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Ann Burton (vo) [A (vocal)]

*ANN BURTON / NEW YORK STATE OF MIND

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アン・バートン(vo)、
マイケル・レイジ(p)、バスター・ウィリアムス(b)、グラディ・テイト(ds)
1979Rec/Apollon/

1 New York State Of Mind
2 You Started Something
3 I Can Dream, Can't I
4 All Or Nothing At All
5 Come In From The Rain
6 Tell Me More And More And Then Some
7 The Night We Called It A Day
8 Something So Right
9 All Too Soon
10 Soon
11 Never Never Land

握りしめた手をはなさずにコーヒーのんだ
時がやさしく流れていった アン・バートンと・・・・・
(帯中よりの抜粋)

アン・バートンの歌声と歌唱法には心が癒されます。

Anita Baker (vo) [A (vocal)]

*ANITA BAKER / THE SONGSTRESS

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aita baker(vo)
1983/Elektra/

1 Angel
2 You're The Best Thing
3 Feel The Need
4 Squeeze Me
5 No More Tears
6 Sometimes
7 Will You Be Mine
8 Do You Believe Me

アニタ・ベイカーはソウル・ブラック・ミュージック系の歌手です。
ゆったりとしたノリが心地良いです。

Alexis Cole (vo) [A (vocal)]

*ALEXIS COLE / CLOSE YOUR EYES

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alexis cole(vo),
john di martino(p), james cammack(b), duduka da fonseca(ds)j
2013/Venus/

先日のオフ会でTさんが聴かせてくれたアルバムです。
アレクシス・コールの名前は知っていましたが聴いたのは初めてです。
ジャケットを見ればその話題になるのは当然の流れか。
本人がモデルと聞いて、「へぇ~、そうなんだ」と手が伸びました。
バックがロマンチック・ピアノのジョン・ディ・マルティーノです。

スタンダード作品集ですが選曲はよく考えられています。
今作にはアレクシスの魅力が溢れていて素晴らしいと思いました。
声質良し、歌は上手いし、何より独特のノリと表現力を持っています。
ホーン的アプローチが新鮮かつ個性的で飽きさせません。
それぞれの曲に私が持つヴォーカル・イメージよりちょっとずれるところが実に魅力的です。
私的ベストはマルティーノとのデュオ・・・カーマイケルの(7)「Small Fry」です。
マルティーノ・トリオ全開の(5)「In The Still Of The Night」も良かった。
ゆったりと歌われた(2)「I've Got You Under My Skin」も好みの展開。
表題曲の(10)「Close Your Eyes」はもちろんのこと、全体的な雰囲気は抜群です。
トリオの好演も相まって、その他の曲も聴きどころが多くて目移りしました。

ワン・フォー・オールとの共演盤も聴いてみたくなったけど・・・。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)



* ALEXIS COLE / YOU'D BE SO NICE TO COME HOME TO
With One For All

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alexis cole(vo),
eric alexander(ts), jim rotondi(tp), steve davis(tb),
david hazeltine(p), john webber(b), joe farnsworth(ds)
2010/Venus/

1 Golden Earrings
2 I Will Wait For You
3 Moon River
4 Delilah
5 Cry Me A River
6 Alone Together
7 A Beautiful Friendship
8 All The Things You Are
9 So In Love
10 You've Changed
11 You'd Be So Nice To Come Home To

アレクシス・コール(vo)の今作は発売時に話題になったのを覚えています。
それはエリック・アレキサンダー(ts)が中心の「ワン・フォー・オール」がバックにいたから。
近年フロント3管のレギュラー・セクステットを聴く機会は少なくなりました。
そんな中で「ワン・フォー・オール」は貴重なグループになっています。
重厚なアンサンブルをバックにアレクシスが歌い上げるとなれば注目度は十分でした。
一枚で二つが聴ける徳用盤です。

全11曲はよく知られたスタンダードが中心です。
アレクシスは大人のムードがいっぱいで貫禄のアルバムに仕上がっています。
バックのメンバーとの絡みにも注目しました。
バックがバックにだけに各ソロも充実していてジャズ度は相当に高いです。
聴きどころは多いけど、ここで一番好きな曲は(7)「A Beautiful Friendship」です。
(8)「All The Things You Are」と(10)「You've Changed」も良かった。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

Al Jarreau (vo) [A (vocal)]

*AL JARREAU / ACCENTUATE THE POSITIVE

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al jarreau(vo)
keith anderson(ts), larry williams(p,arr), anthony wilson(g)
christian mcbride(b), mark simmons(ds), luis conte(per)
peter erskine(ds), larry goldings(org), tollak ollestad(hca) etc
2004/VERVE/

1 Cold Duck
2 The Nearness Of You
3 I'm Beginning To See The Light
4 M Foolish Heart
5 Midnight Sun
6 Ac-Cent-Tchu-Ate The Positive
7 Betty Bebop's Song
8 Waltz For Debby
9 Groovin' High
10 Lotus
12 Scootcha-Booty

