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Melody Gardot (vo) [M (vocal)]

* MELODY GARDOT / THE ABSENCE

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melody gardot(vo,p),
heitor pereira(g), john leftwich(b), peter erskine(ds), etc
2012/Decca/

1 Mira
2 Amalia
3 So Long
4 So We Meet Again My Heartache
5 Lisbos
6 Impossible Love
7 If I Tell You I Love You
8 Goodbye
9 Se Voce Me Ama
10 My Heart Won't Have It Any Other Way
11 Iemanja

メロディ・ガルドー(vo,p)を聴く機会は結構あったので紹介が初めてだとは思わなかったです。
ガルドーは1985年生まれ、ペンシルベニア州のフィラデルフィア出身で現在34歳です。
彼女は交通事故で大ケガをして1年間入院、入院中の音楽セラピーで作曲に目覚めたとのこと。

全11曲は全て自身のオリジナルで占められています。
プロデュースとアレンジはブラジルのヘイター・ペレイラ(g)ですがさすがにギターの使い方が上手い。
イメージとしてはカリブ海の昼下がりの海岸や街角かな・・・爽やかでもあり喧騒的でもあります。
彼女のシンガー・ソングライターとしての実力が存分に発揮されたアルバムです。
聴いていると幅広い音楽性を持っていて、とてもジャズの範疇に収まるものではありません。
才能豊かで世界中の音楽ファンに愛されている理由がよく分かりました。

ところで表題の「The Absence」にどういう意味があるのかを考えました。
曲には入ってないしね。
「Absence」の意味は不在、留守、欠席です。
最後の(11)「Iemanja」は海の女神を意味するらしい・・・これが18分を超える長い曲でした。
演奏と歌は最初の4分間で終わり、空白の10分間があって、最後にまた喧騒が戻ってきます。
これはつまり入院中の1年間の空白を表しているのではないかと思いました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Maggie Green (vo) [M (vocal)]

* MAGGIE GREEN / FIRST SONG

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maggie green(vo),
eric augis(p)(3,5,7,10), jon eshelman(p)(4,8,9,11), chris berg(b)(1,2,3,5,6,7,10),
roger hines(b)(4,8,9,11), joe ong(ds)(3,5,6,7,10), jim ed cobbs(ds)(4,9,11),
seth earnest(ds)(1,2), chris howes(vln)(1,4), stan smith(g)(1,6),
ron hope(per)(1,4), eric paton(per)(11)
2007/Maggie Green/

1 Chega De Saudade
2 No Moon At All
3 First Song
4 So Danco Samba
5 Up Jumped Spring
6 A Felicidade
7 I'm Old Fashioned
8 My One And Only Love
9 All Blues
10 But Not For Me
11 Agua De Beber

マギー・グリーンも初見、彼女もカナダのヴォーカリストでした。
思うにカナダ出身の女性ヴォーカリストを聴く機会が多くなりました。
カナダは女性歌手の層が厚いと思います。
ヴォーカルを意識して聴くようになってから手当たり次第に聴いているところです。
乱読ならぬ乱聴き状態になりました。

今作も自主制作盤でプロデュースは本人自身です。
全体的にちょっと力が入り過ぎるところがあるのは仕方がありませんね。
馴染みがあるスタンダードやラテン中心で自身の音楽性が網羅されていると思います。
声質はしっとりとして艶があります・・・私はとても気に入りました。
落ち着いた大人の歌声と端正で丁寧な歌い方には好感が持てます。
サウンド的にはヴァイオリン入りの(1)、(4)が面白かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Melody Gardot (vo) [M (vocal)]

* MELODY GARDOT / THE ABSENCE

image722.jpg

melody gardot(vo,p),
heitor pereira(g), john leftwich(b), peter erskine(ds), etc
2012/Decca/

1 Mira
2 Amalia
3 So Long
4 So We Meet Again My Heartache
5 Lisbos
6 Impossible Love
7 If I Tell You I Love You
8 Goodbye
9 Se Voce Me Ama
10 My Heart Won't Have It Any Other Way
11 Iemanja

メロディ・ガルドー(vo,p)を聴く機会は結構あったので紹介が初めてだとは思わなかったです。
ガルドーは1985年生まれ、ペンシルベニア州のフィラデルフィア出身で現在34歳です。
彼女は交通事故で大ケガをして1年間入院、入院中の音楽セラピーで作曲に目覚めたとのこと。

