SSブログ

Joe Sample (p) [J (piano)]

*JOE SAMPLE / THE PECAN TREE

sonet1113.jpg

joe sample(p), jay anderson(b), larry aberman(ds)
dean parks(g), lenny castro(per), peter wolf(synth)
lizz wright(vo)(3,5), howard hewett(vo)(7,9), etc
2002/VERVE/

1 The Pecan Tree
2 Hot And Humid
3 No One But Myself To Blame
4 X Marks The Spot
5 Fool's Gold
6 Spanish Moss
7 In A Heartbeat
8 El Dorado
9 With These Hands
10 The Texas Two Step
11 Memories

「今週のジャケット」にクルセイダースを取り上げたことから近作が気になりました。
ジョー・サンプル(p)のこの作品は知っていたのですがなぜかその時は手が伸びませんでした。
今回改めて入手して聴いてみたところ、これがまあー、大当たりで良かったです。
昔ながらのジョー・サンプルやクルセイダースのサウンドのエッセンスがいっぱい詰まっていました。
2曲を除いてサンプルのオリジナル、美しいメロディとピアノが聴けます。
二人のヴォーカリストもサンプルのお眼鏡に適っただけにいい雰囲気を出しています。
いいなあー、この懐かしいフュージョン・サウンドは実に心地良いです。
一枚を通して飽きずに聴けるアルバムです。
フュージョン・ファンなら是非聴いてみて下さい。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(くつろぎ系)



*JOE SAMPLE / FEATURING LALAH HATHAWAY

sonet1112.jpg

joe sample(p), lalah hathaway(vo)
jay anderson(b), walfredo reyes(ds), kirk whalum(ts)
michael thompson(g), lenny castro(per), david delhomme(syn)
1999/pra/

ジョー・サンプルがレイラ・ハザウェイをフィーチャーしたR&B系の落ち着いたアルバムです。
名曲「ストリート・ライフ」のリメイクも聞きものです。
真夜中にそっと聴くのがいい感じかな。

「Fever」、「Street Life」、「For All We」

(くつろぎ系)



*JOE SAMPLE TRIO & GUEST / OLD PLACES PLD FACES

sonet1111.jpg

joe sample(p), jay anderson(b), lenny castro(per),
charles lloyd(ts), ralph penand(s), dean parks(g)
1996/Warner Bros/

ジョー・サンプルとチャールス・ロイドのコラボレーションが最高。
ずっと聴き続けているアルバムで掛け値なしの愛聴盤です。



*JOE SAMPLE / CARMEL

sonet1110.jpg

joe sample(p), etc
1979/MCA/

名作「Rainbow Seeker」に続く傑作アルバムです。



*JOE SAMPLE / RAINBOW SEEKER

sonet1109.jpg

joe sample(p), etc
1978/MCA/

ジョー・サンプルの代表作の一枚です。

Joe Kienemann (p) [J (piano)]

*JOE KIENEMANN TRIO / LIEDGUT

sonet1108.jpg

joe kienemann(p), henning sieverts(b), guido may(ds)
2001/yvp/

ジョー・キーネマンはドイツのベテラン・ピアニスト。
ストレートでスイング感溢れる演奏には定評があります。

Joe Haider (p) [J (piano)]

*JOE HAIDER TRIO / A SUNDAY IN SWITZERLAND

sonet1107.jpg

joe haider(p), daniel aebi(ds), giorgos antoniou(b)
2004/JHM RECORDS/

スイスのベテラン・ピアニスト、ジョー・ハイダーの新作ではスマートで洗練されたピアノ・トリオが聴けます。
トリオのバランスも良く、スイング感溢れる上品なピアノ・トリオは安心してお薦め出来るアルバムです。
反面、 刺激を求める人にはやや物足りなさが残るかもしれません。
全8曲はオリジナルが5曲、ジョン・コルトレーン(ts)の曲が目を引きますがこれもごく自然に演奏されています。
良く知られたモダンジャズの名曲、「ON GREEN DOLPHIN STREET」でその実力の程が分かるでしょう。
スイスはモントルー・ジャズ・フェスティバルの開催地でジャズとの結び付きが強くそのレベルは相当に高いです。
ティエリー・ラング(p)やフランコ・アンブロゼッティ(tp、fhn)、人気のジョージ・ロバート(as)などもそうですね。

「On Green Dolphin Street」

(中間系)



*JOE HAIDER TRIO '71 / KATZENVILLA

sonet1106.jpg

joe haider(p), isla eckinger(b), pierre favre(ds)
1971/JHM Records

ジョー・ハイダーはスイスのピアニスト、ヨーロッパ・ピアノ・ブームの要因になった一人。
強靭なタッチと抜群のリズム感の持ち主です。
ヨーロッパ・ピアノ・トリオ名盤の一枚。

(中間系)

Joe Cartwright (p) [J (piano)]

