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Wynton Marsalis (tp) [W (trumpet)]

*WILLIE NELSON & WYNTON MARSALIS / TWO MEN WITH THE BLUES

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willie nelson(vo,g), wynton marsalis(vo,tp),
walter blanding(sax), mickey raphael(hca),
dan nimmer(p), carlos henriques(b), ali jackson(ds)
2008/Blue Note/

ウィリー・ネルソンとウィントン・マルサリスの組み合わせに興味を持ちました。
カントリー&ブルースのウィリー・ネルソンがスタンダード作品集で大ヒットを飛ばしたのは30年程前の話。
カントリーの持つ素朴さと渋い歌声がマッチして新鮮そのもの、当時は大きな話題になりました。
私はLPで購入し、CDを買い足し、今でも時々聴いているほど愛聴しています。
Willie Nelson / Stardust (1978)

このアルバムの成功をキッカケに他のジャンルの歌手がスタンダード・ジャズを歌う流行が始まりました。
その後、多くの歌手がスタンダードに挑戦しています。

今までにこの二人の共演はどうだったんでしょうか。
ウィントンの回帰主義からみるとすでに共演の機会もあったのではと思っています。
ブルースを通しての二人のコラボレーションはいかにも楽しそうです。
ハーモニカの音色がいかにもブルース・・・こちらも気楽に身体を揺らしながら聴くことにしましょう。

(くつろぎ系)



*WYNTON MARSALIS SEXTET / LIVE AT THE HOUSE OF TRIBES

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wynton marsalis(tp)
wessell "warmdaddy" anderson(as), eric lewis(p), kengo nakamura(b)
joe farnsworth(ds), orlando q. rodriguez(per)(1,2,5,6), robert rucker(tb)(6)
2005/BLUE NOTE RECORDS/

1 Green Chimneys
2 Just Friends
3 You Don't Know What Love Is
4 Donna Lee
5 What Is This Thing Called Love
6 2nd Line

久し振りにウイントン・マルサリス(tp)を聴いてみました。
この作品はまずプレイヤーと聴衆の一体感が素晴らしいです。
これぞライブ・ハウスの醍醐味の一つと言えます。
日本では残念ながら中々こういう雰囲気にはなりませんね。
(1)「GREEN CHIMNEYS」から(2)「JUST FRIENDS」に入る間がたまりませんでした。
マルサリスのプレイも最高潮、一人二人と加わってきて徐々に盛り上がっていきます。
ウイントンを聴くのも久し振りですがこれほどストレートに演奏するジャズ・アルバムも珍しいのではないでしょうか。
中村健吾さん(b)とジョー・ファーンズワーズ(ds)の起用が効いていると思いました。
1曲、1曲が長いけれどその分ウイントンの演奏を存分に満喫することができます。
彼は回顧主義、伝承派、伝統と現代性を掛け合わせ新人発掘に尽力し、ジャズの発展に貢献しています。
誰でもができるはずもなく、それはそれで立派なことだと思っています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*WYNTON MARSALIS / MR. JELLY LOAD
(Standard Time Vol.6)

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wynton marsalis(tp),
eric lewis(p), reginald veal(b), herlin riley(ds)
1999/SME/

1 Red Hot Pepper
2 New Orleans Bump
3 king Porter Stomp
4 The Pearls
5 Deep Creek
6 Mamanita
7 Sidewalk Blues
8 Jungle Blues
9 Big Lip Blues
10 Dead Man Blues
11 Smokehouse Blues
12 Billy Coat Stomp
13 Courthouse Bomp
14 Black Bottom Stomp
15 Tom Cat Blues

ウイントンのスタンダードの原点がここに。
ニューオリンズの魂 J・L・モートン曲集!

ジャズの創始者と称される偉大な作曲家ジェリー・ロール・モートン。
マルサリス・ファミリーの原点であるニューオリンズ・ジャズ・ジャイアンツの作品集が遂に登場。
(帯中よりの抜粋)



*WYNTON MARSALIS QUARTET / THE MIDNIGHT BLUES
(Standard Time Vol.5)

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wynton marsalis(tp),
eric reed(p), reginald veal(b), lewis nash(ds)
1998/SME/

1 The Party's Over
2 You're Blase
3 After You've Gone
4 Glad To Be Unhappy
5 It Never Entered My Mind
6 Baby,Won't You Please Come Home
7 I Guess I'll Hang My Tears Out To Dry
8 I Got Lost In Her Arms
9 Ballad Of The Sad Young Men
10 Spring Will Be A Little Late This Year
11 My Man's Gone Now
12 The Midnight Blues



*WYNTON MARSALIS / MARSALIS PLAYS MONK
(Standard Time Vol.4)

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wynton marsalis(tp), walter blanding(ts), victor goines(ts),
wessell anderson(as), wycliffe gordon(tb),
eric reed(p), ben wolfe(b), reginald veal(b), herlin riley(ds)
1999/SME/

1 Thelonious
2 Evidence
3 Wee See
4 Monk's Mood
5 Worry Later
6 Four In One
7 Reflections
8 In Walked Monk
9 Hackensack
10 Let's Cool One
11 Brilliant Corners
12 Brake's Sake
13 Ugly Beauty
14 Green Chimneys

ウィントン・マルサリスのセロニアス・モンク作品集。



*WYNTON MARSALIS QUARTET / THE RESOLUTION OF ROMANCE
(Standard Time Vol.3)

