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Kenny Garrett (as) [K (sax)]

*KENNY GARRETT QUARTET / STANDARD OF LANGUAGE

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kenny garrett(as,ss)  
vernell brown(p), charnett moffett(b), chris dave(ds)
2003/WARNER BROS/

ケニー・ギャレット(as)も一筋縄ではいかないプレイヤーです。
聴くたびに色々な表情を見せてくれます。
「STANDARD OF LANNGUAGE」と銘打ってきたので単純にスタンダード演奏集だと思いました。
ところがスタンダードは1曲だけであとは全てオリジナルでした。
そのスタンダードは1曲目にいきなりきます。「WHAT IS THIS THING CALLED LOVE?」です。
アップテンポで演奏されるこのスタンダード・ナンバーの解釈には驚かされました。
全体的にコルトレーン・サウンドなので正直今の私には聴き通すのはきつかったです。
しかし、好きな人なら十分に楽しめると思います。

(まじめ系)



*MILLER・PETRUCCIANI・LANGRENE・WHITE・GARRETT
/ DREYFUS NIGHT IN PARIS

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marcus miller(b), michel petrucciani(p),.
bireli lagrene(g), lenny white(ds), kenny garrett(as)
2003/DREYFUS/

さすがにこれだけのメンバーが揃うと物凄いことになっています。
ヨーロッパからミシェル・ペトルチアーニ(p)とビレリ・ラグレン(g)、
アメリカからマーカス・ミラー(eb)、ケニー・ギャレット(as)とレニー・ホワイト(ds)の出演です。
曲目は3曲ですが1曲16分強の熱演、1994年の録音です。
久し振りに血沸き肉躍るというか、身体が熱くなりました。
気合の入った各人のグルーブ感溢れる演奏でライブの熱気が伝わってきます。
ペトルチアーニの名曲「ルッキング・アップ」には、みなさんも興味あるでしょう。
稀に見る強力なライブ盤の一枚です。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)



*KENNY GARRETT / HAPPY PEOPLE

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kenny garrett(as,ss)
vernell brown(p), charnett moffett(b), chris dave(ds)
bobby hutchersn(vib)(3,6,7,9), michael stewart(tp,fhn)(1,2), marcus miller(b)(1), etc
2001/WARNER BROS/

ケニー・ギャレット(as)の新作はマーカス・ミラー(b)がプロデュースしています。
全体的にメロディ・ラインもリズムも比較的分かり易いコンテンポラリーな作品です。
1曲を除いては全て彼のオリジナルで、ここでは軽めの音楽性を披露しています。
ゲストにはボビー・ハッチャーソン(vib)を迎えて4曲に参加しています。
それにしてもケニー・ギャレットの実態は掴みずらいですね。それがまた魅力の一端でしょうか。
10曲目の「アジアン・メドレー」では「赤とんぼ~アリラン~翼を下さい」が演奏されています。
11曲目の「BROTHER B.HARPER」が唯一硬派の曲目と言えるでしょう。
ビリー・ハーパー(ts)ばりのテーマとソロが聴けます。
ここでも「サクラ、サクラ」が出てきますのでかなり日本を意識しているようですね。

(くつろぎ系)



*KENNY GARRETT / SIMPLY SAID

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kenny garrett(as,ss),
shedrick mitchell(p,org), mulgrew miller(p), nat reeves(b),
chris dave(ds), jeff watts(ds), pat metheny(g),
marcus miller(b), bashiri johnsonper)
1999/WARNER BROS/

Kenny G (ss) [K (sax)]

*KENNY G / CLASSICS IN THE KEY OF G

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kenny G(ss), etc
1999/ARISTA/

世界中で愛されているスタンダードの名曲が、あらゆる年代の人々の心に聴かせるニュー・スタンダード・ナンバーへと鮮やかに蘇る。
インストゥルメンタル・ミュージック史上に数々の快挙を成し遂げたNO1アーティスト、ケニー・Gの新たな挑戦。
(帯中よりの抜粋)

