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Bruce Babad (as) [B (sax)]

*BRUCE BABAD QUINTET / A TRIBUTE TO PAUL DESMOND

sonet155.jpg

bruce babad(as),
larry koonse(g), ed czach(p), luther hughes(b), steve barnes(ds)
2011/Primrose/

1 Line For Lyons
2 When Sunny Gets Blue
3 It's You I Like
4 My Funny Valentine
5 Things Ain't What They Used To Be
6 Wendy
7 Take Five
8 Jan
9 Desmond Blue
10 B.A.B.A.D

ポール・デスモンド(as)のトリビュート・アルバムです。
デスモンドの名前があれば何となく聴きたくなってしまいます。
ジャケット写真も似ているし・・・。
それに選曲も彼に縁のある名曲となればつい手が伸びてしまった。

ブルース・ババド(as)は初見、長い間スタジオ・ミュージシャンとして活躍しているようです。
当然、幅広い音楽性と確かな技量を持っていると思います。
メンバーで比較的知られているのはルーサー・ヒューズ(b)だけなのであともスタジオ系かも。

最初はデスモンドを意識し過ぎたところがあるかもしれないと思いました。
ところが何回か聴いているうちにそれだけではないことに気付いたんです。
自己のサウンドを持っている・・・案外に凝った部分もあって楽しめました。
ベストは(9)「DESMOND BLUE」で醸し出す雰囲気が素晴らしい。
(7)「TAKE FIVE」は中近東的アプローチで面白かったです。
(5)「THINGS AIN'T WHAT THEY USED TO BE」の4ビートに乗った演奏も良かった。
ババドは名手、ライブを感じさせないクールで落ち着いた仕上がりは実力の証しです。
メンバーもそれぞれが安定した力の持ち主のようで手慣れています。
聴き易く居心地の良いアルバムでした。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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