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Eliane Elias (p,vo) [E (piano)]

* ELIANE ELIAS / DANCE OF TIME

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Eliane Elias(p,vo),
Amilton Godoy(p), Marcus Teixeira(acg), Conrado Goys(elg),
Toquinho(g,vo), Marcelo Mariano(elb),Celso De Almeida(ds),
Edu Ribeiro(ds), Gustavo Di Dalva(per), Marivaldo Dos Santos(per),
Joao Bosco(vo,g), Mike Mainieri(vib), Randy Brecker(flh)
Mark Kibble (backb),etc
2017/Concord/

1 O Pato (Jayme Silva/Neuza Teixeira)
2 You Are Getting Tio Me A Habit With Me (Harry Warren)
3 Copacabana (Joao de Barro/Al Dubin)
4 Coisa Feita (Joao Bosco)
5 By Hand (Eliane Elias)
6 Sambou Sambou (Joao Donato)
7 Little Paradise (Eliane Elias)
8 Speak Low (Kurt Weill)
9 Samba De Orly (Toquinho)
10 Na Batucada da (Ary Barroso/Luiz Peixoto)
11 An Up Dawn (Eliane Elias)
12 Not To Cry (Toquinho/Eliane Elias)

遅ればせながらイリアーヌ・イリアス(vo,p)の新作を入手しました。
イリアーヌの声質は好みです。
イリアーヌはこのところ好アルバムを連発していて絶好調だと思います。
前作の「メイド・イン・ブラジル」はグラミー賞を獲得しました。
女性の50代もまたジャズ・プレイヤーとして旬を迎えている気がします。
今作もブラジルの名人達との共演でその持ち味を十分に発揮しています。
さすがにブラジル出身だけにリズムのノリは抜群でイリアーヌ独特のものです。

全12曲は自身のオリジナル4曲とその他8曲の構成です。
ベストには男性ヴォーカルとのデュオを2曲上げたいと思います。
ジョアン・ボスコの(4)「Coisa Feita」とトッキーニョの(9)「SambaDe Orly」です。
ボスコとトッキーニョのブラジリアン・リズムに心底参った・・・何とも味わい深いヴォーカルは格別です。
ただ1曲のスタンダードの「Speak Low」は異色だけどこの曲のボサノバは珍しいかも。
ランディ・ブレッカーのフリューゲル・ホーンが効果的です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



*ELIANE ELIAS / MADE IN BRAZIL

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eliane elias(vo,p,key),
take 6(vo)(3), mark kibble(vo)(3,6,9), amanda brecker(vo)(5),
ed motta(vo)(7), roberto menescal(vo)(2),(g)(2,10),
marcus teixeira(g)(1,3,6,7,8,9,12), marcelo mariano(elb)(1,3,6,7,9,12),
edu rrribeiro(ds)(1,3,6,7,8,9,12), marc johnson(b)(2,4,5,8,10,11),
rafael barata(ds)(2,4,5,10), mauro reosco(per)(1,3,5,7,9), marivaldo dos santos(per)(5,9)
2015/Concord/

1 BRASIL (A.Barroso)
2 VOCE (R.Menescal/R.Gilbert/R.Boscoli)
3 AGUAS DE MARCO (WATER OF MARCH) (A.C.Jobim)
4 SEACHING (E.Elias)
5 SOME ENCHANTED PLACE (E.Elias/M.Johnson)
6 INCENDIANDO (E.Elias/M.johnson)
7 VIDA (IF NOT YOU) (E.Elias)
8 ESTE SEU OLHAR / PROMESSAS (A.C.Jobim)
9 DRIVING AMBITION (E.Elias/M.Johnson)
10 RIO (R.Menescal/R.Boscoli)
11 A SORTE DO AMOR (THE LUCK OF LOVE) (E.Elias)
12 NO TABULEIRO DA BAIANA (A.Barroso)

イリアーヌ・イリアス(p,vo)の新譜です。
イリアーヌはこのところ好盤を連発していて今が旬の絶好調だと思います。
女性の50歳代はまだまだ元気です。

今作はボサノヴァのカバー集と思いきやイリアーヌのオリジナルが6曲も含まれていました。
まずはこれが意外でした。
その他アリ・バロゾが2曲、アントニオ・カルロス・ジョビンが2曲、ロベルト・メネスカルが2曲の構成です。
特にボサノヴァの黎明期を支えたメネスカルはここで共演しています。
(2)「Voce」では雰囲気抜群の歌声とギターを披露していて、これが私的ベスト・トラックです。
テイク6が参加の(3)「Water Of March」では素晴らしいハーモニーを聴くことができました。
続く(4)「Seaching」は自作のバラード・・・しっとりとした歌とピアノが聴きどころになります。
この(2)~(3)~(4)の流れが最高です。
エド・モッタ(vo)との(7)「If Not You」も良かった。
もちろん夫君のマーク・ジョンソン(b)も参加していて3曲で詩を書いています。
なお(5)に参加のアマンダ・ブレッカー(vo)は前夫のランディ・ブレッカー(tp)とイリアーヌの娘です。

ジャケットには賛否両論があるようです。
「もう無理じゃないのか」と「まだまだイケてる」・・・さて、あなたはどっちかな?

