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Benny Sharoni (ts) [B (sax)]

*BENNY SHARONI QUINTET / SLANT SIGNATURE

sonet1664.jpg

benny sharoni(ts), joe barbato(p), todd baker(b), steve langone(ds),
jim rotondi(tp)(1,2,6,8), mike mele(g)(1,3,5,7)
2014/Papaya Records/

1 MINOR CITY (B.Sharoni)
2 DOWN UNDER (F.Hubbard)
3 SUBTERRANEAN SAMBA (B.Sharoni)
4 CEORA (L.Morgan)
5 SLANT SIGNATURE(B.Sharoni)
6 THE BODEGA (B.Sharoni)
7 BITTER DROPS (B.Sharoni)
8 TONK (R.Bryant)

ベニー・シャロニ(ts)は初見、ボストンを中心に活躍中です。
今作は5年ぶりの2枚目のリーダー・アルバムのようですがこれはいいですよ。
全8曲は自身のオリジナル5曲とその他3曲の構成です。
フレディ・ハバード(tp)、リー・モーガン(tp)、レイ・ブライアント(p)が選ばれました。
レギュラー・カルテットの実力は十分でバランスも取れています。
ゲストにジム・ロトンディ(tp)とマイク・メレ(g)がそれぞれ4曲に参加しています。

奇をてらったところがない軽快なサウンドとリズム、オーソドックスなスタイルでリズムも乗れる。
なんか耳に馴染んでくるんです。
なんだろうね・・・なんとなく懐かしい感じがしてハマりました。
ソニー・ロリンズ(ts)派といわれてますが私はハンク・モブレイ(ts)を思い浮かべました。
大好きなリー・モーガンの名曲「Ceora」は唯一ワン・ホーン・カルテットで演奏されます。
ロトンディやメレとの相性もピッタリでサウンドも変化に富んでいて面白かったです。
印象的なテーマとリズムを持つ(3)「Subterranean Samba」がオリジナルのベスト・プレイか。
ギターとのユニゾンがバッチリと決まる(5)「Slant Signature」もいい。
ラッパとのコンビでは軽快に飛ばす(1)「Minor City」や(6)「The Bodega」が光る。
全体を通してスムーズな展開・・・何といっても気分良く乗れるのが一番です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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