全11曲は全て自身のオリジナルで占められています。
プロデュースとアレンジはブラジルのヘイター・ペレイラ(g)ですがさすがにギターの使い方が上手い。
イメージとしてはカリブ海の昼下がりの海岸や街角かな・・・爽やかでもあり喧騒的でもあります。
彼女のシンガー・ソングライターとしての実力が存分に発揮されたアルバムです。
聴いていると幅広い音楽性を持っていて、とてもジャズの範疇に収まるものではありません。
才能豊かで世界中の音楽ファンに愛されている理由がよく分かりました。

ところで表題の「The Absence」にどういう意味があるのかを考えました。
曲には入ってないしね。
「Absence」の意味は不在、留守、欠席です。
最後の(11)「Iemanja」は海の女神を意味するらしい・・・これが18分を超える長い曲でした。
演奏と歌は最初の4分間で終わり、空白の10分間があって、最後にまた喧騒が戻ってきます。
これはつまり入院中の1年間の空白を表しているのではないかと思いました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Mary Stalling (vo) [M (vocal)]

* MARY STALLINGS / FEELIN' GOOD

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mary stalling(vo),
bruce barth(p), peter Washington(b), kenny washington(ds),
steve nelson(vib)(2,3,4,9), freddie hendrix(tp)(7), ray mantilla(per)(7,9)
2015/HighNote/

1 Close Your Eyes (B.Petkere)
2 Girl Talk (N.Hefti/B.Troup)
3 Li'l Darling (N.Hefti)
4 I Want To Talk About You (B.Eckstine)
5 Feeling Good (L.Bricusse/A.Newley)
6 Reflections (T.Monk)
7 Night In Tunisia (J.Gillespie/F.Pararelli/J.Hendricks)
8 Monk's Dream (T.Monk)
9 Afro Blue (R.Santamaria)
10 You Send Me (S,Cooke)
11 Yesterdays (O.Harbach/J.Kern)

先日聴いたマリー・ストーリングスが気になったのでもう一枚買ってみました。
前回はバックがエリック・リード(p)でデュオかトリオだったです。
今回はブルース・バース(p)・トリオにスティーヴ・ネルソン(vib)などが加わっています。
ジャズ度が高く本格的なジャズ・ヴォーカルが聴けました。

全11曲はスタンダード中心ですがブラック系の歌が多くなりました。
選曲が良くてストーリングスのソウル&ディープな歌声が聴きどころになります。
表題曲のニーナ・シモンでヒットした(5)「Feeling Good」、サム・クックの(10)「You Send Me」など。
モンクの(6)「Reflections」や(8)「Monk's Dream」、ラテンの(9)「Afro Blue」も相当に濃いですね。
(11)「Yesterdays」はビリー・ホリディ(vo)の影を感じた。
ストーリングスは水を得た魚のように歌い込んでいるので本来この辺が得意だと思いました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



* MARY STALLING / DON'T LOOK BACK

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mary stalling(vo), eric reed(p,arr),
reuben rogers(b)(except 3,9,10,11), carl allen(ds)(except 3,9,10,11)
2012/HighNote/

1 When Light Are Low (B.Carter/S.Williams)
2 The Way You Love Me (K.L.Dunham/R.Kellaway)
3 Night Mist Blues (A.Jamal)
4 Goodbye Medley:
Every Time We Say Goodbye (C.Poter)
Goodbye (G.Jenkins)
5 Is That...? This Love (E.Reed/J.Luckett)
6 Don't Look Back (K.L.Dunham/J.Mandel)
7 Love Me Or Leave Me (W.Donaldson/G.Kahn)
8 Don't Misunderstand (G.Parks)
9 Key Largo (B.Carter/K.Suessdorf/L.Worth)
10 Soul Eyes (M.Waldron)
11 Mary's Blues (E.Reed)
12 People Time (Forever Mine) (B.Carter/D.Pearl)

マリー・ストーリングスは初見です。
購入のキッカケはエリック・リード(p)の名前が見えたからです。
エリック・リードはウィントン・マルサリス(tp)派のピアニストで才人の一人です。
そのエリックがどんなヴォーカルのバッキングをするのか?
またエリックがバックを務めるマリー・ストーリングスとはどんな歌手なのか?
・・・興味ありました。

