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Roma Trio (grp) [R (group)]

* ROMA TRIO / LOVE IS A MENY-SPLENDORED THINGS

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luca mannutza(p), gianluca renzi(b), nicola angelucci(ds)
2007/Venus/

1 Love Is A Many-Splendored Thing
2 If I Should Lose You
3 Whisper Not
4 Airegin
5 On Green Dolphin Street
6 I Love You, Porgy
7 Tea For Two
8 Claudia's Nightmare
9 Message In A Bottle
10 Everything I Love

ローマ・トリオの初アルバム・・・物語を感じさせる印象的なジャケットです。
解説によるとフランチェスコ・カフィーソ盤で共演していたドラマーの二コラ・アンジェルッチからの話だったようです。
ルカ・マヌッツア(p)は「ハイ・ファイブ」でジャンルカ・レンツィ(b)はジョヴァンニ・ミラバッシ・トリオで知られています。
「慕情」はいい映画でしたね、香港を舞台にした恋愛ものでサミー・フェインの音楽も素晴らしかった。
主演はジェニファー・ジョーンズとウィリアム・ホールデンでアカデミー賞を取りました。

日本制作盤にはある一定のパターンがありますね。
まずスタンダード中心に選曲してこれをどう料理するかに一番こだわります。
馴染みあるメロディのスタンダードには安心感と安定感がある。
多分、日本のジャズ・ファンがこれを一番求めているからだと思います。

さて今作ですが全10曲はアンジェルッチのオリジナル1曲とその他スタンダード9曲の構成です。
ここの魅力は変拍子にありました。
曲の中で自在に拍子が変わるのでスタンダードに新たな息吹が生まれています。
それぞれの力量も確かで三位一体の演奏が聴きどころになりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Reeds And Deeds [R (group)]

*REEDS AND DEEDS / COOKIN'

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eric alexander(ts), grant stewart(ts),
david hazeltine(p), peter washington(b), kenny washington(ds)
2005/Criss Cross/

「So In Love」、「Never Let Me Go」、「Black Orpheus」



*REEDS AND DEEDS / WAILIN'

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eric alexander(ts), grant stewart(ts),
david hazeltine(p), peter washington(b), kenny washington(ds)
2005/Criss Cross/

「Reeds & Deeds」はエリック・アレキサンダーとグラント・スチュワートの2テナー・ユニットです。
今作の存在は知っていたけど聴いたのは初めて・・・内容がほぼ予想できるので手が伸びなかった。
昔はよくありましたが現在では真正面からぶつかり合うテナー・バトルも珍しいんじゃないかな。
そういう意味からも貴重なユニットになるかもしれませんね。

年齢はエリック43歳、グラント40歳なのでエリックが3歳年上です。
お互いの持ち味がはっきりと違うのでどちらが吹いているのかすぐに分かります。
多彩なエリックと大らかなグラントは案外相性がいいと思いました。
スタンダード中心のストレートなハード・バップ・ジャズは理屈抜きに楽しめるのがいいです。
(中間系)

「Born To Be Blue」、「Russian Lillaby」、「The Shadow Of Your Smile」

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