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Toshiki Nunokawa 布川俊樹 (g) [T (guitar)]

*TOSHIKI NUNOKAWA QUARTET / STANDARD JAZZ PROJECT

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布川俊樹(g),
佐藤浩一(p), 高瀬裕(b), 安藤正則(ds)
2009/Victor Entertainment/

1 オン・ア・クリア・デイ
2 モナ・リザ
3 ムーン・リバー
4 枯葉
5 おいしい水
6 ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ
7 ラウンド・ミッドナイト
8 K.I ブルース
9 アワ・ラブ・イズ・ヒア・トゥ・ステイ
10 四月の思い出
11 ザ・ニアネス・オブ・ユー

布川俊樹さんが期待の若手メンバーを率いてのストレートなスタンダード・ジャズ・アルバムです。
曲目を見れば一目瞭然、幅広い曲想の魅力的な構成になっています。
ここでは1曲目の「ON A CLEAR DAY」がまったく素晴らしいです。
クリアな音色と抜群のスイング感は名手布川さんの面目躍如という感じがしました。
佐藤さんのピアノ、高瀬さんのベース、安藤さんのドラムスと躍動感のあるプレイが続きます。
スティービーの(6)「YOU ARE THE SUNSHINE OF MY LIFE」はアコースティック・ギターで意外な展開。
メンバーが若いだけにバラードからミディアム・テンポはやや苦しいかもしれませんね。
聴きやすくて全体的に明るいイメージになりました。
フュージョン・テイストもあるので若いギターファンや音楽ファンや女性にも聴いてもらいたいです。
これをキッカケにジャズに親しんでくれたら嬉しいと思います。

(くつろぎ系)

Tim Bowman (g) [T (guitar)]

*TIM BOWMAN / SMILE

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tim bowman(g,key),
bryan bowman(p,key), al turner(b), jeff webb(per),
david mcmurray(sax), etc
2000/INSYNG/

ティム・ボウマンはアール・クルー、ジョージ・ベンソン系のギタリストです。
曲作りも上手いようだし、期待の若手ギタリストだと思います。

(くつろぎ系)

Takaaki Miyanoue 宮之上貴昭 (g) [T (guitar)]

*TAKAAKI MIYANOUE / ME, MYSELF & I

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宮之上貴昭(g)
1999/KING/

ウェス・モンゴメリーの崇拝者、宮之上貴昭の新作です。
アコ―スティック・ギターによる完全一発録りのソロ・アルバムです。
多分に実験的要素の強い作品ですけれども面白い試みだと思いました。
ごまかしのきかない録音ですから本人にとってもかなり厳しかったのではないかな。
真夜中に一人でこれを聴いていますと適度な緊張感が感じられて中々良いのです。

(中間系)

Tal Farlow (g) [T (guitar)]

*TAL FARLOW TRIO / FUERST SET

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tal farlow(g), eddie costa(p), vinnie burke(b),
gene williams(vo)(3)
1956Rec/Xanadu/

タル・ファーロウ・トリオの絶頂期のアルバムの一枚です。
トリオの魅力を満喫できます。
(3)「Out Of Nowhere」にジーン・ウィリアムスのヴォーカルが参加。

「Jordu」、「Have You Met Miss Jones ?」、「Out Of Nowhere」、「Opus De Funk」



*TAL FARLOW TRIO / TAL

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tal farlow(g), eddie costa(p), vinnie burke(b)
1956Rec/Verve /

タル・ファーロウの最高傑作と目されるアルバムです。
エディ・コスタ(p)、ヴィニー・バーク(b)とのトリオ盤。

「Isn't It Romantic」、「There Is No Ggreater Love」、「How About You」、
[Anything Goes」、「Yesterdays」、「You Don't Know What Love Is」、「Broadway」



*TAL FARLOW QUARTET / AUTUMN IN NEW YORK

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tal farlow(g),
gerry wiggins(p), ray brown(b), chico hamilton(ds)
1954Rec/Verve /

1 I Like To Recognize The Tune
2 Strike Up The Band
3 Autumn In New York
4 And She Remembers Me
5 Little Girl Blue
6 Have You Met Miss Jones
7 Tal's Blues
8 Cherokee

ジャズ再発廉価版シリーズの1枚です。
ちょうどこの時期にふさわしい「AUTUMN IN NEW YORK」の題名が目に入りました。
タル・ファーロー・・・久し振りにスイング系ジャズ・ギター奏者も聴きたかった。
共演のレイ・ブラウン(b)やチコ・ハミルトン(ds)のプレイにも興味ありです。

基本的にタルは急速調の超絶技巧が売りのギタリストです。
だからどうしても哀愁やムードには欠けてしまう気がします。
正直、バラードはいまひとつだと思います。
でも速い曲になればなるほどその本領を発揮してきます。
最大の聴きどころは(8)「CHEROKEE」・・・これがもう信じ難い驚異的なプレイです。
ジャズ・ギタリスト、タル・ファーローの真髄がここにありました。
ここでのチコ・ハミルトンのブラッシュ・ワークがまた素晴らしいです。

ちなみにタルの本業はペンキ屋さんだそうです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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