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Chad Lawson (p) [C (piano)]

*CHAD LAWSON TRIO/ THE OZ SESSIONS

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chad lawson(p), zack page(b), alfred sergel(ds)
2002/SUMMIT RECORDS/

チャド・ロウソン(p)は前回の自主制作盤も評判が良かったようです。
それで本作が本格的なCDデビューになりました。
このようにソフトで上品なピアノ・トリオは日本で人気が出ると思います。
リラックスしてのんびりと聴くには最適のアルバムですね。
私はながら族で静かにBGMで流しています。

(くつろぎ系)

Cedar Walton (p) [C (piano)]

*CEDAR WALTON TRIO / MIDNIGHT WALTZ

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cedar walton(p), david williams(b), jimmy cobb(ds)
2005/Venus/

1 Bremond's Blues
2 Turquoise
3 Cedar's Blues
4 Midnight Waltz
5 Holy Land
6 Theme For Jobim
7 Dear Ruth
8 The Vision
9 Bolivia
10 Ugetsu

ジャズ・ピアニストとして今や巨匠の域に達したシダー・ウォルトン。
彼の数ある優れたオリジナルから自ら選んだベスト10曲をピアノ・トリオで演奏。
(帯中よりの抜粋)



*CEDAR WALTON TRIO & DALE BARLOW
/ MANHATTAN AFTER HOURS

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dale barlow(ts)
cedar walton(p) dave williams(b) billy higgins(ds)
2007(2000 rec)/CHALLENGE RECORDS/

デイル・バーロウ(ts)の懐かしい名前を見つけました。
バーロウはアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズの最後のメンバーの一人です。
ジェフリー・キーザー(p)、ジャヴォン・ジャクソン(ts)、スティーヴ・デイヴィス(tb)など、それなりに活躍しているプレイヤーが多いですが、このバーロウは出身地のオーストラリアに帰国しました。
オーストラリアではマイク・ノック(p)などと共演、そのせいかどうか、露出度は少ないです。
珍しいベニー・ゴルソン系のテナー奏者でクネクネとした奏法はどこか郷愁を感じさせます。
2000年録音の再発盤ですがスタンダードを中心にしたワンホーン・カルテットです。
シダー・ウォルトン(p)は手慣れたもの、ウォルトンもJ・M出身なので大先輩に当たりますね。
亡くなった晩年のビリー・ヒギンス(ds)がここでは元気に演奏しているのも嬉しい。

(中間系)



*CEDAR WALTON QUARTET / THE PROMISE LAND

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cedar walton(p)
vincent herring(as,fl), david williams(b), kenny washington(ds)
2001/HIGHNOTE/

1 Promise Land
2 N.P.S.
3 Back To Bologna
4 Body And Soul
5 Darn That Dream
6 Thirty Degrees To The Wind
7 Smoke Gets In Your Eyes
8 I'll Know
9 Bremond's Blues

ベテラン・ピアニスト、シダー・ウォルトンの新作です。
全9曲中5曲がウォルトンのオリジナルで、残りがスタンダードの構成です。
プロデュースはドン・シックラー、録音はルディ・ヴァン・ゲルダーがやっています。
最初にパッと目に入ってきたのはヴィンセント・ハーリング(as,fl)の参加でした。
ハーリングのワン・ホーンならどうしても聴いてみたいと思いました。
昨今では珍しいストリート・ミュージシャン出身のプレイヤーですね。
それだけにやや武骨な印象を与えますが心には響いてきます。
個性的で力強い演奏には魅力があるしフルートもいいですよ。
ウォルトンはマイペース、当然ながら安定感があります。
個人的にはミディアム・テンポの2、5、8が好みです。

(中間系)



*CEDAR WALTON TRIO / MOSAIC

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cedar walton(p), david williams(b), joe farnsworth(ds)
2001/MELDAC/

1 Mosaic
2 Yesterdays
3 That Old Feeling
4 Blue Moon
5 Up Jumped Spring
6 Whisper Not
7 Three Blind Mice
8 Caravan
9 Moanin'

シダー・ウォルトンの新作はアート・ブレイキーのトリビュート・アルバムです。
シダー・ウォルトンがジャズ・メッセンジャーズに在籍した時は三管編成だったですね。
フレディ・ハバード(tp)、カーティス・フラー(tb)、ウエイン・ショーター(ts)の豪華メンバーでした。
ここでは自作の「モザイク」から良く知られたモダンジャズの名曲がズラリと並んでいます。
私は「ザッツ・オールド・フィーリング」と「イエスタデイズ」が大好きなんですよ。
リラックスした演奏に終始していて彼の持ち味が十分に発揮されていると思います。
ジョー・ファーンズワーズ(ds)のアート・ブレイキーばりのドラムにも注目して下さい。
ジャケット・デザインも中々よろしいのではないでしょうか。