[Summertime], [The Look Of Love], [WhatA Wonderful World], [Desafinado],
[In A Sentimental Mood], [The Girl From Ipanema], [Body And Soul],
['Round Midnight], [Over The Rainbow]



*KENNY G / BREATHLESS

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kenny G(ss), etc
1992/ARISTA/

都会の夜の恋人たちへ・・・スィートなソプラノ・サックスのメロディがメロウな時間を演出する・・・。
(帯中よりの抜粋)

Kazunori Sawada 澤田一範 (as) [K (sax)]

*KAZUNORI SAWADA & TAKAO OGAWA with UNNO TRIO / COOL BLUES

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澤田一範(as), 小川高生(as)
海野雅威(p), 吉田豊(b), 海野俊輔(ds)
2005/WHAT'S NEW RECORDS/

1 Minor Move
2 Time To Smile
3 They Say It's Wonderful
4 Kiss Me Again
5 Simply Strides
6 Up With The Lark
7 Repitation
8 My Old Flame
9 Cool Blues
10 I Should Care
11 Time To Smile

4月22日発売の出たてのホヤホヤのアルバムです。
チャーリー・パーカー(as)没後50年ということで、パーカーを敬愛する澤田一範さんと小川高生さんの共演です。
バックを勤めるのが今話題の海野雅威・トリオなので即座に購入を決めました。
それこそグット・タイミングの企画で、ビ・パップ精神を踏襲した美しいアルト・サックスのプレイが楽しめます。
解説で語る二人のチャーリー・パーカーに対する思い入れは興味深く読みました。
澤田さんの”Bird 50 !"(チャーリー・パーカー没後50年の夕べ)におけるウィズ・ストリングスの評判は聞いていました。
ツウ・ホーンの(1)、(2)、(5)、(7)、(9)、ワン・ホーンの(3)、(4)、(8)、(10)、ピアノ・トリオの(6)など、
変化に富んでいて聴きどころも多いです。
「温故知新」で新鮮な感じがしました、今年の注目すべき一枚になることは間違いありません。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)

Kazuhiko Kondo 近藤和彦 (as) [K (sax)]

*KAZUHIKO KONDO QUARTET / SUBSTANCE

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近藤和彦(as,ss)、
今泉正明(p), 上村信(b)、大坂昌彦(ds)、
小曽根真(P)(2,5,9,11)、岡崎好朗(tp)(6)
2009/55Records/

近藤和彦(as,ss)さんの初リーダー・アルバムが出ました。
近藤さんはよく知られたサックス奏者でそれこそあちこちのバンドのメンバーに名前が連なっています。
すでに何枚か出していると思っていたのでこれが初リーダー・アルバムと聞いて意外な感じがしました。
プロデュースは小曽根真(p)さんでここでも4曲に参加しています。
先日、横浜までCD発売記念ライブ(ライブ・レポート参照)に出かけたけど良かったです。
ライブ会場で購入したので近藤さんにサインをお願いしました。

メンバーも魅力的、曲目は全て彼自身のオリジナルで固めて意欲的な作品です。
何曲かスタンダードを入れるかどうか、迷ったと思いますがここにこだわりを感じました。
曲想も幅広くリズムも変化に富んでいるので現在の近藤さんの全貌を十分に伝えていると思います。
音楽性も豊かで作曲能力も非凡です。
ライブでもそうだったけどフラメンコの(5)「EL CANTARRO DE MALLORCA」が新鮮でした。
訥々とした話しっぷりでライブ会場の笑いを誘ったのは(4)「UNDER THE DIM LIGHT」のことでした。
これを聴いたある人から「平成のレフト・アローン」(↓注参照)との感想を言われたそうです。
これには共演者も苦笑、似ているので私も「なるほどなぁー」と思いました。
(2)「FROM DOCTONE」は大好きだった故ケニー・カークランド(p)に捧げた曲。
それこそ今泉正明(p)さんはピッタリの存在でしょうね。
1曲だけ岡崎好朗(tp)さんが(6)「UNEXPECTED」に参加しています。
ニューヨークの爆破テロの印象を綴ったもので最初からトランペットを意識して書いた曲だそうです。
今作品はアップ・テンポのノリもバラードの表現力も自在で近藤さんの実力がフルに発揮されています。

