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Rodney Jones (g) [R (guitar)]

*RODNEY JONES QUARTET / DREAMS AND STORIES

s564.jpg

rodney jones(g),
kenny kirkland(p), marc johnson(b), jeff"tain"watts(ds)
2005(Rec ?)/SAVANT/

先日紹介した近藤和彦(as)さんのアルバムとライブでケニー・カークランド(p)の話題が出ました。
カークランドは「DOCTONE」と呼ばれていたようですね。
それで聴きたくなって何かないかなと探して選んだのがこのアルバムです。
2005年の「みんなのベスト3」でMさんが挙げていた作品です。

以前、最初に聴いた時に「へぇー、こんな演奏が埋もれていたのか・・・」と思いました。
カークランドのピアノがいいのでここでも惜しい人を亡くしました。
今作は2005年発売ですがカークランドは1998年に亡くなっているのでその前の録音です。
でも録音データがまったく残っていなくて多分1985年頃じゃないかということです。
それもマーク・ジョンソン(b)の日記だか記憶だかの頼りない話でハッキリしたことは分かりません。
でも内容も録音もいいし、きちんと企画して収録されたものだと思います。
いずれにせよ、こうして陽の目を見たことは幸運でした。

もちろん、ここではロドニー・ジョーンズ(g)のプレイも聴きどころになります。
ロドニーは1990年代になるとソウル・ファンキー路線に行くのでまだこの頃は進路を模索中かな。
師匠はジョン・ルイス(p)で約2年間、ニューヨークでじっくりと指導してもらったとありました。
自身のオリジナルが8曲にジャズ・スタンダードが4曲の全12曲は意欲的な作品になっています。
最後にウエス・モンゴメリー(g)の曲が入っているのがミソ、心の師匠はウエスだったんでしょうね。
カークランドとの付き合いは10代からだそうです。
他のメンバーもマーク・ジョンソン(b)にジェフ・ワッツ(ds)とくれば魅力十分で絶好調のプレイを聴かせてくれました。
カークランドの参加はもちろんのこと、興味あるメンバー構成からも貴重盤の一枚といえます。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)

[Star Eyes], [The Song For You], [Summertime], [Road Song]

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