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Misha Piatigrosky (p) [M (piano)]

*MISHA PIATIGORSKY TRIO / 17 ROOMS

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misha piatigorsky(p), boris kozlov(b), ari hoenig(ds)
2009/MISHAMUSIC/

ミシャ・ピエティグルスキー(p)は「ドラ流目立たないけどいいアルバム」の(386)で紹介しました。
それは1997年の録音だったのでもう12年前になります。
その時は元気溌剌だったけど、現在はどんな感じになっているのか、興味深く聴いてみました。
2009年1月録音、今作も自身のレーベルなので自主制作盤です。
やっぱり12年間は長いので技術的にはもちろんのこと精神面での落ち着きが顕著です。
全10曲はじっくりと考えて取り組んだ意欲的な作品だと思います。
ボリス・コズロフ(b)とアリ・ホーニグ(ds)のメンバーも魅力です。
マーチ、バロック、フラメンコ、バラード、ワルツ、ブルース、トルコ風あり。
音楽性もリズムも実に多彩、色々な表情を見せてくれたので楽しめました。
展開が面白かったのはフラメンコ調の(3)「BLACKFIRE」で一番の長丁場の8分です。
私的には美しいメロディ・ラインを持つ曲が良かったです。
そういう意味で(4)、(5)からウェイン・ショーターの(6)への流れが気に入りました。
一枚を飽きずに聴き通せるけど反面色々やり過ぎてややまとまりを欠いた感もあります。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)



*MISHA PIATIGROSKY TRIO / HAPPENIN'

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misha piatigorsky(p), peter klinke(b), eric harland(ds)
2009(1997Rec)/MISHAMISIC/

ミシャ・ピエティゴルスキー(p)と読むのか、初見です。
1997年録音のミシャ自身のレーベルなので自主制作盤に近いと思われます。
購入のキッカケはエリック・ハーランド(ds)の参加にありました。
ハーランドは近年、最も注目しているドラマーでこれからもドラ盤参加は増え続くだろうと思っています。
1968年テキサス生まれで神様はエルヴィン・ジョーンズ(ds)、今作は19歳の時に録音されたものです。
ハーランドは1997年にグレグ・オズビー(as)のBNのアルバムが初レーコーディングになっています。
しかし今作は1月収録ということで、これが事実上のデビュー作になるのではと思います。
12年前の若さ溢れる元気いっぱいの溌剌としたプレイが聴けますよ。

ここではもちろん、ミシャの瑞々しいピアノも聴きものです。
1曲目からグイと引き込まれます、緩急と強弱の危ういバランスがたまりません。
同じフレーズを続けてもへ~チャラ、若者は若者らしくドンドン暴れてもらいたいです。
奇をてらうどころか、そのまんま若さに任せて突っ走っているのが実に魅力的です。
「どうだい、これが俺たちのスタンダードだ、あんたに分かる?」っていう感じ。
こんな(3)「YOU AND THE NIGHT AND THE MUSIC」も初めて聴きました。
ムードもへったくれもありません・・・が・・・輝いている。
ピアノ・ソロで演奏される(8)「ALL THE THINGS YOU ARE」は新鮮、ミシャの非凡さが伺えます。
自主制作盤なればこその自由自在、若い時はやりたいようにやればいいです。
どうせ年を取れば大人しくなるんですから・・・中には大人しくならない人もいますが・・・常に例外はある。

私は今までこれほど元気になるピアノ・トリオを聴いたことがありません。
いつも聴いているスタンダードのどれとも違う解釈とプレイ・・・よく分からないけど面白くていい。
てなわけで元気になりたい人にはお薦めのピアノ・トリオ・アルバムです。
売り切れたら中々手に入らない貴重盤になると思います。
エリック・ハーランドに注目している人にも見逃せない一枚です。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)

Mikio Masuda 益田幹夫 (p) [M (piano)]

*MIKIO MASUDA TRIO / BLUE DUMPINGS

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mikio masuda(p), ron carter(b), grady tate(ds)
1998/JVC/

1 Stardust
2 I'll Close My Eyes
3 Yellow I Green
4 Blue dumplings
5 Someday My Prince Will Come
6 Trinkle, Tinkle
7 My One And Only Love
8 It Could Happen To You
9 You Don't Know What Love Is
10 Bag's Groove

前作「黒水仙」で見事なまでのカムバックを遂げた我らがミッキー。
望み得る最高の面々とのNYレコーディング第二弾。
(帯中よりの抜粋)



*MIKIO MASUDA / BLACK DAFFODILS

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mikio masuda(p), ron carter(b), lewis nash(ds)
1997/JVC/

1 In A Sentimantal Mood
2 There Is No Greater Love
3 Improvisation#2
4 Blue Monk
5 Once I Loved
6 Black Daffodils
7 Third Plane
8 Oleo
9 I Wish I Knew
10 Boogaloo
11 Inprovisation#1

益田幹夫の7年振りのアルバムでニューヨーク録音。
ピアノトリオの作品としては、しっとりとした極上の一品です。
日本人のピアニストとは信じられない程3人の息もピッタリ。