バックのメンバーは小曽根さんを始めとして今泉さん、上村信(b)さん、大坂昌彦(ds)です。
今泉さんのリズム感溢れる力強いタッチ、上村さんのベースは堅実で安定感十分、
大坂さんのフレキシブルでメリハリのあるドラムスはこのグループの充実度を物語っています。

注:レフト・アローン
マル・ウォルドロン(p)が不世出の歌手ビリー・ホリデイに捧げた名曲。
 ジャッキー・マクリーン(as)の切ないまでのアルト・プレイに泣けます。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)

Karl-Martin Almqvist (ts) [K (sax)]

*KARL-MARTIN ALMQVIST QUARTET / KARL-MARTIN ALMQVIST

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karl-martin almqvist(ts),
jan lundgren(p), filip augustson(b), sebastian voegler(ds)
2001/PRO PHONE/

スウェーデンの渋いサックス・プレイヤーのワン・ホーン作品。
全9曲は1曲を除き全て自身のオリジナルです。
ピアノにヤン・ラングレンが参加しています。

「On A Misty Night」

Karlheinz Miklin (as) [K (sax)]

*KARLHEINZ MIKLIN TRIO / FROM HERE TO THERE

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karlheinz miklin(as), ron mcclure(b), billy hart(ds)
2001/TCB/

KarlFriedrich Von Hohenzollern (ts) [K (sax)]

*KARL FRIEDRICH VON HOHENZOLLERN & FRIEDER BERLIN TRIO
/ JUST FRIENDS

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kirl friedrich von hohenzollern(ts,vo),
frieder berlin(p), hansi schuller(b), peter schmidt(ds),
2010/Satin Doll/

ジャケ買いです・・・熟年4人に引かれた。
長い名前のカール・フリードリッチ(ts,vo)は初見、フリーダー・バーリン・トリオとの共演です。
演目はスタンダード中心なのでほぼ間違いないところ。
最初にバディ・テイト(ts)が入っていたので大ブロウ大会になるのかと予想しました。
ところが意外にソフトでスイング系のオーソドックスな演奏を聴かせてくれました。
これ以上ないというリラックスした仕上がりでドイツ盤の硬いイメージが狂った。
ベストは自作のバラードの(11)「WHERE ARE YOU」で、(4)「THE NEARNESS OF YOU」も良かった。
(7)はピアノ・トリオで、歌は(3)と(10)の2曲で披露しているけどこちらはイマイチです。

「East Of The Sun」、「The Nearness Of You」、「Falling In Love With Love」、
「Just Friends」、「It Had To Be You」、「In A Mellow Tone」、「So Danco Samba」、etc

(くつろぎ系)

Karl Denson (sax) [K (sax)]

*KARL DENSON / DANCE LESSON # 2

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karl denson(sax,etc)
melvin sparks(g), chris wood(b), dj logic(turntables)
zak najor(ds), ej rodriguez(per), leon spenser jr(org)
ron levy(org), charlie hunter(g)
2001/BLUE NOTE/

カール・デンソンのメジャー・デビュー盤だそうです。
帯中にはジャム・バンド界のドンとありましたが私は始めて聴きました。
ファンク&ソウルのダンサブルな演奏でジャズの要素も持っているという感じですかね。
私には起用されているDJ・ロジックのスクラッチ・サウンドが新鮮に聞こえました。
ブルー・ノートではソウライブに続くヒット・メーカーを狙っているのかも・・・。
ジャズ・ファンに受け入れられるかどうかはむずかしいと思います。

(くつろぎ系)

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