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Jon Irabagon (sax) [J (sax)]

*JON IRABAGON QUARTET & QUINTET/ THE OBSERVER

sonet1054.jpg

jon irabagon(as,ts), nicholas payton(tp)(2,8)
kenny barron(p), bertha hope(p)(9), rufus reid(b), victor lewis(ds)
2009/Concord/

ジョン・イラバゴン(sax)は初見、クラリネット奏者でもあるようです。
このメジャー・レーベルのデビュー作は相当気合が入っていると思われます。
それはケニー・バロン(p)、ルーファス・リード(b)、ヴィクター・ルイス(ds)の起用からもうかがえます。
2曲にはニコラス・ペイトン(tp)が参加しています。
オリジナル7曲、その他3曲の構成、ジジ・グライス(as)やトム・マッキントッシュ(tb)の曲は珍しいです。
比較的地味なプレイヤーの作品をとりあげているので選曲からも人柄を表しているような気がします。
さらにエルモ・ホープ(p)の曲(9)「BARFLY」ではホープの奥さんのバーサが参加しているのも貴重です。
やや大人しめですが多彩な奏法を聴かせてくれてストレートなジャズ・アルバムに仕上がっています。
もう少し迫力が欲しい気がしますが長く愛聴できる通好みのアルバムといえるかもしれません。
私はグライスの(3)「THE INFANT'S SONG」のバラードの表現力に注目しました。
安定感のあるサックス・ワン・ホーン・作品は安心してお勧めできます。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)
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