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Joe Locke (vib) [J (vibraphone)]

* JOE LOCKE QUARTET / LAY DOWN MY HEART/
Blues & Ballads Vol 1

image1247.jpg

joe locke(vib),
ryan cohan(p), david finck(b), jaimeo brown(ds)
2013/Motema/

1 Ain't No Sunshine (B.Withers)
2 Broken Toy (J.Locke)
3 Bittersweet (S.Jones)
4 I Can't Make You Love Me (M.Reid/A.Shamblin)
5 The Meanibg Of The Blues (B.Troup)
6 Simone (F.Foster)
7 This New October (J.Locke)
8 Makin' Whoopee (W.Donaldson/G.Kahn)
9 Dedicated To You (S.Cahn/S.Chaplin)

ヴィブラフォン聴きの14枚目はジョー・ロックです。
先週、スティーヴ・ネルソンを聴いたのでロックも聴かないと片手落ちになりますね。
ロックも久し振りでしたがこれを聴いた時、正直「ジョー・ロックってこんなに良かったっけ」という感想です。
ロックは幅広い音楽性の持ち主で器用過ぎるというか一貫性に欠けると思っていました。
今作は副題になった「ブルース&バラーズ」と決め打ちしたのが功を奏した気がします。

全9曲は自身のオリジナルが2曲とその他7曲の構成です。
ビル・ウィザーズ(vo)の(1)、フランク・フォスター(ts)の名曲(6)の選曲は凝ってます。
サム・ジョーンズの(3)はプロデューサーとして名を連ねているベーシストのデヴィッド・フィンクの選曲かな。
ボビー・トゥループの代表作の(5)「The Meaning Of The Blues」は大好きな曲です。
ライアン・コーアンは初めて聴くピアニストですが切れ味鋭い瑞々しいタッチが良かった。
ベストは全員が一丸となった素晴らしいプレイを聴かせる前述の(6)「Simone」です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



* JOE LOCKE QUARTET / FOR THE LOVE OF YOU

image572.jpg

joe locke(vib),
geoffrey keezer(p), george mraz(b), clarence penn(ds)
kenny washington(vo)
2010/E1 Music/

1 Two For The Road
2 Old Devil Moon
3 For Theb Love Of You
4 Verrazano Moon
5 I Miss New York
6 Birds
7 The Shadow Of Your Smile
8 Cinema Paradiso
9 Pure Imagination
10 Bright Side Up

ヴィブラフォン聴きの16枚目はジョー・ロックの2010年作品です。
先日紹介した「LAY DOWN MY HEART」(2013年)が良かったのでもう1枚聴いてみようと思いました。
ケニー・ワシントンのヴォーカルというのも驚きました・・・てっきりあのベテラン・ドラマーだと思ったからです。
ドラマーにも歌が上手い人はたくさんいますから・・・グラディ・テイトがつとに有名かな。
でも同姓同名の別人でした。
こちらはニューオリンズ出身の知る人ぞ知るヴォーカリストのようです。

全10曲は自身のオリジナル3曲とその他7曲の構成です。
ジョー・ロックとジェフ・キーザー(p)とは双頭バンドの「THE NEW SOUND QUARTET」を組んだ仲で気心が知れています。
ジョージ・ムラツ(b)とクラレンス・ペン(ds)というのもシブい組み合わせだと思いました。
ヴォーカルが入ったことでひと味違う作品になりました。
前述の「THE NEW SOUND QUARTET」はロックとキーザーの激しく切れ味鋭く、ドラマーの煽りが特徴的です。
ここでもその流れは変わらず、インスト場面では熱っぽい演奏が聴けました。
ヴォーカルのワシントンは美声、柔らかな歌声でゆったりとした趣を持っています。
ダニー・ハサウェイやスティービー・ワンダー系のヴォーカリストですが端正な歌い手でとても上手いです。
この作品の最大の聴きどころは演奏のホットに対する歌のクールさにありました。
ジョー・ロックにとっては異色作でロックの代表作の1枚になると同時にケニー・ワシントンにとっても代表作になると思います。
ヴォーカル・ファンにも是非聴いて欲しいですね

