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Randy Brecker (tp) [R (trumpet)]

*RANDY BRECKER & MICHAEL BRECKER / SOME SKUNK FUNK

s573.jpg

randy brecker(tp), michael brecker(ts), jim beard(key)
will lee(b), peter erskine(ds), marcio doctor(per)
the wdr big band koln conducted by vince mendoza
2005/BHM/

1 Some Skunk Funk
2 Sponge
3 Shanghigh
4 Wayne Out
5 And Then She Wept
6 Strap-Hangin'
7 Let It Go
8 Freefall
9 Levitate
10 Song For Barry

これも「2005年みんなのベスト3」でTさんから薦められた1枚です。
ブレッカー・ブラザーズの結成30周年特別企画と銘打ってありました。
2003年のドイツのジャズ・コンサートで録音されたものですがこれは文句なしに凄いアルバムです。
まずは1曲目の「SOME SKUNK FUNK」の圧倒的な迫力に驚かされました。
全体を通して特にマイケル・ブレッカー(ts)の全身全霊を傾けた鬼気迫るプレイには背筋が寒くなるほどの気迫を感じました。
まるで病魔に倒れるのを予知していたかのような、すさまじいソロです。
聴いていて私はジョン・コルトレーン(ts)に相通じるものを感じました。
コルトレーンのライブを見た時、いつもこんなに激しいプレイをしていたら病気になってしまうのではと懸念したからです。
もちろん中心になっているランディ・ブレッカー(tp)もベテランらしく安定したプレイで好演しています。
ジム・ベアード(key)、ウィル・リー(b)、ピーター・アースキン(ds)、マルシオ・ドクター(per)のまとまりも申し分ありません。
アースキンのいつになく多弁なドラミングにも注目しました、フレキシブル、しなやかという表現がぴったりです。
バックが素晴らしく、その上、ヴィンス・メンドーサ率いるオーケストラの分厚いアンサンブルが加わる強力盤です。
フュージョン・シーンの名コンボの一つだったブレッカー・ブラザーズの曲が次々と演奏されます。
現代を代表するテナー奏者の一人、マイケル・ブレッカーの真の姿がここにありました。
マイケルが病気を克服してカムバックしてくれるのを祈るのみです。
私は白熱のライブ盤として歴史に残る1枚になると思っています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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