(中間系)



*CEDAR WALTON / ROOTS

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cedar walton(p), ron carter(b), lewis nash(ds)
joshua redman(ts), terence blanchard(tp), mark whitfield(g), etc
1999/ASTOR PLACE/

1 Bolivia
2 Ojos De Rojo
3 When Love Is New
4 I'll Let You Know
5 Mode For Joe
6 Blue Monteray
7 Fantasy In D
8 Fiesta espanol
9 Firm Roots

1997年1月の録音なのでちょいと古いですがシダー・ウォルトンの新作です。
ホーン・アンサンブルをバックにウォルトン、ロン・カーター、ルイス・ナッシュの強力トリオが中心です。
その上に各ゲストが参加すると言う趣向、プロデュースはドン・シックラーです。
ジョシュア・レッドマンもテレンス・ブランチャードもリラックスした伸び伸びプレイを展開しています。
これが自己名義の作品になると気を使ってしまうのか、やや硬くなってしまうから不思議ですね。
全9曲はウォルトンのオリジナルで有名な「Bolivia」、「Mode For Joe」も含まれています。

(中間系)



*CEDAR WALTON TRIO / NEVER LET ME GO

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cedar walton(p), david williams(b), billy higgins(ds)
1998/Sweet Basil/

1 Bolivia
2 Isn't It Romantic?
3 Break Away
4 Never Let Me Go
5 Hand In Glove
6 The Marstro
7 Valse Hot
8 Nightingale Sang In Berkley Square

風格十分な自然体。
さすがミュージシャンズ・ミュージシャン、シダー・ウォルトン!
コンビネーション抜群な、最も完成度が高いピアノ・トリオ!
(帯中よりの抜粋)

ウォルトンの「ボリビア」はライブ・ハウスでもよく演奏されています。
日本人ミュージシャンが好きな曲です。



*CEDAR WALTON SEXTET / BANBINO

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cedar walton(p), philip harper(tp), steve turre(tb),
javon jackson(ts), david williams(b), billy higgins(ds),
lou donaldson(as)
1994/Sweet Basil/

1 Arabia
2 Wee Dot
3 If I Had You
4 Blues March
5 Along Came Betty

アート・ブレイキーに捧げるアルバムです。

”バンビーノ”について故アート・ブレイキーが生前のステージでメンバー紹介の際、「・・・バンビーノ!アート・ブレイキー!・・・」とアナウンスされていたことをご存知ですか。
彼はメンバーの中で一番長老であるにかかわらず、一番若々しい元気なプレイをしていました。
そんな彼に対する愛称が”バンビーノ”です、意味は・・・神様の子!
(帯中よりの抜粋)

「SJ誌選定ゴールド・ディスク」



*CEDAR WALTON TRIO / MY FUNNY VALENTINE

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cedar walton(p), ron carter(b), billy higgins(ds)
1991/Sweet Basil/

1 My Funny Valentine
2 Just In Time
3 Detour Ahead
4 Memories Of You
5 Round Midnight

さすが、大リーガーの貫禄と至高のプレイ!!
(帯中よりの抜粋)

スィート・ベイジル・トリオの名前が付いています。

「SJ誌選定ゴールド・ディスク」



*CEDAR WALTON TRIO / STADARD ALBUM

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cedar walton(p), pat senatore(b), billy higgins(ds)
1988/California Breeze/

1 Summer Time
2 The Shadow Of Your Smile
3 Body And Soul
4 Easy Water
5 It Might As Well Be Spring
6 Autumn Leaves
7 Softly As In A Morning Sunrise」、
8 Early Autumn
9 I Didn't Know What Time It Was
10 If I Should Lose You

高性能シンプルスタンダード最新上陸!
未だ色あせぬ個性と磨き抜かれたサウンドセンス。
”努力しないで大人サウンドする法”
名手シダー・ウォルトンとビリー・ヒギンスが贈る生粋のスタンダードナンバー。
(帯中よりの抜粋)




*CEDAR WALTON QUARTET / SECOND SET

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cedar walton(p),
bob berg(ts), sam jones(b), billy higgins(ds)
1977Rec/SteepleChase/

中古盤コーナーで見つけました。
去年シダー・ウォルトンが亡くなったので手が伸びました。
メンバーはもう一人も残っていないんですねぇ~・・・感慨深いです。
ウォルトン・トリオにボブ・バーグ(ts)が加わった新生カルテットのライブ盤3枚のうちの一枚です。
ウォルトン43歳、バーグ26歳時の作品です。