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*JOE LOCKE & GEOFFREY KEEZER QUARTET / LIVE IN SEATTLE

sonet1246.jpg

joe locke(vib), geoffrey keezer(p,key)
mike pope(b,elb), terreon gully(ds)
2006/ORIGIN RECORDS/

1 Van Gogh By Numbers
2 Honu
3 Fractured
4 Native Son
5 Miramar
6 Tulipa
7 The King

意気投合して新グループを結成したジョー・ロック(vib)とジェフ・キーザー(p)のライブ盤です。
2004年に↓に紹介したアルバムではこんなコメントを書きました。

「この組み合わせではジョン・ルイス(p)とミルト・ジャクソン(vib)のモダン・ジャズ・カルテットがあまりにも有名で、洗練された美しいサウンドとして定型化してしまった感があります。
ボビー・ハッチャーソン(vib)+ハービー・ハンコック(p)の名盤、「ハプニングス」もそうでした。
デュオではゲイリー・バートン(vib)とチック・コリア(p)の「クリスタル・サイレンス」が知られています。
だからでしょうね、最初は正直異質な感じがしましたよ、ドラムがかなりうるさいと感じました。
私の頭の中ではヴァイブ+ピアノのカルテットのイメージが固まっていたからです。
しかし何回か聴いているうちにこれがこのグループの良さだと気が付いたのです。
この作品でキーになっているのは間違いなくテリオン・ガリーのドラムスだと思います。
煽るような強力なリズムが大人しくなりがちなサウンドに刺激を与えています。
この太鼓をどう感じるかが評価の分かれ目になります。」

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*THE NEW SOUND QUARTET / SUMMER KNOWS

sonet1247.jpg

joe locke(vib)  geoffrey keezer(p)
ed howard(b)  terreon gully(ds)
2004/EIGHTY-EIGHT'S/

1 Tulipa
2 Emily
3 All The Things You Are
4 Dear Old Stockholm
5 Ray Brown Suite, Movement 1
6 The Kings
7 Come Rain Or Come Shine
8 Bye Bye Blackbird
9 Sommer Knows

この組み合わせではジョン・ルイス(p)とミルト・ジャクソン(vib)のモダン・ジャズ・カルテットがあまりにも有名で、洗練された美しいサウンドとして定型化してしまった感があります。
ボビー・ハッチャーソン()vib)+ハービー・ハンコック(p)の名盤、「ハプニングス」もそうでした。
デュオではゲイリー・バートン(vib)とチック・コリア(p)の「クリスタル・サイレンス」が知られています。
だからでしょうね、最初は正直異質な感じがしましたよ、ドラムがかなりうるさいと感じました。
私の頭の中ではヴァイブ+ピアノのカルテットのイメージが固まっていたからです。
しかし何回か聴いているうちにこれがこのグループの良さだと気が付いたのです。
この作品でキーになっているのは間違いなくテリオン・ガリーのドラムスだと思います。
煽るような強力なリズムが大人しくなりがちなサウンドに刺激を与えています。
この太鼓をどう感じるかが評価の分かれ目になります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*JOE LOCKE QUARTET / MUTUAL ADMIRATION SOCIETY

sonet1245.jpg

joe locke(vib),
david hazeltine(p), essiet essiet(b), billy drummond(ds)
1999/Sharp Nine/

ジョー・ロックとデヴィッド・ヘイゼルタインの共演盤。



*JOE LOCKE QUINTET / MISSION IMPOSSIBLE

sonet1244.jpg

joe locke(vib),
billy childs(p), vic juris(g), rufus reid(b), gene jackson(ds)
1997/Meldac/

ジョー・ロックの「スパイ大作戦」のテーマ。



*JOE LOCKE QUARTET / TRIBUTE TO HENRY MANCINI

sonet1243.jpg

joe locke(vib),
billy childs(p), eddie gomez(b), gene jackson(ds)
1996/Key' Stone/

ジョー・ロック(vib)のヘンリー・マンシーニ作品集。
ヴァイブの爽やか音色はマンシーニの映画音楽にピッタリです。

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