(中間系)

Mikio Ishida 石田幹雄 (p) [M (piano)]

*MIKIO ISHIDA TRIO / TURKISH MAMBO

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mikio ishida(p), mattias svensson(b), tamaya honda(ds)
2008/FIVE STARS RECORDS/

1 Turkish Mambo
2 So Long Eric
3 Requiem
4 Salt Peanuts
5 Parigian Through Fair
6 I Didn't Know What Time It Was
7 Milestones
8 For Carl
9 I Got Rhythm
10 Waltz
11 Turkish Mambo (take2)
12 Amazing Grace (piano solo)

先日、石田幹雄さん(p)のソロ・ライブに行ってきました。
その時に新しいCDが出たばかりということで入手したのがこのアルバムです。
石田さんは2005年横濱ジャズ・プロムナードのグランプリ受賞者で将来が嘱望されています。
マティアス・スベンソン(b)と本田珠也さん(ds)との興味深いトリオです。
ライブではエネルギッシュでパワフルな演奏を聴かせてくれました。
フリー・ジャズに通じる激しいプレイが目立ちますが私はその反対側にある静に魅力を感じました。
石田さんは「動と静」、「熱と冷」の二面性が最大の持ち味だと思います。
そこで今作のレニー・トリスターノ(p)の2曲で「ハハー、なるほどなー」と納得しました。
彼のルーツはトリスターノ~ビル・エバンスの流れだな思いました。
その他もよく考えられた選曲が並んでいて、石田さんの幅広い音楽性が垣間見えます。
スウェーデンのマティアス・スベンソンはヤン・ラングレン・トリオで知られていますが、これがいいです。
まったく別人のような刺激的なプレイで迫ってきました。
本田さんもこのトリオなら生き生きしていて、水を得た魚のようです。
三位一体のスリリングでユニークな展開を見せる魅力的なトリオでお勧めできます。

余談になりますが私が見た中で、海野雅威さん、佐藤丈青さん、とこの石田幹雄さんは面白いです。
それぞれの持ち味は違いますがこれからも注目していきたいと思っています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

Mike Wofford (p) [M (piano)]

*MIKE WOFFORD & HOLLY HOFMANN QUINTET / TURN SIGNAL

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holly hofmann(fl), terell stafford(tp),
mike wofford(p), rob thorsen(b), richard sellers(ds)
2012/Caori Records/

1 The Dipper
2 Esperanca
3 Karita
4 Soul Street
5 Pure Imagination
6 The Girl From Greenland
7 M-Line

マイク・ウォフォード(p)とホリー・ホフマン(fl)の双頭クインテットの作品です。
マイクとホリーはご夫婦です。
ウォフォードはサラ・ヴォーンやエラ・フィッツジェラルドのバックとして活躍していました。
アレンジャーとしての評価も高いです。
収録曲はオリジナルが2曲にヴィンス・メンドーサ(arr,comp)、ボビー・ワトソン(as)、ジミー・ホレスト(ts)、リチャード・トゥワージク(p)等が選ばれました。
特に24歳という若さ、麻薬過で早世したトゥワージクの曲が演奏されるのは珍しいですね。

西海岸の軽快で爽やかなサウンドをイメージするとちょっと違うかもしれません。
1、2曲目がやや硬いのでその印象が強くなりました。
フルートとトランペットのフロント2管は珍しいんじゃないかな。
楽器の性格上どうしてもトランペットが目立ってしまうから。
トランペッターにテレル・スタッフォードを起用したのはさすがの人選です。
あんまりしゃしゃり出ない控え目なテレルなのでフルートとトランペットのバランスが取れました。
構成もよく練られていて実にクールな仕上がり・・・グループとしての完成度は高いです。
聴きどころになったのはワトソンの(3)「KARITA」、(4)「SOUL SWEET」も面白かった。
(5)「PURE IMAGINATION」ではテレルが輝きに満ちたソロを聴かせます。

全体的にすんなりと乗れるというわけではないけれど一ひねりある作品です。
アレンジャーとしてのマイク・ウォフォードの実力と独特のリズム感とタッチが楽しめました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Mike Nock (p) [M (piano)]

*MIKE NOCK TRIO / CHANGING SEASONS

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mike nock(p), brett hirst(b), toby hall(ds)
2002/DIW/

マイク・ノックのピアノは時代に応じて変化を見せます。
幅広い音楽性を身に付けました。
ベテランならではの味わい・・・。
ここでも色々な表情を見せてくれました。

「E.S.P」



*MIKE NOCK TRIO / NOT WE BUT ONE

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mike nock(p), anthony cox(b), tony reedus(ds)
1997/NAXOS JAZZ/

全11曲は1曲を除いて全てマイク・ノックのオリジナルです。
静謐で透明感のあるピアノが聴けました。

「Cry Me A River」



*MIKE NOCK TRIO / ONDAS

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mike nock(p), eddie gomez(b), jon christensen(ds)
1981/ECM/

マイク・ノックはオーストラリア出身のピアニスト、
ECM特有のサウンドを持つピアノ・トリオが聴けます。
ヨーロッパ・ピアノ・トリオ名盤の一枚。

Mickey Tucker (p) [M (piano)]

