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The Brecker Brothers (grp) [B (group)]

* THE BRECKER BROTHERS / DETENTE

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michael brecker(ts,fl), randy brecker(tp,flh),
hiram bullock(g), jeff mironov(g), david spinozza(g),
mark gray(key), don grolnick(key), neil Jason(b),
marcus miller(b), steve gadd(ds), steve jordan(ds),
paulinho da costa(per), ralph macdnald(per), etc
1980/Arista/

Side A
1 You Ga (Ta Give It)
2 Not Tonight
3 Don't Get Funny With My Money
4 Tee'd Off
5 You Left Something Behind
Side B
1 Squish
2 Dream Theme
3 Baffled
4 I Don't Know Either

ランディとマイケルのブレッカー兄弟もまたフュージョン・シーンで名を上げたミュージシャンです。
ランディが作った「Some Skunk Funk」という大ヒット曲も持っています。

今作のプロデュースはジョージ・デューク(p)です。
聴いてもらえば一目瞭然ですがよりダンサブルにスマートなサウンドになっています。
1969年に本格的なフュージョン時代に入って10年が経ち、そろそろ終わりが見えてきた時期です。
さて、どこに行くのかな? と思っていたらソウル、R&B系ファンクミュージックとの融合だったです。
「アース・ウィンド&ファイアー」や「「クール&ザ・ギャング」などのダンス・ファンクバンドが売れていました。
そこに敏感で聡いプロデューサー達が目を付けたという訳ですね。
これが現在のスムース・ジャズ・シーンに繋がっています。
この後マイケル・ブレッカーは純ジャズ路線へと戻っていく事になって大成功を収めます。
テナー・サックス奏者ではブランフォード・マルサリスがその系統の双璧になるかな。

(くつろぎ系)

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BLACK ART JAZZ COLLECTIVE (grp) [B (group)]

* BLACK ART JAZZ COLLECTIVE / ARMOR OF PRIDE

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wayne escoffery(ts), jeremy pelt(tp), james burton 3(tb),
xavier davis(p), vicente archer(b), johnathan blake(ds)
2018/HighNote/

1 Miller Time (J.Blake)
2 Armor Of Pride (W.Escoffery)
3 Awuraa Amma (J.Pelt)
4 The Spin Doctor (J.Burtonl)
5 And There She Was, Lovely As Ever (J.Pelt)
6 Pretty (J.Pelt)
7 When Will We Learn (X.Davis)
8 Black Art (W.Escoffery)

「BLACK ART JAZZ COLLECTIVE」は初見、こわもてのジャケットとフロント3管に惹かれました。
フロント3管と言えば「ジャズ・メッセンジャーズ」や「ジャズテット」がよく知られています。
前者はフレディ・ハバード(tp)、ウェイン・ショーター(ts)、カーティス・フラー(tb)の組み合わせ。
後者はアート・ファーマー(tp)、ベニー・ゴルソン(ts)、カーティス・フラー(tb)がメンバーでした。
共にフラーのトロンボーンが重要な位置を占めているのが分かります。
それまではトランペットとテナー・サックスかアルト・サックスのフロント2管が主流でした。
モーダルなサウンドをもう一歩進めたのが3管による分厚いアンサンブルで自然の流れだったと思う。

近年の3管編成と言えばエリック・アレキサンダー(ts)を中心にした「ワン・フォー・オール」が知られている。
こちらは白人のグループでエリック(ts)、ジム・ロトンディ(tp)、スティーヴ・デイヴィス(tb)の3管、デヴィッド・ヘイゼルタイン(p)、ジョン・ウィーバー(b)、ジョー・ファーンズワーズのリズム・セクションです。

今作はウェイン・エスコフェリー(ts)、ジェレミー・ペルト(tp)、ジェームス・バートン(tb)のフロント3管、ザヴィール・デイヴィス(p)、ヴィセンテ・アーチャー(b)、ジョナサン・ブレイク(ds)のリズム・セクションです。
全8曲は全てメンバーのオリジナルでプロデュースはペルトとエスコフェリーの二人になっています。
内容はそのまんまの「ジャズ・メッセンジャーズ」のスタイルで現代的なハード・バップ・サウンドです。
上記の「ワン・フォー・オール」に比べると「ブラック・アート・ジャズ・コレクティヴ」にはズシンと響く重厚さがある。
個人的にはザヴィール・デイヴィスのピアノとジョナサン・ブレイクのドラミングが聴きどころになりました。
なお収録時間の約45分はちょっと短いと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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BLUE NOTE ALL-STARS (grp) [B (group)]

* BLUE NOTE ALL-STARS / OUR POINT OF VIEW

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ambrose akinmusire(tp), marcus strickland(ts), lionel loueke(g),
robert glasper(p), derrick hodge(b), kendrick scott(ds)
wayne shorter(ss)(disk2-1), herbie hancock(p)(disk2-1)
2017/Blue Note/