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)




*ELIANE ELIAS / I THOUGHT ABOUT YOU

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A Tribute To Chet Baker
eliane elias(vo,p), marc johnson(b),
steve cardenas(g), randy brecker(tp), oscar castro-neves(g),
victor lewis(ds), rafael barats(ds), marivaldo dos santos(per)
2013/Concord/

イリアーヌ・イリアス(vo,p)の新譜はジャズ友の評判も上々で気になっていました。
「チェット・ベイカーに捧ぐ」との副題も付いているので益々聴きたくなるので商売も上手いです。

チェット・ベイカーの退廃的なムードは望むべきもありませんが中性的な声質と言えないこともない。
どちらかというとメル・トーメに近いかも・・・。
ただ、ランディ・ブレッカーのトランペットが入った(2)「There Will Never Be Another You」、
(5)「That Old Feeling」、(11)「Just Friends」の3曲にチェットの面影を見ることができます。

私はイリアーヌのアルバムをけっこう聴いている方だと思っています。
今作は選曲も良く私的好みからいうと1、2にランクされる作品です。
つまり、チェット云々ではなくてイリアーヌのスタンダード作品集ということなら凄く良かったです。
本来のイリアーヌのピアノには突っ張っていて男勝りで硬派のところがあります。
才気に溢れ、切れ味も鋭く、近寄ったらそのまま切られそうな気がします。
でも、ここではそれをグッと抑えている感じで軽い演奏スタイルが新鮮です。
気だるさはボサノバ唄法からお手のものだし、間奏のピアノもオーソドックスで素晴らしいです。
(4)「Embraceable You」、(6)「Everything Depends On You」、
(8)「Let's Get Lost」、(1)「I Thought About You」、
(9)「You Don't Know What Love Is」、(13)「Just In Time」などの仕上がりは上々、
その他どれを聴いても味がいいので感心してしまった。
いかにもレトロな雰囲気はウイスキー片手に聴いても最高だと思うよ。

それにしても前夫のランディ・ブレッカーと現夫のマーク・ジョンソンを従えるってどうなんでしょうね。
度胸があると思うし、やっぱり姐御肌なのかもしれません。
男ならとてもそんなことはできないもの。
ランディには多分、「チェットそっくりにやってね~」って注文を付けたに違いありませんよ。
だから、トランペットが入るとグッと盛り上がります。
(5)「That Old Feeling」のランディのプレイには、いかにもそんな感じがしました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



*MARC JOHNSON & ELIANE ELIAS / SWEPT AWAY

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marc johnson(b), eliane elias(p), joey baron(ds),
joe lovano(ts)(2,4,6,7,8)
2012/ECM/

1 Sweet Away
2 It's Time
3 One Thousand And One Nights
4 When The Sun Comes Up
5 B Is For Burterfly
6 Midnight Blue
7 Moments
8 Sirens Of Titan
9 Foujita
10 Inside Her Old Music Box
11 Shenandoah

マーク・ジョンソン(b)とイリアーヌ・エリアス(p)の夫婦合作盤です。
1曲を除いて二人のオリジナルで去年のベスト3にも選ばれた一枚です。
音楽的にリードしたのはマーク・ジョンソンだと思います。
マーク・ジョンソンは幅広い音楽性を持つ静かな才人ベーシスト。
控え目・・・自己主張をしたりブンブンくるベーシストではありません。
イリアーヌは今までのイメージとはちょっと違ったのでこんな演奏もするのかと思いました。

静謐で叙情的なECMの特徴が出ています。
ゲストのジョー・ロバーノ(ts)は5曲に参加、この組み合わせは面白かったです。
いつになく、か細く囁くようにうねるテナー奏法が効果的でした。
コンテンポラリーな浮揚感を持つリズムの(3)「ONE THOUSAND AND ONE NIGHTS」、
ロバーノ入りでは(4)「WHEN THE SUN COMES UP」、(8)「SIRENS OF TITAN」、
トリオでは(5)「B IS FOR BUTTERFLY」が秀逸だと思います。
(11)「SHENANDOAH」のベース・ソロはちと辛い。

イリアーヌはやはり注目すべき女性ピアニスト・・・
魅力あるヴォーカルばかりに目を奪われると間違えるかも。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)



