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Wynton Kelly (p) [W (piano)]

*WYNTON KELLY TRIO & WES MONTGOMERY / SMOKIN' AT HALF NOTE

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wes montgomery(g), wynton kelly(p), paul chambers(b), jimmy cobb(ds)
1965Rec/Verve/

今まで2枚のアルバムに分散していたウエス、白熱のライヴを1枚のCDに収録。
しかも、ウエスの死後ダビングされた弦とブラスを取り除き、司会者の声を復元して、
当夜の興奮を見事に再現しました。
(帯中よりの抜粋)

よく知られたウエス・モンゴメリーとウィントン・ケリー・トリオの名盤です。
オリジナルは1965年の6月と9月の二夜を集成したもの。
今作は6月の録音をそのまま再現した作品です。
CDの録音時間が長くなったことにより選択肢が広がりました。
ファンにとっては嬉しくもあり、迷いもしますがより多くの演奏が聴けるのは喜びです。

1曲目の「ノー・ブルース」を聴いただけでぶっ飛びます。



*WYNTON KELLY TRIO & QUARTET / PIANO

s908.jpg

wynton kelly(p), kenny burrell(g), paul chambers(b),
philly joe jones(ds)(1,2,3,8)
1958Rec/Riverside/

バレルの参加を得て放つ美しいメロディに漂うブルージーな哀感。
「ケリー・ブルー」に勝るとも劣らないケリーの秀作。
(帯中よりの抜粋)

CDになって「ダーク・アイズ」のテイク2が追加されました。

Willie Pickens (p) [W (piano)]

*WILLIE PICKENS / SEASONS OF THE HEART

s907.jpg

willie pickens(p), david williams(b), lenny white(ds)
2000/KEY' STONE/

1 With A Song In My Heart
2 Willow Weep For Me
3 pring Is Here
4 Satin Doll
5 These Foolish Thing
6 Brazilian Breeze
7 'Round Midnight
8 Summertime
9 Feel Good Blues
10 Autumn Leaves

シカゴの隠れ才人、発掘!
ウィントン・ケリー最後の後継者ウイリー・ピケンズ堂々登場。
(帯中よりの抜粋)

ウィリー・ピケンズは珍しいですね。
エディ・ハリスやエルヴィン・ジョーンズのグループに参加していました。
日本人プロデューサーは渋いピアニストを探してスタンダード集を演らせることが得意技です。
売れ筋狙いなんでしょうがピアノ・トリオとしては可もなし不可もなしと言うところですね。
全てが手馴れているので緊張感がまったく感じられないのが残念でした。
次回はメンバーを変更して、もう一度聴いてみたい人です。

(中間系)

Will Boulware (p) [W (piano)]

*WILL BOULWARE TRIO & QUARTET/ SUMMERTIME

s906.jpg

will boulware(p), richard bona(b), billy kilson(ds)
eric alexander(ts)(3,5,7)
2007/EIGHTY-EIGHTS/

1 Slow Down
2 Till
3 On Green Dolphin Street
4 Thumbs
5 Moment's Notice
6 Big Band
7 E.S.P
8 Who's Blues
9 Summertime

ウィル・ブールウエア(p)の新譜が巷での評判が良いので入手してみました。
ブールウエアの名前を聞くのは久し振りでメシオ・パーカー(as)のアルバム以来です。
私の興味はどちらかというとカメルーン出身のリチャード・ボナ(b)にありました。
数年前にデヴィッド・サンボーン(as)のバックで見ましたが、彼の存在感は抜群で印象に残っています。
その時にはもう若いファンの支持は絶大なものがありました。
ドラムのビリー・キルソンも「ドラ流・・・」でもすでに3枚紹介しています。

ブールウエアはフュージョン畑出身ながらR&Bやソウルなどもこなすオールラウンド・プレイヤーです。
フュージョンの一派は元々何でも出来るスタジオ・ミュージシャンが中心だったので彼もその一人。
メシオ・パーカー盤ではオルガンを駆使していたし、シンセサイザーなども達者です。
豊かな経験を生かしてツボを得た演奏はさすがで、オリジナルとスタンダードのバランスも良く飽きさせません。

もう一人の注目はゲストのタフガイのエリック・アレキサンダー(ts)です。
ブールウエア・トリオの軽快でしなやかなリズムに乗って艶のあるやわらかいプレイを展開しています。
これを聴いているとアレキサンダーはぐっと幅が広がって、表現力に格段の進歩が認められます。
テナー奏者のメインストリーマーとして大きく飛躍しそうな感じがしました。
デビュー時からのパワフルで豪快なプレイは健在で、重厚な音色にも定評がありました。
これに落ち着いた大人の艶やかさが加われば一皮むけていわゆる大化けの可能性を秘めていると思います。
ただちょっと出突っ張りの多作に過ぎる傾向があるので玉石混交の作品は選ばなければなりません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Walter Bishop Jr (p) [W (piano)]

*WALTER BISHOP JR TRIO / WHAT'S NEW

s905.jpg

walter bishop(p), peter washington(b), kenny washington(ds)
1990/DIW/

1 I'll Remember April
2 What's New
3 Speak No Evil
4 Crazy She Calls Me
5 Things Ain't What They Used To Me
6 Waltz Zweetie
7 For All We know
8 Una Mas

黒いスイング感溢れるハードバップ・ピアノの真髄。
(帯中よりの抜粋)

ワルター・ビショップ・ジュニアは名盤「スピーク・ロウ」の印象が強烈です。
彼も録音機会に恵まれているとはいえませんね。
でも、日本のファンは決して忘れてはいません。


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