実にアル・ジャロウ(vo)のアルバムを購入したのは何年ぶりになるでしょうか。
大物なのに優に20年は超えていると思います。
今回、彼がスタンダード作品集を出すというので俄然興味がわきました。
プロデュースが売れ筋得意のトミー・リピューマというのではなおさら興味津々です。
どういう風に料理されているかは聴いてみないとわかりませんからね。
さすがに声の衰えは隠せませんが当然ながらその味わいは深まっていました。
(2)~(5)の良く知られたスタンダード・ナンバーが最大の聴きものでしょうか。
原曲とはちょっと違った雰囲気でそれぞれのアレンジに趣向が凝らされており面白かったです。
特に(2)、(4)のバラードは何回も聴いてしまいました。
まろやかな癒し系の声質は健在なのでこの夏に癒されたい方には最適だと思います。

(くつろぎ系)

Akiko (vo) [A (vocal)]

*AKIKO / LITTLE MISS JAZZ & JIVE GOES AROUND THE WORLD !

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akiko(vo)
2008/VERVE/

1 It Don't Mean A Thing
2 Around The World
3 Flat Foot Floogie
4 Is You IsOr You Ain't My Baby
5 I Want You To Be My Baby
6 Mr.Sandman
7 I'm Beginning To See The Light
8 The Music Goes 'Round And 'Round

akikoのルーツである、40~50年代にアメリカの黒人の間で流行した、ジャズとロックンロールの合体形であるダンス・ミュージック= ジャンプ&ジャイヴのカヴァー集。
ジャズ・スタンダートとしてもお馴染みのナンバーが、小西康陽氏(元ピチカート・ファイヴ)の
アレンジでお洒落にドレスアップ。最高に楽しく、最高に踊れます!
(ライナー・ノーツより)

ノリノリのジャズ・スタンダード作品集です。

(くつろぎ系)



*AKIKO / GIRL TALK

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akiko(vo)
manuel rocheman(p,fend), michel zenino(b), stephane fouchet(ds)
sylvain beuf(ts)
2001/VERVE/

1 Spring Can Really Hang You Up The Most
2 Love Is Here To Stay
3 Don' Cha Go Way Mad
4 Crazy He Calls Me
5 Close Your Eyes
6 Girl Talk
7 Sweet Georgia Brown
8 Fly Me To The Moon
9 Night And Day
10 Autumn Leaves
11 Honeysuckle Rose
12 Born To Be Blue
13 Rim Shot On & On

名門ジャズ・レーベルのヴァーヴからデビュー・アルバムを出したシンデレラ・ガールです。
日本人女性歌手としては初めてだそうですがまだ20代の大型新人です。
フランスのパリで録音されました。全曲本人がアレンジもしています。
特別ジャズばかりを歌っていたわけではないようなので幅広い音楽性の持ち主です。
声に艶があり中々かわいらしいです。私はテンポが素晴らしいと思いました。
歌詞を大事に歌っている点にも好感を持ちました。
さすがにまだ若いですから深みとか渋みとかが物足りませんが今後に期待しましょう。
成長力を秘めているので先行投資のやや甘めのゴールド・ディスクかも知れませんね。

[ Swing Journal : ゴールド・ディスク ]

(中間系)

Aaron Neville (vo) [A (vocal)]

*AARON NEVILLE / NATURE BOY

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aaron neville(vo)
rob mounsey(p,org,key), ron carter(b), grady tate(ds)
anthony wilson(g), linda ronstadt(vo)(3), roy hargrove(tp,fhn)(2,3,10)
ray anderson(tb)(4), michael brecker(ts)(5,9), charles neville(ts)(11)
ry cooder(g), and others
2003/VERVE/

1 Summertime
2 Blame It On My Youth
3 The Very Thought Of You
4 The Shadow Of Your Smile
5 Cry Me A River
6 Nature Boy
7 Who Will Buy ?
8 Come Rain Or Come Shine
9 Our Love Is Here To Stay
10 In The Still Of The Night
11 Since I Fell For You
12 Danny Boy

ブルース、ゴスペル系の歌手のアーロン・ネヴィルのスタンダード作品集です。
ファルセットを使った独特の歌い方なので異色のジャズ・スタンダード集と言えるでしょう。
最初はなんとなくしっくりとこなかったのですが聴いているうちに慣れてきたのか違和感が薄れてきました。
ロン・カーター(b)、グラディ・テイト(ds)はレギュラー、ロイ・ハーグローブ(tp)にマイケル・ブレッカー(ts)とゲスト陣も豪華ですね。
(3)のリンダ・ロンシュタット(vo)とのデュオなんかいいですよ。
その他にも(2)、(5)、(9)、(12)なんかも印象に残りました。
ポップスやロック系の歌手でもある程度の年齢になってくるとスタンダードをやりたくなるようです。
やはり歌いこなすにはそれなりの人生の経験が必要なんでしょうね。
同様の企画では以前カントリーのウイリー・ネルソンのスタンダード集が大ヒットしました。
これは売れたのでたしか3部作まで出たはずです。
興味があれば是非聴いてみて下さい。

(くつろぎ系)

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