*ELIANE ELIAS TRIO / PLAYS LIVE

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eliane elias(p), marc johnson(b), joey baron(ds)
2009(Rec 2002)/Somethin'else/

イリアーヌ・イリアスの2002年のアムステルダムでのライブ盤です。
彼女のピアノ・プレイはヴォーカルでのボサノバ・テイストと違って辛口で重厚になります。
ここが評価の分かれ道、気分によってある時いきなりガツンとくる可能性があります。
で、今回はどうだったかというと少々重く感じて疲れました。
もうちょっとスピード感と切れ味が欲しいような気がします。
(5)のメドレーはソロ・ピアノです。
チャールス・ミンガス(b)の(6)「PEGGY'S BLUE SKYLIGHT」がベスト・トラックか。
こだわりのあるプレイは聴き応えあり、ジャケットの写真同様に超クールな内容です。

ところで、イリアーヌはいくつだと思いますか。
来年で50歳、美しいですね、ますます磨きがかかっています。
マーク・ジョンソン(夫)は偉い!!

(まじめ系)



*ELIANE ELIAS / BOSSA NOVA STORIES

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eliane elias(vo)
2009/Blue Note/

1 The Girl From Ipanema (A.C.Jobim)
2 Chega De Saudade (A.C.Jobim)
3 The More I See You (H.Warren)
4 They Can't Take That Away From Me (G&I.Garshwin)
5 Desafinado (A.C Jobim)
6 Estate (summer) (B.Martino)
7 Day In Day Out(R.Bloom)
8 I'm Not Alone (Who Loves You ?) (I.Lins)
9 Too Marvelous For Words (R.Whiting)
10 Superwoman (S.Wonder)
11 Falsa Baiana (G.Pereira)
12 Minha Saudade (J.Donato)
13 A Ra (The Frog) (J.Donato)
14 Day By Day (A.Stordahl)

私はイリアーヌ・イリアスの歌が好きです。
重くもなく軽くもなく声質も好みで感性にピッタリと合うんです。
聴いているとなんか、ほっとしますよ。

近年よく古いスタンダードをユーチューブで聴いています。
ここでは色んな歌手やプレイヤーの聴き比べが出来るからです。
以前なら聴き比べるのにLPやCDを買うか、聴かせてもらうしかなかった。
それが今ではユーチューブで簡単に聴くことができます。
ジャズの聴き方も変わってきますね。
つくづくCDが売れなくなるはずだと思いました。

そんな中の1曲の「Too Marvelous For Words」を検索した時にこのアルバムを見つけました。
2009年のイリアーヌ作品・・・なんで見逃したのか不思議でした。
やっぱりどっか抜けてるんでしょうね。
気になる曲の「The More I See You」や「Day By Day」も入っています。
好きなスタンダードを心地良いボサノバのリズムで聴く・・・文句なしの癒し系です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



*ELIANE ELIAS / AROUND THE CITY

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eliane elias(vo,p), marc johnson(b), oscar castro neves(g),
adam rodgers(g), vicente amigo(g), andres levin(g),
randy brecker(tp)(2,4,7), dave valentin(fl)(2), paulo braga(ds),
gene lake(ds), paulinho da costa(per),gilmar gomes(per), etc
2006/BMG/

1 Running
2 Oye Como Va
3 Around The City
4 Jammin'
5 Segredos
6 We're So Good
7 Tropicalia
8 Slide Show
9 A Vizinha Do Lado
10 Sava Your Love For Me
11 Chiclete Com Banana
12 Another Day
13 Segredos
*14 The Song Is You

イリアーヌ・イリアス(vo,p)の2006年作品も紹介から漏れていました。
実は後から買い増したCDの1枚でこういう作品もかなりの数があります。
追々紹介していく機会もあるかもしれません。

イリアーヌの声は好みです。
聴くたびにそう思います。
落ち着くし癒されます。
これは理屈じゃありません。

エレクトリックでクールなサウンドからボサノヴァのリズムでゆったりと心和ませる歌声までまで、様々な色合いを見せる会心作。
(帯中よりの抜粋)

「Swing Journal : ゴールド・ディスク」

(中間系)



*ELIANE ELIAS / DREAMER

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Eliane Elias(vo,p), Marc Johnson(b), Paulinho Braga(ds,per),
Oscar Castro-Neves(g), Guilherme Monteiro(g),
Guest:Michael Brecker(ts), Michael Mainieri(vib), etc
2004/Bluebird/Arista/

イリアーヌ・イリアスは80年代からコンスタントにアルバムを出しています。
それだけファンも多いということでしょうね。
セクシーな歌声はボサノバにピッタリです。
実に耳触りが良くて癒されます。
ピアノも上手いし天は二物を与えたのか。
持ち味は違うけれどダイアナ・クラール(p,vo)と双璧だと思います。



