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Rosario Giuliani (as) [R (sax)]

* ROSARIO GIULIANI QUINTET / ENYTHING ELSE

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rosario giuliani(as,ss), flavio boltro(tp,flh),
dado moroni(p), remi vignold(b), benjamin henoco(ds)
2006/Dreyfus/

1 Anything Else
2 Blow Out
3 Danae
4 Invisible
5 This Is The Answer
6 Backfire
7 A Winter Day
8 Conversation
9 My Angel
10 Walking Around
11 Three Angels
12 Hagi Mistery

先日ファブリツィオ・ボッソ&ロザリオ・ジュリアーニ・クインテットのコンサートを見に行きました。

* FABRISIO BOSSO & ROSARIO GIULIANI QUINTET
fabrizio bosso(tp,flh), rosario giuliani(as),
alessandro lanzoni(p), daryl hall(b), Etoh Yoshito(ds)

メンバーはあとアレッサンドロ・ランツォーニ(p)、ダリル・ホール(b)、江藤良人(ds)さんのリズム・セクションです。
長い付き合いのボッソとジュリアーニのコンビネーションは抜群でスピード感溢れるテクニカルな演奏が聴けました。
ボッソは1stがフリューゲル・ホーン、2ndにはトランペットを使用して変化を付けていました。
ボッソは1973年生まれ、ジュリアーニは1967年生まれの共にイタリア出身です。
ジュリアーニが年上なので実質的なリーダーはこちらのようでした。
ライブでは特にピアノのアレッサンドロ・ランツォーニが素晴らしいと思いました。
タッチがいい、絶妙なタイミングと斬新なフレーズは聴いていて背筋がゾクゾクとするほどの興奮を覚えたほどです。
ジュリアーニさんはよく揺れる、ライブでは動き過ぎが気になってしまいました・・・それだけ気合ノリが激しかったのかも。

先週ボッソを紹介したので双頭バンドのロザリオ・ジュリアーニ(as)の作品も紹介しないと片手落ちになりますね。
全12曲は自身のオリジナル9曲とダド・モロニの2曲(11)、(12)とオーネット・コールマン(as)の(4)です。
ジュリアーニは優秀で作、編曲能力にも長けています。
ここもメンバーが魅力的だと思いました。
イタリアのトランぺッターのフラヴィオ・ボルトロとピアニストのダド・モロニです。
途中でモロニの唸り声が気になって来るけど強力でスピード感溢れるハード・バップ・ジャズが聴けました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Ray McMorrin (ts) [R (sax)]

*RAY McMORRIN QUARTET & QUINTET / RAY MACK

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ray mcmorrin(ts), josh evans(tp)(1,2,4),
david bryant(p), dezron dougras(b), curtis torian(ds)
2016(2012Rec)/Truth Revolution/

1 All Of A Sudden
2 Bald Head
3 Genki's Groove
4 Procrastination
5 For My Brother Andy
6 Only By The Grace
7 Teers
8 Komuro Blues

レイ・マクモーリン(ts)は現在東京を中心に活躍中です。
私も何度か見ています。
生きのいい期待の若手サックス奏者が日本を地盤にするって珍しいですね。
もちろん、奥さんが日本人です。

全8曲は全てレイさんのオリジナルです。
組み合わせや曲想が変化に富んでいて飽きませんでした。
カルテットが4曲、クインテットが3曲、最後の(8)はドラムとのデュオです。
最初に聴いた時にスタイルが誰かに似ていると思いました。
聴き馴染んだサウンドだったんですね。
「そうだ、ビリー・ハーパーだった」

ビリー・ハーパー系って案外珍しいんじゃないですかね。
ストレートでエネルギッシュに熱くパワフルにグイグイと迫ってきます。
レイさんは個性的で刺激的な音色を持っています。
ここはリズム・セクションも素晴らしかったです。
デズロン・ダグラス(b)は先週のエリック・アレキサンダーに続き登場です。
ぶっといベース音は物凄い存在感でドラムスとカーティス・トリアンと共に暴れまくります。
全員が元気いっぱい、強烈なネオ・ハード・バップ・サウンドが聴けました。
聴き応えあり、今作は良かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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Ronnie Ross (bs) [R (sax)]