*MICKEY TUCKER SEXTET / HANG IN THREE

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greg gisbert(tp), javon jackson(ts), donald harrison(as),
mickey tucker(p), ray drummond(b), marvin smitty smith(ds)
1991/Steeplechase/

ミッキー・タッカーの名前は時々見かけましたがほとんど記憶にありません。
ジャズ・メッセンジャーズやジャズテットなどに在籍したのに・・・。
それだけ地味なピアニストだと思います。
頭角を現してきたのが80年前後のジャズ低迷期だったのが不運だったかな。
ここはフロントの二人に興味がありました。
ジャヴォン・ジャクソン(ts)とドナルド・ハリソン(as)です。
3管編成は経歴からいって最も得意とすることかもしれません。
寡作なので貴重なアルバムになります。

「Star Eyes」

Michel Petrucciani (p) [M (piano)]

*MICHEL PETRUCCIANI & NIELS-HENNING ORSTED PEDERSEN

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michel petrucciani(p), niels-henning orsted pedersen(b)
2009/Dreyfus/

CD 1
1 All The Things You Are
2 I Can't Get Started
3 Oleo
4 All Blues
5 Beautiful Love
6 Someday My Prince Will Come
7 Billie's Bounce
8 Autumn Leaves

CD 2
1 St.Thomas
2 These Foolish Things
3 Stella By Starlight
4 Blues In The Closet
5 Round Midnight
6 Future Child
7 My Funny Valentine

ミシェル・ペトルチアーニ(p)とオルステッド・ペデルセン(b)のデュオ、ライブ盤です。
2009年の発売なので何をいまさらという感じがするかもしれませんね。
発売時に買わなかったのにはちょっとした理由があります。
ただ単に2枚組だったから・・・私は2枚組というだけで避けて通る習性があります。
2枚あっても聴くのは1枚だけになるのでなんで2枚必要なんだと思っちゃう。
売り手に対する密かな抵抗ですがもちろんいつでも手に入るという計算もありました。

やせ我慢は身体に悪い・・・無理しないで買おう・・・ということで買いました。
今作がペトの最後の正規盤と同時にペデルセンとのデュオは聴かなきゃいけません。
今作はデンマークのコペンハーゲンで1994年の吹き込みです。
なんと15年間も陽の目を見なかったなんて信じられない・・・どんな理由があったのか?

二人は共に10代から活躍しているヨーロッパの天才ジャズ・メンです。
ペデルセンが世界に知られるようになったのはデクスター・ゴードン(ts)盤からだと思います。
17歳の時でした。
真にヴァーチュオーゾと呼べる人は少ないけれどペデルセンは間違いなくその一人です。
クラシックをバックボーンにした驚異的なベース・プレイは後のベーシストに与えた影響はいかばかりか。
「強力無比、強靭なベース・ソロ」という表現はペデルセンから始まったような気がします。
ペトルチアーニが知られるようになったのも同じ17歳でしたね。
こちらは引退していたチャールス・ロイド(ts)がその素晴らしさに驚いてカムバックしたほどです。
スイング感溢れる強烈なタッチは切れ味抜群、その個性的なピアノ音は他の追随を許しません。
まさに痺れる音色の持ち主です。
・・・だけど、もう二人共に亡くなってしまいました。

演奏曲にはよく知られたジャズ・スタンダード・ナンバーが並んでいますね。
どうもCD1はペトルチアーニ、CD2はペデルセンの選曲になるようです。
この二人ならではの圧倒的な珠玉の名演が詰まっていました。
2枚組でも十二分に納得する内容です。
どれを聴いても素晴らしい・・・聴衆の興奮ぶりも手に取るよう分かりました。
録音も良く、グイと引き込まれることは請合います。

私は今でもペトルチアーニのピアノには興奮を抑えられずにはいられません。
多分、最も長く聴き続けているピアニストだと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*TRIO PETRUCCIANI / DARN THAT DREAM

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michel petrucciani(p), tony petrucciani(g), louis petrucciani(b)
2006/Dreyfus/

「*MICHEL & TONY PETRUCCIANI / CONVERSATION」と
同時期にもう1枚買いそびれていた身内アルバムを買いました。
こちらは兄弟のルイス(b)が加わったトリオ・ペトルチアーニでスタンダード作品集です。
ルイスのベースも基本がしっかりしているので安定感がありました。
音楽一家はまさに父親の存在が大きいと思います。

「You Don't Know What Love Is」、「Straite No Chaser」、「Corcovado」、
「Summertime」、「Lover Man」、「Darn That Dream」



*MICHEL PETRUCCIANI / SO WHAT BEST OF

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michel petrucciani(p), etc
2004/Dreyfus/

