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Shota Osabe 長部正太 (p) [S (piano)]

*SHOTA OSABE TRIO / HAPPY COAT

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長部正太(p), ray brown(b), harold jones(ds)
2002/SHO STUDIO OF MUSIC/

1 This Is All I Ask
2 Too Marvelous For Words
3 Happy Coat
4 I Saw Her Standing There
5 East Of The Sun
6 Young And Foolish
7 Cotton Fields
8 Can't Leave Here Again
9 In The Still Of The Night
10 Pretend / Somewhere Along The Way
11 Moonglow
12 Willow Weep For Me
13 Anema E Core
14 My Foolish Heart

長部正太(p)さんはサンフランシスコを拠点に活躍しているそうです。
良く知られた曲目を中心に、小粋な洒落たサウンドでくつろぎのひと時を醸し出してくれました。
先頃亡くなったレイ・ブラウン(b)がプロデュースして共演しているのも嬉しいです。
日本の粋を感じさせるジャケットにも目が向きました。

(くつろぎ系)

Shimrit Shoshan (p) [S (piano)]

*SHIMRIT SHOSHAN DUO & TRIO & QUARTET / KEEP IT MOVIN'

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shimrit shoshan(p),
eric mcpherson(ds), abraham burton(ts), john hebert(b), luques curtis(b)
2010/Shimmya Music/

1 Shimmy n' You
2 Chamsa
3 Secret Identity
4 Keep It Movin'
5 Shwingin'
6 With The Birds
7 Skippy
8 Under The Influence

ジャケ買い・・・エキゾチックな雰囲気に惹かれて購入しました。
読み方はシィムリット・ショシャン(p)でいいのかな。
モンクの(7)「SKIPPY」を除いては全て自身のオリジナルです。
ショシャンはイスラエル出身で現在はニューヨークで活動しているそうです。
メンバーを見るとエリック・マクファーソン(ds)やアブラハム・バートン(ts)が入っていました。
このメンバーなら問題ないと思うと同時にちょっと重たいかもと予想しました。

中味は予想通りの重量系です。
基本的にモンク・テイストが強く中近東のオリエンタルなムードを持っていました。
(7)「SKIPPY」はドラムとのデュオ、(3)「SECRET IDENTITY」、(4)「KEEP IT MOVIN'」、(6)「WITH THE BIRDS」、(8)「UNDER THE INFLUENCE」がピアノ・トリオ、ここのトリオが一番の聴きどころになるでしょうか・・・ベースも強力です。
残りの(1)、(2)、(5)がバートンの入ったカルテットです。
コルトレーン系の重厚なバートンのテナーとエルヴィン張りのマクファーソンのドラムが絡む。
中に入るショシャンの力強く男勝りのピアノが聴けました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

Sergi Sirvent (p,vo) [S (piano)]

*SERGI SIRVENT & SANTI CARETA / ANACRONICS

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sergi sirvent(p,vo), santi careta(g)
2006/FRESH SOUND NEW TALENT/

1 You Do Something To Me
2 Soul Eyes
3 Dewey Square
4 I Love You, Porgy
5 In Walked Bud
6 Isfahan
7 Fam
8 El Petit Princep I Cadaques
9 I Fall In Love Too Easily
10 Look For The Silver Lining
11 What'll Do
12 Lush Life
13 La Balada DEl Trobador De Les Esferes

これは懇意のジャズ・クラブで知り合いになったジャズ・ファンに教えてもらったものです。
彼曰く、去年のベスト3の1枚でセルジ・サーベントは今一押しのピアニストだそうです。
13曲中3曲を除いてはスタンダード作品で占めらています。
たしかに1曲、1曲の解釈が新鮮で、スタンダードが瑞々しい感覚で現在に蘇ってきました。
私は(1)「YOU DO SOMETHING TO ME」の出だしの音を聴いてドキッとしましたよ。
(2)「SOUL EYES」では邦楽、日本の琴を思わせるフレーズが出てきて、これもまた新味。
サーベントもサンティ・カレタ(g)も幅広い表現力を持っているので聴き応えは十分です。
存分に二人のコラボレーションが楽しめるし、デュオ・アルバムとしても一級品だと思います。
スペインの”Fresh Sound New Talent”は新人発掘に力を入れているので目が離せません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

Serge Forte (p) [S (piano)]

*SERGE FORTE TRIO / LA VIE EN BLEU

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serge forte(p), claude mouton(b), laurent robin(ds)
2001/ELLA PRODUCTION/

1 La Chanson Des Vieux Ammants
2 La Vie En Rose
3 Je M'suis Fait Tout P'tit
4 Que Reste-t'il De Nos Amours
5 La Javanaise
6 Les Feuilles Mortes
7 Syracuse

フランスのセルゲ・フォルテ(p)・トリオの作品です。
知られている人なんでしょうか。
キース・ジャレット系の美しいタッチと力強さ持っています。
1曲づつの演奏時間が比較的長いのでじっくりと聴き込むことが出来ます。
ロマンティックな雰囲気のアルバムでこれからの秋の夜長に聴くにはぴったりだと思います。
聴き込むごとに味が出る好センスなピアノ・トリオの佳作です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Satoru Shionoya 塩谷哲 (p) [S (piano)]