*Ronnie Ross & Allan Ganley Quintet / The Jazz Makers

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ronnie ross(bs), art ellefson(ts),
stan jones(p), stan wasser(b), allan ganley(ds)
1959Rec/Atlantic/

1 The Country Squire
2 Pitiful Pearl
3 The Moonbather
4 The Real Funky Blues
5 It's A Bic Wide Wonderful World
6 Blues For The Five Of Us
7 I Won't Fret If I Don't Get The Blues Anymore
8 How Long Has This Been Going On

英ジャズ界が誇るバリトン奏者とドラマーが結成した伝説の双頭コンボ。
西海岸のソロ&アンサンブルが楽しめるレア盤が待望の復刻。

”ジャズ・メイカーズ”は英国で活動していたバリトン・サックス奏者のロニー・ロスとドラマー、アラン・ガンリーが58年に結成したグループ。
翌年にはアメリカの”ニューポート・ジャズ祭”にも出演している。
これはその頃にアメリカで録音した唯一のアルバム。
バリトンとテナーの2管を生かした洒落たアレンジと共に、彼らの持っているスマートな音楽性がよく表れた好アルバムになっている。

(帯中よりの抜粋)

Ruud Brink (ts) [R (sax)]

*RUUD BRINK & IRV ROCHILIN QUARTET / WHERE OR WHEN

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ruud brink(ts)
irv rochlin(p), victor kaihatu(b), john engels(ds)
2003(1984)/BLUE JACK/

1 Irresistyible You
2 Where Or When
3 Spring Can Really Hang You Up The Most
4 S'posin
5 The Things I Love
6 Rudy's Blues
7 Chicago Scenes
8 Tippin'

私が入手したルード・ブリンク(ts)の3枚目のアルバムです。
このプレイヤーは大のお気に入りになりましたが今回で一応紹介は打ち止めにしようと考えています。
もちろん、個人的にはこれからも色々と聴いてみたいと思っています。
このアルバムも復刻盤ではなくてオランダのラジオ放送用のテープをCDに収録したもののようです。
パターンはほぼ同じですが持っている雰囲気がちょうど私の感性に合いました。
なにはともあれ、聴いていると”ホッとする”のが最高なんです。

一般的にジャズ・ファンは好きになったプレイヤーを追いかける習性がありますが、私もご多聞にもれません。
しかし、”徹底的に追いかけるのか”というとそうでもないのでつくづく中途半端だと思います。(^_^;)
ジャズ・ファンの中で一番感心するのは惚れ込んだら一途にコンプリートを目指す人です。
自分には出来ないだけに、これにはとても「かなわない」と思いますよ。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



*ROB AGERBEEK & RUUD BRINK QUARTET / PARDON MY BOP

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ruud brink(ts,vo)
rob agerbeek(p), harry emmery(b), jo krause(ds)
2002(1989)/BLUE JACK/

去年はルード・ブリンク(ts)の演奏と音色に痺れましてよく聴いていました。
復刻盤や旧録音はほとんど買わない私も彼だけは別という感じでしたね。
なにより、聴いていてホッとするのが良かったです。
スタンダードに混じって、スタン・ゲッツやズート・シムズの曲が取り上げられています。
ここが彼のルーツでスタイルも音色もそのまんまです。
(3)と(6)の2曲ではヴォーカルも披露していますが、これはご愛嬌。

ところで最近、1000円で復刻盤が販売されているとの情報を得ました。
早速ラインナップを見に行ったところ、稀少盤を中心に欲しいものが結構ありました。
ジミー・ヒース、バリー・ハリス、フレディ・レッド、アート・テイラーなどを注文してしまいました。
久し振りに復刻盤の爆買いです。やっぱり1000円というのは魅力があります。
聴く方にしてみれば安いに越したことはありませんから。
もちろん、オリジナル盤にこだわる人もいるでしょうが、それはまた別の次元のお話です。

(くつろぎ系)

[It's You Or No One], [They Can't Take That Away From Me], Billie's Bounce],
[I Can't Get Started], [The Red Door]

Ronnie Cuber (bs) [R (sax)]