骨太でがっしりとした力強い個性的なピアノが聴きたいと思いました。
今は流麗、華麗、美しいというような形容のあるピアノはあんまり聴きたくない気分なんです。
それもあって最近はどういうわけか、新譜のピアノ・トリオにはまったく触手が動きません。
もちろん知らないということも大きいですが・・・。
・・・さて、いったい誰を聴きたいのか。
マッコイ・タイナーやミシェル・ペトルチアーニ、ホレス・パーランといったところが頭に浮かびました。
選んだのがこのペトルチアーニのドレイファス・レーベルのベスト盤です。
エディ・ルイス(org)やステファン・グラッペリ(vln)との共演やソロ・ピアノなどが楽しめます。
一般的にベスト盤はジャズ・ファンには敬遠されると思っています。
でも、ちょっと聴きたい時とかプレイヤーの全体像を知るにはこれほど便利なものはありません。
もっとも私の場合、ベスト盤でも2枚組以上は買わないと決めています。
理由はしごく単純で2枚あっても聴くのは1枚だけだからです。
ペトがなくなってから早10年が経ち、聴くたびに惜しい人を亡くしたという思いが強くなっています。
今聴いてもピアノの一音一音の存在感が違います。無駄な音がないという感じがします。
もっと長生きしてくれたら名実共に世界のジャズ・ピアノ界を背負っていたでしょうね。

(中間系)

「Summertime」、「Home」、「So What」、
「Looking Up」、「Besame Mucho」、「Pennies From Heaven」、etc



*MILLER・PETRUCCIANI・LANGRENE・WHITE・GARRETT
/ DREYFUS NIGHT IN PARIS

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marcus miller(b), michel petrucciani(p),.
bireli lagrene(g), lenny white(ds), kenny garrett(as)
2003/DREYFUS/

さすがにこれだけのメンバーが揃うと物凄いことになっています。
ヨーロッパからミシェル・ペトルチアーニ(p)とビレリ・ラグレン(g)、
アメリカからマーカス・ミラー(eb)、ケニー・ギャレット(as)とレニー・ホワイト(ds)の出演です。
曲目は3曲ですが1曲16分強の熱演、1994年の録音です。
久し振りに血沸き肉躍るというか、身体が熱くなりました。
気合の入った各人のグルーブ感溢れる演奏でライブの熱気が伝わってきます。
ペトルチアーニの名曲「ルッキング・アップ」には、みなさんも興味あるでしょう。
稀に見る強力なライブ盤の一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*MICHEL & TONY PETRUCCIANI / CONVERSATION

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michel petrucciani(p), tony petrucciani(g)
2001/Dreyfus/

1 Summertime
2 Sometime Ago
3 All The Things You Are
4 My Funny Valentine
5 Nuages
6 Nardis
7 Michel's Blues
8 Someday Day My Prince Will Come
9 Billie's Bounce
10 Satin Doll

ミシェル&トニー・ペトルチアーニ親子の共演ライブ盤です。
私はかなりのペト・ファンですがこの度ようやく入手しました。
まぁ~、のんびりしたものですよ・・・つくづくコンプリートを目指す根性が薄いと思う。
もちろんこのアルバムの存在は知っていました。
でも私は親子の共演盤は後回しにしてしまう傾向があります。
なぜでしょうかね?
「何を今さら」・・・なんとなく照れくさく恥ずかしい感じがするからかもしれません。

で、実はあんまり期待していませんでした。
でも聴いてみたら思っていたよりずっと良かったです。
理由はハッキリしています・・・父親の実力が十分ミシェルに見合うものだったからです。
リズム感が抜群でリズム楽器としてのギター奏法をマスターしています。
1曲目の「SUMMERTIME」のバッキングを聴いてもらえば一発で納得です。
ソロ・スペースも十二分に満足するものでした。
ミシェルの力強く疾走感のあるピアノとトニーのスイング感溢れるギターが素晴らしい。
二人の思いが絡まってまさに対話している感じが伝わってきました。
会場の聴衆も大興奮です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



*MICHEL PETRUCCIANI / THE OWL YEARS 1981-1985

michel petrucciani(p),
lee konitz(as), ron mcclure(b), jean-fracois jenny-clark(b), aldo romano(ds)
2000/Sunnyside/

ミシェル・ペトルチアーニのOWL時代(1981~1985年)のオムニバス・アルバムです。
リー・コニッツ(as)やロン・マックレア(b)との共演を含む、
ソロ、デュオ、トリオの名演が詰まっています。

(中間系)



*MICHEL PETRUCCIANI TRIO / TRIO IN TOKYO

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michel petrucciani(p), steve gadd(ds), anthony jackson(b)
1999/DREFUS/

1 Training
2 September Second
3 Home
4 Little Peace In C For U
5 Love Letter
6 Cantabile
7 Colors
8 So What

ミシェル・ぺトルチアーニのブルー・ノート東京でのライヴ盤です。
このトリオの組合せは意外な感じもしますがミシェルが望んだものだそうです。
ミシェルは絶好調、スティ―ヴ・ガッドは好調、アンソニー・ジャクソンはもっといいハズの印象です。
ここで一番気に入ったのは3曲目の「HOME」です。
最初はソロで出て、次第に盛り上がっていくプレイには痺れてしまいましたよ。
ミシェルの演奏が素晴らしかっただけに構成にもう一工夫がほしかったと思います。
観客の歓声が気になってしまったのが私にはとても残念でした。
このライヴ演奏の雰囲気とちょっと合わない感じがしたのは私だけなのかな。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)