Disk1
1 Bruce's Vibe (R.Glasper)
2 Cycling Through Reality (K.Scott)
3 Meanings (M.Strickland)
4 Henya (A.Akinmusire)
5 Witch Hunt (W.Shorter)
6 Second Light (D.Hodge)

Disk2
1 Masquelero (W.Shorter)
2 Bayyinah (R.Glasper)
3 Message Of Hope (D.Hodge)
4 Freedom Dance (L.Loueke)
5 Bruce, The Last Dinosaur (A.Akinmusire)

たまには最新のジャズ・サウンドも聴かないといけないと思っています。
「BLUE NOTE ALL-STARS」・・・これならその狙いにピッタリかと購入してみました。
まぁ、凄いメンバーですね・・・これだけのメンバーが揃えば悪かろうはずがない。
特に聴いてみたかったのはデビュー時以来遠ざかってしまったロバート・グラスパー(p)です。
なお1曲だけウェイン・ショーター(ts)とハービー・ハンコック(p)がゲスト共演しています。
ファンへのサービスと考えたのでしょうがこれは必要なかったと思います。

CD2枚組、全11曲はショーターの2曲を除いてメンバーのオリジナルです。
全体的に重量級の演奏が聴けました。
変拍子とドラムスが前面に出てくるサウンドは近年の流行でそれはここでも変わりません。
Disk1の方が聴き易く、Disk2の方が挑戦的という印象を受けました。

Disk1のベストは(2)「Cycling Through Reality」で全員の強烈で弾ける演奏が聴けました。
Disk2のベストは最も注目した(4)「Freedom Dance」でした。
作者は西アフリカのベナン共和国出身のリオーネル・ルエケ(g)です。
今作のサウンドの決め手はグラスパーもさることながらこのルエケではないかと思いました。
彼の演奏は同じアフリカのカメルーン出身のマルチ奏者のリチャード・ボナの影響が大きいです。
アフリカ的リズムの凄いところは自然に身体が揺れてきます。
2017年の最後を飾るにふさわしい作品でした。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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B-EDGE (grp) [B (group)]

*B-EDGE / EASY LOVING YOU

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ウオーネル・ジョーンズ(b,vo)、後藤輝夫(ts,ss,fl,per)、
マーティ・ブレイシー(ds,cho)、羽仁知治(p,key)、西山HANK史翁(g)、
Guest: CHAKA(vo)
2015/Vivid Sound/

1 Take Out To Go(T.Goto)
2 Hama Love(T.Hani)
3 Ain't It Funky(J.Brown)
4 Sukiyaki(H.Nakamura)
5 When I Was A Boy(F.H.Nishiyama)
6 Tokyo 11(T.Hani)
7 Easy Loving You (W.Jones)
8 Piero/Crown(B-Edge)
9 Easy Loving You With Chaka

B-EDGEの初アルバムです。
先日の大橋純子さんとの共演ライブで入手しました。
B-EDGEはソウル・フュージョン・バンド。
ウォーネル・ジョーンズ(b,vo)とマーティ・ブレイシー(ds)の強力なリズム・セクションが売りです。
そこに後藤輝夫(sax)さん、西山HANK(g)さん、羽仁知治(key)が乗ります。
熟年おじさんバンドなんだけどそのノリは強烈です。

ウォーネルさんは鬼才原田真二さんのグループ、羽仁さんは上田正樹さんのグループなどで活躍。
後藤さんは自己のソウル・ファンキー・バンドの「ごめんね」を率いています。
メンバーそれぞれが幅広い音楽性の持ち主でスタジオ・ミュージシャンとしての特性も高いと思います。
思うに60年代にジャズが行き詰まった時に現れたのがスタジオ・ミュージシャンを中心にした「クロスオーバー」でしたね。

ジャケットは鮮やかな浮世絵でドッキリ、日本在住のアメリカ人は日本人以上に日本の文化に親しんでいるかも。
内容は推して知るべしでソウル・ファンキー度満載で聴き易いです。
超グルービーなリズム感なんだけど、どこか控えめで上品な味わいがたまりません。
ストレートな若い人には出せない味です。
羽仁さんの(2)「Hama Love」、西山さんの(5)「When I Was A Boy」のバラードが素晴らしい。
タイトル曲の(7)、(9)の「Easy Loving You」も印象に残りました。
ライブ・ハウスでも「Easy Loving You」の大合唱が起こったのを思い出しました。

CDも良いけれど、あくまでこのグループの神髄はライブにあります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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IDEA 6 (grp) [B (group)]

*IDEA 6/ STEPPIN' OUT

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gianni basso(ts), guido pistocchi(tp), dino piano(tb)
riccardo fioravanti(b), angrea pozza(p), stefano bagnoli(ds)
francesca sortino(vo)(1,4,10), annibale modoni(vib)(4,9,10)
2007/DEJAVU RECORDS & COMMODO DEPOT/