* RONNIE CUBER TRIO / RONNIE'S TRIO

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ronnie cuber(bs), jay anderson(b), adam nussbaum(ds)
2018/Steeplechase/

1 Silver's Serenade (H.Silver)
2 What Is This Thing Called Love (C.Poter)
3 St.Thomas (S.Rollins)
4 Jean-Marie (R.Mathews)
5 Body And Soul(J.Green)
6 The Jody Grind (H.Silver)
7 Just Squeeze Me (D.Ellington)
8 Bernie's Tune (B.miller)
9 So Danco Samba (A.C.Jobim)
10 Honeysuckle Rose (F.Waller)
11 All The Things You Are (J.Kern)
12 Lover Come Back To Me (S.Romberg)

ロニー・キューバー(bs)・・・バリトン・サックスのピアノレス・トリオは珍しいので手が伸びました。
前回のキューバーの作品紹介で私はこんなことを書いていました。

・・・思うにバリトン・サックス奏者のワン・ホーン・アルバムって本当に少ないですね。
アメリカのクールなジェリー・マリガン~ニック・ブリグノラのラインは消えたような気がします。
ペッパー・アダムス~ロニー・キューバー~ゲイリー・スマリアンの線はかろうじて残っているか。
でも若手?のスマリアンになるといささか趣が違ってきます。
あとはハミエット・ブルーイェットですがフリー系、ジェームス・カーターも専門家じゃないしね。

若い頃のキューバーのパワフルなバリトンは凄いですよ。ハミエットといい勝負です。
以前、バリトン・オフ会を開いた時に大音量で聴いたらみんなぶっ飛んでしまいました。
バリトンのフュージョン盤を作っているのも彼だけで中々にユニークなバリトン奏者です。
年齢は68歳でハミエットと同年代です。・・・

全12曲はオリジナルなしの全曲がスタンダード・ナンバーと言ってもいいと思います。
ホレス・シルバー(p)が2曲入っていて特に(6)「The Jody Grind」は大好きな曲です。
キューバーは現在76歳になりました。
年齢を感じさせないほど元気なプレイを聴かせてくれているのは嬉しい限りです。
味わい深いバリトン・サックスを聴く・・・ただそれだけで満足です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*RONNIE CUBER QUARTET / RONNIE

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ronnie cuber(bs)
helen sung(p), boris kozlov(b), johnathan blake(ds)
2009/SteepleChase/

ロニー・キューバーさんがようやく出してくれましたという感じです。
思うにバリトン・サックス奏者のワン・ホーン・アルバムって本当に少ないですね。
アメリカのクールなジェリー・マリガン~ニック・ブリグノラのラインは消えたような気がします。
ペッパー・アダムス~ロニー・キューバー~ゲイリー・スマリアンの線はかろうじて残っているか。
でも若手?のスマリアンになるといささか趣が違ってきます。
あとはハミエット・ブルーイェットですがフリー系、ジェームス・カーターも専門家じゃないしね。

若い頃のキューバーのパワフルなバリトンは凄いですよ。ハミエットといい勝負です。
以前、バリトン・オフ会を開いた時に大音量で聴いたらみんなぶっ飛んでしまいました。
バリトンのフュージョン盤を作っているのも彼だけで中々にユニークなバリトン奏者です。
年齢は68歳でハミエットと同年代です。

というわけでこのキューバーの久々の新アルバムはバリトン・ファンにとっては喜ばしい限りです。
やや大人しめだけどパワフルな音色は健在、ただ色気とか艶とかにはちょいと欠けますが・・・。
良かったのはチャーリー・パーカーの(7)「AH LEU CHA」でバリトンでやると面白かったです。
バップ・テイストが溢れる(3)、(5)も聴きどころ、あとミシェル・ルグランの2曲も良かった。

もうひとつ強調したいのはヘレン・サング(p)のプレイです。
抜群のスイング感と瑞々しいピアノには参ってしまいました。
以前、一度紹介したことがありましたが(ドラ盤227/Helen Sung Trio参照)成長は著しいです。
リーダーのロニー・キューバーが後回しというか、霞んでしまうほどの素晴らしさです。
ボリス・コズロフ(b)、ジョナサン・ブレイク(ds)の起用も渋いと思います。