*JOE CARTWRIGHT TRIO / SOUL EYES

sonet1105.jpg

joe cartwright(p), bob bowman(b), todd strait(ds)
2004/LAFAYETTE MUSIC/

ジョー・カートライト(p)は初見ですが、米中部ミズーリ州のカンサス・シティで活動しているようです。
アメリカは広いので各地にこのような名手がちらばっているのでしょうね。
”Lafayette Music”というのもまったく知らないレーベルでした。
オーソドックスなピアノトリオのソフトで落ち着いた感覚のライブ盤で聴きやすいです。
上品で筋の良いピアノトリオは、反面、刺激に欠けるという印象はまぬがれません。
でも、選曲はなかなか面白いですよ。
全7曲はヘンリー・マンシーニ~シダー・ウォルトン~パット・メセニー~ジョージ・ガーシュイン
~ウェイン・ショーター~マル・ウォルドロン~唯一のオリジナルと続きます。

(中間系)

Jodie Christian (p) [J (piano)]

*JODIE CHRISTIAN TRIO / BLUE HOLIDAY

sonet1104.jpg

jodie christian(p), eddie de haas(b), wilbur campbell(ds)
1994/SteepleChase/

ジョディ・クリスチャンはシカゴ派のピアニスト。
典型的なシカゴの「HOMETOWN・ピアニスト」だったのであまり外には出ません。
その彼が珍しくヨーロッパで録音したのがこのアルバムです。
ブルース・フィーリングも強く、よくスイングするピアノ・スタイルは心地良いです。

スタンダードは「Falling In Love With Love」、「Alone Together」、
「Take The A Train」、「How Insensitive」の4曲。

(中間系)

Joanne Brackeen (p) [J (piano)]

*JOANNE BRACKEEN / PINK ELEPHANT MAGIC

sonet1103.jpg

joanne brackeen(p), john patitucci(b), horacio "el negro" hernandez(ds)
nicholas payton(tp), chris potter(as), dave liebman(as), kurt elling(vo)
1999/ARKADIA/

個性派ベテラン女性ピアニストのジョアン・ブラッキーンの新作です。
ゲストにニコラス・ペイトン、クリス・ポッター、デイヴ・リーブマン等を迎えて、
中々に聴き応えのあるアルバムに仕上がっています。
10曲中7曲が彼女のオリジナルで占められ、非凡な作曲能力を持っていることが良く分かります。
ヴォーカルのカート・エリングはニューヨークの香りがプンプンの好演、
全体的に個性的なジャズを聴くことが出来ますよ。

「Wave」、「Tico Tico」

(中間系)

Jessica Williams (p) [J (piano)]

*JESSICA WILLIAMS TRIO / LIVE AT YOSHI'S

sonet1102.jpg

jessica williams(p), ray drummond(b), victor lewis(ds)
2004/MAXJAZZ/

私が初めてジェシカ・ウイリアムス(p)の名前を知ったのは90年代の最初でした。
コンコード・レーベルの名物ソロピアノ・シリーズの「ライブ・アット・メイベック・リサイタル・ホール」です。
彼女の90年代から最近までの活躍は目覚しいものがあります。
ルーツはセロニアス・モンク(p)でそれに独自の個性が加わって女性ジャズ・ピアニストとしては指折りの存在です。
最初はちょっととっつきにくい感じもするかもしれませんが聴いていると段々に味が出てきます。
けれん味がなく自然体なのがいいですね、
その女性らしい繊細でしなやかなタッチは魅力に溢れています。
抜群のテクニックに絶妙なスイング感とリズム感、さりげなく魅力的なフレーズが飛び出してきます。
ほんのりとした色気を感じるのは私だけではないでしょう。
「YOU SAY YOU CARE」、11分を越す長丁場の「ALONE TOGETHER」の演奏も素晴らしいですよ。
歌物の「I WANT TO TALK ABOUT YOU」やモンクの「MYSTERIOSO」も聴けます。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)



*JESSICA WILLIAMS SOLO / ALL ALONE

sonet1101.jpg

jessica williams(p)
2003/MAX JAZZ/

ジェシカ・ウイリアムスのソロ・ピアノです。
全12曲はオリジナル4曲とスタンダード8曲の構成です。
オリジナルには秋吉敏子さんに捧げた曲もあります。
独特のフィーリングにはジェシカ・ワールドが広がっています。

「As Time Goes By」、「In A Sentimental Mood」、「Warm Valley」、
「All Alone」、「They Say It's Wonderful」、「Don't Explain」、etc



*JESSICA WILLIAMS TRIO / HIGHER STANDARDS

sonet1100.jpg

jessica williams(p), dave captein(b), mel brown(ds)
1997/CANDID/

ジェシカ・ウイリアムスのスタンダード作品集です。
一筋縄ではいかないスタンダード解釈は斬新で刺激的です。

「Get Out Of Town」、「When Your Lovers Has Gone」、「Mack The Knife」、
「A Night In Tunisia」、「East Of The Sun」、「Solitude」、「Midnight Sun」、etc