*ELIANE ELIAS / EVERYTHING I LOVE

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eliane elias(p), mark johnson(b), christian mcbride(b)
jack dejohnette(ds), carl allen(ds), rodney jones(g)
2000/BLUE NOTE/

イリアーヌのブルー・ノートからの新作です。
ヴォーカルの4曲を除いては、本格的な4ビートの辛口ジャズ・アルバムです。
前作同様、やや甘口のジャズを予想していた私は見事に外れました。
マーク・ジョンソンとジャック・ディジョネット、クリスチャン・マクブライドとカール・アレン、
それにヴォーカルの3種類が楽しめるという趣向です。
特に表題曲、コール・ポーターの「EVERYTHING I LOVE」は、切れ味が良いですよ。

繊細にして大胆。
彼女のジャズをフルスケールで堪能できるピアノ・トリオ・アルバム。
ヴォーカル・トラックも4曲収録。
(帯中よりの抜粋)

「The Beat Of My Heart」、「I Fall In Love Too Easily」、「Everything I Love」、
「If I Should Lose You」、「They Say It's Wonderful」、「I Love You」、
「Alone Together」、「Woody 'N You」、「Blah Blah Blah」、「Autumn Leaves」

(まじめ系)



*ELIANE ELIAS / SINGS JOBIM

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eliane elias(vo,p), michael brecker(ts), oscar castro-neves(g),
marc johnson(b), paulo braga(ds), cafe(per)
1998/Blue Note/

イリアーヌのジョビン作品集です。
17曲はちょっと詰め込み過ぎかもしれませんが大サービス盤です。
イリアーヌは歌もピアノも上手いです。
マイケル・ブレッカー(ts)のバッキングもさすが。



*ELIANE ELIAS TRIO / PAULISTANA

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eliane elias(p,Synth,vo), marc johnson(b), peter erskine(ds)
eddie gomez(b), jack dejohnette(ds)
guest: ivan lins(vo), cafe(per), etc
1993/Blue Note/

1 Bazil
2 Jazz Influence
3 Paulistana
4 Black Orpheus
5 Iluminados
6 Carioca Nights
7 So In Love
8 Jet Samba
9 Wild Flower
10 Old Companion
11 Who Knows

イリアーヌ・イリアスのブラジル作品集。
2セットのトリオが聴ける徳用盤です。
この頃のイリアーヌは艶やかで柔らかな感じがします。

Einar Iversen (p) [E (piano)]

*EINAR IVERSEN TRIO / SEAVIEW

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einar iversen(p), svein christiansen(ds), tina asmundsen(b)
2000/Hazel Jazz/

ノルウェーのベテラン・ピアニスト、エイナー・イヴェルセンの作品。
やさしくやわらかな枯れたピアノが聴けます。

「My Ship」、「My Shining Hour」、
「One For Helen」、「Ernie's Tune」、「Lazy Bird」

Edward Simon (p) [E (piano)]

*EDWARD SIMON TRIO / UNICITY

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edward simon(p), john patitucci(b,elb), brian blade(ds)
2006/C.A.M/

1 Invocation
2 The Messenger
3 Abiding Unicity
4 Gevriasolas
5 The Midst Of Chaos
6 Prelude N.9
7 Pathless Path
8 Evolution
9 Eastern
10 Abiding Uncity

エドワード・サイモン(p)のトリオものは初めてですが、これはいいです。
瑞々しいタッチと美しい音色、主流派のジャズ・ピアノ・トリオが聴けます。
気負うところがまったく感じられず、ごく自然体なのも好感が持てます。
ジョン・パテトゥッチ(b)とブライアン・ブレイド(ds)とのコンビネーションも抜群です。
特に(2)「THE MESSENGER」の4ビートは心地良く、私はこれでグッと引き込まれてしまいました。
スタンダード作品集なので聴きやすく、あとは一気に聴かされることになりました。
パテトゥッチのエレキ・ベースも自然に耳に入ってきました、これも変化があっていいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

私がエドワード・サイモンを聴くのはこれが5枚目になります。
■BOBBY WATSON(as) / HORIZON REASSEMBLED / (1995 atlantic)
■MARK TURNER(ts) / MARK TURNER / (1995 DIW)
■TERENCE BLANCHARD(tp) / LET'S GET LOST / (2001 sony)(ドラ盤70)
■TERENCE BLANCHARD(tp) / WANDERING MOON / (2003 maxjazz)
自己名義では[Criss Cross]から2枚出ているようです。



* EDWARD SIMON TRIO / THE PROCESS

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edward simon(p), john patitucci(b), eric harland(ds)
2002/Criss Cross/

