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Mike Melito (ds) [M (drums)]

*MIKE MELITO QUINTET AND QUARTET / NEW YORK CONNECTIONS

image1199.jpg

jerry weldon(ts)(except3,9), peter bernstein(g)(1,3,4,6,10,11),
jeb patton(p), neal miner(b), mike melito(ds),
2016/Weebop Records/

1 Jet Stream (P. Bernstein)
2 Theme For Ernie (F.Lacey)
3 Wives And Lovers (B.Bacharach/H.David)
4 Five Will Get You Ten (S.Clark)
5 Up Over And Out (H.Mobley)
6 I Wished I Knew (B.Smith)
7 If Ever I Would Leave You (A.J.Learner/F.Loewe)
8 Indian Summer (V.Herbert)
9 Bolivia (C.Walton)
10 The Knife (O.Roberts)
11 Blues Okura (N.Miner)

ニューヨークで活躍中のマイク・メリト(ds)の新譜作品です。
メリトを聴くのは2枚目です。
前作はグラント・スチュアート(ts)とジョン・スワナ(tp)のフロント2管でした。
オーソドックスなハード・バップをやっていたのでここも手が伸びました。
メリトは特にフィリー・ジョー・ジョーンズ、ビリー・ヒギンス、アート・テイラーに影響を受けたとありました。
狙いが50~60年代のブルー・ノート盤となれば明らかにジャズ・メッセンジャーズのラインだと思います。

今作はテナー・サックスとギターのフロントで新味を出しています。
近年はこのようにピアノとギターの2コード楽器をぶつける編成も多いですね。
ぶつからないようにするのが腕の見せどころにもなりますね。
選曲を見ても分かるようにハード・バップ路線は歴然としています。
ソニー・クラーク(p)、ハンク・モブレイ(ts)、シダー・ウォルトン(p)が選ばれていました。
(2)、(5)、(7)、(8)はテナー・カルテット、(3)はギター・カルテット、(9)はピアノ・トリオです。

安心感のある4ビート・ジャズはリズムもハッキリしているので聴き易いです。
ピーター・バーンステイン(g)とジェブ・パットン(p)は安定感十分です。
テナーのジェリー・ウェルドンは新人かな・・・まだやや甘い所もあるけれど精進を期待しています。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)



*MIKE MELITO QUINTET & SEXTET / IN THE TRADITION

s363.jpg

mike melito(ds), grant stewart(ts), john swana(tp),
paul hofmann(p), neal miner(b), bob sneider(g)(3,5,6,8,9)
2008/Mike Melito/

題名が「IN THE TRADITION」は予想通り、4ビートのホッとする演奏が詰まっていました。
リーダーのマイク・メリト(ds)をはじめ、ピアニスト、ベーシスト、ギタリストは初見です。
ここではグラント・スチュアート(ts)とジョン・スワナ(tp)の組み合わせに興味を持ちました。
私はテナー・サックスとトランペットのフロントが大好きで見かけると大抵買うことになります。

曲目はソニー・クラーク(p)、バリー・ハリス(p)、ハンク・モブレイ(ts)、タッド・ダメロン(p)など、
スタンダードの(6)「SKYLARK」、オリジナルの2曲を含めて嬉しい選曲になっています。
実にやわらかい仕上がりで聴きやすいです。
間違いなく楽しめるアルバムだと思いましたが事実その通りになりました。

ドラマーのリーダー・アルバムにはハズレが少ないですがここでも人選に成功したと思います。
グラント・スチュアート(ts)とジョン・スワナ(tp)がいいです。
二人ともいまひとつ大人しい感じなので、でしゃばることが少なく好センスなプレイヤーですね。
反面、なにか物足りないところがあるのも事実・・・でも、ここではそれが見事に生きました。
ギター入りのセクステットは珍しいけれど、メリトのトータルなサウンド作りが素晴らしい。
ボサノバ好きには(3)「THE DOLPHIN」も入っていてソツがありません。
むずかしいことは何もない、選曲、構成もよく考えられているので安心してお薦めできます。
ただ、自主制作盤だと思えるので入手は困難かもしれませんね。
同じドラマーのジョー・ラ・バーベラが絶賛のコメントを寄せています。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(くつろぎ系)

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