*JESSICA WILLIAMS SOLO / ARRIVAL

sonet1099.jpg

jessica williams(p)
1994/Jazz Focus/

ジェシカ・ウイリアムス(p)のソロ・ピアノです。
大好きなファラオ・サンダース(ts)の「The Creator has A Masterplan」が入っていた。
全体的に上手い人にありがちな弾き過ぎるところがあるかも。

「Birks Works」、「I've Never Been In Love Before」、「Misterioso」、
「Ruby, My Dear」、「The Creator has A Masterplan」、「Mood Indigo」



*JESSICA WILLIAMS TRIO / IN THE POCKET

sonet1098.jpg

jessica williams(p), jeff johnson(b), dick berk(ds)
1994/Hep Jazz/

ジェシカ・ウイリアムス(p)は独特のタッチと間合いを持っています。
クラシックで鍛えられたテクニックも抜群です。

「Weirdo」、[A Gal In Calico」、「I Realy Love You」、「Driftin」、
「Cheek To Cheek」、「Ghost Of A Chance」

Jef Neve (p) [J (piano)]

*JEF NEVE TRIO / IT'S GONE

sonet1097.jpg

jef neve(p), piet Verbist(b), Teun Verbruggen(ds)
bert joris(tp), fredrik heirman(tb), etc
2004/Vzw Contour/

ベルギーの代表的ピアニスト、ジェフ・ニーヴの作品です。
流麗、華麗で幻想的なピアノが聴けました。

Jean-Pierre Mas (p) [J (piano)]

*JEAN-PIERRE MAS / RUE DE LOURMEL

sonet1096.jpg

jean-pierre mas(p), cesarius alvim bothelo(b)
1976/owl/

ジャン・ピエール・マスはフランスのピアニスト、
強烈な印象を残すデュオ・アルバムです。
ヨーロッパ・ピアノ名盤の一枚。

Jean-Michel Pilc (p) [J (piano)]

* JEAN-MICHEL PILC QUINTET / CARDINAL POINTS

image556.jpg

jean-michel pilc(p), sam newsome(ss),
james genus(b), ari hoenig(ds), abdou m'boup(per),
francois moutin(b)(Trio Sonata)
2003/Dreyfus/

1 Fred's Walk
2 South
3 West
4 North
5 East
6 Ari's Mode
7 Mood Indigo
8 Cardinal Points
9 Trio Sonata-Part 1
10 Trio Sonata-Part 2
11 Trio Sonata-Part 3
12 Trio Sonata-Part 4
13 BBB

久々にジャン-ミシェル・ピルク(p)を聴いてみようかと手が伸びました。
前回聴いた時は才気がほとばしる先鋭的な演奏を聴かせてくれました。
まぁ~、あまりに刺激的でちょっと疲れたけれど・・・

ジャン-ミシェル・ピルクは1960年フランス生まれ、今作の録音時は43歳でした。
ピアノは独学というんだから凄い・・・天才肌のジャズ・ピアニストです。
ルーツはセシル・テイラーやマッコイ・ターナーにあると思います。
特にセシルの影響が強くて強靭なタッチと幾何学模様のサウンドが特徴です。
ピルクは強力な左手を持っています。

全12曲は1曲を除いて全て自身のオリジナルです。
それも(2)~(5)と(9)~(12)が組曲風になっています。
どの曲も一筋縄ではいきません・・・縦横無尽な展開で予想外の音が飛び出てきます。
前衛的かつ即興性に富むジャズそのもののサウンドは貴重です。
軟弱なピアノ・トリオに不満があるならこのジャン-ミシェル・ピルクを聴いてみたらどうかな。
それほど斬新で鋭角的な音を持っています。
いつも聴きたいとは思わないけれど、たまに聴くと心が洗われるような気がします。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)



*JEAN-MICHEL PILC TRIO / WELCOME HOME

sonet1095.jpg

jean-michel pilc(p), francois moutin(b), ari hoenig(ds)
2002/DREYFUS/

1 So What
2 I Got It Bad And That Ain't Good
3 Stella By Starlight
4 Autumn In Newfane
5 Colchiques Dans Les Pres
6 Solitude
7 Cousin Mary
8 Giant Steps
9 Tenderly
10 Welcome Home
11 Serial Mither Blues
12 Scarborough Fair
13 Rhythm-A-Ning
14 Beginning

フランスのジャン-ミシェル・ピルク・トリオ、3人の才気がほとばしる刺激的なトリオだと思いました。
まずはマイルス・デイビス(tp)の「ソー・ホワット」の意表をつく展開に驚かされます。
時々ピョーンと飛んでいる音使いをするし、ベースがププププと絡むのも面白いです。
ドラムスも強力、3人共にフリーの経験を踏んできたのではないでしょうか。
3人がジャズの巨人達の作品をどう料理しているのか。是非聴いてほしいですね。
力量は十分、演奏も熱い、なかなかに個性的で奥が深い魅力あるトリオだと思います。
万人向けではありませんがこれにはハマってしまう人もいるのではないでしょうか。
私が愛聴盤にしなかったのは愛聴するにはちょっと疲れるからです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。