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John Bunch (p) [J (piano)]

*JOHN BUNCH TRIO / PLAYS THE MUSIC OF IRVING BERLIN

sonet1117.jpg

john bunch(p), frank vignola(g), john webber(b),
guest:frank wess(fl)(2,3,5,7,9,12)
2008/ARBORS RECORDS/

これはNさんのベスト3の一枚です。
ジョン・バンチ・トリオ&カルテットのアーヴィング・バーリン作品集です。
加えてフランク・ウエスがフルート1本で参加したのにも興味がありました。
ジョン・バンチ(p)が86歳、ゲストのフランク・ウエス(fl)も86歳という物凄いアルバムです。
70代ならまだしも80代半ばを過ぎてもこれだけの演奏が出来るというのはもうそれだけで賞賛に値します。
ジャズには自分の人生がそのまま出ますね。
たしかに若い時に比べれば肉体的な衰えを感じるのはやむを得ません。
ひいては肉体的な衰えは全ての衰えにも通じてきます。
ただ、その時の自分の感情をそのまま表現することに関してはまったく変わっていないんです。
いかに表現するかがジャズの重要な要素の一つです。
ここで聴く二人は年齢を重ねた分だけの深い味わいがあります。
ジョン・バンチはギター・トリオを率いてスイング感溢れるご機嫌な演奏を聴かせてくれました。
一方のフランク・ウエスは危うくてハラハラ、ドキドキしましたがスリルとサスペンスがありました。
カルテットでのベストは(9)「THEY SAY IT'S WONDERFUL」で、(7)「ISN'T THIS A LOVELY DAY ?」も良かった。
年季の入ったプレイと軽快なスイング感、それを味わってもらいたいたアルバムです。
二人に敬意を表してのドラ盤入りになりました。

(中間系)
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