LTC (grp)

*LTC & MARK TURNER / HIKMET



pietro lussu(p), lorenzo tucci(b), pietro ciancaglini(ds)
mark turner(ts)
2005/VV JAZZ/

イタリアの若手ピアノ・トリオにマーク・ターナー（ｔｓ）の組み合わせです。
ＬＴＣはメンバーの頭文字から取ったグループ名で特定のリーダーはいないようです。
さて、注目のマーク・ターナーですが独自の奏法、スタイルを確立しつつあります。
ミディアム・テンポの４ビートに乗ってストレートに吹く（４）の「PIGOLIO DI STELLE」は魅力十分、
十分にコントロールされていて、やはりその表現力は只者ではありません。
これがここでのベスト・プレイでホギー・カーマイケルの名曲「SKYLARK」も聴きものです。
メンバーのオリジナルは４曲で、こちらはコンテンポラリーな曲想を持っていて、
武者修行中のターナーにとってはピッタリだったと思います。
ＬＴＣは三位一体の演奏スタイルが特徴ですがゲストが主役を食ってしまったアルバムではあります。
最近のターナーの参加作としては聴き易いアルバムではないでしょうか。

（中間系）

Larsen Feiten Band (grp)

*LARSEN FEITEN BAND



neil larsen(key,vo), buzz feiten(g,vo),
willie weeks(b), art rodrigues(ds), lenny castro(per,vo),
and guest
1980Rec/Warner Bros/

ニール・ラーセンとバジー・フェイトンの強力双頭バンドの登場です。
プロデュースはトミー・リピューマで実にかっこいいアルバムに仕上がりました。