1 Navigator
2 Calabria
3 The Process
4 Azules
5 Woody'n You
6 Reprocess
7 Tonado Del Cabrestrero
8 I'm In The Mood For Love
9 Azules Reprise

ベネズエラ生まれのピアニスト、エドワード・サイモンのCriss Cross第一作です、
ここはメンバーの年代が面白いと思いました、ほぼ10年違いだったので。
録音当時、ジョン・パティトゥッチ43歳、サイモン33歳、エリック・ハーランド24歳だったです。

全9曲は自身のオリジナル5曲、パティトゥッチ1曲、その他3曲の構成です。
サイモンの主筋はチック・コリアだと思います。
あとカリブ海出身なのでモンティ・アレキサンダーやミシェル・カミロの影響も強いかも。
カリブ海出身の有名ピアニストには超絶技巧の持ち主が多いと同時に独特のリズム感を持っています。
ラテン系でもアフロキューバン、カリプソ、レゲエやサルサのリズムですね。
サイモンのタッチは知的と言われているけど私は力強さとスピード感に魅力を感じています。
パティトゥッチの存在感溢れるベース・プレイと若いハーランドの溌溂としたドラミングも聴きどころです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Eddie Thompson (p) [E (piano)]

*EDDIE THOMPSON TRIO / PIANO MOOD

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eddie thompson(p), tony archen(b), terry jenkins(ds)
1970Rec/MPS/

英国出身のエディ・トンプソンの貴重なリーダー作。
ドイツで録音された隠れ名盤。
(帯中よりの抜粋)

スタンダード作品集。
エディ・トンプソンの力強いタッチのピアノが聴けます。

「My Romance」、「Jitterbug Waltz」、「How Could You Do A Thing Like That To Me」、
「Soft Winds」、「Spring Is Here」、「I Wish I Was In love Again」、「Tea For Two」

Eddie Higgins(p) [E (piano)]

*EDDIE HIGGINS QUINTET / IT'S MAGIC

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scott hamilton(ts), ken peplowski(ts,cl),
eddie higgins(p), jay leonhart(b), ben riley(ds)
2006/VENUS/

ジャズの真髄を知り尽くしたベテランたちが中心になって、ファンのリクエスト曲を演奏したアルバムだから、
まさに夢のアルバムだ。「イッツ・マジック」の演奏が始まったとたんに、ぞくぞくと身震いするほどの感激を味わった。
これこそジャズが求めてきた演奏だったからだ。
(帯中よりの抜粋)

「It's Magic」、「Ghost Of A Chance」、「I God It Bad」、「Mood Indigo」、
「A Nightingale Sang In Berkley Square」、「Autumn Leaves」、etc

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]



* EDDIE HIGGINS QUARTET / MY FUNNY VALENTINE

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eddie higgins(p), jay leonhart(b), joe ascione(ds)
scott hamilton(ts)
2006/Venus/

1 You'd Be So Nice To Come Home To.
2 I'm A Fool To Want You
3 When Sunny Gets Blue
4 Alone Together
5 My Funny Valentine
6 It's All Right With Me
7 Stardust
8 I Only Have Eyes For You
9 Don't Explain
10 Slow Bost To China
11 Imagination

エディ・ヒギンス(p)とスコット・ハミルトン(ts)のヴィーナス盤の3枚目です。
以前は疲れた時のヒギンスとハミルトンは私の定番でした。
この二人のアルバムを聴くとホッとしたものです。
でもこの二人の初めての共演盤が出ると聴いた時には違和感がありました。
合うのか?・・・ヒギンスは上品な音色、ハミルトンは下卑た音色に魅力を感じていたからです。
心配無用・・・聴いてみると中和されてちょうどいい案配になってましたね。
ハミルトンのムード溢れるテナー・サックスにヒギンスの美しいピアノが絡みます。
(5)「My Funny Valentine」にはそんな二人の魅力が詰まっていました。

ヴィーナス盤に二人の共演盤は4枚あると思います。
どれもスタンダードが中心で金太郎飴ではあるけれどなぜか聴きたくなってしまいます。
で、全部買わされました。

*EDDIE HIGGINS QUARTET / SMOKE GETS IN YOUR EYES (2002/Venus)
*EDDIE HIGGINS QUARTET / MY FOOLISH HEART (2003/Venus)
*EDDIE HIGGINS QUARTET / MY FUNNY VALENTINE (2006/Venus) 今作
*EDDIE HIGGINS QUINTET / IT'S MAGIC (2006/Venus) ケン・ペプロウスキー(as,cl)との2管。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*EDDIE HIGGINS TRIO / IF DREAMS COME TRUE