*SATORU SHIONOYA TRIO / TRIO

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塩谷哲(p), hiroshi yoshino(b), hideo yamaki(ds)
2003/VICTOR/

1 Speak Our Language
2 Afterscent
3 Running An Errand
4 Overjoyed
5 Do You Still Care ?
6 Ruby Baby
7 Running More Errands
8 Storm Front
9 Sicilienne
10 Flying Shoes
11 Passage
12 Afterscent Dub-Mix
13 Puff The Magic Dragon

塩谷哲の初のアコースティック・ピアノ・トリオ作品だそうです。
色々と話題になることも多く、若い人には絶大な人気を誇ります。
現在はピアニスト、作編曲家、プロデューサーとして、幅広い分野で活躍中です。
全13曲中オリジナルは9曲、ピアニストとしての真価を聴くことが出来ます。

(中間系)

Satomi Kawakami 川上さとみ (p) [S (piano)]

*SATOMI KAWAKAMI TRIO / DIAMONDS

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川上さとみ(p)、池田潔(b)、田鹿雅裕(ds)
2010/M&I/

1 Royal Road
2 Lotus Blossom
3 Candles
4 Finger Talk
5 Bruh' Slim
6 Believing In You
7 Domingo
8 Brushing The Stars
9 Destiny
10 Dazzling
11 In Solitude
12 Falsity

川上さとみ(p)さんの新譜をライブ・ハウスで入手しました。
オリジナルが9曲にその他3曲の構成です。
それもケニー・ドーハム(tp)、ジミー・ヒース(ts)、ベニー・ゴルソン(ts)が選曲されました。
三者共に作曲の名手でバリバリのハード・バッパーですね。
これだけでも川上さんの目指すスタイルが分かると思います。
池田潔(b)さん、田鹿雅裕(ds)さんも好演していて絶好のピアノ・トリオ作品になっています。
私は一曲目の出だしを聴いただけでたまげました。
ライブで聴いた時とまったくイメージが違ったからです。
力強く、鋭いタッチ、スピード感、溢れ出るフレーズ、美しい音色・・・実にカッコ良かった。
ライブはカルテット編成のバックだったけどクールで繊細で研ぎ澄まされた感覚を感じました。
どちらが本物なのか、あるいは両方を兼ね備えているのか。
近々自己のトリオを聴いてみたいと思っています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Sarah Jane Coin (p) [S (piano)]

*SARAH JANE COIN TRIO / MOON SONG

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sarah jane coin(p), phil palobi(b), billy hart(ds)
chris potter(ts,ss)
2000/NAXOS/

1 A Pond Beneath The Moon
2 Last Cha-Cha In Longbeach
3 Moon Song
4 Samba Picara
5 Waltz For Fall
6 Blues For Chick
7 Suncycle
8 How Long Has This Been Going On
9 Solo Piano Medey
a.I'll Keep Loving You
b.Ballsad Of The Sad Young Men
c.What If

ジャズ仲間のMちゃんがお薦めの一枚です。
美人なんとかに弱い私を見事に突いてきました。
実際に美人ピアニストの美しい抒情的なピアノも魅力的ですがね。
このアルバムは表題曲のクリス・ポッターの素晴らしいサックスで決まりでしょう。
私はポッターのファンですが彼がこんなに渋いプレイをするとは思いませんでしたよ。
何度も繰り返し聴いてしまいました。
是非一度お試しあれ。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Sander Tournier (p) [S (piano)]

*SANDER TOURNIER / SANDER TOURNIER TRIO

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sander tournier(p), alekssander milosevic(b), jonas filtenborg(ds)
1997/Stemra/

76年生まれオランダのピアニストSANDER TOURNIER(サンダー・トゥルニエール)。
今でも時々聴いている愛聴盤です。
1990年代、ピアノ・トリオ名盤の一枚です。

(中間系)

Samuli Mikkonen (p) [S (piano)]

*SAMULI MIKKONEN TRIO / KOM ・LIVE

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samli mikkonen(p), anders jormin(b), audun kleive(ds)
1998/Gats Records/

フィンランドから届けられた、珠玉のピアノ・トリオ・アルバムがここに・・・・。
あの「ハバネラ」を思わせるヨーロピアン・テイスト溢れた北欧ジャズの秀作。
(帯中よりの抜粋)

Salvatore Bonafede (p) [S (piano)]

*SALVATORE BONAFEDE QUINTET / ORTODOXA

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fabrizio bosso(tp,flh), rosario giuliani(as,ss)
salvatore bonafede(p), pietro ciancaglini(b), roberto gatto(ds)
2000/RED/

イタリアのピアニスト、サルヴァトーレ・ボナフェデの作品。
ネオ・ハード・バップ盤です。
新進気鋭のトランペット奏者とアルト・サックス奏者のフロント2管。
注目のファブリジオ・ボッソとロザリオ・ジュリアーニの輝かしいプレイが聴けます。

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