全12曲はエリックのオリジナルが2曲とその他10曲の構成です。
曲目を見て見るとベニー・カーター(as)、ロジャー・ケラウェイ(p)、アーマッド・ジャマル(p)、コール・ポーター、ジョニー・マンデル、マル・ウォルドロン(p)など凝った選曲になっています。
マリー・ストーリングスはオーソドックスなジャズ・ヴォーカリストです。
伸びやかで艶のある歌声の持ち主でソウルフルでディープ&ダークな味わいもあります。
歌はもちろん上手くてバラードが聴きどころ・・・エリックとのコンビネーションも抜群でした。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Marilyn Scott (vo) [M (vocal)]

* MARILYN SCOTT / EVERY TIME WE SAY GOODBYE

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marilyn scott(vo),
cyrus chestnut(p), gerald cannon(b), willie jones Ⅲ(ds)、
paul bollenback(g), ken peplowski(ts,cl)
2008/Venus/

1 Every Time We Say Goodbye
2 I Got Lost In His Arms
3 Lonely Town
4 Detour Ahead
5 Do You Know The Way To San Jose ?
6 Autumn In New York
7 I Love Paris
8 Cry Me A River
9 Caravan
10 Somewhere

私は癒し系ジャズを選ぶ時に日本制作盤を選ぶ傾向にあります。
スタンダードが中心で聴き易く「絶対に間違いない」との安心感があるからです。
日本人としての感性が同じで日本人向けのジャズを作ることに何の疑問も抱いていません。
まぁね、色んな意見もあるけれど、いつの時代も「買う買わない」は聴く人の勝手だから。

さて今作のマリリン・スコット(vo)は初見です。
アメリカの西海岸を中心に活躍しているフュージョン系の歌手だそうです。
これまでのアルバムの大半はジョージ・デューク(p)がプロデュースとありました。
録音時は60歳近いですがしっかりと声が出ています。
ちょっとかすれたハスキー・ボイスで大人の女性の歌声、もちろん歌は上手いです。
ピアノにサイラス・チェスナット、テナー・サックスにケン・ぺプロスキーが参加していて楽しめました。
特に(1)「Every Time We Say Goodbye」は大好きな歌でこれが入っているとまず手が伸びてしまう。
コール・ポーターが書いた曲は多いけどヴォーカリストに一番好まれると聞いたことがある。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Margareta Bengtson(vo), [M (vocal)]

* MARGARETA BENGTSON / BALLADS

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margareta bengtson(vo), mathias algotsson(p,org),
peter asplund(tp)(3,10), dicken hedrenius(tb)(5,7), Avante Soderkvist(b)(4,6,7,8,11)
2016/Spice Of Life/

1 The Very Thought Of You (R.Noble)
2 My Foolish Heart (V.Young)
3 I Thought Of You (J.V.Heusen)
4 The Gentle Rain (L.Bonfa)
5 My One And Only Love (G.Wood)
6 Spring Can Really Hang You Up The Most (T.Wolf)
7 Our Love Is Here To Stay (G.Gershwin)
8 Long Ago And Far Away (J.Kern)
9 Here's That Rainy Day (J.V.Heusen)
10 Nature Boy (E.Ahbez)
11 Never Will I Marry (F.Loesser)

癒し系アルバムとしては「バラード」が付いたタイトルについ手が伸びてしまいます。
スウェーデン出身のマルガリータ・ベンクトソン(vo)は初めて聴きました。
これは素晴らしかった・・・私は一発で魅了されてしまいました。
これほどしっとりとしたバラードが聴けるとは思わなかったです。
透明感があって澄んだ美しい歌声は抜群の歌唱力を誇ります。

全11曲は全てスタンダードで占められています。
ゲストとして表記されているマティアス・アルゴットソンはピアノとオルガンで参加しています。
ゲストのトランペットやトロンボーンも効果的に配置されていました。
あまりに良かった・・・驚きの一枚です。
ライブではとてもこの雰囲気は出ないと思うのでマルガリータは今作がお勧めです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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Mari Nakamoto 中本マリ (vo) [M (vocal)]

*MARI NAKAMOTO / MEMORIES

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中本マリ(vo)、
jimmy rowles(p), John heard(b), donald bailey(ds), oscar castro neves(g)
1987/JVC/

1 How long Has This Been Going On
2 Yesterdays
3 My Foolish Heart
4 Teach Me Tonight
5 Mean To Me
6 Between The Devil And The Deep Blue Sea
7 Come Rain Or Come Shine
8 How Insensitive
9 Dindi
10 Once I Loved
11 God Bless The Child
12 I Wanna Be Around

