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Patricia Barber (p,vo) [P (piano)]

*PATRICIA BARBER / THE COLE PORTER MIX

sonet1533.jpg

patricia barber(p,vo), chris potter(ts)(3,5,7,10,13), neal alger(g),
michael arnopol(b), eric montzka(ds), nate smith(per)(1,11,12)
2008/BLUE NOTE/

このお正月はボーカルを聴く機会が多かったです。
去年は日本人プレイヤーでしたが今年はそれに加えてボーカルも聴いてみたいと思っています。
改めて感じたんですがボーカルはちょっと濃いめの味付けが私の好みのようです。

今作はピアノ&ボーカルのパトリシア・バーバーのコール・ポーター作品集です。
ディープ&ビターな世界・・・落ち着いてしっとりとした雰囲気がなんとも心地良いです。
ニール・アルガーのギターが実にいい味を出しています。
もう一つ聴きどころはもちろんクリス・ポッター(ts)のバッキングにあります。
一癖あるポッターの起用こそがこのアルバムのコンセプトと意気込みを表現していますね。
ここでも先日の越智順子さんと同様に(5)「JUST ONE OF THOSE THINGS」が素晴らしいです。
奇しくも同じ曲が続いてしまいました・・・聴き比べも面白かったです。
自作の(2)「LATE AFTERNOON AND YOU」や(7)「C'EST MAGNIFIOUE」も良かった。
その他にも魅力のある曲が目白押しで琴線に触れました。
これからも長い間愛聴できるアルバムだと思っています。

(中間系)



*PATRICIA BARBER / NIGHTCLUB

sonet1532.jpg

patricia barber(p,vo)
michael arnopol(b), adam cruz(ds), charlie hunter(g)
marc johnson(b), adam nussbaum(ds)
2000/BLUE NOTE/

1 Bye Bye Blackbird
2 Invitation
3 Yesterdays
4 Just For A Thrill
5 You Don't Know Me
6 Alfie
7 Autumn Leaves
8 Summer Samba
9 All or Nothing At All
10 So In Love
11 A Man & A Woman
12 I Fall In Love Too Easily

注目のジャズ・ピアニスト&シンガー、パトリシア・バーバーの通算6枚目のアルバムだそうです。
この作品は全てスタンダード・ナンバーを取り上げていますから買い易かったですね。
私は初めて聴きましたがダークな雰囲気を持つ中々魅力的な人です。
官能的なヴォーカルと冷徹なピアノのアンバランスさが面白いと思いました。
私はヴォーカルよりもピアニストとしての実力を評価しますがみなさんはどう感じるでしょうか。
まさしく真夜中のナイト・クラブの雰囲気が味わえます。

(中間系)

Pamela York (p,vo) [P (piano)]

*PAMELA YORK TRIO / BLUE YORK

sonet1531.jpg

pamela york(p,vo), john clayton(b), jeff hamilton(ds)
2000/AUDIOPHORIC/

パメラ・ヨーク(p、vo)はカナダ出身、現在はサンディエゴ在住だそうです。
以前どこかでこの名前を聞いたような気がしますが忘れてしまいました。
ビル・エバンス系のオーソドックスなスタイルを持っています。
女性らしいやさしい柔らかなタッチとクリアな音色が魅力でしょうか。
ヴォーカルも1曲披露していますが私にはちょっと大人しい感じですね。

(中間系)

「Like Someone In Love」、「Just One Of Those Things」、
「Old Folks」、「Everything Happens To Me」

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