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Gregory Tardy (ts) [G (sax)]

*GREGORY TARDY QUINTET / THE TRUTH

sonet774.jpg

gregory tardy(ts), marcus printup(tp)
helen sung(p), sean conly(b), jaimeo brown(ds)
2005/STEEPLE CHASE/

ニューオリンズ出身の40歳のテナー奏者、グレゴリー・ターディ(ts)のリーダー・アルバムは初見。
購入したきっかけはマーカス・プリンタップ(tp)とヘレン・サング(p)の名前があったからです。
ターディは20代でエルヴィン・ジョーンズ・ジャズ・マシーンのメンバーに抜擢され、
90年代はジェイソン・リンドナー(p)、オマー・アヴィタル(b)、トム・ハレル(tp)のグループで活躍したとあります。
好きなテナー奏者はウエイン・ショーター、ベン・ウエブスター、ジョン・コルトレーンだそうで、
その他にもブランフォード・マルサリス、ジョー・ロバーノ、マーク・ターナー、クリス・ポッター、
ミゲール・ゼノンの名前も挙げています。
コンポーザーとしてはショーター、ハレル、ドナルド・ブラウン(p)、アンドリュー・ヒル(p)の影響が大きいようです。
このアルバムで注目すべきはマーカス・プリンタップとヘレン・サングの参加でしょうか。
マーカスはブッカー・リトル、フレディ・ハバード、ファッツ・ナヴァロを敬愛していて、
ここでも切れ味鋭い印象的な演奏を聴かせてくれています。
ピアニストのヘレン・サングの評判もちらほら聞いていたし、バックのピアノ・トリオのプレイも聴きものです。
全9曲中オリジナルが5曲、師匠のトム・ハレルを2曲取り上げているのが目を引きます。
オリジナルは凝った作りですが正直なところイマイチ乗れませんでした。
ベスト・トラックは(5)の「WADE IN THE WATER」でストレートな演奏が楽しめます。
(7)、(9)のハレルの2曲もいいですが、やっぱりというかリーダーよりマーカスとヘレンの二人が目立ちます。
新感覚テナー奏者のネオ・ハード・バップが聴ける作品です。

(中間系)
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