CD
1 Tune Up
2 Mr.G.B
3 Steppin Out
4 Bell's
5 O.M.Blues
6 Tempura 4/4
7 Dance Of The Crickets
8 Junior Is Back
9 Taboc
10 It Ain't Necessarily So

DVD
Intro & Interviews By Franco Fayenz

VIDEO
1 Tune Up
2 Mr.G.B
3 Bell's

聴いた途端に「これはいいなぁ」と思いました、60年代前半にタイム・スリップした感じです。
アート・ファーマー(tp)の”ジャズテット”や”ジャズ・メッセンジャーズ”の3管サウンドを思い出しました。
でもそれよりは軽快でスマートなのでウエスト・コースト・テイストが加味されていると言えるでしょうか。
馴染みのある名前はジャンニ・バッソ(ts)だけでしたが、若手ピアノ・トリオにベテランが乗る構図です。
分厚い3管アンサンブルを聴いていると決め手はトロンボーンだったのだなと改めて再認識しました。
上記の二つのグループに参加していたカーティス・フラー(tb)を聴いてみたくなりました。
オリジナル中心ですがピアノのポッザが良く聴きもの、ヴォーカルのフランチェスカもいい味を出しています。
このイタリア盤は雰囲気があって意外に新鮮、掘り出し物の大穴といえるかもしれない好盤です。
CD10曲にDVD3曲(1,2,4)がセットされているのでお徳用です。
DVDではイタリア・ジャズの歴史が語られていますがこの話も貴重なものでした。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



* IDEA6 / METROPOLI

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gianni basso(ts), dino piana(tb), guido pistocchi(tp),
andrea pozza(p), luciano milanese(b), stefano bagnoli(ds)
2007/Djavu Records/

1 Metropoli (G.Ferrio)
2 New Born (F.Piana)
3 Minor Mood (F.Piana)
4 Pittura (Intra)
5 Traoin Up (Brugnolini)
6 Windly coast (R.Pistocchi)
7 Vivacita' (F.Piana/E.Va;ldambrini)
8 Marmaris (R.Pistocchi)
9 Autumn In Milano (G.Basso)
10 Tokyo Lullaby (R.Pistocchi)

イタリアの「IDEA6」の初アルバムです。
2枚目の「STEPPIN' OUT」が良かったので気になっていながら忘れてしまったアルバムです。
ジャンニ・バッソ(ts)、ディノ・ピアナ(tb)、グイド・ピストッキ(tp)の3人はイタリア・ジャズの歴史そのもののミュージシャンです。
それを3人の若手?リズムセクションが支える構図になっています。
それぞれ好演していますが特にアンドレア・ポッツア(p)が聴きどころです。
まさに60年代の3管サウンドはノリノリのハード・バップが詰まっていました。
サウンドの決め手はトロンボーン・・・ピアナはバルブ・トロンボーンの名手でボブ・ブルックマイヤーと双璧です。
曲目やアレンジも練られていてこの完璧なサウンドを聴いていると心がウキウキと弾むような気になります。
明るくて軽快で爽快なサウンドはイタリア独特のサウンドと言えます。
アメリカの東海岸でも西海岸でもないイタリア・ジャズのルーツが聴けました。

この年、2007年に「IDEA6」の日本公演があったのですが見逃してしまいました。
なんとも残念でなりません。
大御所のバッソが2009年78歳で亡くなりました。
もう二度と見ることは出来ないのです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

Brecker Brothers (grp) [B (group)]

*BRECKER BROTHERS / RETURN OF BRECKER BROTHERS

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randy brecker(tp), michael brecker(ts),
mike stern(g), george whitty(key), james genus(b), dennis chambers(ds), etc
1992/GRP/

題名通り、ブレッカー・ブラザーズが帰ってきました。
いくらかまろやかになったけれど切れのあるサウンドは健在です。

Band Of Pleasure (grp) [B (group)]

*BAND OF PLEASURE / LIVE AT KIRIN PLAZA

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david t walker(g), james e gadson(ds,vo),
山岸潤史(g)、続木徹(key)、清水興(b)
1992Rec/S2S/

モータウンの歴史を作り上げてきたDavid T. Walker、James E. Gadsonに山岸潤史、続木徹、清水興と作ったスーパー・バンドが繰り出す史上最高のライブアルバム、ここに復活!
今回は新たにボーナス・トラックとして「Loving You」を収録!!
(帯中よりの抜粋)

切れ味鋭いファンキー・バンドです。
カッコいいサウンドが聴けます。

BAD PLUS (grp) [B (group)]

*BAD PLUS / THESE ARE THE VISTAS

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reid anderson(b), ethan iverson(p), david king(ds)
2003/Sony/

バッド・プラスはユニークな感覚を持つピアノ・トリオです。
無機質というか、機械的というか、今までにないタイプのピアノ・トリオが聴けます。
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