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Oscar Pettiford (b) [O (bass)]

*OSCAR PETTIFORD / DEEP PASSION

sonet1490.jpg

oscar pettiford(b), art farmer(tp), jimmy cleveland(tb), gigi gryce(as),
lucky thompson(ts), tommy flanagan(p), osie johnson(ds),
kenny dorham(tp), benny golson(ts), sahib shihab(bs), dick katz(p), etc
1956,57Rec/ABC-Pramaount/

オスカー・ペティフォード(b)の傑作「イン・ハイファイ」のコンプリート盤です。
ビック・バンドの2枚をカップリングした徳用盤。

「Nica's Tempo」、「I Remember Cliford」、「Little Niles」、etc

Omer Avital (b) [O (bass)]

*OMER AVITAL QUINTET / LIVE AT SMALLS

sonet1489.jpg

avishai cohen(tp), joel frahm(ts),
jason lindner(p), omer avital(b), johnathan blake(ds)
2011/Smallslive/

1 Theme For A Brighter Future
2 Magic Carpet
3 One
4 Bass Intro
5 Anthem To Life
6 Blues For Tardy
7 D-Bass
8 (...Just Some) Small Time Shit

「ライブ・アット・スモールズ」の1枚です。
このシリーズは現在のニューヨークのジャズが聴けるということで注目しています。
プレイヤーも自由にやらせてもらっているようでオリジナル曲が多いです。
私もこのところで何枚か買いましたが全体的に重たい作りになっています。
以前だったらこれくらいは何でもなかったですが年なので軟弱になったのかもしれませんね。
正直、ちょっとしんどい時もあるけれど負けてはいられないとも思います。

今作は全曲オマー・アヴィタル(b)のオリジナルです。
イスラエル出身のアヴィシャイ・コーエン(tp)とのコンビは中近東の香りもします。
(3)「ONE」ではその雰囲気を十分味わえました。
あとのメンバーはジョエル・フラーム(ts)、ジェイソン・リンドナー(p)、ジョナサン・ブレイク(ds)です。
重厚な作りはかのチャールス・ミンガス(b)に相通じるところもあります。
最近のベースマンはあんまりミンガス・テイストは出さないのでかえって新鮮な感じもします。
ベストは14分強の(2)「MAGIC CARPET」でしょうね。
途中から展開されるピアノ・トリオではグイグイと盛り上がる抜群なノリに痺れました。
作りが重いのでスピード感のある演奏がいいです。
(5)「ANTHEM TO LIFE」ではアヴィシャイのトランペット、ジョエルのテナーが吼えました。

とっつきはいまひとつだと思いますが何度か聴いているうちに段々良くなってきます。
特にリンドナーのピアノとブレイクのドラムスに注目しました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)



*OMER AVITAL QUINTET / THE ANCIENT ART OF GIVING

sonet1488.jpg

omer avital(b)
mark turner(ts), avishai cohen(tp), aaron goldberg(p), ali jackson(ds)
2006/SMOLLS RECORDS/

1 Homeland
2 Night Song
3 Ras Abu-Galum (for Elvin Jones)
4 Arrival
5 Shimi's Tune
6 Bass Introduction
7 Yes !

オマー・アヴィタル(b)は名前から推測するとイスラエル出身でしょうか。
アヴィシャイ・コーエン(tp)もそうですが、同名異人の強力なベーシストがいるので間違えやすいです。
全7曲は全てオマー自身のオリジナルでほのかに中近東の香りが漂っています。
比較的オーソドックスな曲が並んでいますが、中味は充実していて、ネオ・ハード・バップの好盤です。
注目はマーク・ターナー(ts)と新進トランペッターのアヴィシャイ・コーエンのフロントでしたが、
コンビネーションはバッチリ、これほどの相性の良さとは思いませんでした。
特に(4)の「ARRIVAL」におけるマークとアヴィシャイの掛け合いも聴きものです。
アヴィシャイは(7)の「YES !」でもその実力の程が探れます。
バックのアーロン・ゴールドバーグ(p)とアリ・ジャクソン(ds)の好調さも目立ちます。
前半(1)「HOMELAND」、(2)「NIGHT SONG」、(3)「RAS ABU-GALUM」ではこの二人が主役。
リーダーのオマー・アヴィタルは控え目な性格のようで、騒がず目立たず、これも印象に残りました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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