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Diana Panton (vo) [D (vocal)]

*DIANA PANTON / TO BRAZIL WITH LOVE

sonet547.jpg

diana panton (vo),
john di martino(p), don thompson (b, p, vib), reg schwager (g),
maninhocCosta (vo, ds, per)(1.3.4.5.8), bill mcbirnie (fl), kiki misumi (cello)
silas silva (ds, per)(2.6.7.9.10.11.13.14 )
2011/MUZAK/

1 Samba Saravah
2 This Happy Madness
3 The Telephone Song
4 Manha De Carnaval
5 So Nice
6 Is It Really You ?
7 The Night Has A Thousand Eyes
8 Dans Mon Ile
9 Felicidade
10 Tu Sais Je Vais T'aimer
11 Dreamer
12 And I Love Him
13 Fais Comme I'oiseau
14 I Wish You Love

カナダのダイアナ・パントン(vo)は初見です。
ジャズ友の間で話題になっていたので知ってはいましたが今回聴く機会を得ました。
一瞬で「あ~、なるほどねぇ~」と思いましたよ。
声が特徴的・・・ハスキーで甘くかわいい声・・・瑞々しく透明感もある。
耳元で囁かれたらどうしようかと思います。
やや舌足らずのところがあるけれど歌は上手いです。
日本で人気があるのも納得しました。
バックにはドン・トンプソン(b,p,vib)、ビル・マクバーニー(fl)、ジョン・ディ・マルティーノ(p)と名手達が参加しています。

今作には「わたしが愛したブラジル」という副題が付いていました。
選曲には馴染みの曲が並んでいますね。
テンポのあるものよりスロー・バラードがいいと思いました。
(4)「Manha de Carnaval」、(12)「And I Love Him」、(14)「I Wish You Love」など。
特に(12)「And I Love Him」は名演です・・・マルティーノのピアノも心に沁みた。
(7)「The Night Has a Thousand Eyes」はどこまで美しくトンプソンのヴァイブが光る。
(6)「His It Really You?」、(8)「Dans mon ile」は歌われることが少ないので新鮮です。
マクバーニーのフルートの味付けも聴きどころになっています。

これは不思議なアルバムです。
なんかよく分からないけれど引きつけられるところがあります。
けだるさがあってもしつこくない・・・あっけらかんとして明るい・・・でも声は甘く切ない。
アンバランス・・・どうにもつかみどころがないのが魅力かな。
個性的で異色のボサノバ・アルバムは時々聴きたくなるような気がします。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



* DIANA PANTON / PINK

image707.jpg

diana panton(vo),
guido basso(cor,flh,tp), reg schwager(g), don thompson(b,p,vib)
2010/Muzak/

1 Wouldn't It Be Loverly
2 My Ideal
3 I Walk A Little Faster
4 My Future Just Passed
5 Wonder Why
6 Me Myself And I
7 What Is There To Say ?
8 Tea For Two
9 Please Me Kind
10 I Wish I Knew
11 They Didn't Believe Me
12 Love-Wise
13 Hold Me Hold Me Hold Me
14 Five Minutes More
15 Wait Till You See Him
16 Secret Heart

カナダ出身のダイアナ・パントン(vo)を聴くのは2枚目になります。
前回はボサノバのアルバム↓だったけど今作が1年早く出ていました。

*Diana Panton / To Brazil With Love (2011/Muzak)

ドラムレス・トリオのこちらの方が玄人好みの組み合わせ、選曲も本当にシブいです。
しっとりとして落ち着いた仕上がりで何とも素敵な雰囲気を持っています。
やっぱり一番は声が魅力的、ハスキーで甘く可愛いです。
なんか、うっとりとしてしまいますよ。
いつまでもこの声を聴いていたいと思ってしまう。
帯中には「寄り添うような声」って書いてありましたが・・・。
ドン・トンプソンを中心にしたトリオのバックの絡みがまた大人なんですよ。
どれもいいけどベストはバースから入った(8)「Tea For Two」かな。
続く(9)「Please Me Kind」もお気に入りです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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