今までバリトン・サックスに馴染みがない方とか、まだ聴いたことのない方も十分に楽しめます。
バリトンの魅力いっぱいの聴きやすくてお勧めの一枚なので安心してお買い求め下さい。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*RONNIE CUBER / THE SCENE IS CLEAN

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ronnie cuber(bs,as,fl), lawllence feldman(fl), geoff keezer(key),
joey de francesco(org), george wadenius(g), tom barney(b),
victor jones, etc
1994/Milestone/

ロニー・キューバーのラテン・ジャズ作品です。

[The Scene Is Clean], [Adoracion], [Flamingo]

Robert Stewart (ts,fl) [R (sax)]

*ROBERT STEWART / THE FORCE

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robert stewart(ts,fl,synth)
ed kelly(p), reginald veal(b), jeff watts(ds)
1999/QWEST/

ロバート・スチュワート、28才の新進テナー奏者です。
キャッチ・フレーズは「その音色にシビれる」です。
たしかにコルトレーン~サンダース系統ですけれど、そのどちらでもない
個性的な音を持っています。演奏もズシリと重く、一筋縄ではいかない人です。
多分、聞き手を選ぶんじゃないでしょうか。私にはまだ良く分かりません。
将来に対する結論は次回作を待ちたいと思います。
ひょっとしたら創造性を持つ逸材かも知れません。
今は音色だけが違うコルトレーンにならないことを願っていますが・・・。

(まじめ系)

Ricky Ford (ts) [R (sax)]

*RICKY FORD SEXTET / SONGS FOR MY MOTHER

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ricky ford(as,ts), jean-michel couchet(as), frederic burgazzi(tb),
bobby few(p), emmanuel grimonprez(b), philippe soirat(ds)
2001/Jazz Friends/

リッキー・フォードの2001年作品。


*RICKY FORD QUINTET / HARD GROOVIN'

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ricky ford(as,ts), roy hargrove(tp),
jeoff keezer(p), bob Hurst(b), jeff watts(ds)
1992/MUSE/

リッキー・フォードのこのアルバムはなんといっても共演のメンバーが凄い。
当時の新進気鋭、期待の若手が揃っています。
ロイ・ハーグローブ、ジェフ・キーザー、ボブ・ハースト、ジェフ・ワッツはそれぞれが順調に成長しました。

[Jitterbug Waltz]

Rick Margitza (ts) [R (sax)]

* RICK MARGITZA QUARTET / THIS IS NEW

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rick margitza(ts),
joey calderazzo(p), robert hurst(b), jeff "tain" watts(ds),
tim hagans(tp)(5)
1991/EMI/

1 This Is New
2 On Green Dolphin Street
3 Body & Soul
4 Just In Time
5 Beware Of The Dog
6 Invitation
7 Everything Happens To Me
8 When Will The Blues Leave ?
9 Gypsies

リック・マルギッツァ(ts)の1991年作品です。
未紹介でしたがこの数年はCDプレイヤーのトレイに乗ることが多くて聴き続けています。
なぜなら有名スタンダードを新しい感覚で聴かせてくれるアルバムだからです。
「 On Green Dolphin Street 」、「Body & Soul 」、「Just In Time」、「 Invitation 」、「Everything Happens To Me」など。
ジョーイ・カルデラッツオ(p)、ジェフ・ワッツ(ds)、ロバート・ハースト(b)に乗ってマルギッツァのテナーが炸裂します。
それぞれが鋭く切り込んでくるので十分に刺激的です。
今作には「スタンダード・ニュー」の副題も付いています。

全9曲は自身のオリジナル1曲とその他8曲の構成です。
オーネット・コールマン(as)の(8)「When Will The Blues Leave ? 」は新味かな。
オーネットもすでにスタンダード化しています。
オリジナルの(9)「Gypsies」はマルギッツァのルーツになるもので独特のリズム感はここからきています。
おじいさんがハンガリー・ジプシーのバイオリン奏者だったそうです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*RICK MARGITZA QUARTET / MEMENTO

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rick margitza(ts,ss)
mulgrew miller(p), scott colley(b), brian blade(ds)
2001/PALMETTO RECORDS/