*MICHEL PETRUCCIANI / SOLO LIVE

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michel petrucciani(p)
1998/DREYFUS/

1 Looking Up
2 Besame Mucho
3 Rachio
4 Chloe Meets Gershwin
5 Home
6 Brazilian Like
7 Little Piece In C For You
8 Romantic But Not Blues
9 Triogy In Blois(Moning Sun,Noon Sun And Night Sun In Blois)
10 Caravan
11 She Did It Again/Take The A Train/She Did It Again

ミシェル・ペトルチアーニのソロ・ライブ盤です、1997年のフランクフルトの録音です。
ペトルチアーニ作の名曲「ルッキング・アップ」から始まるライブは本当に素晴らしいです。
美しいメロディ・ラインと力強いタッチは健在、私は感動してしまいました。
彼はソロでも聴く人を決して裏切りません、みなさんも是非聴いてみて下さいね。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)



*MICHEL PETRUCCIANI SEXTET / BOTH WORLDS

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michel petrucciani(p), anthony jackson(b), steve gadd(ds),
bob brookmeyer(tb), flavio boltro(tp), stefano di battista(as)
1997/Dreyfus/

バックにアンソニー・ジャクソン(b)とスティーヴ・ガッド(ds)を起用。
より軽いリズムのフュージョン系サウンドを狙っています。
ペトの飽くなき探求心はどこまでも続いている。



*STEPHANE GRAPPELLI & MICHEL PETRUCCIANI / FLAMINGO

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stephane grappelli(vln)
michel petrucciani(p), roy haynes(ds), george mraz(b)
1996/disques dreyfus/

ステファン・グラッペリは、この時すでに86歳。実に味わい深いバイオリンです。
ロイ・へインズも70歳を越えているのではないでしょうか。
ミシェル・ぺトルチアーニは、残念なことになりましたが、こんなに大らかなミシェルを、私は聴いたことがありません。
録音時のくつろいだ雰囲気が、そのまま伝わってくるアルバムです。
ほのかに漂うシャンソンの香り、フレンチ・カフェでも飲みながら聴きたいと思います。

(くつろぎ系)



*MICHEL PETRUCCIANI & EDDY LOUISS / CONFERENCE DE PRESSE Vol.2

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michel petrucciani(p), eddy louiss(org)
1994/Dreyfus/

ペトとエディ・ルイスのデュオ・ライブの続編。
素晴らしいの一言です。




*MICHEL PETRUCCIANI & EDDY LOUISS / CONFERENCE DE PRESSE

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michel petrucciani(p), eddy louiss(org)
1994/Dreyfus/

ペトとエディ・ルイスのデュオ・ライブ作品。
ピアノとオルガンの組み合わせも珍しいですが強烈な印象を残します。
エディとペトのコンビネーションが素晴らしいです。

「Les Grelots」、「All The Things You Are」、
「So What」、「These Foolish Things」



*MICHEL PETRUCCIANI TRIO / MARVELLOUS

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michel petrucciani(p), dave holland(b), tony williams(ds)
The graffiti string quartet
1994/Dreyfus/

1 Manhattan
2 Charlie Brown.
3 Even Mice Dance
4 Why
5 Hidden Joy
6 Shooting Stars
7 You Are My Waltz
8 Dumb Breaks
9 92's Last
10 Besame Mucho

先日、CDを整理していたらポロっと出てきました。
ミシェル・ペトルチアーニ(p)は収集対象なのでてっきり紹介済と思ってたけど忘れていました。
とんでもない忘れものです。
今作はまずメンバーが凄いですね。
トニー・ウィリアムス(ds)とデイヴ・ホランド(b)のトリオにストリングスが共演しています。

全10曲はペト自身のオリジナルが8曲とその他2曲の構成です。
(10)「Besame Mucho」はペトの愛奏曲として知られています。
やはりここはメンバーが魅力だと思います。
特にトニー・ウィリアムスとの共演盤をよくぞ残してくれました。
トニーは16歳の時にジャッキー・マクリーン(as)に見出され17歳時にはマイルス・デイヴィス(tp)に抜擢された。
いわゆる天才ドラマーでマイルスの作品を聴くたびにあまりの素晴らしさに背筋がゾクゾクとしました。
大好きだったのに1997年に51歳の若さで亡くなりました・・・大ショックだったです。
デイブ・ホランドもまたマイルス・エレクトリック・バンドの出身者です。
フュージョン・シーンの歴史的名盤と言われるマイルスの「ビッチェズ・ブリュー」にも参加しています。
その前の重要作品「イン・ア・サイレント・ウェイ」ではトニーとも共演しています。

感動的なペトの演奏はいつでも変わりません。
バックのトニーのドラミングを聴いていると涙が出そうになります。
「Marvellous」の題名がこれほどピッタリくる作品もないかも。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*MICHEL PETRUCCIANI QUINTET / LIVE

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michel petrucciani(p), adam holzman(key),
steve logan(b), victor jones(ds), abdou m'boop(per)
1994/Blue Note/