当然ながら全員元気溌剌としています。
特にボブ・バーグは伸び盛りでコルトレーン派の面目躍如の演奏を繰り広げています。
ウォルトンはバッキングの上手さや作曲家としての才能が目立ちます。
でもここではインプロヴァイザーとしてのウォルトンに注目しました。
自作の(3)「THE SUNDAY SUITE」は20分にも及ぶ長丁場です。
ジョン・コルトレーン・カルテットを彷彿とさせるスケールの大きな演奏が聴けました。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(まじめ系)

Carsten Dahl (p) [C (piano)]

*CARSTEN DAHL TRIO / IN OUR OWN SWEET WAY

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carsten dahl(p), mads vinding(b), alex riel(ds)
2009(2005~2007Rec)/Storyville Records/

カーステン・ダール(p)の新譜です。
共演がマッズ・ヴィンディング(b)、アレックス・リール(ds)とくればまず外れはありません。
新録音ではなくて2005~2007年にかけてのライブ音源です。
ライブとはいってもその完成度は高いので驚かされました。
三人が織りなす圧倒的なパフォーマンスに心が動かされることは必至です。
スタンダードに新しい息吹を吹き込む・・・多くは語れないほどダールが凄い。
じっくりと聴き込んだら本当に素晴らしいです。
ピアノ・トリオ・ファンには必聴のアルバムだと思います。

(中間系)



*CARSTEN DAHL QUARTET / GOD BLESS THE CHILD

carsten dahl(p), lennart ginman(b), frands rifbjerg(ds)
bob rockwell(ts)
2006/MARSHMALLOW RECORDS/

才人、カーステン・ダール(p)にボブ・ロックウェル(ts)の組み合わせです。
ジャズ・スタンダード中心の選曲でマシュマロ・レーベルなら安心感と安定感があります。
ほぼ内容が推測できてしまうところが逆に苦しいと言えば言えます。
期待通りのストレートでオーソドックスな直球勝負でグイグイと迫り心地良いです。
ロックウェルの野太い音色、この豪快で男性的なトーンは今の時代では貴重かも知れませんね。
加えてスイング感溢れるダールのピアノが鍵盤を疾走します。
ノリノリのジャズを聴きたい人には最適のアルバムです。

「Love For Sale」、「Cry Me A River」、「You And Night And The Music」、
「God Bless The Child」、「Just One Of Those Things」

(中間系)



*CARSTEN DAHL TRIO / BLUE TRAIN

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carsten dahl(p), lennart ginman(b), frands rifbjerg(ds)
2005/MARSHMALLOW RECORDS/

50年代を彷彿とさせるカーステン・ダールのハード・バップ・セッション。
百年前に作られたピアノがあの時代を蘇らせる。
(帯中よりの抜粋)

「I'll Close My Eyes」、「All The Things You Are」、「Night And Day」、
「In A Sentimental Mood」、「Autumn Leaves」、「What's New」、
「Blue Train」、「Dear Old Stockholm」、「It Could Happen To You」、etc



*CARSTEN DAHL & GINMAN BLACHMAN DAHL !

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carsten dahl(p), lennart ginman(b), thomas blachman(ds)
2005/VERVE/

今週のトップ・ページで紹介したライブ・レポートのカーステン・ダール・トリオのライブ盤です。
メンバーもそのままなので感想もライブ・レポートに沿ったものです。
(2)、(3)、(6)は今回の演目にも入りました。
名前にもある通り、特定のリーダーはいないようで三位一体のトリオということになります。
もしも実際のライブを見ていなかったら、もっとこの作品の評価は上がると思います。
やはり本物に優るものはありません。

人気のカーステン・ダールを有するデンマークを代表するピアノ・トリオ。
ジャズ・クラブを舞台に奔放にスイング!
モダン・ジャズ・ソングブック的選曲も秀逸。
(帯中よりの抜粋)

「Well, You Needont」、「All Blues」、「Blue In Green」、「Milestones」、
「How DeepIs The Ocean」、「Caravan」

(中間系)



*CARSTEN DAHL TRIO / MINOR MEETING

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carsten dahl(p), jesper lundgaard(b), alex riel(ds)
2001/MARSHMALLOW .M&I/

デンマーク出身の中堅ピアニスト、カーステン・ダールの日本制作盤です。
エド・シグペン(ds)やマッズ・ビンディング(b)・トリオのピアニストとして起用されて注目されました。
スタンダード中心の演奏ですが共演者とあいまってアルバムとしてのレベルは高いです。
メンバーがイェスパー・ルンゴー(b)とアレックス・リール(ds)なら最高でしょう。
じっくりと聴かせるピアノ・トリオ作品です。

強靭なタッチと潤いのある斬新なハーモニーの絶妙なバランス!
新進気鋭のピアニスト、待望のマシュマロ・デビュー!!
(帯中よりの抜粋)

「Golden Ear Rings」、「Work Song」、「Softly As In A Morning Sunrise」、
「Here's That Rainy Day」、「I Fall In Love Too Easily」、etc

(まじめ系)

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