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Takeshi Ohbayashi 大林武司 (p) [T (piano)]

*TAKESHI OHBAYASHI TRIO / MANHATTAN

image1189.jpg

takeshi ohbayashi(p,synth), yasushi nakamura(b), nate smith(ds), (1,5,6,7)
takeshi ohbayashi(p,synth), tamir shmerling(b), terrilyne carrington(ds), (2,3,4,8)
2016/Somethin'cool/

1 World Peace
2 Cill My Landlord
3 Heart
4 Cyclic Ridge 2
5 In Walked Bim
6 One For Sonny
7 Untitled Bossa
8 Steal Heel

注目の若手ピアニストの一人、大林武司さんの作品です。
大林さんは「ニュース・ステーション」のテーマ曲でお馴染みですね。
ここの「ニュー・センテュリー・ジャズ・クインテット」をユリシス・オーエンス・Jr(ds)と共に率いています。
そんな彼が初めて出したトリオ作品ということで手が伸びました。

全8曲は全て自身のオリジナルです。
中村恭士(b)さんとネイト・スミス(ds)&タミール・シュマーリング(b)とテリリン・キャリングトン(ds)の2組。
4曲づつ2セットのトリオが聴ける徳用盤です。
今作は大林さんがアメリカで生活した10年間のまとめ的作品と位置付けられています。
それだけに多種多様な音楽的要素が含まれていて興味深く聴くことが出来ました。

あくまで中心は大林さんでそのピアノの音が際立つように録音されています。
クリアで鋭い音色を持っています。
私は弾き過ぎないのがいいと思いました。
私のお気に入りは(5)「In Walked Bim」と(6)「One For Sonny」と続く2曲です。
最もジャズっぽい雰囲気が味わえました。
ここの「Sonny」はソニー・クラーク(p)をイメージしたとのことです。
その他にも聴きどころが満載でお勧めの一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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Olegario Diaz (p) [O (piano)]

*OLEGARIO DIAZ QUINTET & SEXTET / ALEPH IN CHROMATIC

image1187.jpg

alex sipiagin(tp), bobby franceschini(ts,fl),
olegario diaz(p), james genus(b), nate smith(ds),
nene quintero(per)(1,3,7,8)
2016/Smoke Sessions/

1 Glolnick (O.Diaz)
2 Run Tino Fun (O.Diaz)
3 Aleph (O.Diaz)
4 Ivonne (O.Diaz)
5 Yours Is My Heart Alone (F.Lehar)
6 Samba Ghandi (O.Diaz)
7 Broadway And 96th (O.Diaz)
8 Pra Vose (O.Diaz)
9 Thinking Of You (H.Ruby / B.Kalmar)

オレガリオ・ディアス(p)は初見、ベネズエラ出身のラテン・ジャズ・ピアニストです。
CDショップではラテン系ハード・バップの大推薦盤とありました。
面白そうだと手が伸びましたが聴いてみると予想以上に聴き応えがありました。
全体を覆う切れ味鋭くスピード感溢れる演奏はまさにラテン系ハードバップの好盤です。
今作はディアズのスティープルチェースにおける4枚目のアルバムだそうです。

全9曲は自身のオリジナル7曲とその他2曲の構成です。
ラッパ&テナーのフロント2管はモダン・ジャズの王道で私が一番好きな組み合わせです。
アレックス・シピアギンはお馴染みのトランぺッターですがボビー・フランチェスチーニ(ts)は初見。
これが中々に新鮮な組み合わせでコンビネーションも良く聴き耳を立ててしまいました。
ディアスのピアノはゆったりとしたスイング感を持ち重量級で安定感があります。
ネイト・スミスの存在感のあるドラミングにも注目しました。

私的ベストはパーカッションが入りのいかにもラテン系の曲想を持つ(3)「Aleph」です。
同系統の(8)「Pra Vose」も良かった。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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