ブルー・ノート最後のライブ作品。
ピアノ&キーボードは珍しい組み合わせで、ユニークなサウンドを生み出しています。
名曲「Looking Up」、「Estate」が聴けました。



*MICHEL PETRUCCIANI SOLO/ PROMENADE WITH DUKE

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michel petrucciani(p)
1993/Blue Note/

ペトがデューク・エリントンに捧げたソロ・ピアノ作品。

「Cartavan」、「Lush Life」、「Take The A Train」、「African Flower」、
「In A Sentimental Mood」、「Hidden Joy」、「One Night In The Hotel」、
「Satin Doll」、「C-Jam Blues」



*MICHEL PETRUCCIANI / PLAYGROUND

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michel petrucciani(p), anthony jackson(eb), aldo romano(ds),
adam holzman((synth), steve thornton(per)
1991/Blue Note/

この頃、ミシェル・ペトルチアーニには色んなことを試しています。
ここではシンセサイザーを起用。
よりリズムを強調したジャズに取り組んでいます。
少しも留まっていない好奇心旺盛な姿勢はペトルチアーニの真骨頂です。
オリジナルの「HOME」はいつ聴いてもいいと思う。



*MICHEL PETRUCCIANI / MUSIC

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michel petrucciani(p,synth,org,vo), tania mariavo), joe lovano(ss),
anthony jackson(eb), eddie gomez(b), lenny white(ds),
victor jones(ds), gil goldstein(accordion), etc
1989/Blue Note/

ミシェル・ペトルチアーニ作品集・・・共演陣が豪華。
ここでペトはシンセサイザーやオルガンも披露しています。
名曲「Looking Up」はここが初登場かな。



* MICHEL PETRUCCIANI TRIO / ONE NIGHT IN KARLSRUHE

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michel petrucciani(p), gary peacock(b), roy haynes(ds)
2019(1988Rec)/Jazz Haus/

1 13th (M.Petrucciani)
2 There Will Never Be Another You (H.Warren)
3 In A Sentimental Mood (D.Ellington)
4 One For Us (M.Petrucciani)
5 Mr.J.K (M.Petrucciani)
6 Embraceable You (G.Gershwin)
7 She Did It Again (M.Petrucciani)
8 La Champagne (M.Petrucciani)
9 Giant Steps (J.Coltrane)
10 My Funny Valentine (R.Rodgers)

久し振りにミシェル・ペトルチアーニ(p)を買いました。
ペトは大好きで収集対象の一人でもあります。
もっともペトにも多くのブート盤が存在しているようだけど私は興味ありません。
今作は1988年のドイツでのライブ音源で未発表の正規盤です。
共演がゲイリー・ピーコック(b)とロイ・ヘインズ(ds)なら申し分ありません。
ちなみにこのメンバーは下記↓のアルバムでも聴くことが出来ます。

*MICHEL PETRUCCIANI TRIO / PLAYS PETRUCCIANI (1988/Blue Note)
michel petrucciani(p), gary peacock(b)(1-5), roy haynes(ds)(1-5),
eddie gomez(b)(6-9), al foster(ds)(6-9),
John abercrombie(g)(2,7)

さて全10曲は自身のオリジナル5曲にその他5曲の構成でバランスがいいです。
この胸に響く重量感とスイング感、骨太のピアノ・トリオはまったくたまりませんよ。
ペト、ピーコック、ヘインズ、キャリア豊富な3人の魂がこれでもかとぶつかり合う。
聴いていると、そこにはグイグイと引き込まれていく自分が居ました。
私が三位一体の凄みを感じたのは自作の(4)「One For Us」でまさに圧巻です。
多分この時の観客もそうなんでしょうね、同じ空間を共有している喜びが伝わってきます。
この時、聴衆の心はトリオと一体化していて演奏が終わるとフッと我に戻ってくる。
一音も聴き逃してなるものかの物凄い緊張感を感じました。
今作は録音が良いのも特筆出来ます。
78分の長丁場ですが1980年代ピアノ・トリオのライブ名盤の一枚になります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*MICHEL PETRUCCIANI TRIO / PLAYS PETRUCCIANI

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michel petrucciani(p), gary peacock(b)(1-5), roy haynes(ds)(1-5),
eddie gomez(b)(6-9), al foster(ds)(6-9),
John abercrombie(g)(2,7)
1988/Blue Note/

ミシェル・ペトルチアーニ作品集・・・2組のピアノ・トリオが聴けます。
ゲストにジョン・アバークロンビー(g)です。



*MICHEL PETRUCCIANI / POWER OF THREE

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michel petrucciani(p), jim hall(g), wayne shorter(ts)
1986/Blue Note/

ミシェル・ペトルチアーニ、ジム・ホール、ウエイン・ショーターの夢の競演。
実に貴重なアルバムになりました。

「Beautiful Love」、「In A Sentimental Mood」



*MICHEL PETRUCCIANI TRIO / PIANISM

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michel petrucciani(p), palle danielsson(b), eliot zigmund(ds)
1986/Blue Note/