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eddie higgins(p), jsay leonhart(b), joe ascione(ds)
2004/Venus/

1 If Dreams Come True
2 Summertime
3 It's All Right With Me
4 Moon And Sand
5 Minor Swing
6 I Will Wait For You
7 A Weekend In Havana
8 Into The Memory
9 St.Louis Blues
10 Shinjuku Twilight
11 Frenesi
12 Nightingale
13 Caravan
14 TRhe Days Or Wine And Roses

エディ・ヒギンス(p)の2004年作品も紹介から漏れていました。
実は後から買い増したCDの1枚でこういう作品もかなりの数があります。
追々紹介していく機会もあるかもしれません。

エディ・ヒギンスのヴィーナス盤はかなりの数がありますね。
その中でも今作は比較的地味なアルバムだと思います。
白黒のモノトーンなジャケットにも影響されたかもしれませんね。
でも内容は素晴らしいです。
この人のピアノは本当に上品で美しいです。
綺麗な音色と抜群のスイング感はヒギンス独自の個性ですね。


「気取らない選曲」、「奇をてらわない選曲」、「なだらかな選曲」、それでいて「スリルを失わない華麗な選曲」
まるで気取らない美術館の展覧会の絵みたいではないか!!
(帯中よりの抜粋)

「Swing Journal : ゴールド・ディスク」

(中間系)



*EDDIE HIGGINS / YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS

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eddie higgins(p)
2003/VENUS/

エディ・ヒギンス(p)ほどに日本人好みにマッチしたピアニストは少ないでしょうね。
プロデューサーの狙いとヒギンスの持ち味が無理なく一致しています。
日本企画盤は時にミスマッチもあるけれどヒギンスの場合はまったくそれを感じさせません。
このところホーンと共演したり、ストリングスを入れたり組み合わせにも工夫を凝らしています。
このヒギンスのピアノ・ソロ・アルバムも当然知っていましたがソロなのでイマイチ触手が伸びませんでした。
ところが先日紹介したグレッグ・フィッシュマン(ts)とのデュオを聴いて買ってみたくなりました。
ソロになってもマイペースでそのスタイルは変わりません。
色々と聴いてみましたがやっぱり私は洗練されたピアノ・トリオがいいですね。

「When You Wish Upon A Star」、「My Funny Valentine」、「Detour Ahead」、
「Beautiful Love」、「Danny Boy」、「Skylark」、「Again」、
「You Don't Know What Love Is」、「Over The Rainbow」、etc

(くつろぎ系)



*EDDIE HIGGINS WITH STRINGS / MOONLIGHT BECOMES YOU

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eddie higgins(p), joe locke(vib), joe cohn(g)
jay leonhart(b), joe ascione(ds), strings
2003/VENUS/

エディ・ヒギンス(p)の新譜はウィズ・ストリングスと銘打ってきました。
最初に聴いた時に「どこかで聴いたようなサウンドだなあー」と思ったのですが思い出せませんでした。
解説を読んでいたら「ジョージ・シアリング・サウンド」と出ていまして、そうだそうだと納得しました。
クインテットの編成がそのままシアリングと一緒なんですね。
ヒギンスの洗練されたスタイルにはぴったりのサウンドだと思いました。
それにしてもこのジャケットとは全然似合わないおしゃれで好センスな内容ですよ。
誰ですか、鼻の下を伸ばして眺めているのは。

「What Is There To Say」、「Moonlight Becomes You」、「If I Should Lose You」、
「How Deep Is The Ocean」、「Have You Met Miss Jones」、「I'll Be Around」、
「The Nearness Of You」、etc

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)



*EDDIE HIGGINS QUARTET / MY FOOLISH HEART

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eddie higgins(p), steve gilmore(b), bill goodwin(ds)
scott hamilton(ts)
2003/VENUS/

エディ・ヒギンス(p)の新作です。
スコット・ハミルトン(ts)との組み合わせは2作目になります。
前作は正直なところ私にはピンと来ませんでした。
馴染んでいないというか、ちょっとお互いに硬かったような気がしています。
ところが今作品はより聴き易くなっていました。
気心が知れて、慣れ親しんできたんでしょうか。
リラックスしたくつろぎの空間を創り出しています。
異質なスタイルを持つ二人のコラボレーションを楽しむことが出来ます。

「My Foolish Heart」、「Russian Lullaby」、「What Is There To Say」、
「That Old Black Magic」、「Skylark」、「Night And Day」、「Embraceable You」、
「Am I Blue」、「These Foolish Things」、「The More I See You」、
「The Song Is You」、「This Love Of Mine」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)



*EDDIE HIGGINS QUARTET / SMOKE GETS IN YOUR EYES

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eddie higgins(p)
steve gilmore(b), bill goodwin(ds), scott hamilton(ts)
2002/VENUS/