リック・マルギッツア(ts,ss)の新譜を聴いてみました。
全9曲は全て彼のオリジナルです。
濃くも薄くもなく、丁度良い按配のワン・ホーンのアルバムになっています。
マルグリュー・ミラー(p)のサイドメンとしての力量は定評のあるところです。
ブライアン・ブレイドも注目のドラマーですね。

(中間系)



*RICK MARGITZA QUARTET / HEART OF HEARTS

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rick margitza(ts,ss)
joey calderazzo(p), scott colley(b), ian froman(ds)
2000/PALMETTO RECORDS/

1 You Must Believe In Spring
2 14 Bar Blues
3 Heart Of Hearts
4 Provence
5 You're Everything
6 Dexter's Tune
7 The Four Sleepers
8 With Every Breath I Take
9 Father John
10 Some Of The Things I Am

サックスのワン・ホーンのお薦めは久し振りではないでしょうか。
リック・マルギッツア、私は初めて聴きました。名前から想像するとイタリア系ですかね。
知られているのか、いないのかイマイチ分かりませんが、オーソドックスで上品なサックス奏者です。
クセがなく、それでいて適度な刺激、とても上質なアルバムに仕上がっていると思いました。
ピアノには今売り出し中のジョーイ・カルデラッツオを起用していて、彼のプレイにも注目しています。
心地良く耳に響く隠れた名盤、こんな作品をひっそりと聴いている人がいたら、それこそ本当に渋いです。
これは、ハッキリ言って自画自賛ですね。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



* RICK MARGITZA QUARTET / THIS IS NEW

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rick margitza(ts),
joey calderazzo(p), robert hurst(b), jeff "tain" watts(ds),
tim hagans(tp)(5)
1991/EMI/

1 This Is New
2 On Green Dolphin Street
3 Body & Soul
4 Just In Time
5 Beware Of The Dog
6 Invitation
7 Everything Happens To Me
8 When Will The Blues Leave ?
9 Gypsies

リック・マルギッツァ(ts)の1991年作品です。
未紹介でしたがこの数年はCDプレイヤーのトレイに乗ることが多くて聴き続けています。
なぜなら有名スタンダードを新しい感覚で聴かせてくれるアルバムだからです。
「 On Green Dolphin Street 」、「Body & Soul 」、「Just In Time」、「 Invitation 」、「Everything Happens To Me」など。
ジョーイ・カルデラッツオ(p)、ジェフ・ワッツ(ds)、ロバート・ハースト(b)に乗ってマルギッツァのテナーが炸裂します。
それぞれが鋭く切り込んでくるので十分に刺激的です。
今作には「スタンダード・ニュー」の副題も付いています。

全9曲は自身のオリジナル1曲とその他8曲の構成です。
オーネット・コールマン(as)の(8)「When Will The Blues Leave ? 」は新味かな。
オーネットもすでにスタンダード化しています。
オリジナルの(9)「Gypsies」はマルギッツァのルーツになるもので独特のリズム感はここからきています。
おじいさんがハンガリー・ジプシーのバイオリン奏者だったそうです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Richie Cole (as) [R (sax)]

*RICHIE COLE QUARTET / COME SUNDAY

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richie cole(as),
joe bonner(p,org), artie moore(b), charles ayash(ds), etc
1998/Alto Madness/

リッチー・コールは1980年前後に人気を博したアルト奏者です。
チャーリー・パーカー~フィル・ウッズの流れを汲むプレイヤーの一人です。
明るく楽しい演奏を聴かせてくれました。

Richard Elliot (sax) [R (sax)]

*RICHARD ELLIOT / CRUSH

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richard elliot(sax), jeff lorber(key),tim heintz(key), paul jackson(g),
alex al(b), lil' john robert(ds), etc
2001/GRP/

スムース・ジャズの人気サックス奏者、リチャード・エリオットの作品。



*RICHARD ELLIOT / CHILL FACTOR

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richard elliot(sax), tim heintz(key), paul jackson(g),
alex al(b), lil' john robert(ds), etc
1999/Blue Note/

リチャード・エリオット。
ブルー・ノートのスムース・ジャズの一枚。
ムード溢れる演奏でジャケットも美しい。

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