fragment
9 In A Mellow Tone
10 Just Like A Woman
ニューヨークのトップ・クラス・ミュージシャンとの共演による大坂昌彦、第4作。
ふたつの世代をつなぐ非凡な才能を示した傑作。
(帯中よりの抜粋)
メンバーも豪華だけど中味も濃いです。
ニコラス・ペイトン(tp)、ブライアン・リンチ(tp)、アントニオ・ハート(as)、デヴィッド・マレイ(ts)、オナージェ・アラン・ガムス(p)、リューベン・ロジャース(b)、ゲイリー・ピーコック(b)など。
特にマーク・ターナー(ts)、アンソニー・ウォンジー(p)が熱い。
*MASAHIKO OSAKA & TOMONAO HARA QUINTET / STREETS & AVENUES
tomonao hara(tp), tetsuro kawashima(ts,ss),
yuichi inoue(p), shin kamimura(b), masahiko osaka(ds)
1997/Paddle Wheel Records/
1 Take The A Train
2 Drop Me Off At Harlem
3 Upper Manhattan Medical Group
4 Skating IN Central Park
5 Manhattan
6 Central Park West
7 52nd Street Theme
8 Grand Central
9 Scrapple From The Apple
10 Broadway Blues
マンハッタン・ジャズ・サウンド・クルーズ。
本邦最高のジャズ・コンボ、大坂&原クインテットの第4弾。
(帯中よりの抜粋)
本当は第五弾なんだけど川島哲郎さんが加わったものとしては第四弾になります。
日本のジャズ・バンドでコンスタントにCDをリリースしていたのはこのクインテットが最後かもしれませんね。
それほどこのグループには魅力があったんです。
[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]
*MASAHIKO OSAKA & TOMONAO HARA QUINTET / FAVORITES FOR LOVERS
tomonao hara(tp), tetsuro kawashima(ts,ss),
shuhei mizuno(p), shin kamimura(b), masahiko osaka(ds)
1995/Paddle Wheel Records/
1 My Funny Valentine
2 Smoke Gets In Your Eyes
3 I Can't Get Started
4 Falling In Love With Love
5 Sophisticated Lady
6 Sleigh Ride
大坂&原クインテットの第四弾。
全6曲は38分で少ないです。
*MASAHIKO OSAKA & TOMONAO HARA QUINTET / FAVORITES
tomonao hara(tp), tetsuro kawashima(ts,ss),
shuhei mizuno(p), shin kamimura(b), masahiko osaka(ds)
1995/Paddle Wheel Records/
1 A Night In Tunisia
2 Love Dance
3 Take The Coltrane
4 Autumn Leaves
5 Getting Out Of The City
6 I Won't Grow Up
7 A Nightingale Sang In Beakeley Square
8 If I Were A Bell
9 Chal's Tap
10 Catch You Later
スタンダード・ナンバーに新しい生命を吹き込んだ大坂&原クインテットの第三弾。
(帯中よりの抜粋)