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Cassandra Wilson (vo) [C (vocal)]

*CASSANDRA WILSON / LOVERLY

sonet413.jpg

cassandra wilson(vo),
marvin sewell(g), jason moran(p), lonnie plaxico(b),
reginald veal(b), herlin riley(ds), lekan babalola(per), etc
2008/BLUE NOTE/

今年は少しボーカルも聴こうということで選んだのがカサンドラ・ウィルソンの新譜です。
この前カサンドラの作品を買ったのは1999年の「Traveling Miles」だったか。
たしかデビュー・アルバムと2枚目も持っているはずですが、それでももう10年も前のことになります。
カサンドラはかなり濃いボーカルリストなのでいかにも妥協のないジャズ・ボーカルという感じがしました。
でもこのようなスタンダード作品集なら比較的聴き易いと思います。
今作はもちろんカサンドラがスタンダードをどう料理しているかが聴きどころになります。
当然ながら一筋縄ではいきません。
鬼才ジェイソン・モラン(p)とマーヴィン・セウエル(g)のプレイも聴きものです。
マーヴィン・セウエルは以前ゲイリー・トーマス(ts)のアルバムで聴いたことがありますが雰囲気ピッタリの起用。

ただ1曲のオリジナルの(8)「ARERE」って日本語なのかな。
多分、即興演奏だと思いますがこれが出色の出来で印象に残りました。
スタンダード集の中で1曲だけ異色なんだけど、ここに収録したくなったのもよく判ります。

(まじめ系)



*CASSANDRA WILSON / TRAVELING MILES

sonet412.jpg

Cassandra Wilson(vo),
Eric Lewis(p) Lonnie Plaxico(b), Marcus Baylor(ds), Perry Wilson(ds),
Mino Cinelu(per), Jeff Haynes(per), Kevin Breit(g), Marvin Sewell(g),
Regina Carter(vln), Steve Coleman(as), Stefon Harris(vib),
Pat Metheny(g), Dave Holland(b), etc
1999/Blue Note/

1 Run The VooDoo Down
2 Traveling Miles
3 Right Here, Right Now
4 Time After Time
5 When The Sun Goes Down
6 Seven Steps
7 Someday My Prince Will Come
8 Never Broken
9 Resurrection Blues
10 Sky And Sea
11 Piper
12 VooDoo Reprise

今世紀最後のザ・ヴォーカリスト、カサンドラ・ウィルソン!
帝王マイルス・デイヴィスの崇高なるスピリットに捧げる。
(帯中よりの抜粋)

カサンドラ・ウィルソンはクセのある濃いヴォーカリストです。
でもこの魅力にハマると中々抜け出せないのではないかな。
その点、セロニアス・モンクに似たところがあるかもしれません。

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