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Ricardo Cavalli (ts) [R (sax)]

*RICARDO CAVALLI QUINTET / HEART TO HEART

s482.jpg

ricardo cavvalli(ts), george garzone(ts)((1,3,4,5,6)
guillermo romero(p), carlos alvarez(b), eloy michelini(ds)
2012/RIVO RECORDS/

1 Beatrice
2 Peggy's Blue Skylight
3 Crescent
4 The Girl From Arcentina
5 Hey, Open Up
6 Naima
7 Easy Living

アルゼンチンのテナー奏者、リカルド・カヴァリにジョージ・ガーゾーン(ts)の組み合わせ。
前回CDショップ訪問時に一度手に取って棚に戻したけれど改めて聴きたくなりました。
ジャケットを見るといかにも力強い男気のあるプレイヤーとの印象を受けました。
リカルド・カヴァリはアルゼンチンではよく知られているそうです。

そのスタイルは演目を見れば一目瞭然、サム・リバース(ts)、チャールス・ミンガス(b)、
ジョン・コルトレーン(ts)が2曲あるのは尊敬の表れだと思います。
ガーゾーンとは真っ向勝負でまったくひけを取らず、ガツン・ガツンと音がするような気がしました。
リバースの(1)「BEATRICE」は珍しく、ミンガスの(2)「PEGGY'S BLUES SKYLIGHT」はベースとのデュオです。
(5)「HEY, OPEN UP」では強烈なテナー・バトルが聴けました。
トレーンの(3)「CRESCENT」と(6)「NAIMA」は有名曲で共に演奏し慣れた安定感があります。
重量級ではあるけれどグイレルモ・ロメロのピアノが美しいので中和された感じです。
ヨーロッパ・スタイルの清冽なプレイで印象に残りました。
ボサノバの(4)「THE GIRL FROM ARGENTINA」はガーゾーンのワン・ホーンで一息入りますが、
このボサノバがまた絶品・・・なんともいえない気だるさです。
最後にスタンダードの「EASY LIVING」を持ってきたところは構成もよく考えられています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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