エディ・ヒギンス・トリオにスコット・ハミルトン(ts)を迎えて新味を加えています。
ベテラン・カルテットによるスタンダード作品集です。
この組み合わせを見ればある程度の予想がつくので買い安心感はありますね。
ここでの主役はスコット・ハミルトンだと思いますがもう少し抑えてほしかったです。
私にはちょっと渋過ぎる感じがしましたがみなさんはどうでしょうか。

テナー・サックスの名手、スコット・ハミルトンをフューチュアーして
ピアノのエディ・ヒギンスがゴージャスでくつろぎに満ちた最上のジャズ・アルバムを完成。
50年代にタイム・スリップしたようなジャズ・エイジがとても新鮮。
ジャズの快楽に溢れたジャズ芸術の傑作。

「Melancholy Rhapsody」、「It's A Lonesome Old Town 」、
「You Don't Know What Love Is」、「By Myself」、「Smoke Gets In Your Eyes」、
「Lullaby Of The Leaves」、「When The Sun Comes Out」、「Love Letters」、
「When You Wish Upon A Star」、「All This And Haven Too」、「You're My Everithing」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)



*EDDIE HIGGINS TRIO / DEAR OLD STOCKHOLM

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eddie higgins(p), jay leonhart(b), joe ascione(ds)
2002/VENUS/

ロマンティック・ジャズ・トリオの第一人者、エディ・ヒギンスがスイング・ジャーナルの
読者のリクエストに応えて録音された14曲のスタンダード・ナンバー。ベスト・ヒット曲集。
(帯中よりの抜粋)

「Moonlight Becomes You」、「More Than You Know」、「Nardis」、「Over The Rainbow」、
「Dear Old Stockholm」、「I Remember Cliford」、「You And Night And The Music」、
「If You Could See Me Now」、「Again」、「Witchcraft」、「It Never Enterd My Mind」、
「Stella By Stasrlight」、「Blame It On My Youth」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]



*EDDIE HIGGINS TRIO / BEWITCHED

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eddie higgins(p), jay leonhart(b), joe ascione(ds)
2001/VENUS/

このところ洒落たトリオ・アルバムをコンスタントに発表しているエディ・ヒギンスの新作です。
その多くがSJ誌のゴールド・ディスクになるという稀な存在です。
いつでもメロディアスでスインギーなピアノ・スタイルは変りません。
スタンダード中心の格調高い演奏はなんといっても万人に受け入れられる安心感があります。
本人は「なんで日本でこんなに人気があるんだ?」と思っているかも知れませんねえ。

「What a Diffrence A Day Made」、「Detour Ahead」、「Bewitched」、
「You Must Believe In Spring」、「Beautiful Love」、「Alice In Wonderland」、
「Angel Eyes」、「Estate」、「I Hear A Rgapsody」、「As Time Goes By」、「Autumn Leaves」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)



*EDDIE HIGGINS TRIO / DON'T SMOKE IN BED

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eddie higgins(p), john pizzarelli(g), jay leonhart(b)
2000/VENUS/

またしても典型的なくつろぎ系ピアノ・トリオを買ってしまいました。
エディ・ヒギンスの新作は、女性ヴォーカリストご用達の曲ばかりを集めた作品となっております。
近年、ヴォーカリストとしての活躍が目立つジョン・ピザレリの洒落たギター・プレイも聴けます。
お馴染みの曲ばかりなので女性ヴォーカル・ファンも楽しめるのではないでしょうか。

「ベッドで煙草はよくないわ」、「サムシング・クール」等、女性ジャズ・ボーカリスト御用達のロマンティックな曲を選び、
ギターのジョン・ピザレリをメンバーに加えてカッコよくスイングする洒落たオールド・スタイルのジャズを聴かせてくれる。
(帯中よりの抜粋)

「Close Your Eyes」、「That Old Feeling」、「I Didn't Know About You」、
「The Night Has A Thousand Eyes」、「Something Cool」、「Where Or When」、
「Day-Dream」、「Brown-Eyed Beauty」、「Black Coffee」、「Golden Earrings」、
「Don't Smoke In Bed」、「Too Marvelous For Wards」

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)


*EDDIE HIGGINS TRIO / SPEAKING OF LOVE

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eddie higgins(p), jay leonhart(b), terry clarke(ds)
1999/VENUS/

エディ・ヒギンス・トリオのジョビン作品集です。
ボサノバですが、甘くならずに中々に感じの良いジャズ・アルバムになっています。
私はこのところ、エディのアルバムは必ず買っていますが、
日本人好みなんでしょうねえ、いつもいい気分にさせてくれるピアノを聴かせてくれます。
内容的には特別に何も言うことはないのですけれども・・・・・。