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wynton marsalis(tp),
ellis marsalis(p), reginald veal(b), herlin riley(ds)
1990/Sony/

1 In The Court Of King Oliver
2 Never Let Me Go
3 Street Of Dream
4 Where Or When
5 Bona And Paul
6 The Seductress
7 A Sleepin' Bee
8 Big Butter And Egg Man
9 The Very Thought Of You
10 I Cover The Waterfront
11 How Are Things In Glocca Morra ?
12 My Romance
13 Everything Happens To Me
14 Flamingo
15 You're My Everything
16 Skylark
17 It's Easy To Remember
18 Taking A Chance On Love
19 I Gotta Right To Sing The Blues
20 In The Wee small Hours Of The Morning
21 It's Too late Now

待望、ウィントンのスタンダード集、遂に登場。
父、エリスとの見事なコラボレーションによる歌心溢れる演奏は全てのジャズ・ファン必聴の名演。

「父とはずっとアルバムを作りたいと思っていたけど、まだ無理だと思っていた。父に対する本当の気
持ち、言ってみればオマージュを表するにふさわしいサウンドは出せなかったからね。成長する過程
でずっと父のサウンドを聴いてきた、そういう機会が与えられたということは、僕にとっても兄弟たちに
とっても、皆にとってすごく大きなインスピレーションだった」・・・ウィントン・マルサリス
(帯中よりの抜粋)



*WYNTON MARSALIS QUINTET / THICK IN THE SOUTH
(Soul Gestures In Southern Blue Vol.1)

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wynton marsalis(tp), joe henderson(ts),
marcus roberts(p), robert hurst(b), jeff"tain"Watts(ds)
elvin jones(ds)
1991/Sony/

90年代に放つ衝撃の”ネオ・ブルース3部作”第1弾!
エルヴィン・ジョーンズ、ジョー・ヘンダーソンを迎えてのストレート・アヘッド・スイング。
(帯中よりの抜粋)

ジョー・ヘンダーソン(ts)、エルヴィン・ジョーンズ(ds)を迎えた意欲作。
1曲づつが長いですがじっくりと聴いたらこれが凄い。
こちらのシリーズはあまり人気がなかったけれど、いずれ貴重な作品になるかもしれません。



*WYNTON MARSALIS QUARTET / INTIMACY CALLING
(Standard Time Vol.2)

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wynton marsalis(tp),
marcus roberts(p), robert hurst(b), jeff"tain"Watts(ds),
reginald veal(b), herlin rilley(ds), todd williams(ts), wes anderson(as)
1991/Sony/

1 When It's Sleepytime Down South
2 You Don't Know What Love Is
3 Indelible And Nocturnal
4 I'll Remember April
5 Embraceable You
6 Crepuscule Witrh Nellie
7 What Is This Thing Called Love ?
8 The End Of A Love Affair
9 East Of The Sun
10 Lover
11 Yestertdays
12 Bourbon Street Parade

スタンダード・タイム第2集。



*WYNTON MARSALIS QUARTET / STANDARD TIME
(Standard Time Vol.1)

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wynton marsalis(tp),
marcus roberts(p), robert hurst(b), jeff"tain"Watts(ds)
1987/Sony/

1 Caravan
2 April In Paris
3 Cherokee
4 Goodbye
5 New Orleans
6 Soon All Will Know
7 Foggy Day
8 The Song Is You
9 Memories Of You
10 In The Afterglow
11 Autumn Leaves
12 Cherokee

ウィントン・マルサリスの評価を決定的にした金字塔的アルバムです。
この後も「Standard Time」シリーズは続くことになりました。

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]



*WYNTON MARSALIS QUINTET WITH STRINGS / HOT HOUSE FLOWERS

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wynton marsalis(tp), branford marsalis(ts), kent jordan(fl),
kenny kirkland(p), ron carter(b), jeff watts(ds)
1984Rec/CBS Sony/

1 Stardust
2 Lazy Afternoon
3 For All We Know
4 When You Wish Upon A Star
5 Django
6 Melancholia
7 Hot House Flowers
8 I'm Confession' (That I Love You)

ウィントン・マルサリスは現在世界で最も有名なトランぺッターでしょうね。
ジャズ・シーンだけでなくクラシック・シーンでも活躍中の稀有な存在です。
ジャズ・メッセンジャーズの衝撃的なデビューから早37年が過ぎました。
1961年生まれで今年で55歳になっています。
ジャズの最も古典的な地域のニューオリンズの出身です。
伝統的なジャズに回帰する新伝承派ジャスの旗手でもありました。
ジャズ・シーンにおける貢献度は計り知れず、後進の育成にも熱心です。
事実、ウィントンの元から育って行ったジャズ・メンも数多く存在します。

さて今作はグラミー賞受賞作の一枚です。
全8曲は1曲を除いてはスタンダード作品集、表題曲のみウィントンのオリジナルです。
ウィントンが抜群のソロ・パフォーマンスを聴かせてくれました。
完成度が高くて、これが23歳時の録音かと思うとただただ驚きです。
素晴らしい作品だと思います。
不思議なことにストリングス入りはなぜか日本での評価が低い傾向にあります。
なお惜しくも43歳で早世してしまったケニー・カークランドのピアノが聴けるのも貴重です。

(中間系)

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