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Nicholas Payton (tp) [N (trumpet)]

*NICHOLAS PAYTON / DEAR LOUIS

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nicholas payton(tp,vo), etc
2001/VERVE/

ニコラス・ペイトンの新譜はルイ・アームストロングのトリビュート・アルバムです。
どうしてもというわけではなかったけれど彼もまた無視出来ないプレイヤーになりつつあります。
ミニ・ウィントン・マルサリス(tp)の道を歩みつつありますね。
メンバーは若手?で知られていませんがどんな演奏をしているのかに興味がありました。
プロデュースとアレンジは全てペイトン自身が行っています。
彼のヴォーカルが2曲、ダイアン・リーブスとドクター・ジョンが各2曲にゲスト出演しています。

(中間系)

「On The Sunny Side Of The Street」、「Mack The Knife」



*NICHOLAS PAYTON QUINTET / NICK @ NIGHT

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nicholas payton(tp), tim warfield(ts),
anthony wonsey(p), reuben rogers(b), adonis rose(ds)
2000/Verve/



*NICHOLAS PAYTON / PAYTON'S PLACE

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nicholas payton(tp), tim warfield(ts),
anthony wonsey(p), reuben rogers(b), adonis rose(ds)
guest:
roy hargrove(tp)(2,8), wynton marsalis(tp)(2,10), joshua redman(ts)(4)
1998/Verve/

ニコラス・ペイトンのレギュラー・クインテットの多面性が聞けます。
色々なものに挑戦してみようという意気込みを感じますが、
個人的にはまとまりに欠けるのでいまいちです。
ゲスト陣はロイ・ハーグローブ、ウィントン・マルサリス、
ジョシュア・レッドマン(1,2曲に参加)と超豪華盤です。

(中間系)



*NICHOLAS PAYTON SEXTET / GUMBO NOUVEAU

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nicholas payton(tp), jesse davis(as), tim warfield(ts),
anthony wonsey(p), reuben rogers(b), adonis rose(ds)
1996/Verve/



*NICHOLAS PAYTON SEXTET / FROM THIS MOMENT

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nicholas payton(tp), mark whitfield(g), monte croft(vib),
mulgrew miller(p), reginald veal(b), lewis nash(ds)
1995/Verve/

ニコラス・ペイトンの初リーダー・アルバムです。
1973年生まれの弱冠22歳です
ウィントン・マルサリスを中心とする新伝承派のトランペッターとして注目されています。
そのふくよかでまろやかな音色はこれからの活躍を期待させるものでした。

「It Could Happen To Me」、「From This Moment On」

Nat Adderley (tp,cor) [N (trumpet)]

*NAT ADDERLEY QUINTET / THE OLD COUNTRY

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nat adderley(cor), vincent herring(as),
rob bargad(p), james genus(b), billy drummond(ds)
1991/Alfa Jazz/

キャノンボール・アダレイを彷彿とさせるヴィンセント・ハーリングを起用した作品。

「Love For Sale」、「Stella By Starlight」



*NAT ADDERLEY SEPTET / DON'T LOOK BACK

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nat adderley(cor), john stubblefield(ts,ss), ken mcintyre(as,bcl,fl,oboe),
onaje allan gumbs(p,elp), fernando gumbs(b), ira buddy williams(ds),
victor see yuen(cong,per)
1976Rec/SteepleChase/

ナット・アダレイ・セプテットの作品。
70年代の録音なので時代を反映してフュージョン・テイストもあります。
エレクトリック・ピアノやエレキ・ベースも使用していて、コンガ、パーカッション入りです。
面白いのはジョン・スタブルフィールド(ts)とオナージェ・アラン・ガムス(p)の参加でしょうか。
スタブルフィールドはフュージョンからフリーまでの幅広い音楽性の持ち主で
ミンガス・ビック・バンドなどで活躍、マイルス・デイビスに起用されたこともあります。
音楽監督はガムスだと思います。・・・で、フュージョン・テイストが強い。
ナット・アダレイはパワフルにエネルギシュに全開しています。



*NAT ADDERLEY QUINTET / LIVE AT MEMORY LANE

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nat adderley(cor), joe henderson(ts),
joe zawinul(p), victor gaskin(b), roy mccurdy(ds)
1966Rec/Atlantic/

今作も再発廉価盤の一枚です。
ナット・アダレイは1931年生まれ、2000年に68歳で亡くなっています。
兄のキャノンボール・アダレイ(as)との共演、コルネット奏者として知られています。
作曲者としての才能もあって「ワーク・ソング」は大ヒットしました。

同時期のライブ盤にキャノンボールの人気盤「マーシー・マーシー・マーシー」(1966)がありますね。
今作はそれに劣らないエキサイティングで白熱した演奏が聴けました。
それもそのはず、キャノンボール以外はそのままのメンバーが参加しています。
もちろん、最大の聴きどころはジョー・ヘンダーソン(ts)の参加にあります。
ヘンダーソンはブルー・ノートから好盤を連発していて、時代を担うテナー奏者として注目されていました。
ヘンダーソンがコルトレーンの影響を受けてスピルチュアルなモード奏法に傾倒した時期に重なります。
(5)「PAINTED DESERT」ではそんなヘンダーソンのベスト・プレイを聴くことができました。
続くナット・アダレイのソロも凄い・・・ジョー・ザビヌルの曲想はコルトレーン・カルテットそのものです。

そのほか(2)「FUN」は前述の「マーシー・マーシー・マーシー」でも収録されていました。
ファンキーでノリのいいテーマなので、今でもバップ・バンドを聴きに行くと時々演奏されています。
ザビヌルのピアノ、ビクター・ガスキン(b)や煽りに煽るロイ・マッカーディのドラムスも聴きどころです。
特にザビヌルにはホレス・シルバーやボビー・ティモンズなどのファンキー&ソウルが根底にあります。

聴衆と一体となったライブ・ハウスの臨場感が味わえます。
これほどのアルバムが日本初CD化と聞いて驚きました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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