ブラジルが生んだ素晴らしき作曲家、アントニオ・カルロス・ジョビンの素敵な曲を選んで
エディ・ヒギンスがピアノ・トリオで、ジャジーでロマンティックなボサノバを演奏。
ジョビンのロマンティシズムがいっぱいに溢れた名演!
(帯中よりの抜粋)

(くつろぎ系)



*EDDIE HIGGINS / AGAIN

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eddie higgins(p), ray drummond(b), ben riley(ds)
1999/VENUS/

エディ・ヒギンス・トリオの新作です。
ヴィーナス・レコードのハイパー・マグナム・サウンドは、音が前面に出て来ます。
ある程度枯れないとこういうピアノは弾けませんよ。
年を経ないと出せない味わいというのもあるのです。
私なんかの年齢には、グッと心にせまるものがありますが、
若い人には全然物足りないかも知れませんね。
小曽根真やローランド・カークの曲も演奏しています。
私が好きな「ポルカ・ドッツ・アンド・ムーンビームス」もあるので満足です。
「祗園小唄」はまあご愛嬌です。
スイング感が心地良い、ジャズ・フィーリング溢れるスタンダード作品集といったところでしょうか。

名作「魅せられし心」に続きお洒落なジャズ・フィーリングに満ちている最新アルバム!
魅力的なメロディ・ラインを持つスタンダードを中心に選曲!
中でもヒギンスが日本に住んでいた時知った好きな曲「祇園小唄」を
自作の「京都ブルース」とドッキングさせたカッコいいジャズ・バージョンが圧巻!!
(帯中よりの抜粋)

「Again」、「How Insensitive」、「Gion Kouta-Kyoto Blues」、「My Foolish Heart」、
「My Romance」、「Polka Dots And Moonbeams」、etc

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)



*EDDIE HIGGINS TRIO / HAUNTED HEART

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eddie higgins(p), ray drummond(b), ben riley(ds)
1997/venus/

邦題「魅せられし心」・・・エディー・ヒギンス・トリオのソフトでロマンティックな作品です。
BGMで聞くも良し、ゆったりと聞くも良し、 くつろぐには最適のアルバムです。

芸術的でありながら聴きやすいこの最新作は彼のベストのトリオ・アルバムになりうる内容。
ロマンティックで美しい曲がソフトでありながら力強いスイング感で聴く者になごみを与えてくれる決定的愛聴盤!
(帯中よりの抜粋)

「My Funny Valentine」、「Haunted Heart」、「Stolen Moment」、「Lush Life」、
「Someone To Watch Over Me」、「I Should Care」、「Lover Come Back To Me」、etc

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(くつろぎ系)



* EDDIE HIGGINS QUARTET / WHEN YOUR LOVER HAS GONE

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eddie higgins(p), phil flanigan(b), danny burger(ds),
john doughten(ts),
1994/Vinus/

1 The Red Door
2 In Your Own Sweet Way
3 Zoot's Hymns
4 Gabriela
5 Come Rain Or Come Shine
6 Waltz For Allison
7 Image
8 Hi Fly
9 'Tis Autumn
10 The Red Blouse
11 When Your Lover Has Gone

私はお気に入りになると必ず「もうちょっと聴いてみようか」という気持になります。
先週のジョン・ドーテン(ts)もそうで「何かないか?」と探してみました。
見付けたのがこれで先週紹介したアルバムの2年前のヴィーナス盤でした。
こちらはエディ・ヒギンス(p)のリーダー作ですがメンバーもまったく同じです。
つまりジョン・ドーテンを見出したのはエディ・ヒギンスだったということになりますね。

今作にはズート・シムズ(ts)へのトリビュート盤という副題が付いていました。
1曲目の「The Red Door」はズートの代表作でジェリー・マリガン(bs)との演奏が有名です。
そんなこともあってドーテンは強くズートを意識した演奏に終始しています。
悪くはないけれどちょっと硬い感じ、個人的にはもう少し柔らくても良かったかなと思います。
でも先週と今週の2枚を比較してみてもほとんど差がありません。
どちらかの一枚を選んでも遜色はないと思います。

(くつろぎ系)


Earl Hines (p) [E (piano)]

*EARL HINES TRIO / HINES' 74"

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earl hines(p), jimmy leary(b), panama francis(ds)
1974Rec/Black & White/

アール・ハインズの1974年、フランス録音盤。
いつに変わらぬ堂々たるプレイぶりです。
このスイング感、ドライブ感がたまりません。

「Tangerine」、「You Are Driving Me Crazy」、「Makin' Whoopee」、
「There Will Never Be Another You」、「Love Me Or Leave Me」

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