ミシェル・ペトルチアーニのヨーロッパ・トリオによるスタジオ録音盤です。

「Night And Day」、「Here's That Rainy Day」



*MICHEL PETRUCCIANI TRIO / LIVE AT THE VILLAGE VANGUARD

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michel petrucciani(p), palle danielsson(b), eliot zigmund(ds)
1985/Blue Note/

ミシェル・ペトルチアーニのヨーロッパ・トリオによるライブ盤です。
マイルス、ロリンズ、モンクのジャズの巨人達の曲を取り上げています。

「Nardis」、「Oleo」、「'Round Midnight」



*MICHEL PETRUCCIANI & RON McCLURE / COLD BLUES

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michel petrucciani(p), ron mcclure(b)
1985/OWL/

1 Beautiful But Why ?
2 Autumn Leaves
3 Something Like This
4 There Will Never Be Another You
5 I Just Say Hello !
6 Cold Blues

ミシェル・ペトルチアーニとロン・マックレアとのデュオ盤です。
強烈な印象を残す一枚でベースとのデュオでは出色の出来です。



*MICHEL PETRUCCIANI SOLO/ 100 HEARTS

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michel petrucciani(p)
1984/Blue Note/

ミシェル・ペトルチアーニのソロ・ピアノです。
14分に及ぶメドレーが聴きどころ。

「St.Thomas」、
Medley:「Somrday My Prince Will Come」~「All The Things You Are」
~「A Child Is Born」~「Very Early」



*MICHEL PETRUCCIANI / ORACLE'S DESTINY

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michel petrucciani(p)
1983/Owl/

ミシェル・ペトルチアーニのソロ・ピアノです。
個性的なピアニストほどソロで演奏することも多くなります。
自分だけの世界が広がるから・・・。

(中間系)



*MICHEL PETRUCCIANI TRIO / MICHEL PETRUCCIANI

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michel petrucciani(p), j.f.jenny clark(b), aldo romano(ds),
1981/Owl/

通称「赤ペト」と呼ばれるミシェル・ペトルチアーニの伝説的なアルバムです。
このタッチ、この音色に震撼しました・・・只者じゃない。
ペトはこの時18歳、真に天才と呼べるジャズ・ピアニストの登場です。

「Days Of Wine And Roses」、「Cherokee」

Michel Herr (p) [M (piano)]

*MICHEL HERR TRIO / INTUNIONS

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michel herr(p), hein van de geyn(b), leroy lowe(ds)
1989/Pij/

ベルギー出身のミシェル・ハーは名手です。
美しく流れるようなフレージングと強靭なタッチの持ち主です。
ヨーロッパ・ピアノ・トリオ人気の一因にもなりました。
ここはベースも強力です。

(中間系)

「Thinking Of You」

Michel Camilo (p) [M (piano)]

*MICHEL CAMILO & TOMATITO / SPAIN AGAIN

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michel camiro(p), tomatito(g)
2006/Emercy/
評判の良かった「MICHEL CAMILO & TOMATITO / SPAIN」の2匹目のどじょうを狙った作品。
こちらの方がいいという意見もあります。



*MICHEL CAMILO TRIO / LIVE AT THE BLUE NOTE

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michel camilo(p), charles flores(b), horasio"el negro" hernandez(ds)
2003/TELARC/

ミッシェル・カミロ(p)の新譜は2枚組のライブ盤です。
全18曲中3曲以外は全てカミロのオリジナルです。
カミロのお馴染みの切れ味と超絶テクニックはここでも十分に聴かせてくれています、
しかし最大の聴きものはホレシオ・”エル ネグロ”・ヘルナンデス(ds)だと思いました。
その多彩な変化とパーカッシブなドラムスが独特のラテン・リズムを創り出しています。
同じラテン系のカミロとの相性はいいし掛け合いも楽しいです。
ライブ特有のスリルを味わうことが出来ます。

(中間系)



*MICHEL CAMILO TRIO / TRIANGULO

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michel camilo(p), anthony jackson(b), horacio "el negro" hernandez(ds)
2002/TELARC/

ミシェル・カミロ(p)のテラーク・レーベルの第一弾です。
久々のトリオ作品じゃないでしょうか。全10曲中オリジナルが6曲と気合を感じさせます。
ここでも相変わらずの切れ味の鋭い素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
テテ・モントリュー(p)やモンティ・アレキサンダー(p)、ゴンザロ・ルバルカバ(p)など、
近年はチャノ・ドミンゲス(p)に注目しました。
このカミロを含めてラテン系のジャズ・ピアニストには魅力的な人も多いですね。
一時期精彩を欠いていた病み上がりのアンソニー・ジャクソン(b)も調子を取り戻してきました。
キューバのオラシオ・"エルネグロ"・ヘルナンデス(ds)のパーカッシブなプレイは凄いです。

(中間系)

「Con Alma」



*MICHEL CAMILO & TOMATITO / SPAIN

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michel camiro(p), tomatito(g)
2000/LOLA/

