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Mulgrew Miller (p) [M (piano)]

*MULGREW MILLER TRIO / LIVE AT YOSHI'S

sonet1451.jpg

mulgrew miller(p), derrick hodge(b), karriem riggins(ds)
2004/MaxJazz/

1 If I Were A Bell
2 Waltz For Monk
3 O Grande Amor
4 he Organ Grinder
5 Peace
6 Don't You Know I Care
7 What A Difference A Day Makes
8 Pressing The Issue

マルグリュー・ミラー(p)はデビュー当時から知っています。
マッコイ・タイナー系のピアニストとしては最右翼のプレイヤーですね。
「ジャズ・メッセンジャーズ」と「トニー・ウィリアムス・クインテット」に長らく在籍していました。
今アルバムはトリオでのライブ盤、ヨーロッパの叙情的なピアノに慣れている耳には新鮮に聞こえます。
ミラーのサイドマンとしての実力は定評のあるところです。
しかし、リーダーとしては今ひとつ物足りないと思うのは私だけでしょうか。
もちろん悪くはありませんよ。
悪くはないが、これはというものを出しきっていないような気がするのです。
性格的に地味なんでしょうね。そろそろガツンと一発突き抜けて欲しいです。
ここではバックに若手の二人を起用したのが成功しています。
共演者がなまじ有名人だと自分が引っ込んでしまう傾向にあるからです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*MULGREW MILLER & WINGSPAN / THE SEQUEL

sonet1450.jpg

mulgrew miller(p), steve nelson(vib), steve wilson(as,ss)
duane eubanks(tp), richie goods(b), karriem riggins(ds)
2002/MaxJazz/

1 Go East Young Man
2 The Squel
3 Elation
4 Holding Hands
5 Know Wonder
6 Dreamsville
7 Spectrum
8 It Never Entered My Mind
9 Just A Notion
10 Samba D' Blue

マルグリュー・ミラー(p)のサイドマンとしての力量は定評のあるところです。
性格的なものでしょうか、バックで目立たず、ソロイストを引き立て、強引なところがありません。
逆を言えばリーダーとしてはイマイチだと思っていました。
ところがこのアルバムは意欲的で良かったです。
全10曲中、8曲がミラーのオリジナルで占められています。
彼が「ウィングスパン」というグループを持っていたとはまったく知りませんでした。
全員がリラックスしていて、演奏全体に切れ味が感じられました。
これはマルグリュー・ミラーの代表作になり得る作品だと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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