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Matt Dusk (vo) [M (vocal)]

*MATT DUSK / MY FUNNY VALENTINE
The Chet Baker Songbook

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matt dusk(vo), orchestra, etc
guest : arturo sandval(tp)(1,2,10), emile-claire barlow(vo)(4),
edyta gorniak(vo)(6),guid basso(flh)(11),
ryan ahlwardt(vo)(12), sara gazarek(vo)(13)
2013/Rombling records/

今年の初聴きはボーカル・アルバムになりました。
マット・ダスク・・・名前は知っていましたが聴くのはこれが初めてです。
今作もチェット・ベイカーの名前に引かれました。
マット・ダスクは1978年、カナダのトロント生まれ、今年で36歳になります。
オスカー・ピーターソンに師事した正統派のジャズ・ボーカリストです。

まずは丁寧な作りのしっとりとしたアルバムに仕上がっていると思いました。
実に聴き味が良いです。
「今作はチェットの有名曲を収録することではなく、音楽に対するチェットの情熱を形にしたもの」
「ライトを薄暗くして好きな飲み物を注いでリラックスして聴いてみて下さい」
マット自身がそう言っています。

たしかにチェットの有名曲もあるけれど、それほどチェットと馴染みのない曲もありますね。
曲によってゲストを配して飽きさせない構成になっています。
ベテラン・トランペッターのアウトゥーロ・サンドバル、エミール-クレア・バーロウ(vo)など。
マットは深味のある歌声で歌も抜群に上手いです。
なんといっても原曲のイメージを崩さず丁寧に端正に歌っているのがいいと思いました。
(1)~(12)まではオーケストラがバック、(13)~(15)はピアノとトランペットがバックです。
ゴージャスかつ細心、安定感、安心感があるし、ノスタルジックな感覚もあります。
マットはお洒落でカッコ良いので女性はイチコロじゃないかな。
ただ、(13)~(15)はボーナス・トラックだそうでこういうやり方はどうかと思う。
でもこの3曲がまた良いのでなんとも・・・。

年の初めに聴くには最適のアルバムでした。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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