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Hank Crawford (as) [H (sax)]

*HANK CRAWFORD / CRUNCY TIME

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hank crawford(as), jimmy mcgriff(org)
melvin sparks(g), cornell dupree(g), bernard purdie(ds)
1999/MILESTONE/

ハンク・クロフォードとジミー・マクグリフの双頭コンボによる、 典型的なR&B系のオルガン・ジャズです。
ゲストのコーネル・デュプリーに引かれて買いましたが、クロフォードも20年振りです。
ファンキー、ソウルと言う表現がピッタリのアルバムで嬉しくなってしまいました。
最近、あっちこっちでオルガン・ジャズが流行していますが、
オルガン・ジャズはやっぱりこうでなくては、という感じがしますよ。
スタンダード曲、「WITHOUT A SONG」のバラードも渋いです。
自然に身体が動いてしまう好盤です。
単純に楽しく聴くのには格好の一枚だと思います。

「Sandu」、「What's Goin' On」、「Without A Song」、「The Preacher」

(くつろぎ系)



*JIMMY McGRIFF & HANK CRAWFORD QUARTET / RIGHT TURN ON BLUE

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jimmy mcgriff(org), hank crawford(as),
rodney jones(g), jesse hameen(ds)
1994/TELARC/

この半月ほど体調不良で好きなライブも外出も出来ずじまい。
家に篭っていたのでネット・ショッピングをしてしまいました。
久し振りにCDの爆買いをしたんだけどコテコテ系サックス奏者のアルバムです。
アーネット・コブ、ジミー・ホレスト、アイク・ケベック、ウィリス・ジャクソン、ドン・ウィルカーソン、
スタンリー・タレンタイン、メシオ・パーカー、ハンク・クロフォードといったところです。
しばらくはギンギンのソウル、ファンク、ブルース路線に浸ってみたいと思っています。
ワン・パターンなんだけど、ノリのいいこういうのを聴いているとなんか元気が出るような気がしました。

そんな中でまず気に入ったのは比較的新しいジミー・マクグリフ&ハンク・クロフォードのこのアルバムです。
レイ・チャールス・グループに在団したクロフォードはソウル系サックス奏者の見本みたいな存在です。
クロフォードは今年の1月に亡くなったばかり、74歳でした。・・・合掌。
今作はコテコテではあるけれどスマートな雰囲気を併せ持っているのが特徴です。
オルガンのマクグリフとクロフォードのコンビネーションも定評のあるところで聴き易いです。
(4)、(8)のバラードでは泣きアルト、(7)、(8)の強烈なグルーブ感が一番の聴きどころになります。
ただ、(6)「TEACH ME TONIGHT」はもっとムードが欲しかったけど。
もう一つの聴きどころはロドニー・ジョーンズのギター・プレイにあります。
彼には↓の素晴らしいアルバムがあるので是非聴いてみて下さい。
ケニー・カークランドの参加が貴重です。

*RODNEY JONES QUARTET / DREAM AND STORIES (Savant/2005)
rodoney jones(g), kenny kirkland(p), marc johnson(b), jeff"tain"watts(ds)

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(くつろぎ系)



*HANK CRAWFORD / MR BLUES & MR.BLUES PLAYS LADY SOUL

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1968~1969Rec/Atlantic/

ミスター・ブルースと呼ばれたハンク・クロフォードの2in1アルバム。



*HANK CRAWFORD / INTRODUCING

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I961~1969Rec/Atlantic/

レイ・チャールス・バンドで活躍したハンク・クロフォードのオムニバス盤。

Hamiet Bluiett (bs) [H (sax)]

*HAMIET BLUIETT / WITH EYES WIDE OPEN

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hamiet bluiett(bs)
ed cherry(g), jaribu shahid(b), nasheet waits(ds)
2000/JUSTIN TIME/

1 Africa / Island Song
2 Sing Me A Song Everlasting
3 Monk & Wes
4 Enum
5 Song For Camille
6 1529 Gunn Street
7 Mystery Tune
8 Deb
9 With Eyes Wide Open

バリトン・サックス奏者をもう一人紹介したいと思います。
ハミエット・ブルーイットは1940年生まれの現在76歳ですが健在のようです。
ジャズ史上現在まで最もパワフルで過激なバリトン奏者として知られています。
彼もまたチャールス・ミンガス(b)グループの出身で60年代には前衛の洗礼も受けています。

忘れていけないのが「ワールド・サキソフォン・カルテット」でサックス4本のユニークなグループで人気がありました。
ハミエット・ブルーイット(bs,afl,acl)、ジュリアス・ヘンフィルl(as,ss,fl)、オリバー・レイク(as,ts,ss,fl),、デヴィッド・マレイ(ts,bcl)
前衛的なサックス奏者の集まりなので実験的要素もあったと思います。
重量級で個性的なサウンドは意外なほどファンに受け入れられました。

なお日本にも「サキソフォビア」というグループがあるので機会があれば是非聴いてみて下さい。
井上 "JUJU" 博之(sax)、岡 淳(sax)、緑川 英徳(sax)、竹内 直(sax)

今作は全9曲、オリジナルが7曲、残り2曲がミンガスの同僚だった故ドン・プーレン(p)の作曲です。
ところどころでフリー・トーンをまじえながら重量感のあるバリトン・サウンドが楽しめます。
エド・チェリーのギターがまた良くて各所で輝きを放っていてその存在感は抜群です。
変幻自在に展開するナシート・ウェイツのドラミングとジャリブ・シャヒドのベース・プレイも聴きどころになります。
ギター・トリオをバックにしてのバリサクのワン・ホーン・アルバムとしては聴かせる1枚です。

(まじめ系)



*HAMIET BLUIETT SEXTET / YOUNG WARRIOR, OLD WARRIOR

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hamiet bluiett(bs), jack walraph(tp), mark shim)ts),
larry willis(p), keter betts(b), jimmy cobb(ds)
1995/Mapleshade/

ベテラン・プレイヤー5人が若手の注目株のマーク・シムを迎え撃つ構図です。
全8曲はメンバーのオリジナル7曲とその他1曲の構成です。
珍しいのはミンガス時代の仲間のジャック・ウォルラフ(tp)が参加していること。
重量級の分厚いアンサンブルが聴けました。

「Blue'N Boogie」

Hal McKusick (as) [H (sax)]

*HAL McKUSICK QUARTET / HAL McKUSICK

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hal mckusick(as)
barry galbraith(g) milt hinton(b) osie johnson(ds)
1955/Bethlehem

ハル・マキュージックは1955年代に活躍しながらプッツリと
表舞台から消えてしまった幻のアルト・サックス・プレイヤーです。

寡作なのでハルのアルバムはどれも貴重です。
クールで繊細な音色とギターが絡むサウンドはユニークでもあります。

「You Don't Know What Love Is」、「What's New」、
「They Can't Take That Away From Me」、etc

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