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Ronnie Foster (org) [R (organ)]

* RONNIE FOSTER TRIO / LIVE AT MONTREUX

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ronnie foster(org), gregory miller(g), marvin chappel(ds)
1973Rec/Blue Note/

1 East Of Ginger Trees
2 Chunky
3 Boogie Juice
4 Sameness

ジミー・スミスがBN最初のオルガニストならこのロニー・フォスターはBN最後のオルガニストです。
その初リーダー作は4300番台最後のアルバムになりました。
今作は新生BNの手になるものでスイス・モントルー・ジャズ・フェスティヴァルにおけるライブ盤です。
フォスターのシンプルなオルガン・トリオというのは珍しいかもしれませんね。

内容はエレクトリックなメロウ&ソウルなサウンドです。
16ビートのロック・サウンドとの融合はフュージョン・サウンドそのものだと思います。
ただ録音が遠いせいか臨場感が感じられずに盛り上がりには欠けています。
もっと派手な状況を期待していたのでジャズフェスのライブ盤としては何か物足りなさが残りました。

フォスターのその後のフュージョン・ポップス・シーンでの活躍はみなさんもご存知の通りです。

(中間系)

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Reuben Wilson (org) [R (organ)]

*REUBEN WILSON TRIO & QUARTET / AZURE TE

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reuben wilson(org), rodney jones(g), j.t.lewis(ds)
kenny garrett(as)(1,2,7)
2009/Showplace Records/

今年の私のテーマはソウル・ファンキー路線なのでオルガン・ジャズも外せません。
リューベン・ウィルソンはブルー・ノート後期にデビューしたオルガニストでポップス色も強いです。
ここでの最大の聴きものはケニー・ギャレット(as)でしょうね。
ギャレットのやや尖がっているR&Bもたまりませんよ。
オーソドックスなリューベンやロドニー・ジョーンズ(g)との絡みが聴きどころになります。
でも、共演はたった3曲でした・・・これって詐欺じゃないのか。
やっぱり、チャーリー・パーカーの(1)「SCRAPPLE FROM THE APPLE」は良かったです。
トリオで演奏されたソウルな(3)「STELLA BY STARLIGHT」も面白い。

(くつろぎ系)



*REUBEN WILSON / MOVIN' ON

s606.jpg

reuben wilson(org), robert chaseman(sax)(1,3,5,8),
grant green jr(g),wilburbascomb(b)(1,2,4,6,9),
shawn hill(ds)(1,2,4,6,9), j.t.lewis jr(ds)(3,5,7,8)
2006/Savant/

オルガン入りコテコテ・ソウル・ジャズの一枚です。
70歳を過ぎてもリューベン・ウィルソンは元気ですね。
ノリノリですがフュージョン系のスマートなサウンド作りもあります。
グラント・グリーンの息子のギター・プレイが聴きどころ。



* REUBEN WILSON QUINTET / SET US FREE

image676.jpg

reuben wilson(org), jerome richardson(ts,ss),
david spinozza(g), richard davis(b), jimmy johnson(ds),
etc
1971Rec/Blue Note/

1 Set Us Free
2 We're In Love.
3 Sho-Nuff Mellow
4 Mr. Big Stuff
5 Right On With This Mess
6 Mercy, Mercy Me
7 Tom's Thumb

先週に引き続きリューベン・ウィルソン(org)の作品です。
5枚あるブルーノートの最後のアルバムです。
この時期になると時代はフュージョン・シーンに移っています。
8ビート、パーカッションやバック・コーラスが入った軽快でメローなサウンドになっています。
ジェローム・リチャードソン(sax)やリチャード・デイヴィスのエレキ・ベースが聴かれるのも時代の流れです。
逆にデヴィッド・スピノザは時代にマッチしたギタリストであちこちで名前を見かけることになりました。
リューベン・ウィルソンのコンポーザーとしての実力がうかがえる作品になっています。

(くつろぎ系)



* REUBEN WILSON QUARTET / BLUE MODE

image675.jpg

reuben wilson(org),
john manning(ts), melvin sparks(g), tommy derrick(ds)
1969Rec/Blue Note/

1 Bambu
2 Knock On Wood.
3 Bus Ride
4 Orange Peel
5 Twenty-Five Miles
6 Blue mode

私のオルガン好きはジミー・スミスとジャック・マクダフから始まりました。
オルガンはソウル&ファンキーの代名詞で自然に身体が揺れてくる感覚がたまりません。

リューベン・ウィルソン(org)のルーツもまたジミー・スミスです。
ちょっと遅れて来たリューベン・ウィルソンはブルー・ノートに5枚の作品があります。
今作はその中でも最もファンク色が強い作品です。
ジャケットにインパクトがあって目立つのでよく知られているんじゃないかな。
オルガン作品は共演者のギタリストを聴く楽しみもありますね。
ここではメルヴィン・スパークスで硬質なカッティング奏法が聴きどころです。

(くつろぎ系)



* REUBEN WILSON QUINTET / LOVE BUG

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lee morgan(tp), george coleman(ts),
grant green(g), reuben wilson(org), leo morris(ds)
1969Rec/Blue Note/

1 Hot Rod
2 I'm Gonna Make You Love me
3 I Say A Little Prayer
4 Love Bug
5 Stormy
6 Back Out

今回のオルガニストはリューベン・ウィルソンです。
ブルー・ノートに5枚のアルバムがあります。
でもブルー・ノート後期の4300番台になるとほとんど聴く機会がありませんでした。
私的にはちょっと遅れて来たオルガン奏者と言えます。
もっとも年齢はそれなりなので西海岸からニューヨークに出るまで時間がかかりました。

今作はリューベンのブルーノートの2枚目の作品で(4)「Love Bug」のヒットで一番売れました。
テンプテーションズの(2)「I'm Gonna Make You Love Me」やクラシックスⅣの(5)「Stormy」などのヒット曲も入りました。
ここはメンバーにも恵まれましたね。
リー・モーガン(tp)、ジョージ・コールマン(ts)、グラント・グリーン(g)、レオ・モリス(ds)ことアイドリス・ムファマッドです。
特にモーガンとグリーンはブルー・ノートの顔そのものです。


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