中本マリさんのスタンダード作品集です。
丁寧で端正・・・美しくクリアな歌声を聴かせてくれます。
バックがジミー・ロウルズ・トリオとシブい人選です。

Monica Borrfors (vo) [M (vocal)]

*MONICA BORRFORS & SWEET JAZZ TRIO/ REMENBERING BILLIE

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monica borrfors(vo),
lasse tronqvist(cor), mats larsson(g), hans backenroth(b)
2004/Spice Of Life/

コテコテ・ジャズが続いているのでフッと息抜きにジャズ・ボーカルを聴いています。
選んだのはモニカ・ボーフォース&スウィート・ジャズ・トリオの2枚目のアルバムです。
題名どおりのビリー・ホリディ(vo)作品集ですが趣はまったく異なっています。
こういったトリビュート盤はどこかに原作の面影を感じさせるものですがそういうものを感じさせません。
ストレートでさらりとした歌い方は自分の持ち味を生かす意味でもとても好感が持てます。
ボーカルの名曲がずらりと並んでいるのも嬉しい。
共演のスウィート・ジャズ・トリオの好演もあってしっとりと落ち着いた佳作です。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(くつろぎ系)



*MONICA BORRFORS & SWEET JAZZ TRIO / A CERTAIN SADNESS

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monica borrfors(vo),
mats larsson(g), hans backenroth(b), loss torngvist(cor),
guy barkert(p)(2,9,12), gunnar bergten(bs)(5)
2002/ARIETTA DISCS/

1 A Certain Sadness
2 Yesterdays
3 I've Grown Accustomed To His Face
4 My Ideal
5 Once Upon A Summertime
6 Somebody Loves Me
7 My Foolish Heart
8 That Old Feeling
9 You've Changed
10 For All We Know
11 Violets For Your Furs
12 Embraceble You

モニカ・ボーフォースとスィート・ジャズ・トリオの組み合わせ。
癒し系の声質、ゆったりとしたスイング感がとても心地良いです。
ヴォーカル愛聴盤の一枚。



*MONICA BORRFORS / SLOWFOX

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monica borrfors(vo),
gosta nilsson(p), per nilsson(b), leroy lowe(ds),
johan setterlind(tp), hans ulrik(ts), etc
1995/BGM/

1 Polka Dots And moonbeams
2 I Get Along Witbhout You Very Well
3 Soon
4 Don't Go To Stranger
5 Dindi
6 I Can't Get Started
7 The Foils Who Live On The Hill
8 The Masquerade Is Over
9 Nu Tandas Ater Ijusen I Min Lilla Stad
10 Marionett
11 August Wishing
12 Everything Happen To Me
13 What Are You Doing The Rest Of You're Life

モニカ・ボーフォースの深くやわらかな歌声は好みです。
スーッと心の中に入り込んでくる感じがします。
ヴォーカル愛聴盤の一枚。

Milton Nascimento (vo) [M (vocal)]

*MILTON NASCIMENTO / COURAGE

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milton nascimento(vo),
herbie hancock(p), eumir deodado(org), jose marino(b),
joad palma(ds), airto moreira(per), orchestra
1969/A&M/

ブラジルが生んだ世界的ヴォーカリスト、ミルトン・ナシメントの唯一のアルバムにして最高傑作。
エミール・デオダードの素晴らしいアレンジをバックに、ワン・アンド・オンリーな「ブラジルの声」を聴かせる。
(帯中よりの抜粋)

自作の大ヒット曲の「Bridges」(Travessia)が聴きどころです。

Miki Yamaoka 山岡末樹 (vo) [M (vocal)]

*MIKI YAMAOKA / MOONLIGHT SERENADE

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山岡末樹(vo)、
砂田知宏(p)、山田晃路(b)、二本柳守(ds)
1993/Art Union/

1 Moonlight Sereade
2 September In The Rain
3 You And The Night And The Music
4 A Night In Tunisia
5 Meditation
6 When You're Smiling
7 Autumn Leaves
8 One Note Samba
9 Over The Rainbow
10 The Good Life
11 Smile

「山岡末樹の新たな飛躍を告げる新アルバム」
気心の知れた仲間との打ち解けたセッションで彼女の本領が活き活きと発揮された最新録音。
スイングからボサノバ、バラードまで、ミキの魅力を100%お聞かせします。
(帯中よりの抜粋)

山岡末樹さんはストレートでオーソドックスなジャズ・ヴォーカリスト。
ふくよかで艶のある歌声は素晴らしいです。
バックの二本柳守・トリオもいいです。

(くつろぎ系)

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