カリブ海出身のミシェル・カミロ(p)にスペイン出身のトマティート(g)の共演盤です。
このジャズ・ピアノとフラメンコ・ギターのデュオは世界各地で大評判になったそうです。
先日も昨年に引き続いてブルー・ノートで日本公演がありましたね。
ジャズ・ファンからするとちょっと異質な感じがしますが両者のぶつかり合いは迫力があります。
今や完全にジャズのスタンダードになったチック・コリアの「スペイン」は素晴らしいですよ。
二人の超絶技巧を聴くだけでも価値があるのかも知れません。
特にカミロのピアノの美しさは特筆ものです。
さすがにクラシック出身者、感心致しました。

(中間系)

「Spain」、「Besame Mucho」



*MICHEL CAMILO TRIO / THRU MY EYES

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michel camilo(p), anthony jackson(b), horacio"el negro"hernandez(ds),
lincoln goines(b), john patitucci(b), cliff almond(ds)
1997/RMM/

ミシェル・カミロのラテン・ジャズ・スタンダード作品集です。
カミロは上手いのでどうしても弾き過ぎる傾向にあります。
でも抑えた時には素晴らしい演奏が聴けます。
「Poinciana」、「Song For My Father」は聴きどころです。
キューバ出身のオラシオ・エルネグロ・ヘルナンデス(ds)にも注目して下さい。

「Poinciana」、「Perdido」、「Watermelon Man」、「A Night In Tunisia」、
「Song For My Father」、「Armando's Rhumba」、「St.Thomas」、
「Afro Blue」、「Mambo In」、「My Little Suede Shoes」、「Manteca」



*MICHEL CAMILO BIC BAND / ONE MORE ONCE

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michel camilo(p), anthony jackson(b), cliff almond(ds)
ralph bowen(ts), paquito d'rivera(as), chuck loeb(g),
chris hunter(as,ss), michael mossman(tp), etc
1994/Sony/



*MICHEL CAMILO TRIO / RENDEZVOUS

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michel camilo(p), anthony jackson(b), dave weckl(ds),
1993/Columbia/

ミシェル・カミロのレギュラー・トリオによる作品。
アンソニー・ジャクソン(b)、ディヴ・ウェックル(ds)とのコンビネーションも抜群。

「Caravan」




*MICHEL CAMILO TRIO / ON FIRE

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michel camilo(p), anthony jackson(b), dave weckl(ds),
michael bowie(b), marvin"smitty"smith(ds), joel rosenblatt(ds),
marc johnson(b)
1989/CBS/



*MICHEL CAMILO TRIO / MICHEL CAMILO

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michel camilo(p), marc johnson(b), dave weckl(ds),
lincoln goines(b)(6,7,9), joel rosenblatt(ds)(6,7,9),
guest:mongo santamaria(8)
1988/CBS/

カミロの名手ぶりを堪能できるアルバムです。
2組のトリオと(5)ピアノ・ソロ、(8)「Blue Bossa」はモンゴ・サンタマリアとのデュオです。



*MICHEL CAMILO TRIO / SUNTAN

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michel camilo(p), anthony jackson(b), dave weckl(ds)(2,4,5),
joel rosenblatt(ds)(1,3)
1986Rec/Evidence/

カリブ海出身のミシェル・カミロ(p)にぴったりの作品。
カリブの風を感じます。
ジャコ・パストリアスの2曲に注目しました。
元は日本企画盤でキング・レコードにライセンスがあります。

Michel Bisceglia (p) [M (piano)]

*MICHEL BISCEGLIA TRIO / INNER YOU

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michel bisceglia(p), werner lauscher(b), marc lehan(ds)
2007/PROVA/

1 Sandino
2 Out To Sea
3 Lorenz Factor
4 Softly As In The Morning Sunrise
5 Simone
6 Paisellu Miu
7 With Purpose
8 Blues For Alice
9 Side Square
10 The Traveller

久し振りに印象に残るユーロピアン・ピアノ・トリオを聴いた気がします。
ミシェル・ビスセグリア(p)は初見、名前からはフランス人のようですが・・・。
ベルギー人でした。
このCDも自己名義のレーベルなのでひょっとすると自己製作盤かもしれませんね。
しかし、内容は素晴らしいと思いました。
ヨーロッパ・ピアノらしい繊細で華麗、しっとりと落ち着いた実に良いアルバムです。
チャーリー・ヘイデン(b)やチャーリー・パーカー(as)の曲、スタンダードも1曲入っています。
曲想の構成もよく考えられていて、トリオのバランスもいいのでお勧めします。
ここで逃すと入手困難になるのは確実な状況だと思われます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



*MICHEL BISCEGLIA TRIO / SECOND BREATH

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michel bisceglia(p), werner lauscher(b), marc lehan(ds)
2004 / Culture Records

クールで静謐なヨーロッパ・ピアノの特徴がそのまま表れています。
ヨーロッパ・ピアノ・トリオ名盤の一枚。



*CATTLEYA / LE TEMPS PERDU

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michel bisceglia(p), volker heinze(b), horald ingenhag(ds)
1999/Prova/

こちらはミシェル・ビスセグリア(p)が中心のグループです。
1990年代お勧めピアノ・トリオ。

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